ヘチ(カイチ)

ヘチ(カイチ) 1話・2話と3話・4話 あらすじと感想 チョン・イル 延礽君(ヨニングン)役






獬豸(ヘチ)カイチ:해치  全48回(全24話) 2019年放送 朝鮮時代 SBS

第1話 視聴率 6.0% 第2話 視聴率7.1%

daisySSさんより

第1話・第2話 あらすじ

馬に乗ってハニャンに戻ってきた王子、ヨニン君(延礽君)/イ・グム(チョン・イル)は、前の夜、領議政(朝鮮時代の最高の中央官職)が夜茶時(ヤダシ/高官の不正を司憲府(サホンブ)の監察が告発することを意味)にあったことを聞かされます。

その後、科挙(クァゴ、朝鮮時代の公務員採用試験)を受けにきたパク・ムンス(クォン・ユル)の、隣に座ることになったのはヨニン君(グン)。パク・ムンスは隣で試験を受けているヨニン君の年齢が52歳だと知ると、隣の男性が替え玉受験者だと気づきます。しかし、頼まれて試験を受けにヨニン君は、既に回答用紙を提出して試験所を出た。パク・ムンスはヨニン君の後を追いますが、見失ってしまう。

弟のヨンリョン君(延齡君)と共に王宮を訪れたヨニン君(チョン・イル)は、武道の練習の途中、腹いせに罪のない相手を殺そうとするミルプン君(密豊君)/イ・タン(ジョン・ムンソン)を目撃したヨニン君。見なかったことにして欲しいと語るミルプン君に、ヨニン君が冷たい反応を見せると、母親が浅眠出身の卑しい血が流れる王子と、ヨニン君を皮肉ります。

1719年の粛宗(スクチョン)末期で、世子に世継ぎがいないことから、南人は老論(ノロン)派と少論(ソロン)派に分裂し、それぞれミルプン君とヨンリョン君(延齡君)を継承させるため、対立している状況の中で次々に起きる殺人事件が起きると領議政が隠ぺいしようとする。。。

科挙試験所での違法行為を告発するため司憲府のハン・ジョンソクを訪ねたパク・ムンスは、捜査を依頼しますが取り入ってもらえないことから、茶母(タモ)、ヨジ(コ・アラ/Ara)にお願いすることにする。その頃、変装しておとり捜査中のヨジは、偶然、ヨニン君とすれ違うことになり、ヨニン君はミルプン君/イ・タンが殺人事件を起こし、殺した人の数を記録している「啓示録」が存在するとの噂を耳にすることになります。

ミルプングン(密豊君)が連続殺人を犯していることを司憲府の茶母として必ず暴き、ミルプン君を逮捕する決意を固めると、ヨジ(コ・アラ/Ara)は再び潜伏し、証拠品となる「啓示録」を探そうとします。一方、ミルプン君の「啓示録」を探すため、ヨニン君もミルプン君の動きを監視する中、不審な男の姿に気づきます。

不審な男は変装したヨジでした。ミルプン君の持ち物をチェックしていたヨジは、戻ってきたミルプン君と鉢合わせすることになり、逃げることもできない状況。。。首に刀を突き付けられた瞬間、「女を相手にする卑怯なことは辞めろ。僕が相手になってやる!」と、語るヨニン君(チョン・イル)が現れます。

第1話・第2話 感想

「華政」、「イ・サン」、「ドンイ」や「馬医」を手掛けた脚本家による最新作!

コ・アラ(Ara)が演じるのは、「チェオクの剣」にも登場した茶母(タモ)役です。タモとは、中央や地方官庁に所属していた「お茶くみ」をする官婢の事ですが、所属する官庁によって仕事の内容が異なっていたようで、このドラマでは司憲府に所属し下働きする女性を意味するようです。

朝鮮王朝第21代王の英祖(ヨンジョ)に即位したのが、このドラマの主人公、ヨニン君(延礽君)。韓国時代劇ではよく登場するのが英祖(ヨンジョ)ですが、これまで若きヨニン君(グン)が王になるまでを描いた作品がほとんどなかったような気がします。ヨ・ジングが出演した「テバク」では若きヨニン君が登場しますが、ヨニン君が主人公ではなかったので、初のヨニン君(チョン・イル)が主人公のドラマになるのでしょうか。

ドラマ「ドンイ」のラストシーンでも王に即位した英祖が登場しましたが、若き王子だった頃の話しは描かれなかったので、王子だった頃から王になるまでを中心に描いていくようで、第1話からワクワクする展開が続きました。

