王女ピョンガン 月が浮かぶ川 달이뜨는강 2021年放送 KBS 2TV月火 全20話
第19話視聴率 6.8% 8.5%
daisySSさん |
第19話あらすじ
新羅の使臣として王のメッセージを持って高句麗に戻ったコ・ゴン(イ・ジフン)。新羅との摩擦を避けるためコ・ゴンを新羅にかえすべきだという意見を受け入れたヨンヤン王。しかし、ジン妃の父ジンピルはヨンヤン王にコ・ゴンを母ヨン王后(キム・ソヒョン)の命を奪った家門の跡取りとして、処罰をするよう王の気持ちを揺らします。
過去の悪縁を断ち切るため、命を落とす覚悟をして高句麗に戻ってきたことをピョンガン(キム・ソヒョン)に伝えるコ・ゴン。ピョンガンとコ・ゴンが会っていることを知り、不安になったヘ・モヨンは二人の会話を盗み聞き。コ・ゴンの覚悟を知ったヘ・モヨンは驚きを隠せず、命を無駄に落とさず新羅に戻り新しい人生をまっとうするよう忠告するピョンガン姫。
一方、王とジンピルが内密に会った後、軍が動き出したことを知らされたピョンガンは、コ・ゴンの命が危険にさらされていると判断すると、王よりも先に動きコ・ゴンを急いで逃がし、新羅に帰らせます。ピョンガンがコ・ゴンを逃がしたことをしった王は、彼女を反乱の罪で捕らえ、、、スンノブまでも逮捕します。
自分のせいでスンノブまで犠牲になることに不安を感じるピョンガン姫は、すべては自分に非があると、スンノブの解放を求めます。王を裏切るつもりはないことを伝えるピョンガン姫に、彼女の忠誠を疑う。彼女が王権を狙っていないことを証明するため、オンダル(ナ・イヌ)将軍を城に呼び戻し、新羅との戦いで失ったアダン山城(サンソン:山の城)を取り戻すよう求めます。
ピョンガンは夫オンダルを戦に巻き込むことができず、その代わりに自分の命を王に差し出します。自分の命を捧げる形で、王への忠誠を証明すると決心したピョンガン。王は彼女を説得しようとしますが、ピョンガンの意思は固く、、、反乱の罪でピョンガン姫の処刑が決まります。
ヘ・モヨンに高句麗の情報を提供しているジン妃(ワン・ビンナ)は、ピョンガン姫が死刑になることをヘ・モヨンに伝え。新羅に戻ったコ・ゴンは、新羅の王に1万人の軍を要求すると「高句麗を新羅に属させます。」と語り、コ・ゴンの大胆な提案に対して「3万の軍を与えよう。ピョンヤン城まで・・・」と高句麗への攻撃を任せる。
オンダルを生かしておくことができない王は、刺客を送りオンダルを殺すよう命じます。攻撃を受けたオンダルを助けたのは僧侶のウォンガン。自分の命を狙った刺客からピョンガン姫が処刑されることを知らされたオンダルは、亡くなった母のお墓に向かうと別れを告げ王宮に向かいます。
ピョンヤン城ではピョンガン姫の死刑が実行されることになり、、、オンダルへの最後の言葉をかけるピョンガンは、死を覚悟。
その時、オンダルが現れピョンガン姫の死刑の実行をとめます。王の命令を受け新羅に奪われたアダン山城(サンソン:山の城)を取り戻すために、戦いに挑むことになります。自分のせいでオンダルを巻き込んでしまったと、オンダルへの気遣いから、オンダルの代わりに攻撃の指揮を取ると申し出るピョンガン姫。王は二人をアダン山城(サンソン:山の城)の戦いに向かわせる。
一方、コ・ゴンが初恋ピョンガン姫を取り戻すために高句麗との戦いに挑むと知った新羅の王は、コ・ゴンを出陣させないことを決めると、5万人の兵士を連れて自ら戦争に挑むため、高句麗を目指す。
第19話感想
新羅と高句麗の戦争が始まる!!
