暗行御史：朝鮮秘密捜査団 암행어사: 조선비밀수사단 2020年放送 KBS 2月火 全16話
第9話視聴率5.8％ 9.7％
| neroさん |
第9話あらすじ
イギョムが放った弓矢は、男の腕をかすめます。これにより、男の正体を突き止めることに成功するイギョム。クィソンの家から出てきた男は、他でもないキム大監の息子でした。しばらくして、息子が捕まったと聞いた大監が現れます。縄で縛られた息子テグァンを見て、どういう訳かと尋ねる大監。結局、イギョムはテグァンを解放します。
怒りの収まらないキム・テグァンは、何としてでも御史のイギョムを追い出そうと考えます。
その頃、宮廷では例の帳簿に書かれた者たちが、皆罪を認めたとの報告が。しかし、帳簿に書かれた者たち以外に、収賄に関わった者はいないと聞き、思わず声を上げるテスン。実は王に調査報告を行った官僚は、既にキム・ビョングンによって買収されていたのです。ソ・ヨンから、ホンラン(ダインの妓生名)が暗行御史に同行していると聞いたビョングンは、テスンの屋敷を捜索するよう命じます。
一方、本格的に事件の調査を始めることにしたイギョムら。チュンサムにキム・テグァンの尾行を命じると、イギョムはクィソンの遺体を見つけた男を訪ねます。すると男は、キム大監の息子にクィソンを紹介したのは自分だと言います。キム・テグァンの狙いは、クィソンを通じて、アヘンを手に入れることだったのです。
そんななか、尾行がバレたチュンサムが、テグァンから激しい拷問を受けてしまいます。血だらけのチュンサムを見て、怒りに震えるイギョム。テグァンはチュンサムが盗みを働いたと言いますが、もちろんそれは真っ赤な嘘。するとイギョムは、例の薬物の件を父キム大監へ報告すると言い、テグァンを追い払います。
道中で足を怪我したスンエを負ぶって、近くの民家へ向かうイボムと連れの男。それはなんと、死んだクィソンの家でした。家に誰もいないと知ると、イボムは仲間にスンエを頼み、薬を買う為街へ。そんななか、キム・テグァンと一緒にいた男たちが現れ、連れ去られるスンエ！しばらくして、スンエが連れて行かれたと知ったイボムは、再び街へと向かいます。スンエを連れ去ったのがチョン大監の息子だと知り、屋敷へ急ぐイボム。
一方、キム・テグァンに捕まる前、お面職人から夜な夜な開かれる秘密の宴について聞いていたチュンサムは、それをイギョムに報告します。宴に参加する者は皆お面で素顔を隠し、宴の席ではアヘンを楽しむと言うのです。宴に潜入する為、妓生の衣装に着替え化粧を施すイギョムとチュンサム。時間となり門の外に男が現れると、列から外れたイギョムが1人で敷地内を捜索することに。部屋に案内されたダインとチュンサムは、既にそこで待つお面姿の男たちを見て、思わず顔を見合わせます。
しばらくして、宴の席にはアヘンと思われる粉が運ばれてきます。それを酒に混ぜて楽しむ男たち。その頃イギョムは、倉庫に置かれた大量のアヘンの山を見つけます。チュンサムを気に入った男の1人が別室へ移動すると、しばらくしてイギョムが。その頃、チョン大監の屋敷に向かったイボムは、息子がどこにいるのかと尋ねる。すると家臣の1人が、例の宴について口にします。
イギョムが席に着くと、お面を付けた男の1人が待ってましたとばかりに声を上げます。男の掛け声で部屋に入ってきたのは、同じくお面を付けた1人の女性。すると男たちが次々に手を挙げ、競りを始めます。
正面に座る男が「お面を外せば300両出す」と言い、女性のお面をはがします。それは、なんとスンエでした。
第9話感想
男たちに連れ去られたスンエが、競りに…。
薬物乱用に人身売買とは、なんともこの世の悪がすべて登場したような展開ですね。スンエを連れ去った男は、キム・テグァンの取り巻きでした。類は友を呼ぶとは、まさにこのこと？
それにしても、イギョムの女装がかわいい！笑 イギョムを演じるキム・ミョンスは、どちらかというと華奢な体系なので、女装もとっても似合っていました。一方、チュンサムはと言うと、、ゴツイ、、笑 他の妓生たちと並んで歩くシーンは、面白過ぎました。本当に、このドラマはイ・イギョンあっての作品だな～と言った感じ。ちゃっかり隣の男に見初められたチュンサム、、部屋を移動してからのひとコマも面白かったです。
若い女性を狙った連続殺人事件の謎に迫る暗行御史。そんななか、宮廷では不審な動きが。イギョムが手に入れた帳簿によって、官僚たちの不正が明らかになるのですが、肝心のキム・ビョングンらの名前はなく。
調査の結果、帳簿に書かれた名簿以外に不審な点は見つからなかったと報告されてしまいます。これもすべて、キム・ビョングンの仕業。。
さらにキム・ビョングンは、都承旨(トスンジ)であるテスンを警戒し、彼の屋敷を捜索することに。手下が持ち出した置物のようなものを見たビョングンは、それが死んだフィヨン君の物だと言います。フィヨン君は確か、ダインの父親でしたよね。果たして、これがどんな結果をもたらすのでしょうか。続きも気になります。
第10話視聴率7.7％ 11.6％
| neroさん |
