太宗イ・バンウォン

太宗イ・バンウォン 23話・24話 あらすじと感想






太宗イ・バンウォン 태종 이방원 2021年放送 KBS 1TV 全32話

第23話視聴率10.1%

daisySSさん

第23話あらすじ

王妃になる娘ミン氏のために母シン氏は、娘の王宮での生活のために送った下女。テジョン王イ・バンウォンは、宮女として王妃ミン氏と共に入宮した彼女と一夜を過ごし、王の命令を背くことができなかった宮女は、王妃ミン氏の許しを求めて土下座。

王妃の尚宮は彼女をそのまま放置し、雨が降る中、許しを求めて待機していた彼女は意識を失い、、、そのことを知った王は、王妃ミン氏の行動に激怒すると、王妃の宮で使われている宮女全員を出し、身の回りのすべてを王妃ミン氏が直接行うよう命じる王。

王妃ミン氏は宮女が雨の中、そのまま放置されていたことを後から知らされます。しかし、すでに王の命令が下され、その理由は王の承恩(侍女が王の寵愛をうけて寝所に入ること)を受けた宮女を勝手に王妃が罰したとのこと。

その頃、王命を受けたパク・ウンはミン・ジェ(キム・ギュチョル)を逮捕するため、自宅を訪れる。息子のミン・ムジル(ノ・サンボ)は、父を逮捕する理由を尋ねます。しかし、ミン・ジェは答えを待つことなく、逮捕に同意すると司憲府(サホンブ)に連れて行かれる。押送される父の姿に、ミン・ムグは王の命令を納得することができず、シン氏は急いで王妃に、父ミン・ジェが逮捕されたことを伝えるよう指示します。

儒生たちを使って集団上書をリードしていたジョン・カシクがすべてはミン・ジェの命令で行われたと自供したことを伝えると、ジョン・カシクの自供通りなのかを確認するパク・ウン。正直に答えない場合は、鞠門が開かれることになると伝えるパク・ウンの言葉に驚くミン・ジェ。「王様が鞠門(王が自ら取り調べる)を命じなのか?」と問います。王が命じたわけではないが、状況からしてその状況を免れることはできないと返事するパク・ウン。

王妃ミン氏に父が押送されたことを伝えるミン・ムグ。王妃である限り父ミン・ジェに大きな危害はないだろうと楽観的な反応を見せる姉に、王が新しい王妃を迎え入れるための嘉礼を準備するよう命じたことから、王妃ミン氏の立場が難しい状況に置かれたことを伝えます。ウォンギョン皇后(王妃ミン氏)は動揺を隠せず。。。

王は家臣たちに、王妃の嫉妬から王の承恩を受けた宮女を罰したことをあげ、彼女が廃位する可能性があることを伝えます。王宮内の女性たちをまとめる役割を果たすべき王妃の嫉妬心が原因とその理由を伝える。その時、王妃が王に会いたいと申していると伝える内官の言葉に、王は家臣たちと重要な政治を論議中であるため、彼女を通さないよう命じます。

その言葉に「緊急にお伝えるべきことがあります」と語る王妃、、、王は対応ができないと語るも、その場にいた家臣たちは、王と王妃に配慮して下がり、、、聞こえてくる王の怒りに満ちた声。

王が毎晩宮女を寝所に入れるだけでは満足できず、新たな王妃を迎える嘉礼まで準備させていることを非難する王妃に対して、王宮の礼法に基づき、結婚式を挙げることに問題があるのかを堂々と語る王。

罪を認めないミン・ジェを訪ねたハ・リュンは、ミン・ジェのもとで育った長男が世子になり王位を継続することになると、ミン氏家門の権力が強くなるのを恐れた王の対応だと語ると、生き残るためには、ミン氏家門の力が弱いことを証明するしかないと、、、ミン・ジェを説得します。ミン氏家門が権力に欲がないことを証明するべきだと語り、悩む様子のミン・ジェ。

一方、王妃をサポートする宮女たちを下げられ、一人で食事を準備する王妃。シンプルな王妃の食事とは反対に王の食事は豪華。。。

太上王のイ・ソンゲを訪ねたイ・ジランは、息子たちとの戦争を辞めるよう説得します。しかし、イ・ソンゲは殺された息子たちの復讐をすると誓った気持ちは揺るがない。その頃、チョ・サウィは反乱を準備中。

ハ・リュンの説得から、すべての罪を認めて弟子たちを教えることを辞め、家門と娘の王妃を守るため、権力の中心から下がる決意をしたミン・ジェ。父のようにはなりたくないと語っていたイ・バンウォンが、新たな王妃を迎え入れようとすることを非難する兄で上王のイ・バングァ。

王の命令で娘や息子たちと会うことまで禁じられた王妃、、、悲しみにひたります。新しい王妃を迎え入れるための嘉礼の中断を命じた王。

その頃、東北方面でチョ・サウィを中心に軍が集まっているとの報告を受けた王は、父イ・ソンゲの位置を確認するため、軍官を送ることを命じます。

第23話感想

残酷な程王妃ミン氏と彼女の父ミン・ジェを扱うイ・バンウォン。特に妻王妃への仕打ちがひどくて、イライラしながら今話を視聴しました。子供たちまで会えなくすることで、王妃と王イ・ソンゲの対立は更に激しくなるようですね。

父ミン・ジェは娘のために、家門が生き残るためにすべての権力を手放しました。世子となる長男がミン・ジェの屋敷で育てられたことから、王妃の家族が王に影響を与えることを恐れる理由は分かりますが、個人的にはイ・バンウォンはやはり好きになれない人物だと感じた一話でした。

