放送予定
【日本放送】
●【日本初放送】KNTV 全32話(2024/8から)7/11に第1話先行放送 字幕
【韓国放送期間】 2023年11月11日~2024年 2月25日 土・日/午後09:25~10:40
高麗契丹戦争 고려거란전쟁 |
2023年放送 KBS公共放送50周年特別企画KBS 2TV新大河時代劇 全32話 |
視聴率平均視聴率 9.48% 시청률 最低視聴率第3回5.2% 最高視聴率第32回13.8% |
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あらすじ寛容のリーダーシップで高麗をひとつに集めて契丹(きったん)との戦争を勝利に導いた当時の高麗の皇帝顕宗と、彼の政治の師匠であり高麗軍総司令官だった、カン・ガムチャン(姜邯賛)将軍の物語を描く。
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相関図準備中 出典: |
キャスト主要人物
キム・ドンジュン 顕宗役 運命の呪いを背負った19歳の若き皇帝。 契丹の侵略を撃退し、高麗の繁栄を成し遂げる! 千秋太后の息子である穆宗が男色に溺れて跡継ぎをもうけられない間、最後の龍孫である大良院君は後継者順位1位だった。千秋太后の脅威にさらされていたある日、康兆という臣下が兵士たちを率いて反乱を起こした。僧侶の生活を送っていた大良院君は、ある日突然に皇帝の座に就くことになる。そんな幼い皇帝に40万の契丹軍が侵攻してきた。「勝利のためには民衆を残して蒙塵(もうじん:王が乱を避けて都を抜け出すこと)しなければならない」という臣下たちの言葉に、顕宗は開京を捨てて逃げ出し、地方豪族たちの脅威に悩まされる。 「高麗が一つに団結しなければ、契丹に勝てない。」 顕宗はそうして高麗の皇帝がすべき責務を悟っていく。
チェ・スジョン 姜邯贊(カン・ガムチャン)役 頑固な70歳の老文官。 高麗の運命がかかった最後の戦いを勝利に導く! 幼い皇帝に、契丹40万大軍が侵攻してくるという知らせが届くと、幼い皇帝は怯え、どうしていいかわからなかった。そんな皇帝に、姜邯贊は鋭い声でこう告げる。 「降伏はいつでもできます。 今はどうにかして勝つ方法を見つけなければならない時です」 戦争の悲惨な残骸を後始末しながらも、頑固な臣下は常に皇帝を叱責した。しかし、玄宗はこの頑固な臣下をとても大事にした、再び侵略を仕掛けた 契丹の大軍を姜邯贊の手に任せた。 「私の手足がボロボロになることがあっても…。必ず勝利するだろう…」 姜邯贊は70歳の老体に鎧を着て、決戦の準備をする。
チ・スンヒョン 楊規(ヤンギュ)役 興化鎮のオオカミ。 3万人の高麗人捕虜を救った高麗の英雄! 高麗軍が鴨緑江を渡って高麗に到着した時、最初に出会う場所、興化鎮。楊規は西北面の都巡檢使という重責を持って興化鎮に向かう。 そして40万の高麗軍が興化鎮を包囲し、何日も夜を徹して戦闘を繰り広げる。 しかし、城壁の下に契丹軍の死体が積み重なるだけで、契丹軍はこの小さな城を陥落させることができなかった。 結局、 契丹の大軍は興化鎮を放棄し、南に向かって進軍した。 狼のように息を殺して時を待っていた楊規は、高麗の精鋭兵を率いて再び敵陣に向かって走る。 「絶対に戦うなという命令があるまでは、決して止まらない」 楊規はついに契丹の皇帝を発見し、彼に向かって突進する。
高麗の主要人物
イ・ウォンジョン 康兆役 皇帝を暗殺したが、決して高麗を裏切った裏切り者であり続けることができなかった康兆は裏切り者の汚名を晴らすため、自ら高麗軍を率いて戦場に向かう。三水砦で恐ろしい奇襲を受けた彼は、契丹の皇帝と直接対峙することになる。
