哲仁王后 철인왕후 Mr. Queen 2020年放送 tvN 全20話 【韓国放送期間】2020年 12月12日から2021年 2月14日まで
第19話視聴率14.227%
daisySSさん |
第19話あらすじ
誰なのかを問うキム・ビョンイン(ナ・イヌ)の言葉に、気が付けばこの体の中に入っていたと答えるソヨン(ジャン・ボンファンの魂が宿った状態)。ソヨンの体に二人の魂が宿っていることを知ったキム・ビョンインは、ソヨンを殺すことができず。。。復帰した父キム・ジャグンが送った刺客がソヨンの命を狙って現れ、キム・ビョンインは彼女を守って命が尽きるまで戦います。
キム・ビョンインのおかげで刺客から逃げることができたソヨンは、自分の周りにいる大切な人々が死んだことを悔やみ、山の中で道に迷う。生きる希望をなくしそうになった時に、哲宗(キム・ジョンヒョン)が現れ、二人は再会を果たします。
崖から転落した王を助けたのは、王が命を助けた幼い宮女のダムヒャンの父。王は以前から反乱を準備する民側に立ち、密かに彼らを支援してきたことを知ったソヨン。王の隠れ場所に到着すると、逃げる途中死亡したと思っていたチェ尚宮とホンヨンが生きていることを知り喜びます。二人は王に助けられ、隠れ場に連れてこられていた。
権力をすべて手放したのではなく、戻ってくる時期を探っていたキム・ジャグンは息子、キム・ビョンインを家門の裏切り者として殺害し、再び権力の頂点に立つために王宮に戻ってきます。新たに即位する予定の幼い王を後ろで操る計画。一方、ソヨンの姿が確認できないソヨンの父は大王大妃のスンウォン王后(ペ・ジョンオク)に、娘がどこにいるのかを問い詰めます。はじめは、静養のために王宮の外にいると答え、ソヨンを殺害しようとしたことを隠そうとしますが、キム・ムングンにソヨンがキム氏家門を裏切ったことを伝える。
チェ尚宮に告白された水刺間(スラッカン)の待令熟手(テリョンスクス)、マンボクはチェ尚宮の行方が分からないことから、仕事が手につかず、、、料理人を辞め、、、反乱を計画中の村に姿を現します。しかし、彼が訪れた村で生きているチェ尚宮と再会すると、涙を流し喜びます。
一方、亡くなったキム・ビョンインから最後に渡されたものを確認したソヨンは、王を裏切ることを約束したキム氏家門の人々の誓約書だと知ります。王は即位式が始まる前に王宮に戻り必要がある中、外から王宮に出入りが許されているのは中門の一か所のみ。唯一身を隠して王宮内に忍び込む方法は、食材を運ぶ手押し車を利用するだけ。即位式がある日、手押し車の下に身を隠した王とソヨン、、、その上に食材が詰まれ、王宮に向かいます。
王宮の中に入る門の前、手押し車の中に食料があることを確認すると、入ることを許されます。しかし、その時、手押し車が怪しいと感じたキム・ジャグンが剣を手押し車のそこまで刺す。
第19話感想
王とソヨンが再会し、お互いへの気持ちを確かめる!
ソヨンの体に別の人の魂が共に宿っていることを知ったキム・ビョンインは、彼女を最後まで守り、命を落としました。ドラマ全般を通じて悪人のイメージがそこまで強くなかっただけに、純粋に一人の女性を想い続ける純粋なイメージを残し、最後まで彼女を守って死を迎えた姿、、、正直かわいそうでした。死ぬ最後の瞬間、ソヨンと幸せに過ごした時を思い浮べなくなったキム・ビョンイン。
権力を手放すことができず、息子まで殺害したキム・ジャグンが復帰し、最終話ではキム・ジャグン対王の戦いとなるのでしょうか。キム氏家門の人々はキム・ビョンインの姿が見えないことに不安を見せるシーンが登場しました。その理由は、王と王妃を殺害し新たな王を即位させる計画に加担したことを約束する誓約書をキム・ビョンインが持っているからでした。この誓約書は死ぬ間際にソヨンに渡され、王に渡る。
即位式の前に王宮に戻る必要がある王、、、身を隠していた手押し車の中にいたはず、、、疑い深いキム・ジャグンが剣を奥まで刺しましたが、王とソヨンは無事に王宮内に侵入したように見え、果たして即位式を中断することができるのかに、注目が集まります。
第19話まで本物のソヨンの魂は戻ることなく、ジャン・ボンファンは相変わらず朝鮮時代にタイムスリップしたまま。王との恋を受け入れるように見えるジャン・ボンファンはこのまま朝鮮に残り、王妃として生きていくことになるのでしょうか。原作となったウェブ小説の結末がすごく気になりますが、韓国版ドラマとしてリメイクされた「哲仁王后」はオリジナル小説とは異なる展開を描いているようです。
これまでのどの話も面白くみましたが、個人的には第19話が一番面白かったです。特別コミカルな展開があるわけでもなく、最高権力を握るためにそれぞれが野望を燃やす典型的な時代劇のスタイルで描かれた内容でしたが、キム・ビョンインの死を除くと幸せなエンディングを迎えるために、それぞれのストーリーが進んでいるようで、満足のいく一話だったと思います。
最終話のエンディング、期待します!
