コッソンビ熱愛史 꽃선비 열애사 2023年放送 SBS 月火 全18話
neroさん |
第5話視聴率3.7%
第5話あらすじ
重傷を負ったカン・サン(リョウン)を篭に乗せ、二花院へ急ぐユン・ダノ(シン・イェウン)。しかし、篭を不審に思ったチャン・テファ(オ・マンソク)が近づく。絶体絶命のピンチに追いやられたダノだったが、そこへ1本の矢が。
なんとかその場を逃れたダノは、急いで二花院へ。テファが放った弓矢には毒が塗られており、サンの容態は思わしくなかった。一同から事情を聞かれたダノは、偶然道で倒れるサンを発見しただけだと話す。そんななか、キム・シヨル(カン・フン)が慣れた手つきで薬草を調合。必死な手当の末、サンはなんとか一命をとりとめるのだった。
翌朝、ダノを探すサンだったが、ダノは朝一でテファに呼ばれて家を出たという。これには心配の色を隠せないサン。その頃、テファの屋敷へ向かったダノは、廃世孫イ・ソルを守る“番人”を探し出せば、借金をチャラにしてやると言われていた。番人は殺人鬼だというテファの言葉に、思わず表情を引きつらせるダノ。
一方、先日二花院の離れで見た女性がダノの姉だと知ったシヨルは、ふたたび離れへ。突然声をかけられ警戒するダノの姉ユン・ホンジュ(チョ・ヘジュ)。そんなホンジュにシヨルは持ってきた薬菓(韓国の伝統菓子)を差し出す。
お粥を持ってサンの部屋に向かったダノは、サンが不在だと知り、ハッと何かを思い立つ。引き出しの中を捜索するダノだったが、そこへチョン・ユハ(チョン・ゴンジュ)が。慌てるダノを見て、ユハはなにも見なかったことにすると約束した。
その日、道端でシヨルとすれ違ったテファは、ふと数年前に見た廃世孫イ・ソルのことを思い出す。そして、二花院の門下生らを改めて調べるようにと命じるテファ。
二花院にいないサンを心配したダノは、薬を持ってサンがよく行く廃家へ向かった。そこでサンを見つけたダノは、持ってきた薬を差し出す。すると、「あの日はありがとう」と礼をいうサン。「だがここまでだ。これ以上は面倒だ」とサンはつづけた。
そんなサンに向かって、「剣で人を殺したことはありますか?」とダノ。ダノはあの日に限って、普段は木刀を持ち歩くサンが真剣を持ち歩いていたことを不安に思っていた。サンこそが番人なのではないかと考えるダノ。「また同じようなことが起こったら、その時は俺から逃げろ。できるだけ遠くへ」そう言ってサンはその場を立ち去った。一人残されたダノは、先ほどサンが燃やしていた炎の中に焼けただれた弓矢を発見する。
どうしてもサンのことが気にかかるダノは、どこかへ出かけていくサンの後を追う。サンが向かったのは、富営閣だった。富営閣から戻ったサンを待っていたのは、ユハ。サンのせいでダノに危険が及ぶことを心配するユハは、これ以上ダノを巻き込むなと警告した。
食事を運んで来たダノに、姉ホンジュはナ・ジュテク(イ・ミド)から聞いたと言って、二花院の件を切り出す。心配するなと話すダノに、「私が助けてくれとでも?」とホンジュ。ダノが去った後、ホンジュは婚礼を挙げる予定だったテファの息子、ヒョンを想って涙を流す。
木人会(モクイン会)の仲間たちと共に、製本作業の後援者に会いに行くユハ。篭に乗った女性の正体を知ろうとするユハだったが、女性は扉を閉めて立ち去ってしまう。ユハらに協力金を伝達したのは、他でもない富営閣の客主ファリョン(ハン・チェア)だった。そして、そんなファリョンの後ろには、左議政のシン・ウォノ(アン・ネサン)がいた。
一方、いつものように卵を運んだダノは、富営閣に漢城府の取り締まりが入ったと聞いて驚く。さらに若い士(ソンビ)が連れていかれたと知り、それがサンだと考えるダノ。慌てて漢城府へ向かうダノだったが、そこにサンの姿はなく。
途方に暮れるなか、ふと何かを思いついたダノはテファの屋敷へ。塀から中の様子をのぞくと、大勢の兵に囲まれ捕らわれるシヨルの姿が…!
第5話感想
テファに連れていかれたのはサンではなく、シヨル!?
