夜に咲く花

夜に咲く花 3話・4話 あらすじと感想






夜に咲く花 밤에 피는 꽃 2024年放送 MBC 金土 全12話

第3話視聴率10.8

第3話あらすじ

寺へ向かう道中で百姓たちに襲われた(?)ヨファ(イ・ハニ)を助けたスホ(イ・ジョンウォン)は、自分の腕に抱かれて茫然とするヨファを見てハッと手を離す。そのまま地面に突っ伏したヨファを見て、慌てて駆け寄るヨンソン(パク・セヒョン)。

そんなヨンソンを一目見ると、スホと一緒にいた兄ユンハク(イ・ギウ)は「どこかで会ったことが…」と声をかける。2人は以前、書房で偶然顔を合わせていた。

さきほどの件に関して禁衛営でくわしく話を聞こうとするスホだったが、ヨファは「無礼な」と言って、それを突き放す。

一方、戸曹判書の屋敷から持ち出された掛け軸の行方を調べるなか、スホの部下ビチャン(チョン・ヨンジュ)は、必旅閣を経営するピルジク(チョ・ジェユン)らも同じくその絵の行方を追っていることを知る。ビチャンから話を聞いたスホは、ピルジクの狙いが絵を盗んだヨファだと考え…。

その頃、スホから警告文を受け取ったヨファは、屋敷から盗んだ山中白虎図の掛け軸をもって禁衛営へ。もみ合いになるなか、はだけたスホの腹筋に思わずくぎ付けになってしまうヨファ。ひとまず持参した掛け軸を置き、ふたたびヨファは夜の街へと消えていった。

翌日、ヨファは義母のクムオク(キム・ミギョン)に連れられ、牡丹会の奉仕活動の場へと足を運ぶ。列をなして配給を待つ人々を見て、胸を痛めるヨファ。

そんななか、孫娘がいなくなったと訴える老婆の姿を見たヨファは、食事をとらずに必死に孫娘を探す老婆を心配して、一人うなだれる彼女のもとへ向かった。ところが、老朽化が進んだ家屋が崩れそうになり、慌てて老婆を助けようとするヨファ。間一髪、崩れ落ちた家屋から老婆とヨファを救ったのは、他でもないスホだった。

何事もなかったようにその場を後にしたスホだったが、肩には大きなアザが。そんなスホを見て胸を痛めながら、薬を塗ってやるユンハク。実はスホは、一家が襲われたあの日の記憶を失っていた。スホの生い立ちを知るユンハクは、スホが危険な目に遭うのを避けるため、わざと「人目につくな。目立つな」と口酸っぱく言ってきたのだ。

同じ頃、昼間の件をクムオクにこっぴどく叱られたヨファは、はじめて屋敷の塀を乗り越えて外に出た日のことを思い出す。若くして顔も知らない夫のもとへ嫁いだヨファだったが、肝心の夫は婚礼日の朝に死去。

未亡人となっても良家の嫁として生きることに絶望したヨファは、塀を越えて外に逃げ出した。その途中で今にも生き倒れそうになるヨンソンを見かけたヨファは、結局そのまま逃げることもできず、ヨンソンを連れてふたたび屋敷へ戻ったという。

家屋が崩壊してしまった老婆を心配したヨファは、米俵を抱えてふたたび村を訪ねた。そこで先日自分たちを襲った百姓らを見かけたヨファは、老婆の孫以外にも村の子供たちが次々と姿を消していたことを知る。

その頃、ピルジクの右腕マンシク(ウ・ガンミン)は男たちを連れて逃げ出した少女の行方を追っていた。そんななか、米俵を担いだヨファと顔を合わせるマンシク。マンシクが追っていたのがまだ幼い少女だと知ったヨファは、男たちに立ち向かう。

すると男の一人が、少女の祖母である老婆を人質にとる。このままでは2人が危ないと考えたヨファは、自分が代わりに捕まると言い出す。「最初からお前らの狙いは私だったのだろう?」そう言って武器を置くヨファ。

マンシクがヨファに剣を向けると、どこからともなく覆面の男が現れ…。

第3話感想

覆面男の正体は、スホ!?

最初暗闇から現れたのがまさかスホだと気づくまで、ちょっと時間がかかってしまいました(笑)一体スホはなぜ、あんな格好をして登場したのでしょう。それにしても、いつもピンチに駆けつけるスホが本当に守護神のようですね。※韓国語で守護神は수호신(スホシン)と言います。

第3話も序盤からコメディ色強めで、ついついくすっと笑ってしまうシーンの連続でした。あんなにキレイなのに、全力でギャグ演技を見せるイ・ハニがステキすぎます。同じく真顔でボケをかましてくるイ・ジョンウォン(笑)

そうそう、イ・ジョンウォン演じるスホはどうやら過去の記憶を一部失ってしまったようです。つまり、スホは自分が先王に仕えていた内勤衛将の息子だとは知らないよう。スホの過去に何があったのでしょうか。そして、幼いスホを救出した兄ユンハクと王が極秘で調べている“何か”も気になりますね。

一方、3話ではヨファとヨンソンの過去の話も描かれました。寡婦となってはじめて屋敷の外に出たヨファが、一番最初に救ったのが他でもないヨンソンだったのです。困っている人を放っておけないというヨファの性格は、ずっと変わらないようですね。奉仕活動を行いながらも、目の前の現実に胸を痛めるヨファが切なかったです。

また、ヨンソンとユンハクのラブライン(??)も気になります。人物紹介を見る限り、ユンハクは妻を病気で亡くして以来、独り身を貫いているとのこと。これはもしかするともしかする?楽しみです。

