最愛の敵~王たる宿命~ (赤い丹心) 붉은 단심 Bloody Heart 2022年 KBS放送 全16話
daisySSさんより |
第5話視聴率5.8%
第5話あらすじ
側室となったパク・ゲウォン(チャン・ヒョク)の姪パク淑儀の宮を訪れ、初めて相手の顔を確認する王イ・テ(イ・ジュン)。パク淑儀がユ・ジョン(カン・ハンナ)だと知ると、驚き、、、同じく王の顔を確認したユ・ジョンも驚きを隠せない。
彼女に近づき「聞く耳に多い・・・」と語ると、彼女への怒りを見せ、ユ・ジョンを外に連れ出します。過去、命を落とす経験をした王宮にユ・ジョンが再び来た理由を尋ねる王に、「あなたが王様だと分かっていれば、絶対に王宮には来ませんでした」と返事するユ・ジョン。
ユ・ジョンはこれまで身分を明かすことなく自分を騙し続けた理由を尋ねまずが、イ・テは答えることも去る彼女を引き留めることもできない。内官からユ・ジョンがパク・ゲウォンの実の姪ではないことを明かすと、彼に罪を問うことができると聞かされますが、ユ・ジョンを危険にさらすことができず、悩みます。
ユ・ジョンのことが心配になったイ・テは、ユ・ジョンが世子嬪だったことをパク・ゲウォンが気づいているのかが心配になり、パク・ゲウォンを訪ねます。ユ・ジョンの本当の正体には気づいていないことを確認した王は安堵しますが、彼女が王宮に滞在する時間が長くなれば、過去のことが明かされ身に危険が及ぶことを心配。一刻も早く彼女を王宮から出す方法を考えます。
側室になった二人の淑儀。それぞれの家族が訪問することになり、パク・ゲウォン(チャン・ヒョク)の夫人と共に王宮を訪れたソ氏。ユ・ジョンの顔を確認すると、アオクではないと発言し、、、ユ・ジョンが偽物であることがバレそうになる出来事が起きます。
ソ氏は、幼い頃、パク・ゲウォンの姪、アオクの面倒をみていた乳母。ユン氏夫人(ソ・ユジョン)の対応で、ユ・ジョンは危機を乗り越えます。しかし、ユ・ジョンへの疑いが深まり、嘘のついたとして囚われる身になった乳母のソ氏。パク・アオクには身体的な特徴があるとシン氏が訴えたことで、ユ・ジョンのおへその上にあるホクロを確認すべきとの要求が高まる状況。
シン氏の息子を脅迫するパク・ゲウォン。牢獄に入れられていたシン氏を訪ねた息子は、彼女の発言のせいで、一家が滅亡する状況に置かれたと伝え、、、息子を助けるために、シン氏は自ら命を絶ちます。
彼女が自害をする時、ユ・ジョンの下女がその場にいたことから、ユ・ジョンへの疑いは晴れることなく、更に深まります。このすべてはパク・ゲウォンが計画したもの。罠にはめられたことに気づいたユ・ジョン。王イ・テはこのまま彼女を王宮に置いておくことができず、逃げるよう彼女を説得します。
しかし、ユ・ジョンにとって家族のような人々が、パク・ゲウォンの人質に取っていることから、王宮から逃げることを選ぶことができないユ・ジョンは、自分の力で解決しようとしますが、彼女にできることはなく。。。
ユ・ジョンの身体的な特徴を確認する要求がさらに上がると、王イ・テが自ら確認することになります。パク・ゲウォンの姪でないことを明かすと、パク・ゲウォンを罰することができ、彼が持つ権力を奪う近道となるものの、ユ・ジョンが犠牲になる。
王が愛する女性ユ・ジョンを見捨てないと予想したパク・ゲウォン、、、彼の予想通り、王はユ・ジョンをパク・ゲウォンの姪であると、認める。
第5話感想
お互いの正体を知ったイ・テとユ・ジョン!
イ・テはユ・ジョンを王宮から出す方法を模索しますが、王のユ・ジョンへの気持ちを知るパク・ゲウォンは、まさかの計画を立て、その罠にはまることになった王。ユ・ジョンがパク・ゲウォンの実の姪であると認めたことで、今後イ・テに更なる困難が押し寄せることになります。
パク・ゲウォンの姪、ユ・ジョンを王妃に選ぶと、父同様に名ばかりの王となり、パク・ゲウォンの計画通り、代々王家はパク・ゲウォンの家門に支配されることになる、、、ということでしょうか。
側室として迎え入れたユ・ジョンかチョ・ヨニ(チェ・リ)のどちらかの一人を王妃として迎え入れると約束した状況で、果たしてイ・テは最終的にどのような選択をすることになるのでしょう。あえて、ユ・ジョンに無関心だということをアピールするために、チョ・ヨニと会話を交わしながらも、彼の目はユ・ジョンを追う、、、切ないシーンも登場しました。
王であることを隠さずユ・ジョンに話していれば、彼女がパク・ゲウォンとして淑儀になることもなかっただろうと考えると、ユ・ジョンがかわいそうです。
彼女がユ・ハクの娘で、世子嬪だったいうことをまだ、パク・ゲウォンは気づいていませんが、このことが分かった時に、ユ・ジョンの命が再び危険にさらされることが予想されます。
ドキドキハラハラする宮廷ラブストーリーが本格化することになります!!
