最愛の敵~王たる宿命~ (赤い丹心) 붉은 단심 Bloody Heart 2022年 KBS放送 全16話
daisySSさんより |
第7話視聴率5.5%
第7話あらすじ
王宮か逃げるチャンスを手に入れながらも、とどまることを選んだユ・ジョン(カン・ハンナ)。彼女の選択を知った王イ・テ(イ・ジュン)は、混乱する気持ちを隠します。ホ内官から王イ・テとパク淑儀のことを報告されたチョ・ウォンピョ(ホ・ソンテ)。
パク・ゲウォン(チャン・ヒョク)とチョ・ウォンピョの両方に情報を提供していたホ内官、、、そのことがバレて、チョ・ウォンピョは「王様の気持はチョ淑儀にあるます」と伝える。その言葉に、パク・ゲウォンは王を信じないよう忠告、更なる対立を見せるふたり。。。
再び王宮から逃げるチャンスを作ると告げる内官チョン・ウィギュンの言葉に、「私はパク・ゲウォンの姪です」と語ると、王宮から逃げる意思がないことを告げ。二人の会話を外で聞くパク・ゲウォン。わざとパク・ゲウォンに二人の会話を聞かせたユ・ジョンは、「王様の気持ちを利用して王妃になると決めました」と語り、パク・ゲウォンに協力を求めます。
パク淑儀とチョ淑儀の二人のうち、一人を王妃にする約束をした王イ・テ。しかし、前の王妃が亡くなって3年が過ぎていないことから、空いている王妃の座にすぐにつく名分(理由)がなく、、、ユ・ジョンの決心で、パク・ゲウォンが動きます。
正式に王妃を入れる理由を作るために、大妃チェ・カヨン(パク・ジヨン)を訪ねたパク・ゲウォンは、内命婦(ネビョンブ)のトップにいる大妃にお願いをします。過去、王の後宮になって欲しいとお願いされた時と同じように、愛するパク・ゲウォンのお願いを断ることが出来ず、、、「分かりました。王妃冊封のために協力しましょう」と返事をすると、すぐ後ろにある池に身を投げます。
チェ・カヨンが転落するところ、パク・ゲウォンが手を伸ばし、、、彼女と共に池に転落。その後、パク・ゲウォンは宮殿に運ばれたチェ・ガヨンの意識が戻るまで彼女の側を心配そうに守ります。
池に転落したことを理由に、大妃は転地療養にでかけることになり、王宮内部を取りしまう内命婦(ネビョンブ)のトップがいない状況となります。
チョ淑儀の宮女たちが挑発した際には、我慢することなく対抗することを命じるパク淑儀(ユ・ジョン)。その後、王宮内ではパク淑儀とチョ淑儀の勢力が激しく対立し、トラブルが続きます。慌ただしい状況の中、宗親(王の親戚)と宮女の密会が明かされると、更なる慌ただしさをみせます。
王宮内の秩序が乱される原因は、内命婦(ネビョンブ)を取り締まる王妃がいないことを、理由に挙げる家臣たち。一刻も早く王妃を選ぶべきだと圧力を加える家臣たちに、イ・テは王妃が亡くなって3年も立っていないことを理由に、反対する。
宮女と密会していた宗親(王の親戚)の処分をめぐり、王族たちからの不満の声が上がり、王イ・テは王妃冊封の問題と共に宗親からの反対まで、夜通し、休むこともできず論議が続く中、王はすべての問題はチェ尚宮から始まり、その背後にパク・ゲウォンがいることに気づく。パク尚宮をかばうユ・ジョン。
成均館の儒生まで動かし王に圧力を加えるパク・ゲウォン。チョ・ウォンピョ(ホ・ソンテ)の力が必要な王に、「王様の気持ちをみせてください」と語ると、娘チョ・ヨニ(チェ・リ)に関する要求をする。儒生たちが声をあげる姿を見つめるパク・ゲウォンとユ・ジョン。
パク・ゲウォンに父の名前を出すと、、、「私がユ・ハクスの娘で世子嬪に選ばれたユ氏です」と、明かす。
第7話感想
大妃とパク・ゲウォンが池に転落するシーンに胸キュン!
