ポッサム-運命を盗む 보쌈-운명을 훔치다 Bossam: Steal the Fate
2021年放送 MBN 全20話
第3話視聴率2.804% 4.648%
daisySSさん |
第3話あらすじ
父イ・イチョム(イ・ジェヨン)の部下たちに命が狙われている状況のスキョン(ユリ)を探し出し助けたイ・デヨプ(シン・ヒョンス)は、一緒にいるバウ(チョン・イル)に気づくと剣を向けます。その後、部下を連れた執事のテチュルを発見すると、イ・デヨプはスキョンを逃がすためにテチュルを阻止します。
スキョンを一人にできないバウは、当初の予定通りに王宮にスキョンを送り届けると話すと、息子チャドル(コ・ドンハ)と共に王宮を目指します。王宮に向かう途中、足を怪我したスギョンを手当てすると、新しい靴までプレゼント。その後、王宮に到着した三人は、王宮に入る門の周辺状況を確認します。入口の門番、顔見知りであることに安心するスキョンとは違い、門番の近くに刀を隠し持った男たちがいることに気づいたバウ。宮女に変装して王宮に侵入することができると提案すると、チャドルの協力を経て宮女に変装したスキョン。
バウとチャドルに別れを告げ、身分を隠して無事王宮内に侵入することに成功します。しかし、スキョンが心配になったチャドルが父バウに内緒で彼女の後を追い王宮に入る出来事が起き、バウは王宮の門の外で息子を待つ、、、息子の安否を心配して居ても立っても居られない状況。
一方、チャドルを発見したスキョンは一緒に母のいる宮殿に向かいますが、検問中も義理の兄を発見すると、急いで身を隠し様子をうかがいます。
スキョンに声をかけた宮女の協力を経て、母に手紙を渡すと約束した場所に向かいます。暗闇の中、スキョンに近づく尚宮の姿が見え、相手の顔を確認したスキョンは驚きを隠せない。母の宛てた手紙は王宮内で最も権力を握るキム・ゲシ(ソン・ソンミ)尚宮に渡り、彼女が現れた。自分が生きていることや王宮内にいることが母に伝わっていないことに気づいたスキョン、、、そんな彼女にキム尚宮は「王様のために死んでください」と語り、スキョンが生きていることが明かされると、政治的に大きな波紋が及び、王の権力を揺るがす出来事でと発展していく恐れがあると、スキョンを説得します。
近くを通りすぎていた王が、キム尚宮を発見すると近づき、スキョンは父がすぐ近くにいるにも拘わらず、キム尚宮から聞かされた言葉が気になり顔を上げることなく、結局、自分が生きていることを王と王妃に伝えることができず、王宮をあとにします。
息子チャドルを待つバウは、スキョンを発見すると計画が失敗したことに気づき、何も語ろうとしないスキョン。その夜、一人静かに涙を見せるスキョンの姿を目撃したバウは声をかけることができない。。。
翌日、一緒に旅を続けることができないと語るバウは、スキョンと別れ故郷を目指します。チャドルはスキョンが心配になり、王宮で目撃したことを父に伝えると彼女を助けるべきだと訴える。これ以上スキョンとかかわることが危険だと知るバウは、息子の言葉を無視。前夜、彼女が一人涙を流す姿がバウの頭をよぎると、スキョンを探すため道を戻る。
バウはスキョンが脱いだ靴を発見すると、彼女が崖から身を投げたと気づく。。。
第3話感想
政治的に複雑な時代背景から、スキョンは自ら命を落とす決心をして崖から身を投げました!
