御史とジョイ 어사와 조이 2021年放送 tvN 全16話
第15話視聴率3.592%
daisySSさん |
第15話あらすじ
パク・テソからパク・スン(チョン・ボソク)が世子の暗殺を手動したとの証言と証拠を手に入れたラ・イオン(オク・テギョン)は、ハニャンに戻り、、、依頼品を届けに来たキム・ジョイ(キム・ヘユン)は、そこがパク・スンの屋敷だと気づきます。内側に小さなポケットを付けた変わった形のボソン(靴下)を注文した理由が、大切な書類を入れるためだと知ったキム・ジョイは、酔っているパク・スンとパク・ドス親子を確認すると、パク・スンに近づきボソン(靴下)の中の書類を抜き出そうとしますが、失敗に終わる。
自宅に戻ったジョイはビリョンとグァンスンにパク・スンの屋敷で見たことを話すと、亡くなったグァンスンの父が履いていたワラの靴紐が不自然に一ヶ所だけ膨らんでいることに疑問を持つ、中にはグァンスンの父で治腫医が隠しておいたメモ。その内容は世子のために煎じた薬(毒殺)の内容を詳細に書いたものでした。
カンファ島のコミュニティを運営するドクボン(ペ・ジョンオク)は、子供たちと女性たちを連れて西洋に渡る計画を進める中、これまで彼女たちを支援してきたのが誰なのかを尋ね、、、亡くなった世子が支援を始め、彼が亡くなった後は、ラ・イオンがそのあとを継いだことを知らされます。
ラ・イオンと娘キム・ジョイの関係を知らないドクボンは、彼にお礼を伝えるために屋敷を訪れ、娘と再会。集まったユクチル(ミン・ジンウン)、クパル(パク・カンソプ)、ビリョン、グァンスン、ドクボンとジョイに、パク・テスが友人のジ・メンスとカン・ハンギを連れてすべてを自供するためにハニャンに向かっていること、世子暗殺事件の真相を明かすことができると、伝えます。
その時、パク・テスが殺され、ジ・メンスとカン・ハンギもパク・ドスとパク・スン親子に殺されたと伝える、パク・ドスを産んだ女性。証言をするはずだったパク・テスが死亡したことで、持っている二つの証拠ではパク・スンの悪事を暴く十分な証拠にならないと悩むラ・イオンに、キム・ジョイが提案します。
パク・スンとパク・ドスが麻薬を使用していることを知ると、幽霊を装ってパク・ドスを騙そうという計画。ユクチルとクパルがお化けに化けると、夜パク・ドスの前に姿を現し、これまで多くの人を殺害してきたパク・ドスは本当の幽霊を見たと、精神的に追い込まれる。偶然を装って、「この屋敷に幽霊がいると聞きました」と語るジョイの言葉を耳にしたパク・スンは、ジョイの計画通りに、お祓いをする儀式をビリョンに依頼。
世子とパク・テスの幽霊が乗り移ったふりをする演技に騙され、儀式を進めていたビリョンに言われるがままボソン(靴下)を抜いて、謝罪をするパク・スンとパク・ドス。そのすきに、ボソン(靴下)に隠されていた書類を手に入れたキム・ジョイ。
ラ・イオンが確認すると世子の暗殺を秘密にするため、チュンチョン(忠清左道)をパク・スンに渡すと約束する王の印が押されたものでした。相手が王であることを知ると、迷う表情を見せるラ・イオンを後押ししたのはキム・ジョイ。
王にお餅を作って贈っていたラ・イオン、、、彼の予想通りに王から再びお餅を準備するよう伝えられると、お餅を持って王と対面。ラ・イオンはパク・スンに譲渡されたカンファ島の統治権を奪い、彼を逮捕するための許可を王に求めます。
揺るぎない態度のラ・イオンにパク・スンを逮捕することを許可した王、、、その頃、パク・スンとパク・ドスはお祓いの際中で、パク・ドスがこれまで起こした殺人に関してすべてを自供した時、ラ・イオンが現れ二人は逮捕されます。
第15話感想
ラ・イオンが暗行御使となって任務を果たす途中出会った、キム・ジョイ、ビリョン、グァンスンに加え、ドクボンまで加わり、ラ・イオンの協力者となり、ついにパク・スンを逮捕することに成功!