二花院の門下生について調べたテファは、どうやらシヨルの正体に気付いたようです。そしてダノもまた、シヨルがイ・ソルであることを知りました。果たしてシヨルは、このピンチをどう乗り切るのでしょうか。
一方で、本当にシヨルがイ・ソルなのかという疑問も。もし本当ならば、こんなアッサリと捕まるでしょうか。シヨルはイ・ソルではないから、捕まっても逃げ切れるという自信があるのでは?と思ってしまいました。そうだとすれば、やはり本物のイ・ソルはサンか。。
まだ5話というのが信じられないくらい、冒頭からスピード感があってぐいぐい引き込まれてしまいます。シリアスな場面が続いたかと思えば、ダノとサンのドキドキもあったり。個人的に非常におもしろく視聴しているドラマの1つです。
今話ちょっと意外だったのが、ダノの姉ホンジュが心からテファの息子を想っていたとい点。てっきりテファのことなので(?)、無理矢理婚礼話を進めていたのかと思いましたが、ちがったようです。こうなってくると、テファの息子ヒョンを殺した番人に対して、姉ホンジュが憎しみを抱くようになるのでは?と、なにやらドロドロな展開が予想されそうです。
第6話視聴率3.9%
第6話あらすじ
シヨルを捕まえたテファは、本当の名前を明かせという。しかし、最後まで自分は“キム・シヨル”だと主張するシヨル。シヨルがイ・ソルだと知ったダノは、テファがシヨルを囮に番人をおびき寄せようとしているのだと考える。
急いで二花院に戻ったダノは、たき火の中から拾ったサンの弓矢を手に取る。そして、母親の形見の指輪を池に落としてしまったと嘘をつき、サンを足止めするダノ。一度はサンこそが番人だとテファに告げようとしたダノだったが、結局思いとどまってしまう。橋の上から手にした弓矢を投げ捨てるダノ。
池でダノが失くした指輪を探すサンのもとへ、手紙が届く。テファが屋敷に若いソンビを連れて行ったと知り、サンは二花院を飛び出す。そんなサンとすれ違ったダノは「今行けば捕まってしまいます!」と止めようとするも、サンはそのまま走り去っていく。
見通しのいい丘に立ったサンは、テファに向かって弓を引く。しかし、怪我のせいで上手く弓を操ることができない。そんなサンの前に現れたのは、ダノ。ダノの協力によってシヨルを救ったサンだったが、すでに追っ手はすぐそこまで迫っていた。
その後、知らせを受けたウォノが駆け付け、廃世孫とはいえ王家の血を引く者を屋敷で拷問するなど、言語道断だと怒りをあらわにする。禁衛府に引き取られたシヨルは、間もなく父の登場によって身分が明らかとなり、釈放されるのだった。
ダノを連れて追っ手をまいたサンは、近くにあった小屋に身を隠す。サンが番人であることを知っていると心の中で呟き、「あの日篭の中で怪我をしたあなたを見ながら、これが最後なのかと怖かった」と告げるダノ。
その頃、ダノがまだ帰っていないと知って不安になるユハ。疲れて眠ってしまったダノとサンは、そのまま小屋の中で朝を迎える。2人が一緒に戻ってきたのを見て、ユハは気が気ではない様子。
一方、宮女が持っていた本を目にした王イ・チャン(ヒョヌ)は、そこに書かれた一文を見て激高する。それはユハが属する木人会が製本した本だった。その場で宮女の首をはねる王。さらに木人会の名前に秘められた思いを知った王は、木人会を根絶やしにしろと命じた。
番人であるサンをテファに差し出すわけにはいかないと考えたダノは、二花院を手放すことを決意。ファリョンを訪ね、自分たちが去った後、残された門下生たちを頼むとダノはいう。
ダノの姉とテファの息子が婚礼を控えていた仲だと知ったサンは、ダノに姉がいたという事実に驚いた。なぜテファの息子が命を落としたのかと聞くも、協力者もそこまではわからないと話す。
そんななか、母が危篤だと知ったユハは慌てて本家へ。血の繋がらないユハを育てることが怖かったと話す母に、ユハは育ててくれた感謝の気持ちを述べる。結局、母はそのまま息を引き取り、庶子であるユハは葬儀に参列することすら許されなかった。父が自分に残したという箱を持って二花院へ戻ったユハ。そんなユハを二花院の皆はやさしく受け入れた。
翌朝、門下生らが起きるとすでにダノたちの姿はなく、荷物もなくなっていた。ダノが二花院を諦めたと知ったサンは、自分のせいかと不安になる。
その頃、ダノはナ・ジュテクと姉ホンジュを連れ、寺に来ていた。新しい家が見つかるまで、そこで世話になることにしたダノ。そんなダノから二花院を手放すという手紙を受け取ったテファは、ダノがイ・ソルの正体に気付いたのだと察する。慌てて兵をあげ、ダノを探すテファ。
翌朝、ユハの頼みでダノらがいる場所へ案内するユク・ユクホ(イン・ギョジン)。そこへ2人の後をつけていたテファと兵が現れる。テファがダノを連れ去ろうとした瞬間、顔を黒い布で覆った男が現れ、ダノの手をそっと握った。男の正体は他でもないサン。すぐにそれが“番人”だと気付いたテファは、じっとその顔を睨みつけ…。
第6話感想
テファに連れ去られそうになるダノを救ったのは、サンでした!やはりサンが番人なのでしょうか。あの身のこなしを見る限り、サンが番人に間違いない気もしますが、、いまだにシヨルが本物の廃世孫なのか確かではないので、サンが一体何者なのかも気になるところです。
そして、これまで大事に守ろうとしてきた二花院を捨て、サンらの安全を選んだダノ。ダノの決断がなんとも潔く、カッコよかったです。たしかにサンを番人としてテファに引き渡せば二花院は守ることができますが、それではサンを生贄にするようなものですからね。心優しいダノには、到底そんな決断はできなかったのでしょう。
さらに今話、陰で活動をつづけていた木人会の存在が明らかとなり、王の怒りを買ってしまいました。これは木人会に属するユハもまた、王に追われる身になってしまったということ。そして、父の遺品?としてユハが受け取った箱の中には、なにやらユハの出生に関わると思われる物品が入っていました。
シヨルとサンに加え、ユハまで大変なことになってしまいましたね。果たして彼らの運命は?つづきも気になります。
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