婚礼大捷 (こんれい たいしょう) 혼례대첩 The Matchmakers 2023年放送 KBS 月火 全16話
neroさん |
第5話視聴率3.5
第5話あらすじ
ジョンウ(ロウン)とすれ違った際、木の枝に引っかかってスゲチマ(顔を覆った布)を落としてしまうスンドク(チョ・イヒョン)。慌てるスンドクに向かって、ジョンウは「一体なんのつもりだ?」と眉をひそめる。
スンドクが着ていたのは普段の商人の着物ではなく、両班家の嫁が身につける衣装だったのだ。
なんとかその場をとりつくろったスンドクは、人々が集まる場所へとジョンウを連れて行く。いつもとちがったスンドクを見て、見慣れた濃い化粧よりも今の素顔のほうがいいとジョンウ。
その頃、ソンファ寺では男女が塔の周りをぐるぐると回り、お互いに視線を送り合っていた。それは未来の花嫁・花婿の身なりを最終確認する場であり、また新たな出会いを求めてこの場を訪れる若者たちも多いという。多くの男女が行き交う姿を見たジョンウは、突然胸の痛みを訴えた。
スンドクが心配そうに覗き込むと、ジョンウは人が多いとたまにこうして胸が痛むことがあると話す。そんなジョンウを連れ、スンドクは人混みを避けてふたたび歩き出す。
つづいてスンドクが案内したのは先ほどまでの優雅な雰囲気から一転、人気のない薄暗い小道だった。実はこの場所こそが、婚期を逃した曠夫たちの集まる場所だというのだ。スンドクの言う通り、道の隅には大勢の行き遅れた男たちが溢れかえり、ああでもないこうでもないと女性たちを品定めしていた。
ジョンウに曠夫たちの面談を任せ、自分は三姉妹のもとへ向かうスンドク。先日のシミュレーション通り曠夫の前を通り、意中の相手と視線を合わせればいいとスンドクは説明する。
同じ頃、ジョンウは曠夫一人一人に番号を振り、それぞれと面談を行った。ところが、曠夫たちの口から出てくるのは「若くて美しい女性」という、まるで現実味のない理想ばかり。これには呆れるしかないジョンウ。
そんななか、スンドクが三姉妹を連れてやってくる。しかし、今度は囲碁でカッとなった曠夫たちが喧嘩になり、視線合わせなどではない状況に。思わず頭を抱えるスンドクだったが、ジョンウは咄嗟に竹笛を演奏してみせる。ジョンウの機転によって状況はひと段落する。
いよいよ長女のハナ(チョン・シネ)が歩いていくと、その場にいた曠夫たちは全員その美貌にくぎ付けになった。つづく次女ドゥリ(パク・ジウォン)の番には、スンドクは小太鼓を叩いて曠夫たちのドキドキをあおった。
最後は三女のサムスン(チョン・ボミン)。スンドクが用意した花の香水を身体につけて歩き出すサムスンだったが、アレルギーによってくしゃみが出てしまう。結果、サムスンを除く2人の視線合わせは無事成功。
帰り道、傷心のサムスンの前に、作家のファロクを追う従事官のスング(ホ・ナムジュン)が現れる。慌てて逃げ出すサムスンだったが、すぐに追いつかれてしまい…。実はサムスンがファロクであることに気づいていたスング。捕まえるつもりはないと告げ、死にたくなければ小説の執筆を辞めるようにと話した。実はファロクは現在、殺人の容疑で漢城府から追われていたのだ。
一方、急に走ってどこかに行ってしまったサムスンを追おうとして、足をくじいてしまったドゥリ。そんなドゥリを抱え、シヨル(ソン・サンヨン)は医院に連れて行く。
ジョンウからもらった天灯に願いを込めて飛ばし、上機嫌なスンドク。そんななか、遠くにパク氏夫人(パク・ジヨン)の姿が見えると、スンドクは慌てて元の姿に戻った。パク氏夫人と共に家に戻る途中、道で兄スングと会うスンドク。するとパク氏夫人は、先日の申聞鼓の件を話題に出し、門を開けたのはスングかと聞く。
咄嗟に口を開こうとするスンドクだったが、それをさえぎって「慶雲斎の大監様(ジョンウのこと)に頼まれまして…」とスングは話した。
申聞鼓を開けるよう命じたのがジョンウだと知ったパク氏夫人は、ジョンウの本心を探ろうと考えるのだが…。
第5話感想
最後はジョンウにスンドクの正体がバレそうになり、ハラハラドキドキな展開に!