王宮内で父とすれ違ったにも拘わらず、キム・ケシ尚宮から聞かされた言葉が気になり、自分が生きていることを父に伝えることができず、沈黙したスキョン。
残酷なことに王は娘が生きていることに気づいていました。キム尚宮と一緒にいる娘の顔を見て生きていることを知りながらも、娘の死を政治的に利用するため沈黙、、、残酷。
本来なら王になれなかったはずの光海君(キム・テウ)は権力者であるイ・イチョム(イ・ジェヨン)の力を借りて王座につくことができましたが、政治的に自由になれないことから、イ・イチョムが王女のスキョンを探し出して必ず命を奪うはずだと予想、、、彼が王女を殺害した証拠を手に入れ、イ・イチョムから権力を奪う計画のようです。
バウが間違った女性をポッサム(寡婦を連れ去って再婚させる風習)したことで、スキョンの運命が変わることになったことを考えると、一夜にして死人扱いされたスキョンが可哀そうでした。まさか自ら命を捨てる決心をしたスキョンに今後、何が起こるのでしょうか。
スキョンを助けようとするイ・デヨプ(シン・ヒョンス)は父イ・イチョムに背き、屋敷内で監禁されることになりました。監禁された場所にはチュンベ(イ・ジュニョク)が監禁されていました。今後、チュンベが協力することになるのか、これからの展開が楽しみです。
第4話視聴率3.809% 5.511%
daisySSさん |
第4話あらすじ
スキョン(ユリ)が心配になって戻ったバウ(チョン・イル)は、彼女が崖から飛び降りたことに気づき、崖の上から下に流れる川に飛び込みます。沈むスキョンを発見し助け出したバウ、、、急いで駆け付けた息子チャドル(コ・ドンハ)は父とスキョンを見つけると涙を見せ、自ら命を落とそうとしたスキョンの行動を非難します。
スキョンが死のうとした理由を尋ねるバウは、自分が生きている限り迷惑がかかるだけだと語るスキョンに、他人のためではなく、自分自身のために生きるよう忠告するバウ。
ハニャンには戻れず身を隠す必要がある三人は、家族のふりをしてパジュで家を探して生活を始めます。生計を立てるため仕事を探すも見つからないバウは、パジュの両班の家を狙うと深夜侵入し、盗みを働きます。そのお金で米を買ったバウを非難するスキョンは食事を取るのを拒否し、スキョンの避難の言葉に苛立ちを覚えたバウは、スキョンを傷つける言葉を思わずはいてしまう。酷い言葉を発したことを後悔しスキョンに謝罪しようとしますが、かんざしと靴を残して姿を消したスキョン、、、遅くまでスキョンが戻ることを待っていたチャドルは眠ってしまい、ほこりまみれでぼろい服装で現れたスキョンは、疲れた様子。酒幕(チュマク/宿屋を兼ねた居酒屋)で洗い物をして得たお金を出すと、これからは普通の女性として生きていくと決意を見せます。バウは薬草を採取し、スキョンは酒幕で働いて生計を立て、家族のように過ごす三人。
スキョンを助けようとして父の命令に背き、外出禁止となったイ・デヨプ(シン・ヒョンス)は、叔母のヘインダンイ氏(ミョン・セビン)のアドバイス通り、父の命令に従うと嘘をつくと自由の身になり、姿を消したスキョンを探し始めます。
王でありながらも政治において最も勢力を持つイ・イチョム(イ・ジェヨン)の弱みを掴むため、必ずイ・イチョム(イ・ジェヨン)が王女スキョンを殺害した証拠を手に入れる必要がある光海君(キム・テウ)は、スキョンの居場所をわざとイ・イチョムに流します。
スキョンがパジュにいることに気づいたイ・イチョムは部下をパジュに送り、、、彼らの動きを監視していたイ・デヨプが先にスキョンを発見します。イ・デヨプはスキョンと一緒に居るバウを見ると刀を彼に向け命を狙います。
イ・デヨプが振り落とす刀の前に身を乗り出しバウの命を助けるスキョン。「彼は私の命の恩人です・・・」と語り、驚くイ・デヨプ。
第4話感想
今話はこれまでの王女としての生き方を捨て、自らの力で生きていく努力をするスキョンの姿が描かれ、面白かったです。
王を取り巻く政治的な勢力や情勢に関しても、なぜ王は娘が生きていることを気付きながらも沈黙、、、娘を助けるよりは彼女の死を利用しようとする王の姿に、権力のために娘を見捨てる選択をした王。身を隠し静かに暮らしているスキョン、、、貧しいけど平凡な日常を送っていたはずが、再び彼女の運命が大きく動きだすことになるようです。
キャスト紹介を確認すると、スキョンの婚姻相手はイ・デヨプだったようですが、実際に彼女と婚姻したのはイ・デヨプではなく彼の兄でした。初恋の相手が兄と結婚し義理の姉となることを想定すると、イ・デヨプがスキョンを守ろうとする気持ちが理解できます。
科挙を目指し決心をしたと告げ、お寺で過ごすことにすると屋敷を出たイ・デヨプは、父を騙してスキョンを探しますが、イ・デヨプに協力するのは叔母のヘインダンイ氏(ミョン・セビン)でした。
歴史的に実在した王様が登場しますが、フュージョン時代劇のため、歴史上起きた出来事を中心にドラマが進行するというよりは、主人公たちを中心に起こる出来事をエピソードにしてドラマが進行されるため、政治色の強いドラマとは違い分かりやすい内容となっています。政治的な対立や対立する勢力なども分かりやすいため、時代劇な苦手な方でも楽しめる内容になっていると感じました。
何かと言いたいことを腹いっぱいに言うバウと、王女のスキョンとのドタバタ劇が面白いです。二人を仲裁する役として重要な役割を果たすのは、息子のチャドルでした。母を知らないチャドルがスキョンを母のように慕う姿や、口の悪い父をフォローする姿がとても可愛いです。
スギョンの人生をどん底に落とした人物、バウへの反感を持つイ・デヨプ、、、三角関係を形成し、ロマンスの様子も登場することになるようです。見やすい時代劇です。
ポッサム-運命を盗む 全話あらすじと感想 キャスト・相関図 視聴率 |
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