袖先赤いクットン

赤い袖先 5話・6話 あらすじと感想






袖先赤いクットン (そでさきあかいくっとん) 옷소매 붉은 끝동 Red Sleeve 2021年放送 MBC水木 全16話

第5話視聴率8.8%

daisySSさん

第5話あらすじ

惠嬪(へビン)ホン氏の命令で世子イサン(イ・ジュノ)を妓房まで尾行したソン・ドクイム(イ・セヨン)は、侵入後すぐに発見され剣を向けられます。ドクイムの顔を確認した後も、ホン・ドクロ(カンフン)は彼女を殺害することにためらうことなく、すぐに現れたイサンによって阻止される。

イサンを尾行した理由を正直に話し始めたドクイム。彼女の言葉を聞いたイサンは、母惠嬪(へビン)ホン氏の命令で彼女が動いたことを不快に思い、「明日すぐに王宮を出なさい」と命じます。王宮から追い出されることを恐れたドクイムは、「命を落とすことが怖くて、命令に従いました・・・」と、話すと世子を説得し始めます。その後、続くドクイムの言葉を聞くと気持ちが揺れ、同徳会(イサンの秘密組織)にドクイムをメンバーとして加えます。

秘密会合の帰り道、ドクイムに自分が好きな本を何冊かプレゼントするイサンは、ドクイムの中での自分のイメージが自分を王子ではなく、兼司書のままだと気づきます。「なぜ隠して兼司書のふりをし続けたのかの理由は分からないが、兼司書と思われている間、書庫に通うのが楽しかった。特別な時間だったから、、、」と語るイサン。特別な時間を過ごしたと話していたイサンの姿に、その夜ドクイムは心がトキメキ眠りに付けない。。。

翌日、ドクイムを訪ねてきたホン・ドクロ(カンフン)は、ドクイムへの世子への気持ちを確かめようとします。野心を隠し優しい顔をしているホン・ドクロの正体を見抜いたドクイムは彼を警戒します。「宮女はただの宮女だ、、、宮女の考えなどいらない」と王宮内でのドクイムの立場を気づかせるような言葉を掛けるホン・ドクロ。

王はイサンに代理摂政を行わせることを考えていると分かると、イサンを廃位させるために動いていたファワン王女(ソ・ヒョリム)、左議政ホン・ジョンヨと尚宮ジョ氏(パク・ジヨン)が集まり、イサンに代理摂政を任せなくするための計画を立てます。

その頃、王宮では忙しい時間を過ごし、散歩中のイサンは、一日中ドクイムのことが気になります。そんな時、笄禮式のために正装したドクイムを発見すると、「まさか王様と?・・・」と慌ただしい様子。正式な宮女になるための儀式である笄禮式を行うためだったと知ると、安堵します。一人になったイサン、、、勘違いしたことを思い浮かべ、ニヤッと笑顔を見せます。

予定通りに、笄禮式が進められ、正式に宮女となったドクイムが東宮殿でイサンに報告の挨拶をあげる予定。王宮を訪ねた惠嬪(へビン)ホン氏は、笄禮式のために準備しているドクイムの姿を確認すると、何かを命じます。

ドクイムよりも先に東宮殿に到着した惠嬪(へビン)ホン氏は、ドクイムが待っていることを確認すると、イサンに質問を投げかけます。母の計略通りに、宮女出身の後宮を迎え入れるつもりはないと返事を返すイサン、、、その直後、二人の会話をドクイムが聞いていたことに気づくイサンは、初めから母が準備した計画だと気づきます。

イサンに代理摂政を行わせないため、ファワン王女(ソ・ヒョリム)は、彼が妓房遊びをしているとの噂があると王に伝えると、王はイサンの外出を確認するための調査を命じ、結果が出るまで東宮殿から外に出ることを禁じます。食事が運ばれる時以外は、宮女との接触することが許されない。その夜、当直当番を自ら希望したドクイムは、宮女たちに読み聞かせている本をイサンの部屋の前で読み始めます。

誰とも接触することができず、好きな本を読むことも禁じられた中、ドクイムの行動に心が癒されるイサン。二人の会話のやり取りが続いている中、突如東宮殿に現れた王は、護衛武士が王宮から外出した記録を手に、、、イサンが妓房に通っていた証拠があると、激怒、、、暴力を振るい始めます。「世子は父のようになってはいけない」と語ると、暴力は続き。。。

一人になった世子に掛ける言葉を悩んでいたドクイムは、これまでも気まぐれな王の暴言や暴力を受け続けてことを知ると、王の命令に背きイサンの部屋に入ると「これから命がある限り、私は世子様の味方です。必ずお守りします」と語ると、イサンを見つめる。

第5話感想

今話!!ドキドキするポイント満載の一話でした!

ドクイムのことになると表情が変わるイサンを演じるイ・ジュノの演技に、心がときめきました。今後の展開、、、絶対に期待を裏切らない素敵なロマンスが描かれること間違いなしです。父の思悼世子(サドセジャ)が王の命令で、米びつに閉じ込められ餓死した後、世子になるために気まぐれで暴力的な王の性格に合わせ、長年耐えてきたイサンの姿を目撃したドクイム。ドクイムはイサンが即位するまで、命を懸けてイサンの力になると語るエンディングでは、感動しました。

エンディングでイサンが見せた表情から、彼もドクイムの言葉に心が動いたようで、今後、イサンにとってドクイムは最も重要な協力者となるようですね。尚宮ジョ氏(パク・ジヨン)がイサンの即位を邪魔する計画に加わっている理由は、過去、正気を失った思悼世子(サドセジャ)が多くの宮女たちを殺害したことを目撃したことから、殺人者の息子であるイサンが即位することに反感を持っているようでした。