第10話あらすじ
競りにかけられたのがスンエだと知り、思わず立ち上がるイギョム！しかし、向かいに座るダインが静かに首を振ると、何とかイギョムも冷静さを取り戻します。そんななか、例の男が500両でスンエを落札。男がスンエを連れて行くと、すかさずその後を追いかけるイギョム。同じく部屋から抜け出したチュンサムが「暗行御史出頭～！」と叫びます。
部屋に連れて行かれたスンエは、男に襲われそうになるも、そこへ暗行御史が現れたとの知らせが。慌ててスンエを連れ、逃げ出す男。イギョムが男の後を追いますが、山のなかで見失ってしまいます。すると、スンエの行方を探すイボムが現れます。
「スンエを助けたければ、ついて来い」とイギョムは言い、捕らえた男たちのもとへ。剣で男を脅すイボムでしたが、イギョムがそれを制します。その場にキム・テグァンが居ないと気付くと、スンエを連れ去ったのがテグァンだと考えるイギョム。しかし、キム大監の屋敷にもスンエの姿はなく…。屋敷を出た後、「スンエを守れなくてすみません」と謝るイボムに、「俺も、お前を守れなかった」とイギョムは返します。
翌日、スンエとキム・テグァンの居場所を探る為、取り巻きの男たちを拷問するイギョム。そこへ、キム・テグァンが遺体で見つかったとの知らせが入ります。テグァンの遺体を調べたダインは、それが自殺ではなく他殺だと確信！その後、遺体の近くに落ちていた例の男のお面を拾ったダインは、取り巻きの男たちを呼び出します。主犯の男が他でもない守令だと知ったダインでしたが、そこへ兵を連れた守令が。
守令に捕まったイギョムは、スンエと共に小屋へ縛られていました。広場に現れた守令は、一行を殺せと命じますが、間一髪イボムがそれを制します。
「自らの犯した罪を認めるか？」と、捕まえた守令に尋ねるイギョムでしたが、最後までそれを否定する守令。すると一緒に捕まっていた男の1人が、「私たちは言われた通りにしただけです」と証言します。
暗行御史としての任務を全うするイギョムを見て、誇らしげな様子のスンエ。そしてスンエは、「あの日のことは私の選択でした。謝る必要はありません」といいます。イギョムが去った後、イボムを愛するようになったと明かすスンエの言葉に、イギョムはショックを受けます。その後、イボムの手を取り、2人はイギョムの前から去って行きます。
実はイギョムが離れていた間、以前からスンエを気に入っていた守令が、スンエに求婚を迫っていました。しかし、スンエがそれを断ると、彼女を苦しめる守令。見兼ねたイボムが、スンエを連れて逃げ出すことを選んだのでした。
任務を終えたイギョムは、ダインをとある崖の上へと連れて行きます。そこは、フィヨン君が自ら命を絶った場所…。フィヨン君が誰かとチュンサムに聞かれ、イギョムは「逆賊だ」と答えます。
宮廷では、テスンの屋敷から見つかった玉鷺(オクロ)を王へ見せるキム・ビョングン。それはダインの父、フィヨン君の玉鷺だと言います。玉鷺を持っていたのがダインだと明かすと、キム・ビョングンはダインは現在、暗行御史に同行していると告げます。これを聞いた王は、イギョムとダインをすぐさま宮廷へ召還すれと命じます。
そうとも知らず、イギョムらは次なる目的地へ。道中で盗賊に襲われる一行を救ったイギョムは、一行に付き添ってふもとの街へと向かいます。そこでイギョムらが目にしたのは、米の価格が高騰し、ロクに食事にありつけない貧しい民の姿でした。
第10話感想
フィヨン君の死の真相を突き止めにやってきたイギョム。
同じく父フィヨン君がなぜ逆賊と呼ばれるようになったのか、真実を明かす為に同行したダインは、心配するイギョムをよそに勝手な行動に出てしまいます。ダインが潜入したのは、テスンが言っていた観察使の屋敷。。しかし、観察使の様子がなんだか異常な感じがしました。果たしてダインは、無事でいられるのでしょうか。
そんななか、宮廷内でも問題が発生。ダインの部屋から見つかった玉鷺がフィヨン君の物だと判明すると、ダインへの疑惑が強まります。フィヨン君は逆賊と呼ばれており、逆賊の持ち物を持っていたことから、ダインもまた逆賊とみなされてしまったようです。やはりダインの父親の死とキム・ビョングンの間にも、何か秘密がありそうですね。
王命によって、イギョムとダインは宮廷へ召還されることに。そうとも知らない2人は、予定通り任務を続けます。
また第10話では、イボムがスンエを連れて逃亡した真相が明かされました。イギョムの前では、気が変わったと答えたスンエ。しかしスンエは、イギョムが試験に向かった後も、ずっとイギョムだけを愛してきました。そんななか、スンエを苦しめる守令の存在…。結局、スンエを守る為に仕方なく、イボムは街を離れることに。今ここで真実を明かせば、イギョムにも迷惑がかかるとスンエは考えたのでしょう。
事情は分かりますが、目の前でイボムの手を取るスンエの姿を見たイギョムは、さぞ辛かっただろうなと。2人を見つめるイギョムの表情が切なかったです。。
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