テバク 대박 全24話
第23話 あらすじ
テギルの作戦によって軍馬と食糧は減り、腹痛で動けない兵士が続出し、進軍が滞ったイ・インジャの部隊。そしてイ・インジャはそれがテギルの仕業だと知る。だがイ・インジャは間者から情報を得て、徐々に兵力を増やす計画だとテギルに諦めろと話す。そこに集まった民の前でテギルは、王座を得るための私欲を見たそうとするイ・インジャから皆を守り家族の元に帰してみせると断言する。その後もイ・インジャは残った兵士で進軍を続けようとするが、兵士たちは徐々に疲れていき、結局、イ・インジャは通りがかった村の蔵をあさり、民の食糧を略奪することになる。
一方、作戦どおりに反乱軍の勢力を弱めていくテギル。テギルは約束した5日よりも早く五軍営が宮殿から出発したという知らせを聞いて、急いで安城へと向かう。民の犠牲を止めるために英祖に直言するテギル。その時、安城にイ・インジャの反乱軍が到着するのだが・・・・・・。
https://knda.tv/kntv/program/synopsis/31824/page/3/
quetalsurinoさん |
23話感想
反乱に厳しく対応する英祖(ヨンイン君)と民の命を大切にしたいテギルの対立が深まります。イ・インジャのやり方に不満を持つ相手を容赦なく殺害するほど、これまでの冷静なイ・インジャの姿はなく、自身が信じる大義を成し遂げることだけに夢中になり狂おしくなる姿が怖いと思いました。
右腕だったファン。ジンギも失望する様子なので、イ・インジャは側近ですら背を向けることになるのでしょう。
反乱軍をどう阻止するかに意見がわかれ、これまでにないほど対立するヨンイン君とテギルですが、ついにテギルはヨンイン君に剣を向けます。ただ、これは英祖(ヨンイン君)とテギルが裏切り者を探しだす作戦の一つだったようです。協力し合う二人ですが、テギルの基本的な姿勢は民の犠牲を最低限に抑えることで、英祖(ヨンイン君)は厳しく罰するようです。英祖(ヨンイン君)は自ら反乱の阻止するなか、テギルは英祖(ヨンイン君)に立ち向かいます。鉄砲を前にしても恐れることなく信念を貫くテギルに賛同したソルイムやナムトッケビなどの加わり、平和的な解決に向け懸命な姿が感動でした。
テギルはイ・インジャに賭けを持ち掛けますが、負けてもあきらめないイ・インジャは右腕だったファン・ジンギから剣を向けられ、ついに捕まります。ドラマの中でのファン・ジンギ役が必要だったのか疑問に思ったことがありました。イ・インギへの疑問を投げつけてくれるような役割だったような気がします。これまでの真面目で正義感の溢れたヨンイン君の姿がなくなり、王としての英祖の姿が強調され複雑な気持ちになりました。最終話を残すのみですが、どのような結末をむかえることになるのでしょう。
24話(最終回)あらすじ
イ・インジャを捕らえたがその処分について悩んでいるという英祖の言葉を聞き青ざめた少論の大臣たち。自分たちが謀反に加担していたことがばれないようインジャを始末しようと計画する。冷酷な王へと変わり果てた英祖はインジャに八つ裂きの刑を命じる。テギルは英祖に会い“これからは平凡な民として生きたい”と願い出る。インジャが死んでからも少論の大臣たちは謀反に加担したことがばれないうちに英祖を始末しようとするのだが…。
quetalsurinoさん |
24話(最終回)感想
イ・インジャが捕まったことからすべてが終わったように思えましたが、英祖(ヨンイン君)には悲しい事件が起きます。少諭(ソロン)と共に英祖(ヨンイン君)を殺害しようとしていた大妃の企みが暴かれますが、英祖(ヨンイン君)は幼い息子の世子を失います。大妃の悲痛な叫びが胸に残りましたが、幼い世子に手をかけるとは悲劇的でした。
英祖はイ・インジャに最も重い刑の「凌遅処斬」に処します。最後まで堂々とする態度のイ・インジャはついに最後をむかえます。ドラマ全般で語られる運命や人相は、ドラマの展開とどのような関係があるかを考えてきました。テギルはイ・インジャと同じ人相の持ち主で、王になれる人相の持ち主とのことでしたが、二人が全く違う結果をむかえたのはそれぞれの意思で選んだ選択の結果であったと思いました。テギルの周辺のキャラクターも全員以前の生活に戻り、平凡な日々を送ります。気になっていたソルイムとテギルの関係も明確になり、納得いく終わり方でした。
英祖(ヨンイン君)は王として生きていくことになり、テギルは普通の民としての生活を選びそれぞれ違う道に進み、ドラマは終わります。実在しない「テギル」という人物が登場することにより、フィクションと歴史的事実が混合することでドラマがさらに面白かったと思います。歴史ドラマが苦手な方でも早い展開で話が進むのでお勧めできる作品です。
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