暗行御史:朝鮮秘密捜査官

暗行御史:朝鮮秘密捜査団 7話・8話 あらすじと感想






暗行御史:朝鮮秘密捜査団 암행어사: 조선비밀수사단 2020年放送 KBS 2月火 全16話

第7話視聴率6.0% 8.7%

neroさん

第7話あらすじ

生き別れとなった弟ソン・イボム(イ・テファン)と、久々の再会を果たしたイギョム。イボムが匪賊団のリーダーだと知ったイギョムは、すっかり別人となったイボムに憤りを隠せません。イギョムにイ大監を殺したのはお前かと聞かれ、静かに首を振るイボム。そしてイボムは、スンエはもうこの世にいないと話します。そんなイボムに向かって「盗みなんかではこの世は変わらない。これだけは覚えておけ」とイギョムは言います。

先に皆のもとへ戻ったイボムは、心配そうにイギョムを待つチュンサムに「兄さんを頼む」と告げ、去って行きます。

一方、イギョムらを助けたのが匪賊団だとわかると、匪賊団を捕まえろと命じる使道(サト)。チュンサムにイボムと何を話したのかと聞かれ、大監を殺したのはイボムではなかったと答えるイギョム。さらにスンエが死んだと明かすと、チュンサムとダインは思わず言葉を失ってしまいます。

仲間を連れアジトへ戻ったイボムの前に、カン・スンエ(チョ・スミン)が。実はスンエは生きており、昼間イギョムが見掛けたのもスンエだったのです。ここを離れる準備をするようスンエに告げると、イボムはふと先程のイギョムの言葉を思い出します。「盗みでは世の中を変えられないか、、兄さんは相変わらずだな」と呟くイボム。

宮廷では、ソ・ヨンの報告を受けたキム・ビョングンが、暗行御史が賭博場に出入りしていると王へ明かします。これを聞いたテスンは、驚きを隠せず…。真相を明かすよう命じられたテスンは、チェ武監をイギョムのもとへ送ることにします。

そんななか、盗みを働いた男が役人らに連れて行かれるのを見たイギョムは、使道の屋敷から出てきた男に事情を尋ねます。イ大監から借金をしていた男は、その返済を使道に迫られたと話します。男から賭博場を運営していたのが大監だったと聞いたイギョムは、ハッとします。「使道が賭博場を奪う為に、大監を殺したのでは?」とダイン。

事件の真相を突き止める為、イギョムらは死んだイ大監の屋敷へ。そこで一晩を明かすことにした御史団の3人。夜中に悲鳴を聞き慌ててイギョムが駆け付けると、そこには、涙を流しながら震える女性の姿が。その女性はイ大監の娘で、事件があった日、唯一生き残ったと言います。大監の娘から金銭のやり取りが記載された帳簿の存在を聞いたイギョムは、チュンサムに賭博場を調べるよう命じます。

翌日、チュンサムと共に女主人のもとへ向かったダインは、鍵を奪うと、一人で賭博場のなかへ。鍵のかかった部屋を捜索したダインは、そこに隠された帳簿を手に取ります。一方、馬車を狙ったイギョムは、使道が押収した銭を見事回収することに成功します。

その頃、イボムが昨日イギョムと会ったと聞き、一人里へと下りるスンエ。賭博場から出てきたチュンサムを見つけたスンエは、後を追います。そんななか、ヨンが受け取った指令には御史ソン・イギョムを殺害し、その事実を隠蔽するようにと書かれていました。しばらくして、約束通りダインらが待つ大監の屋敷へやってきたイギョム。ダインから帳簿を受け取ったイギョムは、出頭の準備を整えようと話します。

屋敷を出たイギョムらの前に、スンエが。スンエが生きていたと知り、安堵の表情を浮かべるイギョム。するとスンエは、「イボム様が私を守ろうとして嘘をついたんです」と伝えます。

スンエの手を取って歩き出すイギョムの前に現れたのは、今しがた御史を殺せと命を受けたソ・ヨンでした。

第7話感想

イボムに引き続き、スンエとも再会を果たしたイギョム。

スンエは死んだと話すイボムでしたが、それは真っ赤な嘘でした。スンエはイボムが自分を守る為に嘘をついたと言っていましたが、一体どういうことでしょう。一方、スンエがイボムと一緒にいたと知ったイギョムは、複雑な表情を浮かべます。

そんななか、今度はイギョムを殺そうと現れたソ・ヨン!王命を受けた御史を手に掛けるのは大罪なはずですが、キム・ビョングンに恐れるものはないのでしょうか。恐らく、先代の御史もこうやって、真実を知ったことにより殺されてしまったのでしょう。そう考えると、御史の仕事とはなんとも危険と隣り合わせですね。

イギョムが賭博場に出入りしていると報告を受けたビョングンは、すぐさま王へそれを伝えます。こういう時だけは仕事が早い…。まさかイギョムに限ってそんなことはと考える王でしたが、どこか不安そうにも見えました。この王様、ちょっと頼りないんですよね~。。もっと王なんだから、堂々としてほしいものです。

すると、これまたビョングンの仕業だと知ったテスンが、チェ武監を送り込みます。やっぱり信じられるのはテスンだけ。そして、本当は行きたくないのに、王命によって嫌々イギョムのもとへ行くこととなったチェ武監(笑)チェ武監とテスンのやり取りが、毎回面白いです。

さて、スンエと再会を果たしたイギョムでしたが、そこへビョングンの送ったス・ヨンが現れ、命を狙われてしまいます。果たして、彼らの運命は?ますます見逃せない展開となってきました!

