ノクドゥ伝 花に降る月明かり 朝鮮ロコ－ノクドゥ伝 조선로코 – 녹두전 【韓国放送期間】2019年 9月30日から2019年 11月25日
2019年放送 KBS 全32回 16話
第29回視聴率6.3％ 第30回視聴率7.8％
| daisySSさんより |
第15話(第29・30回)あらすじ
トン・ドンジュ（キム・ソヒョン）は王宮に向かうチョン・ノクドゥ（チャン・ドンユン）が心配になり、ノクドゥは「復讐とかはもう忘れた、ドンジュの側にいたい」と告白し、彼女を安心させます。戻るまで待っていると返事するドンジュを残し、王宮を占領しているチャ・ユルムに阻止するため、兵曹判書(ピョンジョパンソ)と共に王宮に到着。
ク―デターを起こした犯人としてチャ・ユルム/綾陽君（ヌンヤングン）に剣を向けると、ユルムは兵曹判書(ピョンジョパンソ)が裏切ったことに知ると非難の言葉を浴びせ。難しい立場に置かれたノクドゥ、、、王妃の登場でノクドゥが王、光海（チョン・ジュンホ）の息子であることが明かされ、チョン・ユンジョ（イ・スンジュン）がこれまで育ててきたことを伝えます。ノクドゥが息子であることを証明するノリゲ（装飾品）を証拠に彼が王子であることが証明されますが、引き下がらないチャ・ユルム/綾陽君（ヌンヤングン）。
ノクドゥとユルムはお互い剣を向けることになり、ノクドゥは王妃を安全な場所に移すと、短い親子の再会を果たします。一方、父チョン・ユンジョが気になって王宮に戻ったチョン・ファンテ（ソン・ゴンヒ）も父と再会を果たし、チョン・ユンジョはチャ・ユルム/綾陽君に協力することを辞めるようすすめますが、ファンテは諦めず。。。ユルムの部下に発見されてしまい、ファンテをかばってチョン・ユンジョが斬られてしまう。
キム・スクがノクドゥをサポートするために現れ、ユルムを驚かせます。傷ついた兵曹判書(ピョンジョパンソ)を抱えて立ち去るノクドゥを狙うユルムの弓。ノクドゥが戻るのを待ちきれず彼が心配になって王宮に向かったドンジュは、ノクドゥを狙うユルムを発見。ノクドゥはドンジュに気づかず、阻止するドンジュにユルムの怒りは爆発します。ユルムが王位に野望を燃やす理由はドンジュへの一途な気持ち、ノクドゥへの嫉妬心から。。。ドンジュへのノクドゥの気持ちを再び確認することになったユルムは、ノクドゥの命を必ず狙うことを誓います。
戦いは夜を迎えても終わらず、ユルムは激しく抵抗します。しかし、右腕の部下をキム・スクに殺され、ユルムは精神的に大きな打撃を受けます。ユルムのク―デターが失敗に終わりそうになった時、川に転落し死亡したと思われていた王、光海が王宮に戻り。王位を狙ったとしてノクドゥを疑います。ク―デターを起こそうとしたのはユルムなのに、、、大妃の嘘にノクドゥがク―デターを起こし王位を狙ったと誤解する王。。。
第15話(第29・30回)感想
死んだと思われた王が生きていました！あのまま死んでしまったとは思っていなかったですが、姿を現したタイミングが本当に最悪でした。大妃の言葉やユルムの言葉を信じて、ノクドゥが王位を狙ったと誤解する王の病んだ心に怒りを感じた一話でした。
結局、王への殺意があったことを認めざる負えない状況に置かれ、ノクドゥがすべての罪を背負うことになるのか、最終話ではどのようなエンディングを迎えることになるのでしょうか。ユルムに協力することなく、王の側に立ってク―デターをコントロールするために現れたのは、軍事を統括していた大臣兵曹判書(ピョンジョパンソ)でした。彼を通じてノクドゥがク―デターを起こしていないことを伝えることができるのでしょうかね。
自分を捨てた父への哀れみを持っていたノクドゥは、父から避難をあびると、心に秘めていた感情を王にぶつけ、その言葉を聞いた王が倒れる。。。そして、ノクドゥを育てたチョン・ユンジョ（イ・スンジュン）も亡くなったようで、今後、どのように話しが結論付けられることになるのか、、、最終話を迎えることに実感が沸かないです。
ドンジュへの気持ちを伝えたノクドゥと、彼の気持ちを受け入れたドンジュ。二人の気持ちは通じ合いました。両想いの二人の姿は本当に可愛くて、二人が幸せになる姿を見たないなぁ。でも、二人への嫉妬心を燃やすユルムがこのまま引き去ることがないと思うと最終話で、何かが起きそうな予感がします。
息子だとは知らず、偶然知り合ったノクドゥに気持ちを許していた王が、結局はノクドゥを疑うこの状況は、どこまで情けない王なのかを証明するようなもの。ドンジュとの幸せを選んで結局、ノクドゥは王に即位することなく王としてではなく、ドンジュとの平凡な生活を選びそう！
ノクドゥを演じるチャン・ドンユンは、演技も雰囲気もすごく良い俳優なので、次回作は絶対にチェックしたくなりました。韓国での放送時に視聴率が期待した以上に低かった理由は、スピード感が多少落ちたからのようで、最終話は少し盛り上げて欲しいです！