ピョンガン姫を助けるため再び武士になったオンダルは、ピョンガンの気持ちを確かめ、これまで変わらずピョンガンを想い続けた自分の気持も伝える。戦争に向かうことになりますが、二人は戦争が終わった後に、王宮から離れ再びキシンコル村での静かな生活を送る約束を交わしました。
ドラマのモチーフになっている物語では、今話登場したアダン山城(サンソン:山の城)で、オンダルが死亡する悲しいストーリーのようです。第20話でクライマックスを迎え、最終話のエンディングを迎えることになりますが、ピョンガン姫とオンダル将軍は、ドラマでも悲しいエンディングを迎えることになるのでしょうか。
ヨンヤン王は姉を嫉妬し王権を奪われることを恐れ警戒してきたことが、ピョンガンにも伝わったようで、王権を狙っていないことを証明するために戦争に挑むことになったピョンガン。ジン妃はヘ・モヨンに情報を提供していたことを王にバレると、ピョンガンに濡れ衣を着せるシーンも登場し、緊張する最終話を迎えることになりそうです。
3千人の高句麗の兵士と5万人の新羅の兵士の激しい戦いが、ついに始まります。オンダルとピョンガンが幸せなエンディングを迎えることを期待して最終話を楽しみ待ちます。
第20話視聴率7.0% 8.8%
daisySSさん |
第20話(最終回)あらすじ
アダン山城(サンソン:山の城)を取り戻すため、ピョンガン(キム・ソヒョン)とオンダル(ナ・イヌ)が出発した後、新羅が大群を連れて向っていることを知った高句麗のヨンヤン王は、ピョンガンとオンダルをはじめ、多くの犠牲者を出すことになると、3万人をこえる軍を連れ、二人のあとを追いアダン山城(サンソン:山の城)に向かいます。
ピョンガンとオンダルは新羅に奪われたアダン山城(サンソン:山の城)を取り戻すことに成功します。しかし、新羅のジンフン王が軍を連れてアダン山城に姿を見せると、城にこもり防御態勢に取り掛かります。敗北するよう命じるジンフン王のメッセージに、怪我をした軍人を連れピョンガンをピョンヤン城に引きかえらせようとするオンダル。
オンダルは残って新羅軍と戦う計画。ピョンヤン城に向かうはずだったピョンガン姫は、ピョンヤン城に戻ることなく、新羅の王であるジンフンと直談判するつもり、、、王の命を奪うために自ら新羅陣営に姿を見せます。
王を攻撃するピョンガン姫をとめたのはコ・ゴン(イ・ジフン)。ピョンガンは捕虜としてつかまり、新羅の都であるソラボルに移送されることになります。一方、アダン山城にこもったオンダルはピョンガンが新羅軍に捕まったことを知る。
ソラボルに移送されるピョンガンを助けるためコ・ゴンが現れ、彼の側にはヘ・モヨン(チェ・ユファ)の姿。二人は無事にピョンガンを助け出します。しかし、新羅軍と戦ったコ・ゴンは命を落とし、ヘ・モヨンは彼の最期をみとる。
高句麗のヨンヤン王が連れた軍が到着し、新羅軍と戦いが始まります。アダン山城を守り、オンダルもピョンヤンも勝利をおさめたことに喜びを見せた、、、その時、隠れていた新羅軍に攻撃を受けた二人。オンダルはピョンヤンを守るため飛んできた弓に命を落とします。最後までピョンガンを守ったオンダル。。。
オンダルの棺を移動させようとする高句麗の軍、、、しかし、全く動こうとしない。ピョンガンが近づき、オンダルに気持ちを伝えると、不思議にもオンダルの棺が動き始めます。無事にピョンヤン城まで戻った王とピョンガン。ピョンガンはオンダルとの約束通り、キシンコル村に戻ります。
死んだはずのオンダルとキシンコル村で再会したピョンガン。僧侶のウォンガンが現れ、オンダルが生きていたことを伝えます。しかし、オンダルは自分が誰なのか、すべての記憶を失った状況。オンダルの記憶を取り戻すために、ピョンガンは二人の思い出の場所に彼を案内すると、オンダルにキス。
第20話(最終回)感想
幸せなエンディングでした!死んだはずのオンダルが生きていました。ただ、記憶を失った状態だったオンダルはピョンガンと再会して、すべての記憶を取り戻すことになるエンディング。約束した通り、キシンコル村で平凡だけど幸せな人生を送ったと想像すると、最後までドラマを見終えてホッとしました。
最終話ではオンダルとピョンガン姫の物語に登場する、棺にまつわるエピソードが登場しました。伝わる物語では、アダン山城の戦いで戦死したオンダルの棺を高句麗に運ぼうとするも全く動かず、、、ピョンガン姫が到着して最後の言葉をかけると、魔法が解けたように棺を運ぶことばできたとのこと。
正直、オンダルが戦死する悲しいエンディングを迎えることになるのかと、あきらめていました。最終話の最後、オンダルが登場した時にはビックリ!主人公が記憶を失う設定は、韓国ドラマでは当たり前のように登場するので、オンダルが記憶を失ったことを知って驚きはありませんでした。珍しくマンネリ気味の記憶喪失が登場しても嫌にならなかった、不思議な経験をしました。オンダルとピョンガンが幸せなエンディングを迎えられて本当に良かったです。
ただ、予想していたコ・ゴンの死は切なかったです。ピョンガンは初恋の相手だったから特別な存在だったのか、ヘ・モヨンが側にいてもコ・ゴンはずっとピョンガンへの一途な気持ちを持っていたのでしょうか。新羅軍と戦って命を落とす前に、人生最後のピョンガンへの気持ちを伝えるシーンは本当に切なかったです。戦いの末、亡くなったコ・ゴンの側に居たのはヘ・モヨンだったのに、、、このカップルはしあわせなエンディングを迎えることは出来なかったです。
姉に嫉妬する王として描かれた高句麗のヨンヤン王は、歴史上はそれほど無能な王ではなかったようです。歴史ドラマではなく、ファンタジー時代劇のジャンルになるので、歴史的な観点から描かれたドラマではなかったようですが、時代背景が高句麗ということもあり、楽しめたドラマでした。
途中、オンダルを演じる俳優が交代することになり、戸惑いもありました。でも、ナ・イヌが演じたオンダルは、バカが付くほどピョンガンに一途なキャラクターのイメージとピッタリだったので、面白かったです。
王女ピョンガン 月が浮かぶ川 全話あらすじと感想 キャスト・相関図 視聴率 |
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