コッソンビ熱愛史

コッソンビ 二花院(イファウォン)の秘密 3話・4話 あらすじと感想






コッソンビ熱愛史 꽃선비 열애사 2023年放送 SBS 月火 全18話

neroさん

第3話視聴率3.7%

第3話あらすじ

チャン・テファ(オ・マンソク)が探す逆賊が廃世孫イ・ソルだと知ったユン・ダノ(シン・イェウン)は、二花院を守るために自分がイ・ソルを探してみせると話す。こうしてテファから一か月の猶予を与えられたダノ。その一部始終を物陰に隠れて見ていたカン・サン(リョウン)は、ダノを心配した。

テファの屋敷を後にしたダノが向かったのは、富営閣。そこでダノは、廃世孫についてよく知るという尚膳ノ・ソンギル(イ・ジュニョク)から話を聞くことに。するとソンギルは、「思いの外、近くにいるかもしれない」と意味深な言葉を口にする。

ソンギルから廃世孫の手掛かりを知るだろう重要な人物の情報を聞いたダノは、さっそくその人物に会いに行こうとする。しかし、ダノが一人で遠出すると聞いて心配する下宿生たち。

結局、チョン・ユハ(チョン・ゴンジュ)とキム・シヨル(カン・フン)、そしてサンが同行することに。無事に男のもとにたどり着いたダノは、乳母に連れられてなんとか逃げ切った廃世孫が13歳のときに養子に出されたこと、そして乳母も廃世孫を養子に出してすぐにこの世を去ったことを聞かされる。イ・ソルの母である嬪宮は、追っ手の矢に討たれて命を落としたという。

残念ながら現在のソルの行方はわからなかったが、イ・ソルの顔立ちは美形で、くるぶしの横に赤い斑点があるという情報を得たダノ。都に戻ったダノはふたたび富営閣を訪ね、くるぶしに赤い斑点のある男について話を聞いてまわった。

そんなダノに向かって、命が惜しくないのかと富営閣の主人ファリョン(ハン・チェア)。ダノがそこまでして二花院を守ろうとするのには、特別な理由が…。これまで隠してきたことが世に知られては困ると、ナ・ジュテク(イ・ミド)に心の内を語るダノ。

一方、パク貴人(キル・ウネ)の出産に疑問を持ったシン・ウォノ(アン・ネサン)は、宮を出た尚宮の行方を探ることに。さらにテファの狙いが廃世孫ではなく、廃世孫を守ろうとする“番人”だと気付くウォノ。

テファは息子を殺した番人に復讐するため、廃世孫を追っていたのだ。廃世孫が危険な目に遭えば、かならず番人が現れると話すテファに向かって、ウォノは決して廃世孫を殺してはならないと告げた。

翌朝、縁側で居眠りするサンの横顔をじっと見つめたダノは、男が言っていたイ・ソルの特徴によく似ていると考える。もしやと思い、サンのくるぶしを確認しようとするダノ。しかし、サンに気付かれてしまい失敗。その後、同じくイ・ソルの特徴に当てはまるユハを連れ、秋物の服を作ってみてはどうかとダノ。採寸に乗じてユハの足首を確認しようとするも、またもや上手くいかず。

どうもダノの様子がおかしいと感じたサン、ユハ、シヨルの3人は、富営閣を訪ねる。ファリョンからダノが二花院を守るためにテファと取引を行ったと聞き、驚く3人。ダノがイ・ソルを探していると知り、シヨルは意味深な表情を浮かべる。その日、シヨルはダノに延滞していた宿代を支払った。

同じくどこか落ち着かない様子のサンは、「探すな、お前が探そうとしている人。」とダノにいう。しかし、二花院を守るためにはイ・ソルを探すしかないとダノ。

翌日、いつものように富営閣へたまごを届けたダノは、そこで働く少年から1枚の紙を受け取る。そこに書かれていたのは、イ・ソルを見つけたいなら南山の廃墟に来るようにというメッセージだった。不安に駆られながらも一人で廃墟へと向かうダノ。そんなダノの首筋に、何者かが剣を向け…。

第3話感想

本格的にイ・ソル探しに乗り出したダノ!しかし、早くも窮地に立たされてしまいます。果たしてダノを呼び出したのは、一体誰なのでしょうか。もしかすると、なかなか言っても聞かないダノを心配したサンでは?とも思いました。もし本当にダノを殺すつもりなら、さっさと剣を振りかざすでしょうからね。

一方、同じくダノがイ・ソルを探していると聞き、なんとも言えない表情を浮かべたシヨル。普段はちゃらんぽらんに見えるシヨルが、一番つかめないというか、、色々なぞを抱えていそうなキャラクターです。

さらに今話、ダノが二花院を守ろうとする理由の一部が明らかに。どうやらダノが絶対に近づくなと言っていた離れには、ダノの姉が身をひそめているようです。ダノの姉はかつて、テファの息子チャン・ヒョンと婚礼を挙げる予定でした。しかし、その前にテファの息子が“番人”によって命を落とし、テファはダノの姉に息子の後を追って死ぬよう迫っていました。なんとしても姉を守りたいダノは、姉が流行り病にかかったことにして、ひとまずその場を乗り切ることに。

病で死んだと思われた姉が生きているとバレれば、大変なことになってしまいます。だからダノは命を懸けてでも二花院を守ろうとしたのでしょう。果たしてダノは、イ・ソルを見つけ出して二花院を守ることができるのでしょうか。

