1998年

大王の道 11話12話13話14話15話 あらすじと感想






『大王の道』(だいおうのみち、原題:大王의 길(テワンエギル))、韓国MBCで1998年4月から8月にかけて放送、長らく日本では未放送だったが、2009年5月から9月にかけてスカパー!ch.720シーエスGyaOで、日本初放送された。

あらすじの引用元は
BS JAPAN 大王の道 ストーリーより
第11話新たな生命の誕生

英祖の子を身ごもったムン淑媛は、誰にも口外しないよう側近に指示し、英祖の寵愛を独り占めしようとさらなる野望を抱く。英祖を恐れるあまり占術を学び、現実から逃げようとする思悼世子。恵嬪ホン氏は、そんな世子を説得している最中に産気づき…。

思悼世子は道士になるとかもう頭おかしくなったかな?と思うのもおかしくはない。たまにこんな感じで思悼世子を描かれることがあるが、いまで言う心の病というのを持っていたのかもしれない。ちょっと変わった人みたいに思われていたのでしょうか?

しかし、イ・サンの誕生は格別の喜びだった。チョンと名付けられた子が夭逝しただけに。

またこの回に子供のころの洪 国栄(ホン・グギョン)が登場。情けない父親が追い出されて泥だらけになっている父を見て涙を流す場面がある。

この洪 国栄は「イ・サン」でも登場するので、ご存知の方も多いかと思いますが、とても優秀な人物だが、のちに流刑。わずか34歳で亡くなる。


出典:http://www.asiae.co.kr/

「イ・サン」ホン・グギョン役のハン・サンジン

また父親が(ホン・グギョン)に諭す場面でさっきのお宅は世子妃様の家で世子妃とは10親等なので、お前(ホン・グギョン)は11親等だなという。

日本ではここまで親族を把握している人はほぼ皆無だとはおもうが、韓国に関しては、昔は6親等(いわゆるまたいとこ・はとこ)でも結婚出来なかったといわれている。だから当時有名どころであれば、10親等ぐらいまでは知ってたというのもあったのかもしれない。しかし、実際はその系図だけでも数百から千人クラスになるはずなので、ほとんどの人は把握できないはず。

第12話 伝染病の猛威

ムン淑媛から懐妊したことを告げられた暎嬪イ氏だったが、これまでムン淑媛がその事実を隠していたことに疑問を抱く。孫の誕生で喜びに包まれる英祖と思悼世子たち。父子間の葛藤もウソのように消え、平穏な日々を過ごしていたが、そんな中、伝染病が猛威を奮い、和協姫ははしかに侵され亡くなってしまう。

はしか?

当時だと「はしか」は相当恐ろしい伝染病だったに違いありません。日本ではいまだに流行していますね。欧米や韓国では撲滅されたらしいです。撲滅させるにはワクチン接種義務化までもっていかないと無理なんでしょうかね。

合併症を起こしやすく、体の弱い人や体力のない子どや老人は死亡率が高かったのではないかと思います。

 

第13話 心の病

思悼世子は幻想を見るようになり、正気を失ってしまう。日増しに悪化していく行動に歯止めをかけられず、恵嬪ホン氏は心を痛めるが…。一方、本性を現し始めたムン淑媛は、暎嬪イ氏に仕える女官に手をあげて騒ぎを起こすが、これもすべて策略だった。

ムン淑媛はずる賢い。策略なのだが、そのあとは大きな声で笑うなど、悪女ぶりを発揮。思悼世子は幻想を見るとか、一部、ナレーションで史実に心の病などが触れられたところを見ると、いまで言う精神病、もしくはうつ病みたいなものを患っていたのかもしれないですね。

第14話 英祖の本意

思悼世子が病を克服しようと努力し始めたことに周囲は安堵していたが、そんな中、ムン淑媛が身ごもっていることで、宮中では思悼世子の息子の将来を心配する声が高まりだす。そのことで不快を顕わにするムン淑媛は、さらなる悪事を企てる。

前回から、よく出てくる党のことだが、老論派(ノロン派)と少論派(ソロン派)この作品での説明では英祖派老論派(ノロン派)思悼世子派 少論派(ソロン派)とあったが、のちの時代を描いた「イ・サン」でもこの党の派閥は焦点あてて描いてある。老論派(ノロン派)の力が強く、イ・サンも苦労する。この作品「大王の道」では後で出てくるのか分からないが、そのほかに南人派(ナミン派)(イ・サン支持)がある。

第15話 孝道を尽くす思悼世子

思悼世子に王位を譲ろうとした英祖は、周囲の説得によりその命を撤回するが、心は晴れないままだった。思悼世子は自責の念にかられて倒れてしまい、克服しかけていた病も悪化。さらには恵嬪ホン氏に対しても心を閉ざしてしまう。

九女: 和緩翁主(1737年-1808年、映嬪の娘、日城尉 鄭致達と結婚。1女を産んだが夭逝。後嗣が無かった為、夫の遠縁の鄭厚謙を養子にした。)

映嬪の娘の為、思悼世子とは父も母も同じなので、実の妹になる。和平翁主と同じように英祖にお寵愛されていた。思悼世子とは2歳違いの妹。

大王の道 16話以降のあらすじは

BS JAPAN 大王の道 ストーリーより

BS日テレ 大王の道 あらすじ

大王の道 あらすじ 視聴率 キャスト 感想

 


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