キム・ジェミン 李鉉雲(イ・ヒョンウン)役 康兆の厚い信頼を受けた武将。 不本意ながら反逆者となった康兆の心情を察し、彼を慰めることもあったが契丹の捕虜になってから、康兆を、そして高麗を裏切ることになる。
ハン・ジェヨン 智蔡文(チ・チェムン)役 単身で女眞族、数十人を相手にしたほどの武芸の腕前で、「天下の智蔡文」と噂された武将。姜邯贊(カン・ガムチャン)の頼みで顕宗の蒙塵の道を護衛し、最後まで玄宗を守る。
イ・ジフン 張延右(※正しい表記は、示に右)(チャン・ヨヌ)役 皇甫兪義の誠実さを見抜き、いつも彼を連れ歩く賢い一面がある。契丹の2次侵入の際、蒙塵中の顕宗に最後まで従った。その功績で顕宗の側近となり、顕宗の地方制度改革にも尽力する。
チャン・インソプ 皇甫兪義役 牛のように働く、高麗朝廷の実務者。 第2次契丹侵攻の際には戦争に自ら参戦し、その後、張延右と共に郡県制の改正作業に参加する。
チュ・ソクテ 崔質(チェ・ジル)役 契丹の侵攻時に中郎将として参戦し、通州城を守った。その功績で上将軍に昇進し、皇居と開京を守る重責を任されるが、彼はより多くの権力を欲するようになり…。
リュ・ソンヒョン 金訓(キム・フン)役 契丹の侵攻を防いだ英雄。しかし、軍の最高指揮官が武将ではなく文官になることに不満を抱く。彼は崔質と一緒に反乱を企てるようになる。
イ・チョルミン 姜民瞻(カン・ミンチョム)役 契丹の2次侵攻当時、下級文官だった姜民瞻は、残りの兵士たちを指揮し、西京で抗戦を続けた。彼の知略に目をつけた姜邯贊(カン・ガムチャン)の推薦を受け、姜邯贊と共に戦場に向かう。
キム・サンホ 鄭成(ジョンソン)役 楊規と共に興化鎮を守った興化鎮使。 契丹軍が鴨緑江を越えて撤退する時も、楊規の部下らしく鄭成は契丹軍を攻撃し、多数の契丹軍を退治した。
チュ・ヨヌ 金叔興(キム・スクフン)役 契丹軍を一人も生かさずに帰さないという覚悟で、楊規と力を合わせて多数の契丹軍の首を切った貴州の別将。多数の高麗人捕虜を救出した彼は、最後まで 契丹皇帝に向かって突進する
ソ・ジェウ 金宗鉉(キム・ジョンヒョン)役 姜邯贊(カン・ガムチャン)と金宗鉉は忠州節度使で知り合い、信頼関係を築いていく。 姜邯贊は金宗鉉金宗鉉に1万人の騎兵隊を任せ、その後、金宗鉉は騎兵隊を訓練させながら最後の一戦を待つ。
チョン・ホビン 庾方(ユバン)役 河拱辰(ハ・コンジン)、卓思政(タク・サジョン)と共に穆宗を守った。 康兆の政変に協力せず都落ちしたが、契丹の2次侵攻後、顕宗の呼びかけで復帰する。
イ・ジェグ 大道秀(デ・ドス)役 契丹に滅ぼされた渤海の末裔で、誰よりも命を懸けて契丹に突撃した大将軍。契丹の2次侵攻の際、智蔡文(チ・チェムン)と共に西京城で激しい攻防戦を繰り広げる。
クァク・ミンソク 元宗奭(ウォン・ジョンソク)役 西京の文官で西京の民衆の安全を担当していた、西京の武官だったが、契丹の侵攻に高麗の軍隊まで降伏させ、契丹の皇帝によく見せようと陰謀を企てる。
イ・ドグク 河拱辰(ハ・コンジン)役 東北面で女眞族を退治した河拱辰は、分乱を起こしたという理由で流刑になるが、契丹の侵攻後に復職し、高麗を救うために自ら契丹の手中に入る。
チョ・サンギ 卓思政(タク・サジョン)役 庾方(ユバン)、河拱辰(ハ・コンジン)と共に穆宗を守った。 最高指揮官として兵士たちを率いるが、実は逃げる機会ばかりを窺っている。
キム・ジョンドン 趙元(チョウォン)役 統軍録事として西京を守るが、元宗奭(ウォン・ジョンソク)の裏切りで刑務所に入れられる。その後、カン・ミンチョンと共に西京の陥落を阻止し、大小の戦闘に参戦する。
