恋人 연인 2023年放送 MBC 金土 全20話
neroさん |
第5話視聴率8.4
第5話あらすじ
間一髪、オランケに襲われそうになるギルチェ(アン・ウンジン)を救ったジャンヒョン(ナムグン・ミン)。残党を始末したあと、ジャンヒョンはとっさに自分を「旦那様」と呼んだギルチェをからかう。
ジャンヒョンの腕の怪我を治療しながら、義兵に出たヨンジュン(イ・ハクジュ)の安否について尋ねるウネ(イ・ダイン)。軍に合流した義兵たちがオランケの奇襲にあって敗北したことを知りながらも、ジャンヒョンは「きっと無事に城に着いたでしょう」と答えた。
その夜、ジャンヒョンに会ったことでほっとしたのか、ギルチェは久々に深い眠りにつく。
翌朝、ギルチェらに馬を一頭譲り、残りのオランケを探しに旅立つジャンヒョン。その道中でボロボロになったヨンジュンらと顔を合わせたジャンヒョンは、この期に及んでもなお王を守るために城を目指すというヨンジュンの言葉に呆れた。
ウネとギルチェが家族と別れて女性たちだけで避難していることを告げ、今からでも彼女らを守ってはどうかと聞くジャンヒョン。しかし、ヨンジュンは自分が士(ソンビ)である限り、王のために命を捧げることが自らの役目だと語る。結局、ヨンジュンをそのまま死なせるわけにいかないジャンヒョンは、共に兵が集まる光教山を目指すことに。
一方、里に着いたギルチェらは、村人たちが近くの光教山へ移動すると聞き、それに同行する。山のふもとには負傷兵を治療する医療所が設けられており、ウネの一声でギルチェも負傷兵の治療に当たることとなったのだ。
その頃、光教山に着くなり敵陣の奇襲を受けるジャンヒョンら。そんななか、敵の攻撃を受けてヨンジュンが太ももを負傷してしまう。ヨンジュンを連れて医療所へ向かったジャンヒョンは、そこで負傷者の面倒を見るギルチェと再会。
ジャンヒョンが無事だと知って安堵の笑みを浮かべるギルチェだったが、すぐ後ろから痛みに苦しむヨンジュンの姿が見えると、ギルチェは慌ててヨンジュンのそばに駆け寄る。
ヨンジュンの怪我がまるで自分のせいかのように責め立てるギルチェに、ジャンヒョンは腹を立てた。黙ってその場を立ち去ろうとするも、ジャンヒョンの腕から血が流れるのを見たギルチェはそれを引き留め、治療を受けていけという。
ギルチェが包帯を取りに行く間、ジャンヒョンに声をかけるウネ。ウネはヨンジュンを助けてくれてありがとうと礼を言い、つづけてオランケが攻め入ったと知らせを聞いたとき、ギルチェが見たのはヨンジュンではなくジャンヒョンだと話した。
ふたたび戦場に駆り出されたジャンヒョンは、「どうせなら勝つ戦をしてみてはどうか」と声を上げる。ジャンヒョンの作戦は成功し、初めて朝鮮軍はオランケに勝利。ところが、武器を運んでくる予定だった援軍がオランケに討たれ、軍は解散を余儀なくされてしまう。
その後、世子に仕える内官のオンギョム(ヤン・ヒョンミン)に声をかけられたジャンヒョンは、仕方なく南漢山城へ向かうことになる。王を救うことに興味はないと言っていたジャンヒョンが、なぜ南漢山城へ行くのかと疑問に思うギルチェ。そんなギルチェに、ジャンヒョンは「君が泣くのを見たくないからだ」と伝えた。
江華島に避難するよう告げ、「かならず会いに行く」と約束するジャンヒョン。翌日、ギルチェはジャンヒョンに言われた通り江華島へ向けて出発する。
一方、オンギョムと共に南漢山城に入城したジャンヒョンは、清国の皇帝・ホンタイジ(キム・ジュヌォン)が朝鮮に来ているという噂を耳にする。ホンタイシが朝鮮の地に足を踏み入れたとなれば、朝鮮は完全に滅ぼされるかもしれない。
ふと医療所で別れたギルチェのことを思い出したジャンヒョンは、自ら敵陣に潜入して噂の真相を確かめると言い…。
第5話感想
自らオランケの中に身を投じることにしたジャンヒョン。果たして、ジャンヒョンは無事に戻ってくることができるのでしょうか。
いくらオランケのことをよく知っていると言っても、敵だらけの場所に一人で乗り込むとは、、不安です。(リャンウムも一緒ですが。)そして、そんなジャンヒョンの言いつけを守って、江華島を目指すギルチェ。
それにしても、「泣く姿を見たくない」と話すジャンヒョンに、「私の顔を見たくないですって?」と言い返すギルチェには思わず笑ってしまいました。恋愛の達人と言っていた割に、ジャンヒョンの想いにはまったく気づいていない様子(笑)そんなギルチェがキュートで愛らしいです。だからこそ、ジャンヒョンも放っておけないのでしょう。
また、ウネとヨンジュンの恋模様も切ないですね。ジャンヒョンのようにすべてを捨ててウネだけを愛せばいいのに、、と思いながらも、ソンビとしての志を持つヨンジュンがカッコよくも見えてきました。でもやっぱりウネからすれば王よりなにより、無事であって欲しいですよね、ヨンジュンには。
第5話では、川を渡る女性たちを次々と抱きかかえるジャンヒョンの姿も登場。最後にギルチェをお姫様抱っこしたとき、「他の女性とは違う」と言い切るジャンヒョンがこれまた素敵でした。