朝鮮歴史上、世子となって即位するまで最も多くの困難を乗り越えた王様として知られているのが、第22代王の正祖(チョンジョ)ですが、このドラマでは世子イサンが正祖に即位するまでの物語を描く内容になるのか、楽しみです。

第6話視聴率9.4%

daisySSさん

第6話あらすじ

王から下った禁足令のため、東宮殿の部屋から外に出ることができないイサン(イ・ジュノ)に代わり、イサンの伝言を伝えるため同徳会(イサンの秘密組織)に参加したソン・ドクイム(イ・セヨン)。イサンの力になってくれる協力者を探すべきだとの案が出ますが、誰にするかの結論が出ず、、、ドクイムの考えは王妃キム氏(チャン・ヒジン)の力を借りるべきだとイサンに助言。

親蚕礼(チンジャムネ)が近づき、王妃にとって最も重要な儀礼式にも拘わらず、自分が持つ力を見せつけるよう語るファワン王女(ソ・ヒョリム)に反論できない王妃。親蚕礼(チンジャムネ)の間、王妃の宮殿で儀礼の手伝いをすることになったドクイム。

イサンの力になって欲しいとお願いの言葉を口にする前、王妃がドクイムを試します。三つの質問を出すと、その答えを考えるよう伝える王妃、、、質問の内容を聞かされたイサンは答えを見出すことができず、、悩む様子のドクイム。ドクイムの答えを聞かされた王妃は、その夜、悩む姿。世子がどれほど自分を大事に思っているのかを問う王妃の質問に、「鏡です・・・」と始めるとその理由を述べます。

ファワン王女をコントールできて、王が王女をかばうこともできない名分を見つけること、誰も異議申し立てできない名分が必要な状況。ドクイムは偶然、ファワン王女が清から輸入されたシルクを買い占めていることを知ります。

王妃よりも権力を握っていることをアピールするファワン王女をそのままにしておくわけにはいかない王妃、、、ドクイムに名分を探してくるよう命じ、、、準備していた親蚕礼(チンジャムネ)が始まります。集まった婦人たちの間で最も派手な姿で現れたファワン王女を見ると、婦人たちに清から調達したシルクを使ったと自慢する王女。

親蚕礼(チンジャムネ)は女性が主管できる唯一のもので、その長たる中殿(チュンジョン:王妃)が陰暦3月に内外命婦を宮中に呼び執り行う儀礼式。朝鮮で育てられた蚕から取れたシルクを広めるための儀礼。そんな重要な儀礼で、清で輸入されたシルクを自慢したことから、王妃はファワン王女から受けた屈辱を返す名分を手に入れることになります。王宮内では王に続き、すべてを取りまとめるのが王妃であることを見せつけるように、ファワン王女に土下座させ、頬を叩くほどの過激な行動を取る。

出来事を知った王に、王妃キム氏(チャン・ヒジン)は、ファワン王女の母として娘の間違いをそのままにするわけにはできなかったと、自分が至らないからだと語り、、、彼女の言葉を聞いた王は、逆に王妃を心配します。

悩んだ末、王妃は世子イサンに下された禁足令を取り下げて欲しいとお願いします。すると、王は世子に禁足令を下したことはないと語ると、自由の身になるイサン。

その夜、王宮の出入り口で困った少女を助けたドクイム。その少女はホン・ドクロ(カンフン)の妹でした。そのことを知ったホン・ドクロがドクイムに近づくと、耳の近くでつぶやきます。東宮殿から出られるよう動いたのが王妃だったとドクイムに知らせるホン・ドクロ、、、ドクイムの反応を確認すると、彼女がこの出来事に関与したことに気づく。そんな二人の様子を偶然目撃したイサン。親密に見えた二人の姿に怒りが収まらず、、、入浴を始めるも苛立ちはそのまま、、、気難しい世子の世話をするのを拒む宮女たちに押されるようにドクイムが世話をすることになります。

入ってきたのがドクイムだと知ると驚きを隠せず、上着を羽織るイサン。不機嫌な彼に言葉を掛けると、気になっていた言葉がぽろりと出て、ドクイムとホン・ドクロに嫉妬していたことがバレてしまう。

その後、浴槽の中に落ちたドクイムを助けるイサン、、、二人はお互いを見つめ合い。。。

第6話感想

イサンの力になるために奮闘するドクイム!

今話は緊張感溢れる展開が描かれました。若い王妃にとってサバイバルのような王宮内での生活を生き抜くことが難しいことから、協力者が必要な状況だと推測することはできますが、権力を握りイサンを廃位させるために動くファワン王女と王妃が今後対立する関係へと発展することになるのでしょうか。

ドラマのストーリーが進展すると共に政治的なエピソードが多く含まれた展開へとなるようです。今話、ドクイムとホン・ドクロに嫉妬するイサンの姿が描かれ、まるで告白のようなセリフを語るイサン、、、二人の本格的な恋が始まることになりますね。

エンディングに登場した入浴シーンは、典型的なシーンではありますが、胸キュンするシーンでした。テンションもよく、イサンとドクイムのケミストリー(相性)も完璧。イ・ジュノは「キム課長とソ理事」と「脂っこいロマンス」で演じたツンデレなイメージを持ちつつも、時代劇に似合う王子様のキャラクターを熱演しています!!

今話で見せたこの予感、、、次の話でどのようにつなげていくことになるのか、ドキドキ。

赤い袖先 7話・8話 あらすじと感想

赤い袖先 全話あらすじと感想 キャスト・相関図 視聴率

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