第31回視聴率6.0％ 第32回7.3％
| daisySSさんより |
第16話(31・32回)最終回・あらすじ
王宮に現れた王、光海（チョン・ジュンホ）は息子チョン・ノクドゥ（チャン・ドンユン）が王位を手に入れるため反乱（ク―デター）を起こしたと誤解。チャ・ユルム/綾陽君（カン・テオ）は手のひらをかえし、ノクドゥが反乱を起こしたリーダーとなり捕らわれそうになります。
ノクドゥが危険に落ちたことを知ったトン・ドンジュ（キム・ソヒョン）は彼をその場から脱出させ、二人で逃げる。。。王妃を王が生きていることを伝え、一緒に王宮から出るよう王妃を説得します。しかし、王を一人にすることができないと、ノクドゥの幸せを願い王宮に残る決心を固め。ファン将軍（イ・ムンシク）の強力を得て王宮から脱出することに成功したノクドゥ。
王が送った軍に発見されそうになると、ノクドゥを一人逃したドンジュは、チャ・ユルム/綾陽君前に姿を見せます。ノクドゥは死んだと語るドンジュの言葉を疑うユルムに、「ノクドゥが死んだことにしてください。私が側に残ります」と語る。片想いを続けてきた相手ドンジュの提案を受け入れたユルムは、王にノクドゥが逃亡中死亡したと、嘘の報告をします。
その後、ユルムはドンジュの心を得るため努力を続けますが、ドンジュの気持ちは一途にノクドゥに向いたまま。怪我が治ったノクドゥがドンジュの前に現れ、ドンジュを連れ逃げるノクドゥ。そのことを知ったユルムは軍を送り二人を追います。
怪我を負っていたチョン・ユンジョ（イ・スンジュン）も命に別状はなく、チョン・ファンテ（ソン・ゴンヒ）と共に未亡人村でノクドゥの帰りを待ちます。ノクドゥは女装して未亡人たちを助けるために動く。一方、ドンジュは島でノクドゥの帰りを待つ。。。島で二人の結婚式が行われた日、指輪を渡すノクドゥは幸せを誓い。
９年後、王の前に立つユルムは、自分の誕生日がノクドゥと同じ日であることを明かします。ユルムの父が巫女の予言を聞いていたことから、ユルムの誕生日を変えていた！実の息子ノクドゥではなく、同じ日に生まれた王に王位を奪われることになること、王は予言が実現されることに気づき、ユルムに王妃を王宮から出すよう願います。苦笑いするユルム。。。ユルムのク―デターは成功し、王に即位。ノクドゥの母、王妃は島で息子ノクドゥと再会。
第16話(31・32回)最終回・感想
ノクドゥとドンジュの幸せなエンディング！
同じ日に生まれた王子が一人ではなく二人だった。。。予想外の逆転がありました。結局、チャ・ユルム/綾陽君（カン・テオ）がク―デターを起こし王に即位することになります。ノクドゥとドンジュは島で幸せな結婚生活を送るエンディング。
幸せなエンディングを望んでいましたが、最終話は全体的にストーリーがまとまった感じがあって、面白かった。このドラマの原作はウェブ漫画ですが、漫画が持つ世界観をドラマで上手に表現できているのか、原作と同じエンディングになったのかが気になりました。
王の姿を振り返ると、実の息子を殺してまで王位への執着を捨てきれなかった悲劇的なエンディングだったのかも。必死で守ってきた王位、、、ユルムが誕生日を騙していたことを知った時の王の表情が、それまでのすべての間違いに気づく感じがして、愚かさに加え切なさまで。。。結局、王妃はノクドゥと共に島で普通の暮らしを続け、幸せになる。
ドンジュへの片想いは執着へと変わり、結局はドンジュの心を得ることはできなかったけど、王位への野望を燃やした結果、王となる。未亡人たちも再び落ち着いた生活を取り戻すことができ、死んだと思っていたチョン・ユンジョ（イ・スンジュン）も生きていた。
ドラマの中で最も理解できなかった人物の一人がチョン・ファンテ（ソン・ゴンヒ）ですが、彼がチョン・ユンジョと一緒にいる姿が映ったので、元の生活に戻ったのでしょうね。これまでノクドゥの足を引っ張るような行動を起こす度に、どうして？と考えさせられましたが、登場するキャラクターたちはそれぞれの幸せなエンディングを迎えたので、王だけが幸せなエンディングではなかった。
チャン・ドンユンが女装した姿は本当に違和感がなかったので、ドラマの前半部から楽しめた作品でした。ヒロインのトン・ドンジュ（キム・ソヒョン）とのキュートなロマンスも、年下男子とのロマンスを思わせるようでストレートな感情表現にドキドキさせられました。でも、爽やかなドキドキ！
時代劇の持つ雰囲気にロマンスが加わり、思った上に楽しめる作品です。逆転もあったので、満足したエンディングでした。
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