イ・ソンゲと息子イ・バンウォンの対立となるチョ・サウィの乱が次の話から描かれることになるようです。

第24話視聴率10.7%

daisySSさん

第24話あらすじ

東北方面でチョ・サウィが軍を集めているとの報告を受けたテジョン王のイ・バンウォン(チュ・サンウク)。太上王のイ・ソンゲがお寺にいるのかを確認させますが、イ・ソンゲは滞在していたお寺を離れて反乱軍の陣営に到着すると、直接兵下たちを指揮する。

イ・ソンゲが軍を連れて既に東北方面に向かったことを報告するチョ・ヨンム。大臣たちと家別抄(朝鮮前期、王家に属していた平民又は私兵)たちを集めるよう命じるテジョン王。

その頃、作戦会議中のイ・ソンゲは、西北方面に向かうと語ると、両方面からの兵士たちが集められたらハニャンに向かう計画だと語るイ・ソンゲ。

ハニャンではハ・リュンをはじめイ・スクボンとチョ・ヨンム、、、大臣たちと家別抄たちが集まり、攻撃に備える準備を計画するイ・バンウォン。東北方面の状況を把握するため、官僚たちの派遣を命じる。また、家別抄たちに軍官を派遣させ各地の兵士たちを集結させるよう命じます。

イ・ソンゲは自分を訪ねたあと、イ・ジランが亡くなったことを知らせるキム内官の言葉に、家族のような存在だった彼の死を悲しみます。

王妃に下されていた過酷な処置が解除され、子供たちと会えることになった王妃のミン氏。彼女の身の回りを担当する宮女たちも戻ります。

イ・ジランの息子イ・ファサンは、東北方面の兵士の数は数戦で、ますます数が増える状況。西北方面も同様に反乱に賛同する兵士が増えていることを伝えます。反乱から王位を守るための作戦に悩んでいたテジョン王は、イ・ファサンの情報に基づき、直接、軍を指揮すると命じ、兵士たちを集めます。

ハニャンから派遣された官僚が反乱軍により殺害されます。西北方面への出発の準備が終わったことを伝えるキム内官の言葉に、軍隊を先に出発させるイ・ソンゲ。その理由は、息子を相手に戦争を始めることを恥ずかしく思ったから、、、別行動することを決める。

テジョン王のイ・バンウォンが動員できる兵士の数は、5千名程、、、イ・チョヌに兵士を連れて出征するよう命じるイ・バンウォン。また、チョ・ヨンムも東北方面に派遣します。

反乱軍の方も準備を終え、イ・チョヌが指揮を取っていると知らされたチョ・サウィ。イ・チョヌの性格を知るチョ・サウィは、陣営まで深く進出するまで攻撃を控えてまち、攻撃するよう命じるイ・ソンゲ。

イ・ソンゲの戦略通りに動いた反乱軍。イ・チョヌが率いる兵士たちは、激しい反乱軍の攻撃に、、、退却。兵士のほとんどは全滅した厳しい状況を迎えた政府軍。勝利をあげることから、反乱軍の勢いはとどまらない。このまま引き下がることが出来ないテジョン王は、各地から集められた兵士たちを出征するよう命じます。

東北方面の村では、イ・ソンゲと共に戦うべきだと声をあげ、反乱軍に参加する住民が増える、、、先導する老人の姿を確認したチョ・ヨンム。チョ・ヨンムがイ・ソンゲの部下だったことに気づいた老人が、イ・ソンゲを裏切ったことを非難。

このままでは状況が悪化することから、自ら軍を指揮し、戦地に向かうと語るイ・バンウォン。ハ・リュンとミン・ジェにハニャンを任せて、その夜、三人の息子たちの名前を付けます。長男はイ・ジェ、次男はイ・ホ、三男はイ・ド。王が出征すると知った王妃が急いで王のもとに向かいますが、王はすでに王宮を出た後。

反乱軍に参加することを辞めるよう助言していたチョ・ヨンム。老人が再び反乱軍のために動いたことを知ると彼を斬り、反乱軍に参加する者は罰すると警告します。

イ・バンウォンが接出征したとの知らせに、イ・ソンゲは翌日300人の別働隊を準備させると、本陣に残るテジョン王のイ・バンウォンの命を奪うことを許可します。反乱軍全体が攻撃するとの報告を受けたテジョン王。イ・ゴイに軍隊を指揮するよう命じ、イ・ゴイが率いる軍が移動することを確認した別働隊は、テジョン王のいる陣営を攻撃する。

別働隊に囲まれたテジョン王、、、危機を迎えた時、イ・スクボンが別働隊を攻撃し制圧に成功します。西北方面の反乱軍を攻撃するイ・バンウォンの軍隊。太上王の陣営に直接姿を現したテジョン。。。

第24話感想

高麗の将軍だったイ・ソンゲは、太上王になってからも軍人として見せる姿がすごい!文官出身のイ・バンウォンは、武術が弱くイ・ソンゲが贈った別働隊により攻撃を受けてハラハラする展開となりました。しかし、イ・スクボンによって助けられ、反乱軍と戦う政府軍も勝ち進み、情勢が変ることになりそうですね。

息子を相手に反乱を起こした父、、、朝鮮唯一の親子の戦いが本格的に始まるのは第25話になりそうですね。

チョ・サウィの乱はシンドク皇后と世子のイ・バンソクの復讐を果たすためとの理由で、起きた反乱で、反乱を起こした中心にいたのがチョ・サウィでした。

果たして、親子イ・ソンゲとイ・バンウォンの激しい争いはどのような結末を迎えるのでしょう?

太宗イ・バンウォン 25話・26話 あらすじと感想

太宗イ・バンウォン 全話あらすじと感想 キャストと視聴率


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