第20話視聴率17.371%
daisySSさん |
第20話(最終回)あらすじ
鋭い勘をきかせ、哲宗(キム・ジョンヒョン)とキム・ソヨン(シン・ヘソン)が隠れている手押し車を、念のため刺してみたキム・ジャグン(キム・テウ)。しかし、運がよく避けることができ二人は王宮内に侵入することに成功します。しかし、王が現れることを予想していたキム・ジャグンは軍を準備し、発見された二人は必死に対抗します。王が現れる前に即位式を済ませるため予定していた時間を前倒ししたキム・ジャグン。
即位式を知らせる鐘が鳴ると、諦めた表情を浮かべる王とは対照的に、ニヤッと笑うソヨンは「もしものことを考え保険に入っていました」と語り。即位式では大事な玉璽(オクセ、王のハンコ)が姿を消し、大王大妃のスンウォン王后(ペ・ジョンオク)とキム・ジャグンは予想外の出来事に動揺するも、式典を続けることができない状況。王宮を出る前に念のため、玉璽(オクセ、王のハンコ)を隠していたソヨンのおかげで、式典はそれ以上進まない。
ソヨンは王を狙う銃の存在に気づきます。発砲され、ソヨンが王の身を守り背中を撃たれてしまいます。自分は大丈夫だと、急いで即位式に向かうように伝えるソヨンをほっておけず、今度は王が銃に撃たれ倒れてしまいます。お互いを見つめ手を伸ばす二人、、、しかし、タイムスリップしたジャン・ボンファン(チェ・ジニョク)は、ソヨンの体が自分の魂が抜けるような感覚を覚え、現代の昏睡状態にあったジャン・ボンファンが目を覚まします。朝鮮から現代に魂が戻り、意識を取り戻したジャン・ボンファン(チェ・ジニョク)。。。
哲宗/チョルジョン(キム・ジョンヒョン)に何があったのかが知りたいジャン・ボンファンは、病室から抜け出すと書店に向かいます。朝鮮王室実録を確認したジャン・ボンファンは、王が即位式で生き延びたことを知ると、ホッとする。名ばかりの王ではなく、業績を残した偉大な王として記録され、、、王の肖像画を確認したジャン・ボンファンは、ソヨンを笑わすために変な顔をした王を思い浮べニヤッと笑います。
朝鮮、、、ジャン・ボンファンの魂が消えた後、ソヨンの魂が戻ります。王を見つめるソヨンの目は涙でいっぱい。事前に防弾服を着ていたため、命に別状はなかった王とソヨン。即位式は中断され、キム・ジャグンと剣を向けて戦う王は、彼を倒します。その後、キム・ビョンインが残した誓約書をもとに、反乱に加担した人物たちを罰する。ジャン・ボンファンから現代の政治の仕組みを教えられた王は、その後平和をもたらし。。。愛する王妃ソヨンと王宮での生活を楽しむ。
現代、、、ジャン・ボンファンに罪をなすりつけようとしたハン室長が逮捕され、ジャン・ボンファンも元の生活に戻る。。。
第20話(最終回)感想
幸せなエンディングを迎えた王と王妃!
凄いタイミングでジャン・ボンファンがタイムスリップし、彼と同じ気持ちで王とソヨンに何が起きたのか確認したくなりました。最終話の後半はジャン・ボンファンの視線で見つめる王の姿ともう一人の自分、ソヨン。ちょっとした感動もあり、二人の幸せなエンディングを望んでいただけに、満足のいく最終話でした。歴史的には、哲宗(キム・ジョンヒョン)の時代に起きなかった出来事が登場したことで、論議される部分もあったようですが、初めからフィクションとして考えて見てきたので、個人的にはその辺はクリア!
ソヨンの魂がソヨンの体の中にありながらも、戻ってこられなかった理由は、自分として生きる理由を失っていたからなのでしょうか。政略結婚ではあったけど、王妃に選ばれる前に出会った王に恋したソヨン、、、しかし、王は彼女を目の敵のように扱い、キム氏家門が持つ勢力を維持するためだけに自分が利用されたと、感じたソヨンの気持ちを少し理解することができました。
偶然再会した永平君/ヨンピョン君(ユ・ミンギュ)とチョ・ファジンの姿も登場し、二人に新しい関係が始まることになるのか、疑問を残しました。王の後宮になった女性と王子との恋を想像するのは危険かもしれませんが、意外にお似合いの二人だったので、ファジンが恋した相手が永平君だったら幸せだったのに、、、と残念な気持ち。
哲宗を演じたキム・ジョンヒョンに思った以上にドキドキ感を持ちました。本当の恋を知ったことで変わっていく王の姿を素敵に演じています。彼が強くなれたのはジャン・ボンファンの魂が宿っていたソヨンと出会ったことだったと思います。ジャン・ボンファンの魂が消え、本物のソヨンが戻った後も王と王妃の変わらない愛の力に、感動。ジャン・ボンファンの魂が消えた後、彼が口癖のように使っていた言葉をソヨンが使うシーンも登場し、最後まで笑いを与えてくれました。
第1話から最終話まで、ノンストップで再視聴したくなるドラマでした!
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