エンディングでは逮捕されたパク・スンとラ・イオンが崖のすぐ近くにいるシーンが登場し、最終話どんなエンディングを迎えることになるのか、気になりました。
パク・ドスと入れ替わった運命を生きたことを父のパク・スンに伝えことなく、死を迎えたパク・テスが可哀そうに思えたエンディングでした。自分の運命を変えた母(パク・ドスの実の母)に最後の挨拶を伝えた後の出来事だったので、彼が亡くなるシーンは切ない気持になりました。
世子がスマートで人気があったという理由だけで、息子の暗殺を王は命令したのでしょうか。時代劇ですが、ラブコメドラマなので、深く考えず視聴する内容になっているため、世子が殺害され動機が最終話で描かれることになるのかは分かりませんが、ラ・イオンとキム・ジョイのロマンスは幸せなエンディングを迎えて欲しいです。
パク・スンが王までも毒殺する計画だと知らない王は、彼から贈られた拱辰丹(コンジンタン:韓国の漢方薬で最も高級で、そして効果も高いといわれているお薬)を口にする。。。
ラ・イオンは、逮捕したパク・スンを王宮ではなく、なぜカンファ島に連れて行ったのか、疑問を残し、、、次の話で最終エンディングを迎えることになります。
第16話視聴率3.799%
daisySSさん |
第16話あらすじ
暗行御使のラ・イオン(オク・テギョン)の登場で、その場で逮捕されたパク・スン(チョン・ボソク)。彼を義禁府に連れて行く前に、パク・スンが命を奪った人々への謝罪のチャンスを与えたかったラ・イオン、しかし、パク・スンは全く罪の意識がなく、逃走を図ります。再び、謝罪のチャンスを与えるラ・イオンの言葉を無視するパク・スンは義禁府に移送され烹刑となり、息子のパク・ドスは圍籬安置(罪人を流刑地で監禁すること)の刑をうけることになる。
烹刑は、生きている扱いを受けることなく死人として扱われる刑で、流刑でも反省する姿を見せないパク・スン。パク・ドスを産んだ元奴隷の女性は、パク・スンを訪ねるとパク・ドスとパク・テスをすり替えたことを伝えます。一生庶子として生きたパク・テソは、庶子ではなかった、、、ことを知ったパク・スンは発狂。
パク・スンを逮捕し暗行御使の任務を果たしたラ・イオンは、失業したことを大喜び!一方、ビリョン、グァンスンと共にカンファ島に向かうキム・ジョイ(キム・ヘユン)。ラ・イオンはキム・ジョイが住む町に移り住み、マンドゥ(餃子)の商売を始めると宣言。しかし、両班の身分で商売を始めることは代々両班の地位をうしなうことになるとユクチル(ミン・ジンウン)とクパル(パク・カンソプ)にとめられます。
ラ・イオンは直接商売を始めることなく、資金を提供しユクチルとクパルと共に事業を始める。清に連れて行かれた女性たちを助けるため母ドクボンが旅にでることになり、カンファ島のコミュニティをまかされることになったキム・ジョイ。
ユクチルと恋に落ちたグァンスン、、、身分の違いもあり、、、両想いでも叶わない状況で、ソンファン堂で初めて出会った初めての男と結婚する習慣を使って、二人を結婚させることに成功したキム・ジョイ。ラ・イオンはユクチルとクパルを奴隷の身分から解放し、二人は平民となります。
一方、キム・ジョイはラ・イオンに恋するものの彼との結婚に踏み出すことができず悩みます。ラ・イオンはジョイの選択を尊重し、結婚を無理に押せない状況。二人の結婚を望む声があがるも、状況は変わらない中、、、ラ・イオンの祖母チョ氏夫人がカンファ島に現れ、今だ結婚に踏み切れないラ・イオンに、「私が屋敷からなぜ追い出したのか、まだ理解できないの?」と語ると、しばらくラ・イオンとカンファ島で過ごすと語り、ラ・イオンとジョイが結婚に踏み切れるチャンスを与えます。
その夜、ジョイと共に星を眺めるラ・イオンに、「幸せです」と語るジョイ。その言葉に、ラ・イオンはついにジョイにプロポーズ!ジョイは彼のプロポーズを受け入れるとキス!!
第16話感想
ラ・イオンとジョイの幸せなハッピーエンド!
コミカルで軽いタッチで描かれ面白く視聴することができたラブコメ時代劇でした。これまであまり知ることのなかった朝鮮時代の風習や習慣などが登場し、新鮮に感じる部分が多かったです。
身分や階級は明確に分かれていた時代にも拘わらず、結婚に関する面白い風習や、朝鮮時代にも弁護士がいた等、歴史時代劇とは違う魅力がたくさん詰まった内容で展開されたため、面白かったです。グァンスンに恋するも奴隷の身分のままだと、産まれた子供たちが奴隷として生きていくことから、勇気を出してグァンスンにプロポーズすることができない状況のユクチル、グァンスンが先に起こしたアクションのおかげで二人の恋も幸せなエンディングを迎えました。
ラ・イオンが始めたマンドゥ(餃子)屋さんが有名店となり、ハニャンまで美味しいお店と評判になると、ラ・イオンが気になった祖母がついにカンファ島に現れます。ラ・イオンの祖母は彼がカンファ島に移り住んだ後、キム・ジョイと結婚することを許していた様子です。
しかし、結局、ジョイの気持ちを大事にしていたラ・イオン、、、彼がプロポーズしてくれることを待っていた様子のキム・ジョイは、迷うことなく彼のプロポーズを受けれ、「キム・ジョイ」として生きていきたいと願っていた彼女の望みが叶い、恋も叶った素敵なラブストーリーでした。
パク・ドスは正気を失い、パク・スンは庶子だと思い生まれた時から、冷たく接していたパク・テソが、妻が産んだ息子だったと知ると、これまで見せることがなかった涙を見せ発狂。前話、パク・テソが亡く直前、切なく父を見つめる視線から目をそらし、パク・テソを見捨てた冷たい父、、、最終的には死ぬよりも辛い刑を受ける結果となりました。一方、王はパク・スンから贈られた毒入りの拱辰丹(コンジンタン:韓国の漢方薬で最も高級で、そして効果も高いといわれているお薬)のせいで、死亡。
亡くなったパク・テソが一番可哀そうな人物だったという記憶を残し、期待通りのエンディングでした!
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