第4話視聴率7.9

第4話あらすじ

ヨファと同じく老婆の身を心配したスホは、自ら崩れた家屋を直しに村を訪ねていた。埃まみれになって作業を行うスホを見兼ね、顔に布を巻きつけてやるビチャン。そんななか、百姓たちから覆面の話を聞いたスホは、男らが指差す方向へと急ぐ。

そこでマンシクらとやり合う覆面の姿を見たスホは、自分が身代わりになると言い出す。困惑したヨファは口出しをするなと言うが、スホも簡単には引き下がろうとせず。ひとまず少女と老婆を明道閣へ送り、スホと共に男らの相手をするヨファ。

そんななか、スホを探しに来たビチャンが現れると、ヨファは慌てて柱の陰に身を隠す。しかし、すぐにヨファの姿を見つけたスホは、覆面の間からのぞく瞳を見て、その正体に気づく…?

翌日、ヨファが持ってきた山中白虎図の掛け軸を持って、戸曹判書ヨム・フンチブ(キム・ヒョンムク)宅を訪ねるスホ。ところが、掛け軸の柄の部分が欠けていることに気づいたフンチブは、「責任をとれ!」と大激怒。

その頃、ヨファはクムオクから篭の降り方について指導を受けていた。一日中篭への乗り降りを繰り返し、すっかり足がしびれてしまったヨファ。

そんななか、ヨンソンから昨夜の少女と老婆の件でソユン(ユン・サボン)から話があると聞いたヨファは、ふたたび覆面をつけて夜の街へくり出す。

ソユンの話によると、ピルジクらが少女の行方を追っていたのは、単に少女一人の売り買いではなく、組織的な人身売買の可能性があるという。これを聞いたヨファは、黙ってはいられず。そこへ、欠けた掛け軸の部品を買いにスホがやってくる。

屏風の影に隠れたヨファに気づいたスホは、姿を見せるようにと言う。ふと、「後始末をしてくれる誰か」が必要だというソユンの言葉を思い出したヨファは、スホに手を貸して欲しいと頼んだ。

ヨファの話を聞いたスホは、禁衛大将のチダル(キム・グァンギュ)にこれを報告。最初は乗り気ではなかったものの、スホの口車に乗せられ、まんまとピルジクを禁衛営へ連行するチダル。同じくピルジクが運営する必旅閣にも、捜査の手が入った。

一方、スホにだけ任せてはいられないと、自らも男装して旅閣に乗り込んだヨファ。子供たちを監禁している場所をつかもうとするが、なかなかそれらしい場所は見つからず…。

その頃、必旅閣のピルジクが禁衛営につかまったという話は宮廷内にも広まっていた。そんななか、まだ十分な調査が行われていないにも関わらず、突然ピルジクを釈放しろという命が下る。これには納得のいかないスホ。

同じく知らせを聞きつけたユンハクは、スホにピルジクの不正に関する帳簿を渡す。

その日、ふたたびフンチブの屋敷へ向かったスホは柄の部分を交換した掛け軸を差し出し、さらにその中に入っていた花びらをみせた。しかし、花びらのことはまったく知らないといった様子のフンチブ。帰り際、スホは床に散らばった花びらの一部を包んで持ち帰った。

その夜、すっかり泥酔したフンチブをなだめようとして、逆に暴行を受ける妻ナンギョン(ソ・イスク)。

禁衛営から釈放されたピルジクは、かしこまった様子で「お久しぶりです」と跪く。その先に立っていたのはなんと、人格者として知られる左議政、ソク・ジソン(キム・サンジュン)だった。

一方、なんとしても連れ去られた子供たちの行方を調べようと、ふたたび必旅閣に忍び込んだヨファ。鍵のかかった倉庫に入ると、何者かがその後につづいて中へ。驚くヨファに向かって、「禁衛営の仕事だと言ったはずだが…」とスホ。

第4話感想

ついにスホとヨファが協力関係に・・?

なにかと距離の近いスホにドキドキwスホはどうやら、覆面の正体がヨファであることに気づいたようですね。一方のヨファは、スホが自分の正体を知っているとは知らず、、この2人の関係が、どのように変化していくのか。楽しみです。

そして、第4話で明らかとなった黒幕の正体。それは他でもない、左議政ソク・ジソンでした。ピルジクを釈放させたのがジソンだとは、、これは厄介な展開になりましたね。

現在、左議政として実質的な政権を握るジソン。そして、ヨファの義父。。ピルジクの背後にジソンがいたとなれば、やはりスホの家族を襲ったのはこのジソンの仕業でしょうか。表向きは人格者として知られるジソンですが、まさかこんな裏の顔があっただなんて。。恐ろしいです。

さらにユンハクと王の会話の中で、先王に仕えていた兵たちの話がありましたが、どうやらその中の一人がヨファの兄のようですね。こんな風にストーリーが繋がっていくとは、、ますます面白くなってきました。

一方、ナンギョンと夫フンチブの関係性も垣間見られ、なんだか複雑な展開。ナンギョンは良家の出身でしたが、母親の失態によってろくでもないフンチブと結婚することに。

フンチブが戸曹判書という地位にまで就けたのはナンギョンのおかげでしたが、当のフンチブは妻のナンギョンにまで手を上げるほど、底辺といった感じ。

ナンギョンの過去にも何があったのか、こちらも気になります。そして、ナンギョンとピルジクの関係もなにやら意味深で。。おもしろいです。


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