大君-愛を描く

不滅の恋人(大君-愛を描く)  19話・20話(最終回) あらすじと感想






不滅の恋人(大君-愛を描く)  대군 – 사랑을 그리다 全20話

quetalsurinoさん

19話あらすじ

王(ジャヤン大君/ チュ・サンウク)が陵行(王族の墓所へ行幸する)のため、王宮から外出する時を狙うことにしたウンソン大君/ユン・シユン)は、王が来るのを待ち構え。ギドゥクとジャヒョン(チン・セヨン)は、幼い先王スンピョン君と共に王宮に向かいます。一方、王は予定通りに王宮を出発し。。。

王が通る道で待ち構えたウンソン大君の前に、王を乗せた駕籠の行列が見え、ウンソン大君の部下は一斉に攻撃を始めます。攻撃が始まるとド・ジョングクは王の駕籠が別の方向に向かわせます。ウンソン大君が王の駕籠を開けると、そこには王の姿はなく、逆に軍により攻撃を受けるウンソン大君たち。シルケにあとを任せウンソン大君とド・ジョグクは急いで王宮に向かいます。しかし、残っていたウンソン大君の部下は殺され、シルケは人質となります。

王宮に到着したジャヒョンとギドゥク。しかし、待ち構えていた王(ジャヤン大君)によりとらわれ、幼いスンピョン君はナギョムに監視させ、ジャヒョンの気持ちが自分に向くことはないと気づいた王は、ジャヒョンを殺そうとします。しかし、駆け付けた大妃により阻止され。王宮に残っていた王の反対勢力の協力で、駆け付けたウンソン大君は王宮に無事入り、大妃とジャヒョンの前でたたかうことになったウンソン大君と王。

結果、ウンソン大君は王を監禁し、先王スンピョン大君を再び王にするとの大妃の辞令文(教旨)を準備し、王宮を安静させます。王宮に現れたナギョムの兄とヨウル・ウンは、王を釈放するよう求め、人質としてとらえているシルケの首に剣を向けます。その場にいた家臣たちは大妃の辞令文を目にするとウンソン大君側へと立場を変え。シルケを心配するウンソン大君。チャンスを狙っていたシルケは、まっすぐウンソン大君に向かい走り出しますが、剣を向けていたヨウル・ウンにより斬られ倒れてしまいます。

19話感想

ウンソン大君と共に苦労を重ね、朝鮮まで一緒に来たシルケ。大好きな気持ちを告白もできず、ジャヒョンに一途なウンソン大君はシルケの気持ちに全く気付いていない様子。すべてが終わったら兄になると約束するウンソン大君に、シルケはため息しか出ない状況。。。

もしかするとウンソン大君のためにシルケが死ぬことになるかも、と予想していました。でもシルケの純粋でけなげな姿にこのまま、死なないで欲しい。ウンソン大君に出会って「人の優しさ」を初めて知ったシルケ。このままじゃ、切なさすぎです。

ウンソン大君が王を狙っていること、王は気づいていたようで、どこからウンソン大君の計画が漏れてしまったのでしょうかね。ウンソン大君の最初の計画とは全く違う方向に話が進みましたが、王をとらえ甥に王位を戻すために着々とことが進みました。

倒れたシルケのもとを駆け付けるウンソン大君の姿を最後に第19話が終わり、予想外の展開がありそうで不安な気持ちに最終話を待ちます。このままウンソン大君とジャヒョンは幸せなエンディングを迎えることになるのでしょうか。

 

quetalsurinoさん

20話(最終回)あらすじ

斬られたルシケはウンソン大君(ユン・シユン)、ジャヒョン(チン・セヨン)、ギドゥクに見守られ息を引き取ります。シルケの死を悲しむギドゥクは死んだシルケの側から離れることができず、泣き崩れ。

王宮に侵入したウンソン大君(ユン・シユン)は王を倒し、幼い先王が再び王位を継承させるための準備が著しく進み、ヨウル・ウンは王(ジャヤン大君)に逃げるよう告げますが、王は王宮に残り反乱を起こしたウンソン大君に立ち向かう決心をし、ナギョムを王宮から逃がします。

