放送予定
【日本放送】
未定
【韓国放送期間】 2025年 4月18日~ 6月7日 金・土/午後10:00~
鬼宮 귀궁 |
2025年放送 SBS金土 全16話 |
視聴率平均視聴率 % 시청률 最低視聴率第回% 最高視聴率第回% |
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あらすじ霊媒師としての運命に抗おうとする巫女ヨリ(宇宙少女のボナ)と、彼女の初恋相手ユン・ガプ(BTOBのソンジェ)の体に閉じ込められたイムギ(韓国の伝説に登場する想像上の動物)ガンチョルが、王家に恨みを抱いた八尺鬼に立ち向かうファンタジーロマンス |
相関図 |
キャスト主要人物
ユン・ガプ 役 ユク・ソンジェ 生まれつき病弱で体を使うことにはまったくの苦手だが、すらりとした背丈に白く透き通った顔をした美しい男。たとえ要職に就けない身の上でも学問に優れ、世の中を見る視線も深く鋭く、王の寵愛が格別だ。 それもそのはず、彼は貧しい環境ゆえに正統教育を受けられなかったにもかかわらず 、並々ならぬ聡明さで、昨今の軍事体制と奴婢制が民の暮らしをどのように迫害して、国の綱紀を危うくするのか批判した上訴文を上奏し、王を感動させた。 しかし、王の唯一の息子、王子が難しい病にかかった今…。このままでは王の改革が、自分が夢見た世の中が完全に水の泡になる。陰事を強く禁止する王の手前、巫女を宮殿に入れることはできない。苦肉の策で故郷の地で再会したヨリをメガネ職人として宮殿に入れることにする。 自分と同じように一人きりだったその子が気の毒で、それでも堂々と立ち向かうその子の強い気概に、いつも視線が向かう子だった。祖母で巫女だったナプドクよりも立派な巫女になるだろうと、近隣の村までも呼び声が高かった子。きっと王子を救い、王の大業に貢献できるだろう。
ヨリ 役 キム・ジヨン 国の祈祷も引き受けたという偉大な巫女ノプドクの一人きりの孫娘。祖母の神気を受け継ぎ、わずか7歳で村の両班の息子の将来を言い当て、逃げた犯罪者の行方もすぐにみつけるなど、将来は偉大な巫女になるだろう片りんを見せつける。 そんな彼女の運命がひどくねじれ始めたのは、13年前、悪神カンチョリが彼女を初めて訪ねてきた時から。龍になれなかった大蛇、人間が最も嫌う悪神カンチョリが、自分の昇天のために神技に優れたヨリの体を狙ったから。 しかし、ノプドクがヨリに護身用として握らせた警鬼石のおかげでヨリの体を手に入れることができず、ひどく腹を立てたカンチョリがヨリの人生を一つずつ壊し始めた。 唯一、ヨリに笑いかけてくれた両班の息子ユン・ガプの足を折って、悪神の呪いを受けた子だと人に後ろ指をさされ、ついには海辺で竜王の祈祷をしていた祖母ノプドクまで息を引き取ると、ヨリの心はガラガラと崩れ落ちた。 あいつの仕業だ。 カンチョリが。 今やヨリは自ら巫女の運命を拒否する。メガネ職人として生きて生計を立てながら、波風なしに一生を過ごすことがヨリが望む、素朴で平凡な人生だ。 ある日、初恋であり王の検書官だったユン・ガプの体にカンチョリが憑依する。そして、望んでもいない悪鬼である「八尺鬼」の標的となり、王と国の運命に深く絡んでいくことになる。