キム・ソンビン 崔冲(チェ・チュン) 穆宗の時、二十歳の若さで首席合格し、官姜邯贊職生活を始める。契丹の2次侵攻から戦争の惨状を身をもって経験し、忠実な臣下として成長する。
契丹の主要人物
キム・ヒョク ヤユルユンソ役 契丹にとって高麗は、宋を完全に征服するために、必ず屈服させなければならない国だった。幼い年齢で契丹帝国の皇帝になったヤユルユンソ。自ら40万の大軍を率いて高麗を侵略するために鴨緑江を渡る。
キム・ジュンベ ソ・ベアプ役 顕宗に賢明で聡明な臣下、姜邯贊(カン・ガムチャン)がいれば、ヤユルユンソには戦場と相手を見抜くソ・ベアプがいる。高麗と契丹の老いた二人の将軍は亀州大捷で再び対峙する。
イ・サンホン ヤユルブンノ役 早急な勝利に狂い、三水砦で高麗陣営を急襲するが…、結局、高麗を降伏させなくする原因を作る人物。
パク・ジョンファン ヤユルジョクロ役 高麗の城を簡単に崩し、高麗軍を残酷に抹殺する将軍。
キム・グテク ハンギ役 契丹の使臣として、契丹皇帝(ヤユルユンソ)の命令を高麗に伝える。
高麗皇室と周辺人物
チョ・ヒボン 劉瑨(ユジン)役 高麗朝廷の安定と民の安否を常に心配する元老代官。しかし、彼もまた有力な豪族家の一員なので、裏では豪族勢力の陰謀を知らぬ顔で見守る。
キム・ジョンハク 崔沆(チェ・ハン)役 皇室が混乱に陥ったとき、姜邯贊(カン・ガムチャン)に禮部侍郎の職を任せ、朝廷に引き入れた臣下。 姜邯贊(カン・ガムチャン)と共に高麗の将来について深く悩む人物。
ハン・スンヒョン 蔡忠順(チェ・チュンスン)役 いつも客観的な立場で顕宗に忠告をする有難い臣下。 蒙塵の道中、他の臣下が皆逃げていく中、最後まで顕宗を護衛する。
パク・ユスン 崔士威(チェ・サウィ)役 常に高麗朝廷にいたが、契丹が侵入すると通軍使として参戦し、自ら戦場に出る。顕宗が地方制度の改革を始めたとき、誰よりも先頭に立ってその仕事を推進する。
イ・シア 元貞(ワンジョン)王妃 宮中で生まれ、宮中で育った気品のある王妃。 顕宗が皇帝になると彼の妻となり、妊娠中の体で蒙塵の遠征の道を歩む。
ハ・スンリ 元成(ウォンソン)役 公主節度使のキム・ウンブの長女で、明るく情に深い性格を持つ。顕宗の蒙塵の道で、顕宗と初めて縁を結ぶ。
チョ・スンヨン 金殷傅(キム・ウンブ)役 顕宗の蒙塵の道は、豪族勢力の脅威により、非常に厳しいものだった、公主節度使のキム・ウンブは顕宗に皇帝のように接し、顕宗の信頼を得る。
キム・オボク ヤンヒョプ役 殿前承旨の職を担い、皇帝のそばで侍中を務める内官。
ペク・インヒョン 穆宗役 政事から遠ざかり、男色に溺れていたが、彼の母である千秋太后が金致陽(キム・チヤン)の息子を太子にしようとすると、大きく反対する。 金致陽(キム・チヤン)一派を討伐するため、康兆に軍隊を率いて宮殿に来るよう命じるが…。
イ・ミンヨン 千秋太后役 夫であった景宗が亡くなった後、彼女に金致陽(キム・チヤン)という男が近づく。すでに長い間、摂政をしていた彼女だが、金致陽(キム・チヤン)との間の息子を太子にして、再び高麗を自分の手に入れようとする。
チェ・ジョンファン 金致陽(キム・チヤン)役 千秋太后との愛を利用して権力を手に入れ、さらに高麗を手に入れようとした男。
イ・プンウン 庾行簡(ユ・ヘンガン)役 女よりも美しい容姿で、穆宗と恋人関係にあった人物。閤門舍人になり、あらゆる権勢を振るう。
オ・ジェヨン 劉忠正(ユ・チュジョン)役 庾行簡と一緒に穆宗の寵愛を受けていた人物。
その他の人々
ユン・ボクイン カン・ガムチャンの妻役 十五歳の男の子のように自分の言いたいことばかり言うカン・ガムチャンをいつも叱るが、誰よりもカン・ガムチャンを愛している強靭な性格の女性。
