六龍が飛ぶ

六龍が飛ぶ 37話・38話・39話 あらすじと感想






六龍が飛ぶ 육룡이 나르샤 65話ヴァージョン

第37話 あらすじ

情報を得るためにバンウォンが脱獄させた無名の組織員が黒装束の剣士に襲われてしまう。先王の贈り物が届く日時に無名が何かを企んでいると知ったバンウォン。同じ日時に母に会いに行こうとしていたバンジは、自分をイ・ソンゲの屋敷から離れさせ為のソンミの嘘だと気づく。翌日、ソンゲの暗殺に失敗した無名の組織員は「先王様、万歳」と叫んで自害。バンジとムヒュルは黒装束の剣士を追うが…。

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第37話 感想

shironeko20さん

泳がせた無名の男が刺客に殺されてしまいますが、ここでもプニが活躍します。目の前に殺された人と刺客がいるのに、冷静に記憶をたどって切り抜ける度胸、6人の中でプニが一番肝が据わっているんじゃないでしょうか。可憐な女傑ですね。一方バンジはキル・ソンミにつけこまれるところでしたが、何とか回避。人のいいソンゲも今回は騙されず無事でした。

無名の刺客はかなりの手練れで、バンジ&ムヒュルでも仕留めることができません。なんでも飛び上がるのと逆の、高所から飛び降りる技があるそう、…忍者?ムヒュルは相手の名前をまたしつこく聞いていましたね。ムヒュルプロフィール絶賛作成中です。

先王万歳と言わせた無名の狙いは、定昌君の擁立なのでしょうか?チーム六龍の反対勢力は窮地に追い込まれました。サムボンが言うには、無名の目的は私田の廃止を阻止することらしいのですが、それは反対勢力も同じはず。無名、躊躇なく自害するほどメンバーの忠誠心が強いのは、よほどのカリスマが率いているのでしょうか?まだまだ見えてこない謎の組織です。

相変わらずポウンが気がかりなバンウォン。サムボンに激怒されても監視を続けます。このあたりにバンウォンとサムボンの関係性が見えます。サムボンに感銘を受けた若きバンウォンとは違ってきていますね。そして、定昌君と無名につながりを見つけ堪りかねたバンウォンは、父上を王に!とサムボンに迫ります。さあ、サムボンはそれに何と答えるのでしょうか?

第38話 あらすじ

ホン師範は、死んだ役人の体にあった傷が昔仕えていた家の剣法のものだと気づく。黒装束の男は谷山剣法を操るチョク家の者だった。一方、モンジュから即位の準備をしてほしいと伝えられた定昌君。婚礼前夜、ユルランと共に逃亡を図るが六山の放った毒針に襲われる。毒消しの薬を飲んで王位に就くか、このまま死ぬかを迫られる定昌君にユルランは自分がチョク・サグァンだと明かし、一緒に戦うと告げる。

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第38話 感想

shironeko20さん

バンウォンに父上を王にと言われて、ダメだと答えるサムボン。え?!あなたが言い出したんですけど?確かに本人も望んでないけど、梯子を外された感が。バンウォンはこちら側のことを熟知している無名を恐れていますが、同感です。考え方や関係性を把握し、それに合わせた手を打ってくる恐るべき無名。ポウンが取り込まれたらと慎重にならざるをえないです。

ムヒュルの師匠デホンは、すごい動体視力の持ち主っぽいけど、誰も信じません笑。観察力もあるんですけどね。とにかくデホンが刺客の使うのは谷山剣法だと気づきます。その使い手チョク・サグァンは定昌君の側室(?)ユルランでした!只者じゃないと思っていたけど、ちょっとびっくり。バンジの稽古していた技をサクっとやってのけましたよ。舞踊がベースにあるからか殺陣がきれい。

無名は定昌君を傀儡に仕立てるようです。それを嫌って逃げようとしていたのに、毒針で刺されて尊いお方も大変。少しわかったことは、太祖王建と無名の間に同盟があって裏で協力していたということ。それってフリーメーソン的な?信じるか信じないかは…。数百年にわたって情報力で権力を動かしてきた無名。古今東西やっぱり情報って大事なんですね。

無名の情報力から花事団か批国寺だと絞り込んだバンウォンとハ・リュン。2人はお互いを見抜いてるようなところがあります。無力感に耐えられないと2人から言われると、バンウォンは気にしないと思っても気になるでしょうね。もし無力感を抱くことになったら、バンウォンはどうなってしまうのでしょう?

第39話 あらすじ

バンウォンはハ・リュンから「チチョンテは批国寺か花事団の者だ」という情報を聞き出し、ある作戦を実行する。一方、イ・ソンゲはモンジュらと共に定昌君を王に擁立。イ・ソンゲは桃花殿で仲間や部下の労をねぎらう酒宴を開き、一同は天下泰平の世を目指し、笑顔で夢を語り合う。その帰り道、バンウォンの前に六山が現れる。バンウォンからチチョンテの名前を聞いた六山は情報源を探るが…。

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第39話 感想

shironeko20さん

花事団も批国寺も無名だったとは。うーん、横の繋がりを持たせずに競わせていたんですね。六山は幹部のようですが、まだ実態や黒幕は不明な無名です。ユルランは本当の姿を現しましたね。即位する定昌君に、剣士として同行します。バンジ&ムヒュルと戦う日が来るのでしょうか?

サムボンとソンゲは新王の擁立で一呼吸という感じですが、バンウォンは攻めてます。謎の言葉が含まれた手紙で、無名に揺さぶりをかけます。もー、漢字を調べるところでしたよ。とにかく六山に接触させることに成功。花事団も今後は脅威ではなくなりそうですね。ヨニは辛い二重スパイから開放されてよかったですが、洞窟のアジトのセキュリティーは見直してね。

サムボンとポウンの語る理想を、バンウォンが聞いてしまいます。バンウォン大ショック!あれもこれも、できないことばかりの王は国の花、つまりお飾りってこと?王族になったら無力になって、バンウォンの夢は奪われてしまいます。若い仲間と夢を語り合って、青春っていいな~!って感じだったのに…。

元々完全な一枚岩とは言えないところのあったチーム六龍。この先の史実について、詳しいことはあえて見ないようにしているのですが、今後はチームバンウォン、ソンゲファミリー、サムボン同志みたいな感じに分かれて、人によっては数ヶ所に属することになるのかなと、今回思いました。

六龍が飛ぶ 40話・41話・42話 あらすじと感想

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