第6話視聴率8.8
第6話あらすじ
ホンタイジが朝鮮にやってきたことを確認するため、リャンウム(キム・ユヌ)を連れて敵陣に乗り込んだジャンヒョン。リャンウムが満州語で歌を歌うと、その歌声に魅了されたホンタイジは、歌い手のリャンウムと演奏者のジャンヒョンを呼び入れた。
すっかりリャンウムの歌声が気に入った様子のホンタイジ。だが、腹心の龍骨大(チェ・ヨンウ)は2人を疑い、リャンウムの目の前でジャンヒョンを拷問にかける。足の爪を剥がされ血が溢れ出すも、リャンウムは決して口を割ろうとはせず。こうして2人は、なんとか龍骨大の信頼を得ることに成功する。
その後、ホンタイジは仁祖(キム・ジョンテ)に城から出て来るよう命じたが、朝鮮側は最後までそれを拒否。屋敷の外では、内官たちが決して清国に屈してはならないと訴えつづけた。
しかし、ホンタイジ側も一切引く様子はなく、交渉は平行線に。そんななか、しびれを切らした清国は、城に向かって砲撃をはじめる。急に圧迫を強めた清国を不審に思った昭顕世子(キム・ムジュン)は、ジャンヒョンにその理由を突きとめるよう命じた。調査の末、ジャンヒョンは敵陣で天然痘が蔓延していることを知る。
リャンウムにこの事実を世子に知らせるよう告げ、自分は残って、ここ最近姿を見せないホンタイジが天然痘に感染したかどうかを調べるというジャンヒョン。知らせを受け取った世子は、もしホンタイジが無事な場合、“どんな手段をつかってでも王を圧迫するでしょう”という一文にハッと息をのんだ。
その頃、ギルチェはジャンヒョンに言われた通り江華島に避難していた。水場での戦いを嫌うオランケの特性を考えた上でのジャンヒョンの考えだったが、今回だけはその読みが外れてしまう。ホンタイジが江華島への侵略をすすめたのだ。
いち早くオランケの上陸に気づいたギルチェは、ウネらを連れて山道を走り抜ける。多くの女性たちはその場で自決し、海に身を投げ出した。同じく江華島に避難していた世子嬪と元孫もまた、窮地に立たされてしまう。
そんななか、海辺で避難民と兵士たちが言い争うのを目にしたギルチェは、自分たちも船に乗ってここから逃げようと話す。しかし、兵士らは避難民が船に乗ることを許可せず。そこへ、元孫を抱いた内官の一人が馬に乗って駆けてくる。状況を察したギルチェは、ウネらに先に船の方へ行くよう告げ、自らは元孫のもとへ。
オランケの弓に倒れた内官に代わって、自分が元孫を船まで運ぶとギルチェ。元孫を抱えたギルチェは、一目散に船へと駆け出した。
船の前に到着すると、ギルチェは元孫を渡す代わりに自分と友人らを一緒に船に乗せて欲しいと頼む。こうして共に船に乗り込んだギルチェらは、江華島を後に。
一方、天然痘患者の治療に当たっていたジャンヒョンは、ホンタイジが江華島に船を送ったと知る。愕然とするジャンヒョンの前に、見覚えのある短刀が。それはジャンヒョンがギルチェに自分の身を守るためにと渡した物だった。
自分が江華島へ行けと言ったばかりに、ギルチェが命を落としたかもしれないと絶望するジャンヒョン。その後、ジャンヒョンはギルチェの安否を確認するため、自ら江華島行きを志願。
江華島近郊の島に上陸したジャンヒョンは、赤ん坊の泣き声を耳にする。すかさず声のする方へ向かうと、そこには身を寄せ合って必死に隠れるギルチェらの姿が。ギルチェが無事だと知って安心したジャンヒョンは、「猫だった」と嘘の報告をする。ところが、またもや泣き声が聞こえると、ジャンヒョンは様子を伺おうとする隊長に襲いかかった。
仲間を殴り殺す場面を他の兵士たちに見られてしまったジャンヒョンは、ギルチェらを追いかけようとするオランケに飛びかかり、「誰もここを通らせない」と一言。
第6話感想
最後はまたもやジャンヒョンのカリスマ性が光った第6話!
オランケが水場での戦いを嫌いと知るジャンヒョンは、海に囲まれた江華島なら安全だと考え、ギルチェをそこに避難させます。これまでジャンヒョンのおかげでいくつもの危機を乗り越えてきたギルチェは、ジャンヒョンの言葉を信じ江華島へ。しかし、そこへオランケが…。
まさかホンタイジが江華島へ兵を送るとは、驚きました。なんとか島を出ることに成功したギルチェでしたが、またしてもピンチに見舞われます。そこでもまた、ジャンヒョンが助けに入り…。本当にジャンヒョンはスーパーヒーロー過ぎますね。
一度はその場を離れたギルチェ。しかし、かならず会いに行くというジャンヒョンの言葉を思い出し、ふたたび踵を返します。果たして、ギルチェはジャンヒョンと再会することができるでしょうか。
そして、どうやら自らも天然痘に感染してしまったと思われるジャンヒョン。もしギルチェがジャンヒョンに気づいたとしても、ジャンヒョンとしてはギルチェを遠ざけるしかありません。なんという運命のいたずら、、
手に汗握る展開とは、まさにこのこと!とってもおもしろいです。
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