御史とジョイ

御史とジョイ 1話・2話 あらすじと感想






御史とジョイ 어사와 조이 2021年放送 tvN 全16話

第1話視聴率4.961%

daisySSさん

第1話あらすじ

弘文館の官僚として働くラ・イオン(オク・テギョン)は出勤時間が迫るも、お弁当作りに一生懸命。遅刻直前、無事に弘文館に到着する。お昼の時間になると、一緒に働く仲間たちはラ・イオンのランチボックスを楽しみ、、、食事の途中の話題は派遣された特別検事である「暗行御使(アムヘンオサ)」が次々に死亡することから、「暗行御使」に選ばれると「人生が終わる・・・」と語る言葉にラ・イオンは考え込む。

死亡した暗行御使の代わりに新しい暗行御使を派遣する必要がある中、パク・スン(チョン・ボソク)領議政は王(チョ・グァンウ)に再びチュンチョン(忠清左道)に派遣されないよう王に圧力をかけます。しかし、くじで決める派遣先は、、、チュンチョン(忠清左道)となり、困った表情を浮かべるパク・スン。

その頃、チュンチョン(忠清左道)のある村では、夫ノ・チュハンへの離婚を求めるキム・ジョイ(キム・ヘユン)。キム・ジョイが離婚を求めた理由を説明していると、義理の母チャン・パッスン(ナム・ミジョン)が現れ、離婚を反対する理由を語り始めます。夫の賭博が原因で離婚を求めるキム・ジョイに、ノ・チュハンが賭博を常習的にやっている証拠となる証人が必要であると言い渡され、困った状況に置かれたキム・ジョイ。

その夜、ハニャンの自宅にいるラ・イオンは、夢を見ます。彼が夢の中では見たのは、過去、世子(イ・ジュンヒョク)の姿。王命が届き、チュンチョン(忠清左道)への暗行御使に任命されたラ・イオンは、ユクチル(ミン・ジンウン)とクパル(パク・カンソプ)を連れて、早速チュンチョン(忠清左道)へ向かいます。

離婚を成立させるためには証人が必要な状況で、親友のファン・ボリ(チェ・ウォンビン)にお願いをします。キム・ジョイのために証言を約束したボリは、その夜、妊娠していることを知らせます。ボリの恋人は中央政府から派遣された地方長官のサット。

証言をすると約束したファン・ボリが現れず、、、腹を立たせたキム・ジョイが彼女の経営するチュマクに現れ、グルメ好きのラ・イオンはチュンチョン(忠清左道)に派遣された記念の初の食事として地域で有名な「チャグリ」を食べるために、ボリのチュマクに到着します。

店主のいないチュマクにいるラ・イオンたちを発見すると、キム・ジョイは怒りをぶつけ。。。その後、ボリが遺体で発見されたことを知ったジョイは、強いショックを受けます。ボリは正式な葬儀も行われることなく、火葬されることへの無念さをあらわすキム・ジョイ。面倒なことに関わるつもりがないラ・イオンは、「子供まで身ごもっていたのに・・・」とぼそっと語るキム・ジョイの言葉を耳にすると、ボリの死が事故死でないと疑います。

しかし、面倒なことに関わる予定はなく、、、静かに任務を終えて戻る予定のラ・イアンは、別の場所で発見された遺体が、馬牌(マペ:朝鮮時代に王が直接命を下し、全国を回りながら各都市の行政官僚達を観察させた特別検事「暗行御使」であるという証票)を持っていたことに気づくと。。。

第1話感想

グルメ大好きお坊ちゃんのラ・イオンは気づいたら暗行御使(御史)に選ばれていた!というハプニングから始まる陽気でコミカルなラブコメをオク・テギョンとキム・ヘユンが主演を務めています。気づけば暗行御使になり、地方へ派遣されたラ・イアン(オク・テギョン)は、こうなったら美味しい店をまわってハニャンに帰ろうと軽い気持ちで寄った村で怪しい殺人事件を遭遇。面倒なことには関わらないで無事にハニャンに戻るつもりが、、、離婚を申し出ているキム・ジョイ(キム・ヘユン)と出会ったことで、どんなことに巻き込まれることになるのか、時代劇ですが設定が現代風で、第1話から面白い!

第1話のサブタイトルは「事情罷議(朝鮮時代の離婚方法の一つ)」で、不幸な結婚生活を終わらせ自分の人生を行きたいと願う女性キム・ジョイが離婚を申し出るエピソードが印象に残りました。時代背景は16世紀の朝鮮ですが、保守的だった朝鮮時代を考えると、、離婚を求めるキム・ジョイというキャラクターに興味津々。

離婚をするためには友人ファン・ボリの証言が必要な状況で、裁判に姿を見せなかったボリ、、、しかし、ボリは遺体で発見され、彼女の死に納得のいかないキム・ジョイの姿を目撃したラ・イオン、、、男の遺体が発見され、馬牌(マペ)を持っていたことから、男の死に疑問を持つところで第1話は終了。

度々暗行御使が派遣されますが、命を落として戻ることから、疑問を持っていたラ・イオンは、自分の身分を隠してグルメを楽しんで戻ることになるのか、それとも暗行御使であることを明かして事件を解決することになるのか、今後の展開が楽しみです。

遺体で発見されたファン・ボリは前任として派遣された暗行御使から、何か重要な証拠となる記録本を預かった様子が描かれ、彼女の死が単純な事故死でないことが伺えます。

正統派の時代劇ではないですが、ラ・イオンとキム・ジョイがタックル組んで事件を捜査することが予想され、期待した以上に楽しめる作品になりそうですね。現代風テイストの時代劇で、オク・テギョンとキム・ヘユンが見せるユニークなキャラクターが魅力!

