六龍が飛ぶ

六龍が飛ぶ 61話・62話・63話 あらすじと感想






六龍が飛ぶ 육룡이 나르샤 65話ヴァージョン

第61話 あらすじ

チョンニョンはヨニを人質としてバンジを誘き出すことに成功。バンジをドジョンの元に向かわせるため、ヨニは自らの死を持ってバンジを説得する。一方、バンウォンらはついに挙兵してナム・ウンの別邸を襲撃。シム・ヒョセンらの殺害後に三軍府を占拠し、イ・スクポンの軍に王宮を包囲させる。だが、ドジョンとナム・ウンの所在がわからない。焦るバンウォンの元に意外な人物が訪ねてくる…。

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shironeko20さん

第61話 感想

住職達に襲われるヨニ。バンジが駆けつけますが、一足遅かったみたい。ハ・リュンが兵を連れてバンウォンに合流します。未来歴史書を書いてきたんですね。この先書いた通りになるでしょうか。ターゲットのサムボンは、のんびり空を眺めて遼東に思いを馳せています。

出発したバンウォン達ですが、今日のバンウォンは今まで見たことのない険しい顔をしています。この日のために表情をとっておいてあったみたい。屋敷になだれ込んで切りまくるムヒュル達。バンウォンが何か出したと思ったら、殺す人の名前を書いた紙、殺生簿みたいな感じですね。1枚また1枚と燃やしていって、最後に残ったのが、サムボンとナム・ウンです。

ああ、ヨニを襲ったのは囮にするためだったのね。ヨニにとサムボンの二択を迫られ苦しいバンジ。剣を捨てたバンジを見て、ヨニはすーっと体をずらしました。うわぁ!これは怖いー!バンジとサムボンを守るためですね。バンジは声を上げて泣いてしまいます。困った顔は好きだけど泣き顔は見たくないです。

サムボン達は成均館に逃げ込んでいます。あだ名の話などして別れる2人ですが、ナム・ウンはもう生き残る気がないみたいですね。バンウォンは踏み込まず、外で叫ばせます。みんなで叫ぶの好きね。出て来たサムボンと歩くバンウォン。まだ表情は険しいままですね。一方バンジとムヒュルも対面中。この2人は仲良かったからやりあうなんて辛すぎます。次回、運命の結末は…。

第62話 あらすじ

自らの手でドジョンを殺めたバンウォン。ハ・リュンはドジョンの残党を捕らえよと兵士たちに命じる。プニとミョサンはバンジとムヒュルの元に向かい、2人の戦いを必死で止める。一方、病床のイ・ソンゲはドジョンの死を知って激怒し、すぐにバンウォンを呼べと臣下に命令。バンウォンは父の元へ向かう前にチョ・ジュンとイ・ジランの説得を試みる。さらにバンウォンは、世子バンソクの元へ向かい…。

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shironeko20さん

第62話 感想

サムボンを刺したバンウォン。痛いはずなのに穏やかな顔のサムボンです。座ったまま息絶えたようで、バンウォンの前に跪く形になったのが印象的です。ここで人任せにしなかったのは責任を負うって感じです。目がうるうるして泣くのかなと思ったけれど、涙は流さないバンウォンです。

サムボンを罪に問いたいバンウォン陣営。バンウォンの私欲による蛮行とするわけにはいかないですからね。実際、遼東への出兵を強行するのは罪と言える気がするし。そしてバンウォンは世子までも。さすがに罪のない子供なので可哀想ですね。また自ら手を下すバンウォンにムヒュルはショックを受けてしまいます。

これより前、バンジとムヒュルの死闘はプニとお祖母さんに止められます。もともと2人ともやりたくないのだから、止められてよかったです。バンジをなだめるプニは、民にとっては生きることが勝ちだと言います。最初からずっと、プニは民としてブレることがないですね。ヨニにもっといっぱい伝えればよかったと言うバンジが切ないです。

世子の死を知りバンウォンに剣を突きつけるソンゲ。自分の建てた国だというソンゲだけど、みんなが力を尽くした国なのに、王としても父親としても配慮が必要でした。周りに振り回されてしまった感はありますが、もっとやりようがなかったかなと残念です。

1人になると殺害場面がフラッシュバックするバンウォン。すごく孤独ですね。本物のヨンギュがいたらいいのに。ムヒュルまで離れてしまうのではと不安だったんですね。弱い顔は見せられなくて、震える手を握ってくれる人もいない。今見ていて誰一人幸せな人がいないのが辛くなってきました。

第63話 あらすじ

バンジは山に捨てられたドジョンの亡骸を捜しに行き、待ち伏せていた兵士に襲撃される。意識を取り戻したバンジはバンウォンへの殺意をあらわにし…。ドジョンを倒したバンウォンは次なる狙いを無名に定め、彼らを崩壊させる策を練るようハ・リュンに命じる。そんな中、パンチョンの村人たちが亡きドジョンとの関わりを疑われ、過酷な拷問に遭う。ムヒュルはバンウォンに仕えることに喜びを感じられなくなり…。

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shironeko20さん

第63話 感想

サムボンの亡骸が見守る人もなく置かれています。バンジがやって来ますが、顔を見せないのは違う人だからですよね。キム・ミョンミンさん忙しかったのかな。こんなことが気になるのは残念です。

サムボン弟といるところに官軍が来ます。サムボンを守れなかったバンジだから、今度は守りたいですよね。お腹に矢が刺さっても闘い続けます。おじさんの犠牲とヨニャンによって助けられますが、じっとしてる気はないのね。

ナム・ウンの犠牲で潜入作戦続行中のイ・シンジョク。必死なのはわかるけどカップンをスケープゴートにして痛めつけるのはいただけません。1人生き残っても機会が来るかどうか。そう言えば密本が今どうなっているのか不明です。

政について何も言わなかったバンジですが、核心についてよくわかっていたんですね。サムボンとバンウォンは同じ考えで、違いは王になりたいと思うかどうかだということ。なんだかとても分かりやすくて、納得です。そんなバンジは、サムボンの遺言に従う気はなさそう。

無名は高麗のときのように組めると思っていますが、バンウォンにそんな気はさらさらありませんね。そこまでバンジはわかってます。その考えはすぐ無名に伝わるのだけど、ヨニャンがバンウォンを捨てると言い出して、上から目線がすごいです。

泮村では子供まで拷問で死んでしまいます。ムヒュルもプニも、なんとかしたいけれど、バンウォンは聞くことができないんですね。バンウォンの立場としては仕方がないのに、誰も彼も去ってしまって、バンウォンは寂しい寂しい人になってしまいました。

六龍が飛ぶ 64話・65話(最終回) あらすじと感想

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