ポッサム-運命を盗む 보쌈-운명을 훔치다 Bossam: Steal the Fate
2021年放送 MBN 全20話
第13話視聴率5.979% 8.658%
daisySSさん |
第13話あらすじ
武科の別試(特別に実施される科挙)の最後の試験、、、 イ・イチョム(イ・ジェヨン)の部下がバウ(チョン・イル)の命を狙うため発砲。銃傷を受けながらも、最後の試験を終え合格したバウはそのまま意識を失います。
光海君(キム・テウ)は、バウの命を狙おうとした勢力による暗殺事件なのか、それとも何者かが単独で犯した事件なのかを調査するよう命じます。バウが銃にうたれながらも無事だった理由は、怪しい動きがあることを事前に察した王が、念のために彼に防弾服を渡していたから。
屋敷に戻ったバウは家族を心配させたくない気持ちから、痛みを感じないふりをし、そんな彼を悲しい眼差しで見つめる、スキョン(ユリ)。
バウに銃を発砲し逮捕された人物が釈放され、単純な事故として処理されたことに苛立ちを覚える王、、、しかし、彼になすすべはなく、バウとイ・デヨプ(シン・ヒョンス)を王宮に呼びます。イ・イチョムの動きを報告しなかったイ・デヨプに非難の言葉を伝え、攻撃を受けても自分の身を守ることもできないバウを情けなく思う。
バウのためにイ・イチョムの動きを監視するスキョンは、取引きしている反物屋(呉服屋)で扱っている商品が、密売により入手したものだと気づき、イ・イチョムが資金調達に利用していると、バウに情報を提供します。
イ・イチョムが関わっていることを証明するため、動き出したバウとチュンベ(イ・ジュニョク)。反物屋(呉服屋)を監視していたバウは、妹ヨンオクの夫であるチルソンが反物屋(呉服屋)で働いていることに気づきます。ヨンオクとの結婚で、奴隷の身分から平民へと身分が変ったチルソンは、妻を養うために、反物屋(呉服屋)で働く。バウの計画を知ると、彼に協力して反物屋(呉服屋)の情報を流します。
チョ尚宮(シン・ドンミ)を通じて、スキョンの死後母が心の病にかかったことをあると、スキョンは母宛の手紙を書き、宮女に渡す。手紙はスキョンの母、昭儀尹氏(ソイユン氏)に渡る前に、キム・ゲシ(ソン・ソンミ)尚宮に伝えられ、スキョンが生きていることに気づいたキム・ゲシ尚宮。
昭儀尹氏(ソイユン氏)宛に書かれたスキョンの手紙を見たキム・ゲシ尚宮は、キム・ジャヨムにスキョンが生きていることを伝えると、スキョンが隠れている場所を探すよう伝えます。ハニャンで最も安全な場所、内禁衛が護衛をしている場所がバウの屋敷だと気づくと、キム・ジャヨンが直接、王女を探すために屋敷を訪れる。キム・ジャヨムが現れたことをしったチュンベが二人を隠し、キム・ジャヨムはスキョンを探すことに失敗。
バウの計画が成功し、反物屋(呉服屋)を利用し密売をしていたのがイ・イチョムの長男であり、左捕盜大將のイ・ウォンヨプだと明かされると、左捕盜大將の座から退かされることになり、その夜、怒り狂ったイ・ウォンヨプがお酒の飲みすぎで、腹いせに近くにいた男を殺害。。。
現場に現れたバウは、死亡した男が妹の夫、チルソンだと気づき、駆け付けたイ・デヨプの兄が殺人を犯したことに唖然。怒りを覚えたバウがイ・ウォンヨプを攻撃しようとした時、「僕の兄です」と語るとバウを阻止するデヨプ。
第13話感想
バウの義理の弟が殺害されたことで、イ・デヨプとバウの本格的な対立が予想される展開!
王が王女スキョンを助けたことを知ったキム・ゲシ尚宮は、焦りをみせよりキム・ジャヨムとの関係を強化する必要があるようです。王が自分にまで王女が生きていることを話さなかったのが、娘を守るためだったと知ったキム・ゲシ尚宮ですが、自らの悪事を隠すためには彼女にとってスキョンが生きていることは、命を落とすことにつながるはず。。。
これまではバウとデヨプが対立するのではなく、スキョンを助けるために協力し合う仲でしたが、バウの義理の弟が殺されたことで、本格的なクライマックスを迎える前に、二人が対立する存在となるのでしょうか。結局、家門や父イ・イチョムを裏切ることができないイ・デヨプが命を落とす悲しい結末を迎えないでもらいたいです。
これまで自分の名前を失って、密かに生きてきたバウは、自分の名前を取り戻した今も、家族のために多くを我慢するしかない状況、、、こういうもどかしさは、やはり、時代劇特有の物なのでしょうか。時代劇が持つ独特の世界観は現代ドラマが持つ雰囲気と違い、フュージョン時代劇ですが、主人公たちの苦悩がすごく伝わります。
死んだはずの娘スキョンが生きていることを知った昭儀尹氏(ソイユン氏)は、何としても娘との再会を実現させ、スキョンの無事を確認することになるようで、その過程でスキョンの居場所がバレて、危険な状況に追い込まれないことを祈ります。
今話、スキョンとバウが夫婦のように振る舞う姿が登場しました。お似合いの二人だけに、幸せなエンディングを迎えて欲しいです。
本格的なクライマックスを迎える前に、何か新たな動きが起こるのでしょうか!