第2話視聴率4.035%

daisySSさん

第2話あらすじ

発見された男性の遺体が暗行御使だと気づいたラ・イオン(オク・テギョン)は、更なる情報を得るため事件が起きた地域を管理する官庁により、、、ラ・イオンを危険から守るためユクチル(ミン・ジンウン)がラ・イオンのふりをします。

親友のファン・ボリ(チェ・ウォンビン)の遺品を整理するキム・ジョイ(キム・ヘユン)は、彼女との思い出を浮かべ、、、涙を見せる。ファン・ボリが預かったのは何かの帳簿。山の中、銀を分離させる実験をしているパク・スン(チョン・ボソク)領議政の庶子であるパク・テソは、ボリが預かっていた帳簿を部下が手に入れられず戻ると、怒りを見せます。

村で起きたボリの死亡事件に関する質問を地方長官のサットに投げながら、死亡した暗行御使に関する情報をさりげなく合わせて集めるラ・イオン。ボリの遺品を燃やしていたキム・ジョイは、ボリが保管していた帳簿を発見。しかし、半分程燃えてしまった状態。。。

ボリの死亡事件を密かに調査中のラ・イオンは彼女が営んでいたチュマクに着ます。ラ・イオン、ユクチルとクパルを思い出したキム・ジョイは、彼らを追い払おうとします。御史であることをさりげなく明かすも、全く信じない様子のキム・ジョイ。しかし、離婚をするために必要な訴訟状の作成を約束すると、キム・ジョイは協力を約束します。

その頃、キム・ジョイを連れ戻すために義理の母チャン・パッスン(ナム・ミジョン)が現れ、無理やり家に連れ戻され、、、ユクチルとクパルは二つの事件に関する情報を集めるため動きまわります。一方、連れ戻されたキム・ジョイは、ボリの遺品で発見した帳簿の内容を確認、、、字が読めない彼女は押されている捺印を確認すると官庁に関係のあるものだと気づきます。

帳簿の内容は知らないものの、地方長官のサットにとって大事な物だと気づくと、帳簿を渡す条件で取引を持ち掛けます。離婚を認めてくれる判決を下してくれると、帳簿を返すと答え、、、開かれた裁判、、、キム・ジョイは離婚が確定していることに余裕を見せ、地方長官のサットが判決を下すことを待ちます。

彼女の望み通りの判決が下り、地方長官のサットの捺印が押されると正式に離婚が成立するはず、、、捺印が押されるのを待っていた時、男たちを連れて、暗行御使としてラ・イアンが官庁に姿を現す。

ラ・イアンは集めた情報をもとにサットを追求すると、サットはすべての罪を自白し、早くハニャンに移送して欲しいと怯えます。自分を殺すために送られた刺客を確認したからでした。

一方、暗行御使の声に見覚えがあるキム・ジョイは、顔をあげると暗行御使の顔を確認します。捺印さえされれば離婚が成立するにも拘わらず、その場にあったすべての書類を証拠品として回収するという言葉に、ショックを受けたキム・ジョイは、バンドゥクだと思っていた男(オク・テギョン)が暗行御使だと知ると、驚きを隠せない。

第2話感想

身分を隠すため両班ではないふりをしていたラ・イオン(オク・テギョン)の正体を知ったキム・ジョイ!彼が現れたことで離婚書類の捺印が押されていない状況で、キム・ジョイの離婚が成立しないまま終わってしまうのか、ハラハラ。しかし、自分自身の幸せを見つけるために、離婚したいと語っていたキム・ジョイの気持ちを察したラ・イオンが、暗行御使の特権を使って、離婚書類に捺印を押し!望んでいた通りに、離婚が成立しました。

「蝶」が自由になった女性(離婚した女性)を意味するようで、望んでいた通り、蝶を手に入れることができたキム・ジョイ。離婚したキム・ジョイが今後、どのようにラ・イアンとの関係を築いていくことになるのか、楽しみです。

第1話ではやる気のないグルメ好きのお坊ちゃん官僚にしか見えなかったラ・イアンですが、弘文館の官僚に出世したことを考えると、かなり優秀な人物ということですね。暗行御使として派遣されると命を落としてハニャンに戻ると言っていた同僚たちの言葉、、、でも、ただ、美味しいものを食べて戻ろうとしていた考えは捨てて、暗行御使であることを明かし、起きた事件の真相を探る捜査が始まるようですが、その過程でキム・ジョイが持っている帳簿が重要な証拠となるようです。

しかし、まだキム・ジョイは自分が手に入れたものがどれほど危険なもので、どれほど大事な証拠品になるのか気づいていないことから、今後もコミカルなエピソードが続くようです。

明るくコミカルな展開が続き、非常にみやすいドラマになっています。オク・テギョンが演じるラ・イアンというキャラクターが思った以上に素敵で、キム・ジョイとのラブラインまで期待させる!

今話、パク・スン(チョン・ボソク)領議政の息子が登場しました。帳簿を手に入れるためにファン・ボリを殺すよう命じたのは彼のようで、今後ラ・イアンも命を狙われることになるのでしょうか。カモフラージュのためにドジそうに見せかけるラ・イアンの、、、今後どんな困難がまっているのでしょう。

御史とジョイ 3話・4話 あらすじと感想

御史とジョイ 全話あらすじと感想 キャスト・相関図 視聴率


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