主人公のヨニン君を演じているのはチョン・イル!現代劇に限らず、「夜警日誌」や「太陽を抱く月」などの時代劇にも出演しているので、チョン・イルが主演となると、期待できそう!時代背景は、1719年の粛宗(スクチョン)末期で、世子に世継ぎがいないことから、南人は老論(ノロン)派と少論(ソロン)派に分裂し、それぞれミルプン君とヨンリョン君(延齡君)を継承させるため、対立している状況の中で起きた連続殺人事件。。。

その犯人がミルプン君で、彼の犯罪を隠すために領議政のキム・チャンジュンが手をまわしたことに気づいた司憲府(サホンブ)の監察が不正を告発し、ミルプン君の罪を暴くためハン・ジョンソク(イ・ピルモ)をはじめヨジが本格的に捜査に乗り出すようです。司憲府(サホンブ)は、官吏が不正を行っていないかどうか監察したり、現行の政治について論じたり評価する朝鮮時代の政府機関ですが、王の耳や手足になって捜査する権限もあるようで、ヨニン君が即位するまでの様子と共に捜査ドラマのような展開になりそうです。王宮を中心に起きている連続殺人事件が登場し驚きましたが、面白くなりそうです。

英祖(ヨンジョ)、粛宗(スクチョン)、正祖(チョンジョ)、世宗(セジョン)の名前がドラマに登場すると、思わず反応してしまいます。「チェオクの剣」はハ・ジウォンが演じるタモとイ・ソジンが演じる左捕盗庁従事官の切ない恋にドキドキしましたが、ヨニン君とヨジのロマンスがあるのか気になります!

第3話 視聴率 6.4% 第4話 視聴率6.9%

daisySSさんより

第3話・第4話 あらすじ

ミルプングン(密豊君)/イ・タン(ジョン・ムンソン)が犯している連続殺人の証拠品となる「啓示録」を見つけるため、ミルプン君のテント(狩りのための)に忍び込んだヨジ(コ・アラ/Ara)が捕まり、命の危険を感じた瞬間、アラが女性であることを明かし、ミルプン君を挑発したのはヨニングン(延礽君)/イ・グム(チョン・イル)。ミルプン君(グン)を狙って弓を放った。。。わざと的を外したヨニン君の弓は後ろのイノシシに当たります。

ミルプン君が驚いている間、ヨジを逃がすことに成功したヨニン君。ヨニン君も「啓示録」を見つけるため狩りに参加していたが、発見することができず、ヨジが持ち出した箱の中には「啓示録」ではなく、乾いた花びらと葉っぱが入っていました。科挙(クァゴ、朝鮮時代の公務員採用試験)の替え玉受験をしたヨニン君(チョン・イル)は、ミルプン君の指示だったことを知ると、罠に落ちてしまったことに気づく。

一方、科挙(クァゴ、朝鮮時代の公務員採用試験)に合格したのが、ノ・テピョンだと知ったパク・ムンス(クォン・ユル)は諦めずヨジに替え玉受験をした人物がいた事を伝えます。ヨジとパク・ムンスは、告発するため探していた相手が、王子のヨニン君だと気づきます。試験に合格したノ・テピョンの行方は明らかになっていない状況の中、粛宗(スクチョン)の耳にまでミルプン君の噂が入り、ミルプン君を世継ぎとしておすミン・ジンホン(イ・ギョンヨン)は戸惑います。

ノ・テピョンはミルプン君に殺されていた。彼の代わりに科挙(クァゴ、朝鮮時代の公務員採用試験)を受けた人物を消すよう命じるミルプン君。。。

ヨジは失踪中のノ・テピョンの事件にヨニン君が関わっていると疑い始め、粛宗(スクチョン)はヨニン君を監視させる。ヨニン君は、遺体が発見されるとミルプン君の立場も危なくなるだろうとミルプン君の犯罪を疑うような発言をすると、不安になったミルプン君は、手下をどこかに向かわせます。その動きを監視していたヨニン君は一人、ミルプン君の部下たちの後を追います。部下たちにヨニン君が見つかりそうになった時、パク・ムンスが現れヨニン君を助けます。

身を隠してミルプン君の部下たちの動きを観察していた二人は、近づく灯りに気づきます。ミルプン君のテントから持ち去った箱に入っていた花びらと葉っぱをヒントに、ヨジが一人現れ。ミルプン君の部下から攻撃を受けたヨジとパク・ムンスを助けたのは、ヨニン君。その後、ノ・テピョンの遺体が発見されます。

ノ・テピョンの遺体が発見された報告に粛宗(スクチョン)は、息子ヨニン君を王宮に呼び自分の死が近いことを告げます。ハン・ジョンソク(イ・ピルモ)とヨジは、連続殺人を起こしているミルプン君を告発するための証言をヨニン君に求めますが、ヨニン君は拒否。。。その夜、父との会話を思い浮かべたヨニン君は、悩み始めます。