今話のオープニングでは、いつもの濃いめの化粧ではないスンドクを見て、すぐにそれが中媒人のヨジュ宅だと気付くジョンウの姿が。実の兄であるスングも気付かなかったというのに、一発で見抜くジョンウはさすがですね。
しかし、そんなジョンウもまさかヨジュ宅を名乗るこの女性が、左議政家の末嫁だとはまだ知りません。同じく、ジョンウが王の命を受けた御史だと思い込むスンドク。お互いの素性を知らないまま、次第に距離を縮めていく2人。。
さりげなく「素顔の方がいい」とかつぶやいちゃうジョンウが素敵です。
また、スンドクの兄スングと三姉妹の末っ子サムスンの恋の行方も気になりますね。曠夫たちとの視線合わせでは失敗に終わったサムスンでしたが、その運命の相手はスング…?普段ポーカーフェイスなスングがときおり見せる優しさに胸キュン。2人のロマンスに期待です。
同じく次女のドゥリとシヨルの関係にも興味津々。ところがシヨルはスンドクの義理の妹と婚礼予定で…。中媒のプロであるスンドクは、この三角?四角?関係をどうまとめるのでしょうか。楽しみです。
第6話視聴率3.7
第6話あらすじ
ジョンウがトンノ派を裏切って王側についたのではと疑うパク氏夫人は、ジョンウを孫グンソク(キム・シウ)の家庭教師にして、監視しようと考える。
こうしてパク氏夫人に呼ばれたジョンウは、一度はそれを断ろうとするが、実際に会ったグンソクの賢明さに興味を抱き、引き受けることに。
一方、グンソクを連れてパク氏夫人のもとへ向かったスンドクは、そこにいるのがジョンウだと知って、慌ててその場から引き返す。
ジョンウがあの噂の“うっぷん男”こと慶雲斎大監だと知ったスンドクは、ジョンウがグンソクの家庭教師を務めると聞いて頭を抱えた。それだけでなく、面と向かってうっぷん男の悪口を言ってしまったスンドク。
どうしたものかと焦るスンドクだったが、当の本人はとくに気にした様子もなく。これまで通り接して欲しいとジョンウは言う。
書房の前でふたたびスングと顔を合わせたサムスン。警告を聞いてもなお男装して歩くサムスンに怒りをあらわにするスングだったが、サムスンは原稿料を受け取りに来ただけだと話す。サムスンがお金に必死になるのには、理由が。
先日の兵曹判書とのいざこざで崩壊してしまったサムスンの家の塀。それを知ったスングは自らサムスンの家へ行き、塀を直してやる。そんなスングに見惚れるサムスンだったが、姉のハナは「他人ん家の塀を直してやる夫なんてろくな男じゃない」と一言。
ふたたびアジトに集まったジョンウとスンドクは、さっそく先日の視線合わせで三姉妹の花婿候補となる曠夫たちを選出していく。長女ハナのお相手は12号と15号の2人、次女ドゥリには24号。そして三女のサムスンの相手を選ぶとき、2人は同時に同じ札を手にとった。
お互いの手が触れ合うと、2人は驚きながらも手を離すタイミングを逃してしまう。そんななか、「私にはどんな女性が合うだろうか?」と尋ねるジョンウ。スンドクが答えようとした瞬間、ジョンウの付き人オボン(キム・ヒョンモク)がやってくる。
その日、いつもと同じく何事もなかったかのように家に戻ったスンドクだが、ふと何かを思ったパク氏夫人はスンドクが暮らす別邸へ足を運ぶ。するとそこには、慌てて脱いだままのヨジュ宅の衣装が散らかっていた。
スンドクの外出を知ったパク氏夫人は、サムウォル母(キム・ガヨン)にこのことは決して口外してはいけないと告げ、誰にも知られないようスンドクの行動を監視しろと命じる。
一方、昼間のジョンウとの件が頭から離れないスンドク。
その日の夜、義理の妹のイェジン(オ・イェジュ)と使用人のケドゥンイ(パン・ウンジョン)にそれとなく相談してみるも、相手の男性にどう思われたが気になるようなら、その相手に気があるのだと言われ、ますます気になってしまう。
義家族と共に墓参りに訪れたスンドクは、若くして亡くなった夫のことを想った。同じくスンドクの隣に座り、スンドクのおかげで息子は幸せだったと話すパク氏夫人。
その頃、ジョンウはスンドクに言われた通り、三姉妹の花婿候補である曠夫たちを集め、親睦会を行っていた。最初は和気あいあいと酒を飲んでいたものの、話題が婚礼の話になると、口を揃えてメン家の三姉妹とは結婚できないと曠夫たち。とくに長女のハナに関しては、よからぬ噂が足を引っ張っているようだった。
ジョンウからこれを聞いたスンドクは、ハナの噂が根も葉もない噂に過ぎないことを証明するため、死んだイ・チョオク(ヤン・アルム)の事件について真相をつき止める必要があると話す。
そこでジョンウが連れて来たのは、チョオクの件を捜査する従事官スングだった。実の兄の登場に慌てるスンドクだったが、幸いスングはスンドクの変装に気づかない。
そんななか、スンドクが呼んだサムスンとスングが並んで座るのを見たジョンウは、またしても激しい胸の痛みに襲われ…。
第6話感想
ハナの噂の真相を解き明かし、美談に作り変えようと考えるスンドク。こうしてアジトに集まった4人。しかし、胸の痛みを訴えたジョンウがついに倒れてしまい、、果たしてジョンウは無事なのでしょうか。
それにしても、ジョンウの胸の痛みはやはり他人の恋レーダーのような気がします。たしか道端で偶然ドゥリとシヨルが一緒にいる場面を見たときも、激しく苦痛を感じていましたよね。
だとすると、サムスンのお相手はスング。そしてドゥリのお相手はシヨル。長女ハナのお相手だけはいまだ不明です。
一方、スンドクの秘密に気づいてしまったパク氏夫人。スンドクが裏で婚礼の仲人を務めていると知ったら、どうなるでしょう。さらにバディがジョンウとなれば、パク氏夫人も黙ってはいないでしょうね。
そして、世子の使える宮女に毒を飲ませて世子を宮廷の外に追いやったパク氏夫人でしたが、実は死んだと思われた宮女が生きていたことが判明。宮女を救ったのは、他でもない王でした。
しかし、なんとか命はつないだものの、まだ安心はできない状況。。こちらも気になります。
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