2008年

大王世宗 あらすじ キャスト 視聴率 感想 相関図






放送予定

【日本放送】

●BS日テレ 全86話(2020/10/9から)月~金曜日13時から 字幕
●BS日テレ 全86話(2020/3/27から)月~金曜日13時から 字幕
●BS-TBS 大王世宗 2016年1月12日(火)あさ7時~放送開始 毎週月~金
【韓国放送期間】2008年1月5日~2008年11月16日

大王世宗 (テワン セジョン) 全86話
2008年放送 朝鮮時代
平均視聴率 15.3% 最高視聴率22.4%
大王世宗(テワンセジョン) DVD-BOX I

あらすじ

時代背景は多くの作品で描かれている、李氏朝鮮4代王世宗の生涯を中心に描いた作品。
忠寧大君は、父太宗や長兄の世子(譲寧大君)とは違い、民のための政治を行うべきと考えていた。明の使者からの無理な要求を勅使との直接交渉で解決したり、世子の醜聞に対して彼をかばったり、奴婢の身分回復のために動いたりする忠寧大君に対し、世子はだんだん敗北感を抱くようになる。
領議政ユ・ジョンヒョンは、「長子ではなく賢者を選ぶべき」と発言した。自暴自棄になった世子はますます自堕落な生活におぼれていき、太宗は世子を自分の後継者にする事を断念、忠寧大君が新たな世子となる。こうして寧大君は即位して王(世宗)となり、その後の一生が描かれている。

相関図

BS-TBS 大王世宗 相関図

キャスト

忠寧大君/世宗役 キム・サンギョン  李祹(イ・ド)。太宗の三男。

太宗役 キム・ヨンチョル 朝鮮第3代国王 敬寧君の父。忠寧大君に譲位後は上王となる。/その他の出演作 王道(ワンド)(1991年)ホン・グギョン(洪國榮)役 太祖王建(テジョワンゴン)(2000年)弓裔(クンイェ)役 王女の男(2011年)首陽大君、世祖役 名家(ミョンガ)(2010年) チェ・ジンリプ役

昭憲王后役  イ・ユンジ 忠寧大君/世宗の正妃でシム・オンの娘。/その他の出演作 大風水(2012年) パニャ役 宮(クン)(2006年)ヘミョン役

譲寧大君役 パク・サンミン 李褆(イ・ジェ)。太宗の長男で忠寧大君/世宗の兄。王世子であったが後廃位された。
孝寧(ヒョリョン)大君役  ソンミン 世宗の兄、次兄
誠寧(ソンニョン)大君、イ・チョン役  ペク・スンド 世宗の弟4男
敬寧君役 ユン・ヨンジュン  太宗と孝嬪金氏の息子で忠寧大君/世宗の兄。庶子。
元敬(ウォンギョン)王后ミン氏役 チェ・ミョンギル 世宗の母、太宗の正室

スタッフ

[監督・演出]キム・ソングン、キム・ウォンソク[脚本]ユン・ソンジュ、キム・テヒ

●以下感想 ネタバレ含む

作品感想

RIOさんの感想より

時代劇の中のベストドラマ

主人公キャラには凄く魅力を感じました。自分の持っている理想を絶対にあきらめる事をせず、強い反対に立ち向かい、深く悩みつつも、夢をあきらめることなく進んでいく前向きな姿に凄く胸を打たれました。

そして、主人公を支える人が回りに沢山いる事についても、すごくうらやましく感じてしまいました。主人公を支えて、導いてくれる人が回りにしっかりいる事に対しても、主人公にとって凄く理想的な環境なのかもしれませんね。

主人公以外の登場人物も個性的で魅力のある人物ばかりだったように感じます。敵を排除することなく、身近に置き、論争を重ねて自分の側に引き入れると言う考えを世宗は持っていて、基本的に争いシーンはありません。

壮大な戦闘シーンを楽しみにしている人には物足りなさを感じると思います。でも、人々が亡くなっていくシーンもあり、シリアスな部分には涙を流してしまいました。世宗と昭憲王后の夫婦模様は凄くいいなと感じました。

この2人に王の側室になるかのように説明されていたイ・ソンが割り込んだらどうなるんだろうなんて思いながら見ていたのですが、残念ながらそのシーンはありませんでした。全体的に平和なストーリーだったように感じます。

面白かったのですが、もう少し嵐を巻き起こすようなシーンが逢っても良かったのではないかと思いました。登場人物はどの方も凄く魅力的な人たちばかりで、凄くよかったと思いました。主人公も凄くカッコいいと思いました。

管理人

ほぼ、政治的要素のみで進んでいくので、男性は面白いかもしれないが、女性はどうでしょうか?面白いと思えるかは少し疑問です。そんなにイケメンも出てこないし、色恋話もそんなに出てこないし、ホント男中心、世継ぎ、政治的、政権といった男臭い内容がほぼ占めます。

個人的には世継ぎ争い時点までは結構面白かったのですが、その後が少しだるいですね。88話少し長い。逆に半分ぐらいの話数で仕上げたほうが、話が締まってよかったのではないでしょうか?

主人公 キム・サンギョンは他の時代劇に出てこないのでなじみがないのですが、その周りの人物が時代劇お馴染みの俳優・女優で脇を固めていますので、そっちの方がどちらかというとインパクト強いです。

キム・サンギョンはその後は時代劇に出てきませんので、現代劇向き俳優なのかもしれません。

40話過ぎぐらいに度々対馬が出てくるのだが、日本人から見ると韓国人の演じる日本人役は可笑しくて「ぷっ」と吹き出すくらいぎこちない。なんだその「日本語のイントネーションは?」と突っ込みたいくらい、変です。しかし、ユンフェ役の「イ・ウォンジョン」だけはびっくりするくらい、日本語が上手です。また、中国語も話す場面もあるのですが、とても流暢に話します。

時代劇にはお馴染みの「イ・ウォンジョン」ですが、主役こそないですが、時代劇には欠かせない名脇役の一人ですね。

後半は文字創製の部分を描いていますが、「根の深い木」(世宗役ハン・ソッキュ) と比べるとその時期の世宗の健康状態がかなり違う印象を受けました。

「根の深い木」は文字創製の部分にスポットを当ててあり、(世宗役ハン・ソッキュ)は主役ではあるが、主役3人のうちの一人というスタンス。同じ時代、人物のストーリーだが、内容のスポットを当てているところがかなり違う。両方見ておくと参考になる。

「根の深い木」と見比べるというよりも、個人的には「王と妃」を見比べると非常に歴史的流れが分かり、歴史好きの方には面白いかもしれない。

「王と妃」は、世宗の次男である首陽大君(のちの世祖)が主人公なので、時代的には「大王世宗」の後の時代が「王と妃」となるので、登場人物がかなり被る。ただし、数十年後になるので、「大王世宗」→「王と妃」と連続してみると人物像が非常に分かりやすい。

ただ、「王と妃」はかなり古い作品になるので、やはり、昔の韓国時代劇感たっぷりです。

みきすんすんさん.

まだ漢字のみが使われていた朝鮮の国で、庶民にも学問を学ぶ機会をと、ハングル文字を生み出した世宗大王。当時、奴卑であったチャンヨンシルに身分を与え、天文学や測量、火薬、朝鮮の暦も作らせ、ハングル文字完成の手助けもさせた。法律を作ったり、韓国では今でも大王として慕われている王の物語です。ヨンシルの恋愛も美しく描かれていました。

ても真面目で、勉強熱心な世宗大王が大好きになりました。その後、ドラマ化されたチャンヨンシルも、素敵でした。時代劇のなかで、一番お薦めです。


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