第8話視聴率6.4% 9.7%

neroさん

第8話あらすじ

チュンサムにスンエを頼むと、ス・ヨンの相手をするイギョム。一方、スンエとダインを連れて走ったチュンサムは、2人に逃げるよう告げ、男らの前に躍り出ます。そこへ、イギョムの見張り役として送られたチェ武監が。ダインはスンエをチュンサムに任せ、チェ武監を連れてイギョムのもとへ向かいます。

イギョムの無事を確認したチェ武監は、御史が賭博場に出入りしているという報告があったと伝えます。これを聞いたダインは、まるで自分のことかのように反論。「御史様がどれだけ苦労なされているか、ご存じですか??」ダインに責め立てられ、思わずたじたじのチェ武監。そんなチェ武監をどこか満足げなイギョムが励まします。

外でイギョムの帰りを待つスンエ。チュンサムは今もイギョムが夢でスンエの名前を呼ぶと話します。そんななか、チュンサムからイギョムが暗行御史に就いた聞き、ふと表情を曇らせるスンエ…。

その頃、イギョムがイ大監の屋敷に潜んでいると知った使道が屋敷へ。そこへ「暗行御史出頭~!」との声を響き渡ります。生き残った大監の娘の登場により、自ら罪を口にする使道。使道を捕らえたイギョムは、倉庫にあった大量の食料を民へと分け与えることに。チェ武監に罪人を漢陽(ハニャン)へ連れて行くよう命じると、自分はまだ任務が残っているとイギョム。そんなイギョムのもとへ、チュンサムが現れます。

イギョムが暗行御史だと知ったスンエは、チュンサムに1通の手紙を残し、去って行ったと言います。手紙には、“すべては私の選択でした、どうか弟君を許して下さい”と書かれていました。

スンエが去った後、すっかり元気をなくし、何をしても上の空のイギョム。そんなイギョムに失望したダインは、「あなたは御史です。使命をお忘れにならないように」と忠告します。これからは自分で選ぶように言われ、「俺がお前との約束を破ることはない」と答えるイギョム。

その頃、宮廷には罪人らを連れたチェ武監が帰還。チェ武監の報告を受けた王は、イギョムを信じられなかったことを悔やみます。するとテスンは、罪人たちの背後には彼らから金銭を手にしようとする黒幕がいると明かします。さらにチェ武監から帳簿を受け取ると、ここに書かれた者たちをすべて捕まえるよう命を下す王。

一方、さきを急ぐイギョムら御史団一行でしたが、無理がたたったイギョムがついに倒れてしまいます。近くの民家で世話になることにした一行。そこには父親を亡くした、薬草採りのクィソンという女性が一人で暮らしていました。翌朝、すっかり体調が良くなったイギョムは、礼を言い民家を後にします。クィソンから頼まれた薬草を渡す為、彼女の従姉妹のもとへ。しかし、何度呼んでも返事はなく。中を確認すると、クィソンの従姉妹と思われる女性が血を流して倒れていました!

すぐさま守令に報告するイギョムらでしたが、どこか様子がおかしく。騒動を隠そうとする守令に、イギョムは御史の証である馬牌を見せつけます。

御史の命令とあり、慌てて女性の遺体を解剖へまわす守令。遺体を見た医師は、「どんどん残忍になっている…」と口にします。他にも似たような事件が多発していると知ったイギョムは、犯人を捜す気はあるのかと守令を責め立てます。御史の権限を使って、今回の件をイギョムは直接調査することに。

そんななか、山中で今度はクィソンの遺体が見つかります。知らせを聞いたイギョムは、御史団とともに現場へ。ショックを受けるチュンサムに、「大丈夫か?」と声を掛けるイギョム。クィソンの家へ向かうと、家から顔を布で覆った何者かが出て来ます。イギョムらに気付いた男が慌てて逃走し、その後ろ姿に弓矢を向けるイギョム。

第8話感想

賭博場につづき、今度は次々と遺体で見つかる女性ら…。

本格的なイギョムの任務が始まります。それにしても、クィソンまで犠牲になってしまうとは。。クィソンに惚れこんだチュンサムのことを想うと、胸が痛いです。女性たちが次々に殺されていく事件に関して、クィソンは何かを知っているようにも見えました。一体、女性たちの死とどんな関係が…?

さらに、イギョムらがクィソンの遺体を確認し、家へ向かうと、家から出てくる怪しい人影が。顔を布で覆った怪しい男の正体とは?

守令の屋敷でイギョムたちに挨拶を行った、若い男たちも怪しいですよね。一見、好青年に見えた3人の男性でしたが、何か裏があるような。。そんな男たちを前に、イケメンだと呟くダイン。するとすかさず、チュンサムがイギョムも負けていないと反論。真顔で「美しいことが罪なら、俺は死刑級だ」と呟くイギョムに笑いましたw意外とナルシストなイギョムもいいですね~。

一方、宮廷ではチェ武監からイギョムに関する報告を受け取る王。イギョムに対する王の誤解が解けて、何よりです。帳簿を受け取った王は、そこに書かれた官僚たちをすべて捕まえるよう命じます。これに不安を募らせるビョングンら。

毎回、1つの事件を解決していくストーリー展開なので、飽きずに見ることが出来ます。これを機に時代劇にハマりそう。。

暗行御史:朝鮮秘密捜査団 9話・10話 あらすじと感想

暗行御史:朝鮮秘密捜査団 全話あらすじと感想 キャスト・視聴率

 


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