このドラマは王イ・テ(イ・ジュン)とユ・ジョンのロマンスだけではなく、パク・ゲウォンと大妃チェ・カヨンのロマンスも描かれました。チェ・カヨンが王妃になったため、身分の近いでお互いへの気持ちを持ちつつ、身分の違いを乗り越えられない、、、ところが切ないです。
また、今話、イ・テとユ・ジョンがお互いへの気持ちを確かめるシーンも登場し、二人のロマンスだけではなく、今後、政治的な同行で二人の関係が危機を迎えることになりそうで、不安と期待が入り交じることになりますね。
ユ・ジョンを含めたイ・テをパク・ゲウォンの対立が本格化することになり、ユ・ジョンの決断がイ・テにどのような影響を与えることになるのか、ドキドキするエンディングを迎えた第7話でした。
すべてはパク・ゲウォンの計画通りに進むと思った矢先、ユ・ジョンが過去、世子嬪として選ばれた事や父がユ・ハクスであることを明かし、パク・ゲウォンの計画にユ・ジョンがどのような役割を果たすことになるのか、ハラハラします。
第8話視聴率6.6%
第8話あらすじ
ユ・ジョン(カン・ハンナ)がパク・ゲウォン(チャン・ヒョク)に隠していた身分を明かしたことに、驚くパク・ゲウォン。チュクリムヒョンからの手紙を確認するパク・ゲウォンは、ユ・ハクスが過去、娘が聡明で、息子として生まれなかったことを残念がったことを思い浮かべます。
パク・ゲウォンはユ・ジョンの正体を王イ・テ(イ・ジュン)が気づいていたのかが気になり、ユ・ジョンに尋ねますが、明確な返事をすることなくパク・ゲウォンの気持ちを揺らすユ・ジョン。
ユ・ジョンはチュクリムヒョンの人々と取引きしようとしますが、パク・ゲウォンは彼女の提案を断ります。
王妃冊封をめぐり、答えが出せず悩む王に、キム・チウォンは「まず王妃を選び、、式はのちに挙げることで前の王妃が亡くなって3年が経たないうちに王妃を迎えた非難を避けられる」と提案。キム・チウォンの提案は、ユ・ジョンが出したもので、パク・ゲウォンの息子パク・ナムサン(イ・テリ)の師匠がキム・チウォンであることを利用してあげられた提案でした。
自分が誰なのかを明かした後、本気で王妃になるための戦略を繰り広げるユ・ジョン。彼女の要求にパク・ゲウォンが生温い反応を見せると、官僚相手に身勝手な行動を取り始め、報告を受けて駆け付けたパク・ゲウォンに、要求を伝えます。
一方、転地療養のため王宮を離れた大妃を尋ねるイ・テは、王妃冊封に関して話すと、全く聞かされていなかったことに、動揺を見せます。ユ・ジョンの告白以降、計画が少しずつ微妙なずれを見せ始めると、考えが多くなるパク・ゲウォン。
計画がスムーズにいかない原因が、息子のせいで、その背後にユ・ジョンがいると気づいたパク・ゲウォンは、息子への怒りを見せます。王が暴走することは必ず阻止すると考える父の決心を知ったパク・ナムサン。
大妃と共にお寺を訪れたユ・ジョン。出されたお茶を口にしようとした瞬間、パク・ゲウォンが現れ、王妃を阻止。ユ・ジョンを殺すために毒を入れたお茶を準備させたパク・ゲウォンは、大妃がユ・ジョンと一緒にいることを知ると、急いで現れ、毒入りのお茶を大妃が飲むことはなく、、、しかし、その様子から、お茶に毒が入れられたことに気づくユ・ジョン。
ジュクリムヒョンの人々の安全を保証すると語るパク・ゲウォンに、ユ・ジョンは自分の力で王妃になり、大切な人々を守ると宣言。ユ・ジョンの手紙を読んだイム進士は何かを決意した表情を見せると、捕盜廳に向かう。
その頃、7年前、ジュクリムヒョンにユ・ジョンを連れてきたのがチョン・ウィギュンだったと知ったパク・ゲウォンは彼を逮捕するよう命じます。その様子を確認するユ・ジョン。パク・ゲウォンはイ・テを圧迫するため、王になぜユ・ジョンの命を助けたのかを質問。ユ・ジョンの正体を明かし、自らも罰を受けると語るパク・ゲウォンに、困った状況に置かれた王。
その時、ユ・ジョンが現れ、パク・ゲウォンの姪になったいきさつをすべて証言すると言い出し、、、これで王イ・テにとって最も脅威となった存在を排除することができることから、自分を犠牲にする決心をしたユ・ジョン。
ユ・ジョンが先に動き、不利な状況に陥ったパク・ゲウォン。王は、チョ・ウォンピョ(ホ・ソンテ)との約束を果たすため、チョ・ヨニ(チェ・リ)の宮を訪ねます。チョ・ヨニを抱こうとするものの、ユ・ジョンの顔が浮かび、何もできない王。
チョ・ヨニをそのままにして、ユ・ジョンを探し、、、彼女を見つけると、キスする。
第8話感想
ドラマの前半部が終わった第8話ですが、王イ・テのユ・ジョンへの抑えきれない気持ちが伝わり、クライマックス状態!
パク・ゲウォンがイ・テにとってどれほど脅威となっているのか分かったユ・ジョンは、自分を犠牲に
る選択をし、彼女のせいで罠にはまった状態のパク・ゲウォン。7年前、ユ・ジョンを助けたのがパク・ゲウォンで、姪に成りすませてパク淑儀したと、証言することがユ・ジョンの計画でした。
第8話は、パク・ゲウォンの計画通りに事が進むように見えましたが、ユ・ジョンが水面下で動いていたことが分かり、カリスマのあるユ・ジョンへの姿に驚きました。
パク・ゲウォンが王位をコントロールしようとする背景には、過去の王が暴走したことで、大きな犠牲を出したことを経験していたからでした。パク・ゲウォンも初めに描かれたキャラクターとは違い、、、自分の考えを貫こうとする姿がカッコいいです。最終的に、悲惨なエンディングを迎えることになりそうなパク・ゲウォンを演じるチャン・ヒョクの演技に惹かれます。
王位を守るためにユ・ジョンの決意を受け入れたように見えた王が、今話のエンディングでは、これまでとは違いユ・ジョンへの距離を縮めるだけではなく、胸キュンする展開に、ドキドキ!
この記事へのコメントはありません。