イムギ(大蛇)カンチョリ 役 ユク・ソンジェ&キム・ヨングァン 龍に劣らない神力を持つ存在で、ヨリのような神気を持つ巫女たちの目にだけ見える。自然災害のような気候を操る力を持ち、その力で人間が苦労して作った農作物を台無しにしたりする。 「カンチョリが去ったところには秋も春」ということわざまであったほどに収穫を台無しにする。実際、この数年間の日照りと洪水で村人らが飢えていたのも全てカンチョリの仕業。となると、カンチョリが人々に嫌われる悪神と呼ばれるのも当然なこと。しかし、カンチョリは気にもしない。なぜなら彼も心底人間を憎んでいるからだ。 カンチョリはもともと、千年の苦しい修行の末に龍になる日だけを待つ大蛇だった。千年目の日、ついに龍になって昇天しようとした瞬間、一人の人間の子供の目に留まり、そのまま落ちてイムギになってしまった。大蛇が昇天する時、人間の目に触れてしまえば龍になることができなくなる。 千年の長い修行が一瞬で水の泡になったことへの八つ当たりで、百年間粘り強く人間たちを苦しめてきたカンチョリ。ある日、澄んだ鏡のように神霊を明るく照らす神気を持った、少女ヨリの力を利用して再び龍になろうと企む。神気に満ちた巫女が大蛇を主神として受け入れ、真心を込めて祀れば、その神霊力で大蛇も再び龍になれるという。 しかし、ヨリが持っている警鬼石のために、なかなか近づくことができずイライラしていたところ、 ヨリが書生のユン・ガプと宮殿に行くことになり、気が急いだ。宮殿にはカンチョリをもはばかる、あの悪毒な八尺鬼がいるではないか!! いくらが警鬼石があるとはいえ、ヨリは遅からず八尺鬼の良い餌食になるだろう。切迫した思いでいたところ、ちょうど殺されてしまったユン・ガプ。その体に憑依して入り込み、ヨリの警鬼石を奪うことには成功した。が、 どういうわけかユン・ガプの体から再び抜け出すことができなくなり…。 弱い人間の体内に閉じ込められた以上、 日に三食を取らなくてはならず、臭い排泄をしなければならず、 寒ければ服を着なければならず、暑ければ日陰を探さなければならなかった。 また、王の検書官という職責を持つ人間の体を使う以上、守らなければならない面倒くさくてたまらない約束事が、またどうしてこんなに多いのか! まぁ、それらは仕方ないとして、カンチョリが一番耐えられないのは、その長い時間、人間をあれほど長く見守っても一度も理解できなかった感情。悲しみ、喜び、ときめき、怒り・・・・・人間の喜怒哀楽の五欲が彼の胸を打ち鳴らすなんて、笑わせるじゃないか。 特に、ヨリと向き合うたびに感じられる胸の痛む感情に混乱し、気が狂いそうだ。しかも、決して向き合いたくなかった八尺鬼とついに向き合うことになるカンチョリ。人間の体に閉じ込められたカンチョリは、ヨリと共に八尺鬼に対敵できるのか!!
イ・ジョン 役 キム・ジフン 文武両道の並外れた努力派の天才型君主。若くして王位に就き、戚臣(姻戚関係にある臣下)たちと血なまぐさい政治争いを繰り広げ、破格的な改革を推進してきた。 彼は父であり先王の悲劇的な死を覚えている。父の部屋の中にあふれていた腐った肉の匂い、布団から這い出てくる汚い虫の群れ、苦痛で泣き叫ぶ父の声…。父をそうさせたには背後があると推測しながらも、強い国を夢見る彼は、個人的な恨みにとらわれるよりは大乗的な気持ちですべてを覆す方を選択する。王は私情を持つ人間であってはならないから。 ところで、13年が過ぎて・・・・・・ やっと8歳になった幼い王子が死んだ父親と同じように狂症にかかった。このままでは幼い息子まで死なせるかも知れないという恐怖が襲ってくる……。 しかし、王が陰事を行うことはできない。巫女が都城の中に入ってくることさえ厳格に禁止されている国法を、王自らが破ることは容認できないことだった。 そんなある日、彼の誠実な検書官ユン・ガプが死んで生き返り、宮殿内で怪しい行脚を繰り広げ始め、悲劇的な家族史の中で押し殺してきた彼の私情的かつ人間的な感情が結局爆発してしまい…!