くるぶしを確認しようとして、あの手この手を使うダノがキュートでした。昔の服装からして、くるぶしを見るのは容易ではなく…。本当にサン、ユハ、シヨルの中にイ・ソルがいるのか。つづきが気になります。

第4話視聴率3.7%

第4話あらすじ

ダノに剣を向けたのは、他でもなくサンだった。イ・ソル探しを辞めさせようとするサン、ユハ、シヨル。しかしダノは、自分にも二花院を守る理由があると一言。それなら一緒に力を合わせてイ・ソルを探してはどうかと提案する3人だったが、皆を危険な目に遭わせるわけにはいかないと、ダノはそれを断る。

なんとしても自分の手で家族を守ってみせると話すダノに、「ナ・ジュテク以外にも家族が?」とサン。これにダノは下宿生皆が家族だとごまかした。結局、ダノは最後まで姉のことを明かそうとはせず。

なかなか息子に会おうとしない大妃(ナム・ギエ)に、不満を募らせるパク貴人。王のイ・チャン(ヒョヌ)に大妃の件を愚痴ると、王はパク貴人が連れてきたのが偽の世子であることを知っているという。これには動揺を隠せないパク貴人。しかし王はパク貴人を罰することはなく、むしろ満足げに微笑んだ。

連絡もなしに夜な夜な出歩くダノを心配するナ・ジュテク。シヨルに昨夜の件をバラされそうになると、ダノは仕方なくシヨルらの提案を受け入れた。こうして一緒にイ・ソルを探すことになった4人。

その日の夜、シヨルは離れに置き忘れた靴を取りに行こうとして、縁側に佇む女性の姿を目にする。怖がるシヨルに、ユク・ユクホ(イン・ギョジン)は離れにダノの姉の霊が住みついていると話す。先ほど見たのが幽霊だと知ったシヨルはサンの部屋で一緒に寝ようとするも、サンは出て行ってしまう。

サンが一人で向かったのは富営閣だった。そこで酔っ払いに絡まれる妓生・パンヤ(ファン・ボルムビョル)を救ったサン。

その頃、パク貴人に仕えていた尚宮が自殺したという報告を受けたウォノは、ますます世子の出生を疑う。

本格的にイ・ソル探しに乗り出すダノらだったが、どういうわけかユハの姿が見えない。ひとまず3人で情報集めを始めるダノら。同じ頃、ユハは病気に伏した母のもとを訪ねていた。しかしユハではなく、実の息子の名前を呼ぶ母。

富営閣で酒を飲む兄ギルジュンのもとへ向かったユハは、気を悪くしたギルジュンから酒をぶちまけられてしまう。騒動を目撃したファリョンは、ユハがチョン・ユン大監の息子だと知って驚く。その後、びしょ濡れになったユハを別室に連れていき、ファリョンは水気を拭くよう促した。

一方、イ・ソルが亡くなった錦零(クムリョン)大君と親しかったと知ったダノは、その家来を探す。女性の話によると、かつて錦零大君に仕えていた娘が富営閣で客主をやっているという。すぐに富営閣のファリョンを訪ねたダノは、なぜイ・ソルを探すなと言ったのかと聞く。そんなダノに向かって、「“番人”には会いましたか?」とファリョン。

同じ頃、サンはテファのもとでイ・ソル探しに協力するソンギルと接触。金を渡して漢陽を去るよう告げるサンだったが、ソンギルはダノの名前を挙げてサンを動揺させた。

番人は世孫を守る者で、世孫を危険にさらすものであれば、それが誰であろうと問答無用で剣を向けるとファリョンは話す。改めて警告するファリョンに対し、「ここで引き返すわけにはいかない。人の命がかかっている」とダノ。するとファリョンは、世子が世孫に渡したという龍の印が刻まれた貴宝の存在を明かした。

ソンギルの不審な動きを知ったテファは、兵を連れてソンギルとサンのいる家屋へ向かう。慌てて逃げ出すサンだったが、その途中でテファの放った矢を受けてしまう。なんとか逃げ切ったものの、ダノの前で意識を失ってしまうサン。

ちょうど近くにいた篭にサンを乗せ、安全な場所へ運ぼうとするダノ。しかし、テファが呼び止めると、篭の中を確認すると言い…。

一方、人気のない場所で男と会ったシヨルは、男から何やら布に包まれた荷物を受け取る。すると、シヨルに向かって「殿下」と呼ぶ男。

第4話感想

廃世孫イ・ソルの正体は、シヨル!?これは驚きの展開となりました。てっきりサンがイ・ソルかと思いましたが、まさかシヨルだったとは、、男がシヨルに渡したのは、ファリョンが言っていた貴宝でしょうか。

そして、またしても窮地に立たされてしまったダノ、そしてサン。大怪我を追って倒れてしまったサンを篭に乗せて運ぶダノでしたが、よりによってテファに見つかってしまいます。果たしてダノは、このピンチをどう乗り切るのか。ますます目が離せません。

シヨルが廃世孫ということは、サンは世孫を守る番人でしょうか。たしかに武術の腕前を見る限り、サンが番人に間違いなさそうです。

原作ではサンがイ・ソルだという記事も目にしましたが、ドラマでは違った演出なのかもしれません。ちなみに原作はキム・ジョンファ作家の同名Web小説だそうです。こうなってくると小説の方も読んでみたくなりますね。

さて、第4話では絶体絶命のピンチに追い込まれたダノですが、どのようにこのピンチを乗り越えるのか。そして、どんどん加速していくダノとサンのロマンスにも注目です。さらに今話、ユハとファリョンにも何やら出生の秘密?が隠されているようで、面白い展開となってきました。来週の放送も楽しみです!


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