イ・ジェヨン パク・ジン役 高麗朝廷が起こした戦争で息子を失い、皇室への憎悪だけが残った地方の豪族。皇帝を倒してでも自分の王国を守ろうとする。
カン・シンイル ジンガン僧侶役 王詢(顕宗)が大良院君だった頃、千秋太后によって神穴寺に出家させられた時、彼を助けていた神穴寺の住職。
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スタッフ /演出:チョン・ウソン、キム・ハンソル、脚本:イ・ジョンウ |
作成:え.キ、ま |
話数ごとのあらすじと感想
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daisySSさん |
作品感想
●契丹と高麗の間で26年間続いた戦争…、KBS開局50周年記念大河ドラマ!!
韓国国営放送KBSの開局50周年を記念して放送されることになった大河ドラマ、、、朝鮮時代ではなく、「高麗」を舞台にした壮烈な歴史ドラマ決定!!
高麗契丹戦争で、最も有名な人物はチェ・スジョンが演じるカン・ガムチャンになります。チェ・スジョンは韓国では、大河ドラマに彼が主演を演じると必ず大ヒットすると言われており、6年ぶりの出演となります!
第1話では短いシーンで登場したチェ・スジョンですが、すごいカリスマで全くブレることのない演技を見せてくれるようで、正統派時代劇が好きな方には楽しめるポイントが満載です。
高麗の歴史上、有名な戦いの一つとして、「亀州(クジュ)大捷」をあげますが、このドラマは高麗と契丹との間に26年間続いた戦争を描いています。高麗の歴史に残った理由は、結局高麗が勝利した後、150年間は東アジアに平和をもたらしたと解釈されているからです。
平和をもたらすことができたのは、高麗の第8代王である
顕宗とカン・ガムチャンの関係にもあり、その様子はドラマを通じて描かれます。時にはブロマンス、時には師匠と弟子、また時には王と臣下という視点から二人を監察することで分かってくる人間模様も面白かったです。
高麗の第8代王である顕宗をキム・ドンジュンが演じています。歴史的に高い評価を受けるカン・ガムチャンと第8代王である顕宗が長い時間戦い続けるしかなかった理由や、歴史的な背景も上手に描かれて面白かったです。
また、「王家」を守るために対立する高麗第7代目王である穆宗(モクジョン)と母親の関係から、ワン・スンが第8代王である顕宗に即位するまでの前半部から、将軍ヤン・ギュが命を懸けて戦い続ける第16話までが、特に面白かったです。
韓国の大河ドラマと言えば、かつ有名な「戦闘シーン」なので、今後登場する戦闘シーンではどのような演出を見せるのか期待しますが、歴史上、最も重要な戦闘シーンはすべて大満足のいく演出でした。
架空の人物パク・ジンが登場し、後半部は反乱を起こしたチェ・ジルの話は、予想したよりも長く描かれた点が、残念でした。しかし、契丹(きったん)として登場したキャラクターが予想していた以上に演技が上手で、最終話まで楽しく視聴することができました。
このドラマの見どころは、穆宗(モクジョン)をペク・ソンヒョンが演じ、顕宗(ヒョンジョン)役をキム・ドンジュンが演じるという点だけでも、魅力的です。
これに加え千秋太后を演じるのがイ・ミニョンと新鮮で、契丹(きったん)から高麗を守るために奮闘する顕宗(ヒョンジョン)とカン・ガムチャン(チェ・スジョン)の姿が、歴史ベースで描かれる点、歴史ドラマが好きな方で高麗の歴史に興味がある方には特にお薦めしたい作品です。
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