王室の人々
プンサン 役 キム・サンホ 本来、悪霊を使う呪いで生計を立てていた下級術師だった。八尺鬼を「天地将軍」として仕え、その力で一介の術師の運命から抜け出し、盲人たちの集会所でもてなされ、よい暮らしをしている。
キム・ボンイン 役 ソン・ビョンホ 13年前、先王の父を失った若き現王をそばで心強い政治的後援者として、四方が敵の宮殿の中で常に支える。見た目は慈しみ深い老人のように見えても、簡単に本音を見せない老練な政治家。
王妃パク氏 役 ハン・ソウン 10歳の若さで宮殿に入って王と結婚、 当時世子だった王と兄妹のように育ち、その悲劇的な家族史に共に心を痛めていた。温かく善良な性格で、王の深い愛と信頼を受けている。息子が死んだ先王のような狂症になり、涙を流しては心を痛める。
イ・グァン 役 パク・ジェジュン 父に似て頭脳明晰で、母に似て心が温かい子。
大妃 役 ハン・スヨン 先王が正妃の死後に迎えた若い継妃で、現在の王室の最高権力者。母方の遠い親戚にあたる前・左議政のチェ・ウォヌ大監の力で今の地位に上がった。
ヨンイン大君 役 キム・ソンビン 先王と継妃だった大妃の間に生まれた王子。 今の王とは違い、狂暴で傲慢な性格で、事件や事故を絶えず起こす。密かに収拾するために、大妃を日増しにやきもきさせる。
ハン尚宮 役 キム・ナユン 大妃の恨みごとの多い人生をそばで見守りながら胸を痛める。
オ尚宮 役 チェ・ジョンイン 王妃が入宮する時に家から連れてきた使用人で、中殿の忠実な右腕。
宮殿内の人々
クァク・サンチュン 役 ユン・スン 武官各班を統括する頭領。正統派の武班家の後継者で、軍事力を牛耳る強大な実力者。 王の改革に反対する代表的な人物であり、王の動きにも敏感に反応する。
アン・ソクジュ 役 コ・インボム クァク・サンチュンとともに王の改革に反対する。勘のいい日和見主義者。
チョン・サスン 役 パク・ジュヒョン クァク・サンジュンの推薦で宮殿に入った。クァク・サンチュンに忠誠を尽くす。
王の部下
キム・ウンスン 役 キム・イングォン 先王の時から仕えてきた誠実な内官。王に対して行儀の悪いユン・ガプ(カンチョリ)のために毎日歯ぎしりして、あごがはずれそうだ。
キム・グヌ 役 キム・ドンヒョク 庶子出身の王の剛直な護衛武官。武芸にたける。
ソ・ジェイル 役 ハン・ミン キム・グヌを助けて王を補佐する。
サンドク 役 キム・チャノ ウンスンと共に王を補佐する。
術師たち
ナプドク 役 キル・ヘヨン 巫女として蔑まれても、その本分を全うするために一生を捧げた。1歳にもならないうちに疫病で両親を亡くした孫娘ヨリを大切に育てたが、自分の神気を受け継いで巫女になる運命という事実に心を痛める。竜王への祈祷の途中で殺される。
カソプ僧侶 役 イ・ウォンジョン 憑依の霊魂を成仏させる仏教式の退魔儀礼の大家。
ノ僧侶 役 ウ・サンジョン 一見、ただの歯の抜けた認知症老人のように見えるが、神妙な気運を持った僧侶。 カソプ僧侶を師として仕える。
イムギ(大蛇) ビビ(ヨンノ)役 チョ・ハンギョル カンリョリと共に千年近い歳月を共に過ごしたが、やはり昇天途中で人間の目に留まり、地に落ちて大蛇になった。 カンチョリの実弟のような存在で、唯一の血縁であり、最も近い親友のような存在。 人間に対する敵がい心と不信がカンチョリよりも強く、だからこそ人間の力を借りて再び昇天しようとするカンチョリを理解できない。ビビが昇天するための方法として選択したのは、まさに人間を食らうこと。罪悪と貪欲で腹いっぱいの還暦を過ぎた両班100人の魂を食い尽くせば、再び昇天することができる。
その他の人物
ヨングム 役 チャ・ジョンファ もともと心が温かくか弱い性質だったが、 夫を亡くして幼い息子を一人前に育てるため、あらゆる嫌なことをしながら、根気強い女性になった。息子が刃物で刺される大けがをして目を覚ました後、まるで別人になったかのようになると、記憶喪失のせいだと思い心配する。
チェ・ウォヌ 役 アン・ネサン 年老いて今は都落ちしたが、依然として文人社会を牛耳る強大な影響力を持っている。王は破格級の改革政治のために彼を自分の味方にしようと努め、その動きを朝廷の大臣たちも注視している。
チェ・インソン 役 シン・スルギ 金枝玉葉の一人娘として可愛がられながら育ったため、やや傲慢だが、天性が明るく率直だ。病を患って死にかけていたところを、ヨリが片足の鬼を追い出して生き返らせた。が、自分を救った者はヨリではなく王の検書官ユン・ガプと誤解する。彼を心に秘め、積極的に歩み寄る。
マックム 役 キ・ウンス
セウォン 役 ハン・スンビン プンサンの右腕であり、行動隊長でもある。
パン・ジク 役 ペク・ジェジン
鬼たち
八尺鬼 身の丈が八尺もある悪鬼。
水殺鬼(オギム) 役 ソン・スイ 中宮殿後苑の井戸に住む不気味な姿の水鬼。
片足鬼 役 イ・テゴム 一本足の鬼で、いつも笠をかぶり、蓑を着ている。
夜光鬼 役 パク・ダオン 幼い子供の靴を盗み、靴の持ち主の運まで盗む幼い子供の姿の鬼。
マットル 役 キム・ジュノン 汚い川沿いに住んでいたヤマネコ。
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スタッフ /演出:ユン・ソンシク、脚本:ユン・スジョン |
作成:え |
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