六龍が飛ぶ

六龍が飛ぶ 52話・53話・54話 あらすじと感想






六龍が飛ぶ 육룡이 나르샤 65話ヴァージョン

第52話 あらすじ

ドジョンがモエンパから受け取った赤い封筒をヨニに渡すよう命じられたピウォルだが、無名の組織員に狙われる。プニの組織のソンドルとチルボクもピウォルを尾行するが…。赤い封筒の行方が分からない中、プニはバンウォンとドジョンを洞窟に呼び出す。「仲間が生きる道を作るため土地をください」と訴えるプニだが要求は拒否される。白い封筒と赤い封筒を差し出し取引を持ちかけるプニだが…。

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shironeko20さん

第52話 感想

最近、あまりにヨニが重用されることに違和感を持っていましたが、官僚の中にもそれを疑問視する人達がいるようです。そうだよね、ほとんどサムボンの独裁だし。以前は賛同していたけれど、ちょっとついていけないわとなるのも無理はないです。

前回、話す内容がフラグっぽいなと思っていたら、やっぱりプニの配下のソンドルが殺されてしまいました。仲間を自分の判断で失ってしまって相当こたえたと思いますが、プニは下克上的とも言える行動に出ます。官僚になった人達はいいけれど、プニの配下は骨折り損かというくらい報われてなかったですからね。でも、泮村というと「根の深い木」で密本の本元(サムボンの甥)が白丁に扮して住んでいた場所。「トキメキ☆成均館スキャンダル」でも最下層の村だったような…。

とにかくサムボンの書状の中身は分からず仕舞い。住職チョンリョンが疑問視していた通り、なぜ商人になりすまして行動する必要があったのか?遼東と改革がどう関わってくるのか、バンウォンはどうにかして知る必要がありますね。

バンウォンに欲を捨てさせるというサムボンですが、自身も自分の説く道が正しいと認めさせたいといった、儒者の欲みたいなものがあるんじゃないの?と思ってしまいます。そして、サムボンは宣言通り、バンウォン潰しの罠をしかけました。ここでもヨニが動いてるのですが、もうなんだかヨニが嫌いになってきました。嵌められてしまったバンウォンは、ソンゲの前でどうするのでしょう?

第53話 あらすじ

ドジョンの罠にはまり、チョヨン、イ・シンジョクと共に捕らえられたバンウォン。シンジョクは無名との結託を疑われ、厳しい拷問を受ける。チョヨンは悔しがるシンジョクに手を貸すと提案し、彼の部下に無名への書状を託す。無名の手下を尾行したバンジはヨニャンと再会。ヨニャンは無名の首長であることを明かし、自分を殺せと言い放つ。そんな中、バンウォンがチョヨンと共に尋問を受けることになるが…。

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shironeko20さん

第53話 感想

サムボンは、わざわざソンゲまで呼んでバンウォンを追い込みます。どや顔が嫌な感じ。王子の軽率な行動が問題だと言うソンゲ。あなたのお人好しは問題じゃないんですか?とにかく、これでバンウォンと無名、さらに先王までがまずいことになりました。

ソンゲは父に恥をかかせたとかなんとか、やっぱり自分の対面重視に見えてしょうがない。夢を欲と言われてしまうバンウォン。夢も欲も持っていなかったソンゲに言われたくないわ。バンウォンが持っているのは夢と信じたいです。

それほどの脅威ということなのでしょうが、サムボンのバンウォン潰し策はずっと前から進行していたんですね。すっかり騙されてましたよ、悔しい。報告するヨニの得意げな顔がムカつくこと。プニ達にもバンウォンと泥棒を並べるように話していたし、ヨニがますます嫌いになってきました。

ついにバンジとヨニャンが再会しますが、泣いてしまって可哀想なバンジ。その点プニは強かったです。バンジは、可哀想な妹プニの夢を守るために命を懸けているんですね。殺せってお母さんに言われても、そんなの無理に決まっています。困り顔は見たいけど、ここまで辛そうな顔は見たくないです。

バンウォンの味方は2人の兄達。ハ・リュンが知恵を授けます。曲者という感じの人物ですが、バンウォンにはお互い知恵を出し合う相手が要ります。結局5年の島流しになるよう。でも、5年経って世子が成人しても、サムボンは実権を手放さない気がします。バンウォンを助けると言っていたけれど、あの日のどや顔は忘れてないぞ!

第54話 あらすじ

ドジョンに2つの選択を迫られたバンウォンは、使節として明に渡ることを選択する。遼東城に到着したバンウォン一行だが、突然 朱棣に捕らえられる。バンウォンを守るために朱棣の首に剣を向けたムヒュルは、死罪を命じられてしまう。バンウォンはせめてムヒュルが剣士として死ねるように決闘をさせてやってほしいと訴え、朱棣はこれを受け入れる。ムヒュルは闘技場で明の剣士と死闘を繰り広げ…。

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shironeko20さん

第54話 感想

5年の島流しと命がけの使節、どちらかを選べとバンウォンに告げるサムボン。憎まれ役になりますとか言われても、すでに憎いんですが。使節を選んだバンウォンは、巻き込まれずにいろとプニに言いますが、プニは言われなくても大丈夫だと思います。むしろバンウォンの方がプニなしでは心配。頑張って死なないで帰って来ないといけません。

城門で明の洗礼を受けるバンウォン達。逆境でも、相手が燕王でも怯みませんね。なんと、燕王は朝鮮の言葉が話せます。イカれ野郎!なんて言葉も出てきたりして、それはないわ~と思ったら、奇皇后のスンニャンのような貢女が身近にいたとか。なるほど、ありえなくはないですね。

バンウォンを守ったムヒュル。なんとか殺されずにすみますが、決闘することに。剣士というより総合格闘家のようでしたね。勝ったご褒美は、自分を痛めつけた明の護衛達の命を救うこと。ムヒュルかっこよすぎです。それはバンウォンもちらっとどや顔したくなりますね。

ハ・リュンを連れてきたのは正解でした。バンウォンは燕王の思惑を言い当てて、自分が彼にとってのキーパーソンだと認めさせます。その後、驚いたことにヨニャンが現れました。無名、思った以上に手広くやってたのね。一つ難所を越えましたが、ムヒュルは置いていくことになります。明の兵士たちの尊敬は得ていそうなので、ひどい扱いは受けないと思います。

六龍が飛ぶ 55話・56話・57話 あらすじと感想

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