ハン・ジョンソクは、齊坐庁(ジェジャチョン/司憲府の会議場)で、ミルプングン(君)によってノ・テピョンが殺害されたことを告げ、王族の権限を使って殺人を犯すミルプン君を告発します。裏付ける証言はあるが、誰なのかを明らかにすることができないことを告げると、周りがざわめき、証言者が現れない限り、ミルプン君を告発することができないと反対がおきる。

その時、自分が証言者であることを明らかにし、齊坐庁に現れます。

第3話・第4話 感想

卑しいムスリの体から生まれた王子として、聡明さを隠し、ダメな王子として生きてきたヨニン君の悩みが伝わった話でした。今話を観て、ヨニン君が王様になるまでの過程が今後、さらに面白く展開されることになりそうですね。法律があっても王族を罰することができないことから、ミルプン君をはじめとする王族の悪事を明らかにする決心を決めた様子のヨニン君(グン)。

殺害されたノ・テピョンの代わりに科挙(クァゴ、朝鮮時代の公務員採用試験)を受けたことを自白したヨニン君(チョン・イル)、罪を償うために済州島への流配(島流し)を自ら申し出ますが、粛宗(スクチョン)は王としてどのような判断を下すことになるのでしょうか。

粛宗(スクチョン)の死後、側室の張禧嬪(チャン・ヒビン)との間に生まれた長男の世子が新たな王に即位することになりますが、世子には世継ぎがいないことから、王位継承者としてミルプン君とヨニン君の異母兄弟のヨンリョン君(延齡君)が対立することになりそうですが、粛宗(スクチョン)はヨニン君の能力を高く評価している様子。

でも、卑しいムスリの母を持つことから、政治的なバックアップが得られない状況のヨニン君が、政治的な野望や夢などを捨て、本当の自分を出すことなく生きてきたはずが、何をきっかけでヨニン君が政治(王位)に興味を持ち始めるのでしょうね。

王位継承者としてミルプン君が選ばれた理由は、昭顕世子(ソヒョンセジャ)の曾孫にあたるからでした。ドラマ「三銃士」に登場する王子(イ・ジヌク)は昭顕世子(ソヒョンセジャ)をモチーフにした作品です。もしも亡くなることなく生きていれば世子として昭顕世子(ソヒョンセジャ)が即位している。

亡くなったことで第16代王の仁祖(インジョ)の次男だった鳳林(ポンリム)大君が即位し、孝宗(ヒョジョンとなり、第18代目の粛宗(スクチョン)へと継承されることになる。粛宗(スクチョン)の時代に王族としての地位を認められたことで、ミルプン君の王位継承の正当性が認められることになったようです。

第16代王の仁祖(インジョ)の長男だった昭顕世子(ソヒョンセジャ)は、人質として1637年から1645年までを中国で過ごすことになり、帰国後2カ月で不審な死を遂げていますが、明との厚い信頼関係を築いていた世子を仁祖(インジョ)が警戒していたようです。ミルプン君は亡くなった昭顕世子(ソヒョンセジャ)の三人の息子のうち、生き残った末っ子、キョンアン君の孫がミルプン君。ただ、実際のミルプン君はドラマで描かれるようなサイコパスなタイプではなく、最終的には政治的に利用され犠牲になった人物の一人です。

状況からすると、長男に世継ぎがない場合は、粛宗(スクチョン)の三男のヨンリョン君(延齡君)が王位を継承するのが当たり前のように思えますが、派閥の争いが激しくなっていたことを考えると、それぞれの立場を有利にできる人物を王として即位させようとする動きも激しいものでした。

こんな中、後ろ盾が全くないヨニン君が即位することになるまで、様々なドラマチックな展開が実際にもあったのでしょうね。時代劇は、実史とフィクションが上手にミックスされて描かれると面白いですね。

チョン・イル 정일우 丁一宇  獬豸(ヘチ)カイチ:해치 (2019年) 延礽君(ヨニングン)役

出典:https://programs.sbs.co.kr/

生年月日 1987年9月9日身長184cm、体重64kg、血液型O型
美賊イルジメ伝(2009年) イルジメ役、
太陽を抱く月(2012年) 陽明君役
夜警日誌 야경꾼 일지 (2014年)イ・リン役
2012年 第18回 上海TVフェスティバル 銀賞 「太陽を抱いた月」
第7回 中国 華鼎奨授賞式 ‘アジア男子俳優大賞’
light2さん「ヘチ」
端正なルックス,確実な実績と演技力を兼ね備えています。ヘチの王様は気品に溢れアクションシーンも迫力があります。現代ものでも気品あふれる御曹司役がぴったりはまります。

ヘチ(カイチ) 5話・6話と7話・8話 あらすじと感想 Ara ヨジ役

ヘチ(カイチ) あらすじ 視聴率 キャスト 感想 相関図

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