第14話視聴率5.584% 8.027%
daisySSさん |
第14話あらすじ
義理の弟を殺害されたバウ(チョン・イル)は、イ・イチョムとの悪縁を断ち切ることを誓い、妹ヨンオクは結婚して間もない夫を失い悲しみが深まる。妹の姿に罪悪感を持つバウが自分を責める姿にスキョン(ユリ)も悲しみに浸り、スキョンは必ずチルソンの死の審判を受けさせるべきだと語ると、バウを心配するスキョンは彼への励ましの言葉を掛ける。
一方、バウとの会話を交わした後、屋敷に戻ったイ・デヨプ(シン・ヒョンス)は、兄がバウの義理の弟を殺害したこと、彼の復讐の対象が父イ・イチョム(イ・ジェヨン)だと再確認すると、悩ましい表情を見せます。
王宮ではひどい頭痛が原因で苛立ちを見せる光海君(キム・テウ)は、侍医に薬を要求し、「王様、あの薬は・・・」と語る侍医。イ・イチョム(イ・ジェヨン)の命令で王の薬に侍医はアヘンを混入させた薬を王に飲ませていた。。。
チルソンが殺害された事件を調べるバウは、これまでイ・ウォンヨプが犯した悪事を訴える度に、刑曹判書がもみ消したことを知ります。刑曹判書もイ・ウォンヨン同様、悪事をこれまで繰り返してきたにも拘わらず、イ・イチョムの力で地位を維持できた刑曹判書。しかし、これ以上維持することが出来ず、退かされることとなり、スキョンが生きていることを知ったキム・ゲシ(ソン・ソンミ)尚宮は、バウに手を結ぶことを提案します。
キム・ゲシ尚宮の提案を受け入れたバウは、条件としてスキョンと彼女の母、昭儀尹氏(ソイユン氏)を王宮内で会わせることを求め、危険と知りながらも王宮に入ると、母と再会を果たすスキョン。
バウを警戒するイ・イチョムは、バウを殺害するための計画を立てます。彼を息子イ・デヨプと共に北方の国境に派遣することを王に提案し、バウを狙った計略だと気づきながらも、、、バウはスキョンをハニャンに残して北方に向かいます。必ず無事に戻ると約束したバウの言葉を信じて、バウの屋敷にチャドル(コ・ドンハ)と共に残ったスキョン。
一方、王宮ではイ・イチョムの計画通り、王が突然体調不良を訴えると、そのまま意識を失います。王の状態を知ったキム・ゲシ尚宮は、イ・イチョムが王を毒殺しようとしたことに気づき、、、意識を取り戻した王も、自分の命が狙われたことに気づく。
北方の地でバウを殺害するよう命じられたイ・デヨプ、、、父の信頼を取り戻す最後のチャンス。北方の国境に到着したバウは不当な扱いを受ける民を助けたことで、捕まり牢獄に入れられる。その頃、ハニャンのバウの屋敷に現れた一人の女性の姿。。。
第14話感想
第13話で命を狙われたバウに再び訪れた命を危機、、、果たしてバウは無事、ハニャンに戻ることが出来るのでしょうか。今話、様々な出来事が起きました。スキョンが生きていたことを確認することができたスキョンの母の様子、スキョンの行方を追う義理の父イ・イチョムと同じく、彼女の居場所を探るキム・ジャヨムの姿まで登場し、今後スキョンの身にも危険が及ぶことになりそうです。
父からバウを殺害するよう命じられたイ・デヨプは、家門のためにバウを殺害することができるのでしょうか。また、イ・デヨプが北方の国境にバウと共に派遣されたのは、イ・イチョムから預かった手紙を渡すためでもあったことから、イ・デヨプにも注目したい展開でした。バウと共に捕らわれた身になったデヨプ。何が起きるのでしょう。
過去、先王を殺害したことに関わったキム・ゲシ尚宮、、、キム・ジャヨムともイ・イチョムとも関係を維持し、彼女自身の生き残りもかかったことから、激しい争いが予想されます。
これまでチョン・イルが出演した時代劇は欠かさず視聴してきましたが、前作となる「ヘチ~王者への道~」と比較すると、似たようなキャラクター見えてしまい、少し残念な部分がありました。ドラマの前半部は、ポッサム(寡婦を連れ去って再婚させる風習)を通じて、間違って王女を拉致したことから始まり、とても新鮮でスピード感のある展開でした。第10話以降は、ありきたりの時代的のステップを踏むような展開が続いている気がして。。。
残された6話では逆転あり、緊張感あり、次の展開への期待感を持たせる描かれ方がされることを期待します。
今話の登場した女性の正体はバウの妻でした。チャドル(コ・ドンハ)の実の母が登場することで、ドラマに緊張感をもたらすことになるのでしょうか。バウの友人と夜逃げしたはずの妻が現れた?しかも、彼女は両班出身、、、スキョンを緊張させる相手の登場となるのでしょうか。
ポッサム-運命を盗む 全話あらすじと感想 キャスト・相関図 視聴率 |