第6話視聴率6.4%
第6話あらすじ
ユ・ジョン(カン・ハンナ)がパク・ゲウォン(チャン・ヒョク)の姪で有ることを正式に認めた王イ・テ(イ・ジュン)。彼女の命を助ける選択だが、政治的にパク・ゲウォンに振り回されないため、彼女をパク・ゲウォンの姪以上に考えることはないと一線を引いたことで、ユ・ジョンはイ・テへのガッカリを見せます。
一刻も早く王宮からユ・ジョンをだすことだけを考えるイ・テは、あえて彼女に冷たい態度で接し、距離を置きます。パク・ゲウォンの計画に大妃が加担したことに気づいたイ・テは、毎日大妃チェ・カヨン(パク・ジヨン)を訪れ挨拶をあげていたことを辞め、大妃は王を非難するため「不孝」を理由にオニャン宮殿に向かいます。
大妃チェ・ガヨンは大妃の立場を使ってイ・テを政治的に圧迫してきたことから、イ・テはすぐに彼女が滞在中のオニャン宮殿に向かいます。駕籠が二つ準備されていることから、パク淑儀(ユ・ジョン)も一緒にオニャンまで向かうことを知ると、彼女の外出を禁じ、、、ユ・ジョンは王宮に残ることになります。この処置に、チョ・ウォンピョ(ホ・ソンテ)は満足そうな様子。
一方、パク・ゲウォンは王宮内での立場を変えるためには王妃に選ばれる方法しかないと、必ず王妃になるようユ・ジョンに忠告。オニャン宮殿に到着した王は、大妃に土下座すると許しを求め、大妃は王と共に王宮に戻る。
過去、自分がイ・テに告白の気持ちを込めて贈った扇子と同じものを持っているチョ・ヨニ(チェ・リ)。「王様が大切なお方から贈られたものらしく、大事にされているのを、真似ておそろいで作ってみました」と語るチョ・ヨニの言葉に、王の本心を知ったユ・ジョン。
王の気持ちを誤解していたことに気づいたユ・ジョンは、自分を守るために彼がつめたく接すると気づくと、これまで孤独に王宮内で過ごしてきた王の気持ちをさとる。偶然、王と遭遇すると、ユ・ジョンを避ける彼の手を優しく取ります。「私を守るためにこれまで冷たくされたのですか?」と語ると「それでは人質にとらわれている者たちの命を助ける方法を考えて、私は必ず王宮から出ます」と返事するユ・ジョン。
ユ・ジョンの決心を知った王は安堵。彼女を安全に王宮から出すための計画を立てます。大妃のために宴会を準備する王。その準備の一部をユ・ジョンに任せ、彼女が書庫へ出入りすることを許します。宴会のメインとなる花火の準備を担当することになったユ・ジョン。その準備のためには書庫に出入りする必要があり、王宮から外にでる秘密の通路が書庫から始まることから、宴会日に彼女を外に出す計画。
パク淑儀(ユ・ジョン)は条件付きで宴会に参加することを許可した王。顔が見えないよう隠して参加することを命じ、王がユ・ジョンを逃がす計画だと気づいたパク・ゲウォンは、王宮からの出入り口をすべて閉鎖し、ユ・ジョンが逃げられないよう処置を取ります。
宴会日、ユ・ジョンが無事王宮から出ることを願う王、、、大妃は宴会を準備したパク淑儀(ユ・ジョン)のこれまでの過ちを赦す気持ちで、顔を隠している彼女のノウル(黒色の薄絹で作った婦女子の外出用の被り物)を王が自らあげるよう命じ、大妃の言葉を断ることが出来ない王は、ドキドキしながら、ユ・ジョンのノウルをあげます。
その場にいるのがユ・ジョンではないことを願うも、王宮から出たはずのユ・ジョンがその場にいることを確認すると、イ・テは不安そうな表情を見せ。。。
第6話感想
王宮に残る選択をしたユ・ジョン!
ユ・ジョンを王宮から出すことが、彼女の命を助けることだと、、、何としても彼女を王宮から出すことだけに集中する王。そのチャンスが訪れ、彼女が王宮からでることで、王は計画通りにチョ・ジニを王妃に迎え入れ、彼女の父チョ・ウォンピョ(ホ・ソンテ)の力を借りて、パク・ゲウォンと対立する力を手に入れるはず。
しかし、ユ・ジョンを王宮から逃がす計画は、内官を通じてパク・ゲウォンに伝わったことで、エンディングでユ・ジョンが王宮に残る決心をしたことを知った時はハラハラしました。
ユ・ジョンの替え玉だとは気づかず、捕まった女性、、、、顔を確認すると、ユ・ジョンの下女のドングムでした。王宮に残る決心をしたことを微笑で確認するパク・ゲウォン。王妃になることを決心した様子のユ・ジョンですが、今後は、王妃の座をおいて二人の淑儀たちが、それぞれの生き残りをかけて奮闘する姿が本格的に描かれることになるのでしょうね。
チョ淑儀(チョ・ヨニ/チェ・リ)は政治や家門のためではなく、片想いする相手イ・テの王妃になるために、これまでとは違う姿を見せてくれることを期待します。
パク・ゲウォンと大妃のチェ・カヨン(パク・ジヨン)の過去の関係が明かされました。お互い想いを寄せていた二人、、、パク・ゲウォンの政治的な目的のために、先王の継宮になったチェ・ガヨン。今話では、一途に気持ちを寄せるパク・ゲウォンに協力することを決心するチェ・ガヨンの姿が登場しました。
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