王(ジャヤン大君)は逃げることはせず、ウンソン大君と最後の対決に挑み、ジャヒョンへの気持ちから王位まで欲張ってしまったことを認め。ウンソン大君は王に剣を向けますが迷い、どこからか現れたヨウル・ウンの剣に斬られ倒れます。死を持ってすべてを終わらせたかった王は、弟ウンソン大君が迷うことを予想し、部下のヨウル・ウンに最後を頼んでいた。。。これまで強い母の姿をみせていた大妃シム氏も、息子イ・ガンの死を悲しみます。家族と愛するジャヒョンに見守られながら息を引き取った王。

身を隠していたナギョムは王の死を知り悲しみ、生まれてくる赤ん坊のために身を隠します。シルケの死を克服できないギドゥクは悲しみのあまり、ウンソン大君のもとを離れ。幼い先王は再び即位し、ウンソン大君が摂政することになり、ウンソン大君とジャヒョンは結婚生活をジャヒョンの実家で始めます。ナギョムが産んだ娘は、ウンソン大君とジャヒョンに引き取られ育ち、ナギョムは姿を消します。

10年後、ジャヤン大君と手を結んだことを後悔したジャヒョンの兄ソン・ドゥクシクが官吏を選ぶために科挙(試験)に合格し、ウンソン大君は摂政を終え、ジャヒョンとの幸せな結婚生活を続ける。。。

20話(最終回)感想

歴史上実在した王子をモチーフに、二人の間に存在した架空の女性を登場させることで、ハラハラ展開を続けてきましたが、最後はハッピーエンドでした。命を落とした王、イ・ガンは母や弟、ジャヒョンに見守られ最後を迎え、これまでの悩ましい表情ではなく平穏な表情を最後見せてくれたので、これですべてよし、と思いました。

ウンソン大君とジャヒョンのロマンスは、正直当たり前のような展開でしたが、苦悩する王を演じたチュ・サンウクの演技が予想以上に上手で、ドラマの後半はチュ・サンウクが演じる王が観たくてドラマを楽しみにするほどでした。最後までジャヒョンに執着し、弟のウンソン大君にライバル心を燃やす。人の心はどんなに大きな権力を手に入れても叶わないんですね。

シルケが助かることを望みましたが、悲しい結末に。息を引き取る最後の最後までウンソン大君だけを見続けたシルケの一途な恋に、一生懸命練習して覚えたウンソン大君名前、フィを彼の手のひらに書いて死んだ時には、分かってはいても切なくて涙が出そうになりました。

荒れた時は過ぎ、望んだ通りの平和が訪れ、ウンソン大君とジャヒョンの幸せそうな姿を最後にドラマは終わりました。娘の幸せを最優先に考える熱血な母竹山安氏(チュクサン アン氏)、身分の差をこえることはなく結婚したクッタンと、彼女に想いを寄せるジャヒョンの兄ソン・ドゥクシク、静かにシルケに想いを寄せていたギドゥクまで、個性的なキャラクターが多かったです。

2018年放送されたドラマはほとんどが現代劇で、時代劇の数が少なく、久々にドキドキした作品の一つでした。チン・セヨンの前作「オクニョ 運命の女(ひと) (原題:獄中花)」が面白かったので、観始めたドラマでしたが、この作品でも期待を裏切らないヒロインを演じてくれました。

二人の王子と一人の女性、事件や出来事よりも人物を中心に描かれた点、ウンソン大君とジャヒョンが初めて出会った時を連想させる、幼い王とジャヒョンの従姉妹とのエピソードも短いながら、その後新たな恋が生まれるような設定のようで、時代劇ロマンスドラマとしてよかったと思います。

夢中になっていたドラマが終わりさみしい気持ちになりましたが、特にチュ・サンウクが演じたダークな王の姿は今後も記憶に残りそうです!

【豆知識】韓国放送時、最高の1分は姿を消していたユン・ナギョム(リュ・ヒョヨン)が亡き王の墓を訪れるシーン。

不滅の恋人(大君-愛を描く)  視聴率 あらすじ キャスト 感想 相関図

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