チャン・ヨンシル~朝鮮伝説の科学者~ 장영실 全24話
第1話 あらすじ
朝鮮国王太宗(テジョン)の時代。書雲観(ソウングァン)の判事だったチャン・ソンフィと官妓の間に生まれたウンボクは、手先が器用で天体観測が好きな少年。ある日、母とチャン一族の祭祀に向かい、そこで父のソンフィと初めて出会う。ソンフィからはチャン・ヨンシルという名を与えられ、さらに文字や天体に関しての知識を教えてもらうのだった。一方、太宗は災いが起こるという日食に備え、儀式の準備を行っていたが…。
http://www.bs-tbs.co.jp/yonsil/episode/index.html
第1話 感想
ウンボクの幼少期。官妓の子として生まれたひどい差別のなかで育つ。韓国時代劇はお馴染みの光景です。父はチャン・ソンフィ。演じるのはキム・ミョンス。おなじみの顔ですね。父が両班でも母の身分がほぼ影響するので、多くの作品でもこのパターンは出てきます。
しかし、父・チャン・ソンフィはウンボクに新しい名前を授けこれより、チャン・ヨンシルと名乗れという。しかも星座の載った巻物や天文書などをあたえ、文字を学べと優しい父である。しかも文字を見比べただけで同じ筆者だときづく、利発な子だった。
時代背景はちょうど2代王定宗から3代王太宗へ譲位。初代国王李成桂李成桂の五男。李芳遠。イ・ヴァンウォン。この名前なら時代劇に疎くとも聞いたことが有る方も多いかと思います。六龍が飛ぶではユ・アインが演じました。鄭道伝 (チョン・ドジョン)ではアン・ネサン。大王世宗ではキム・ヨンチョル。そう、このチャン・ヨンシルでもキム・ヨンチョルが演じます。大王世宗では4代王世宗をキム・サンギュンが演じていますがチャンヨンシルでも演じています。3代王4代王が同じ配役も珍しいのではないでしょうか?
キム・ヨンチョルは王役がとても似合う。時代劇では王役が多いのでこの顔見るだけで王様ってイメージしてしまいます。
ウンボク(チャン・ヨンシル)の父・チャン・ソンフィ役はキム・ミョンス。もう時代劇ではおなじみの俳優で、時代劇好きでこの人を見たことない人はいないと思います。しかもドラマ出演はほぼ時代劇で現代劇の出演がはるかに多いです。
ちょっと調べてみましたが、これの出演率はTOPクラスですね。たぶん、今まで調べた俳優では一番多いのではないでしょうか?
書雲観ってどんな仕事?
高麗時代より(作品は朝鮮時代) 天文 暦数 測候 刻漏 などの仕事を担当した部署。
キム・ミョンス 김명수 チャン・ソンフィ役 ヨンシルの父 |
生年月日1966年8月27日 俳優。身長180cm、体重72kg |
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第2話 あらすじ
太宗は日食の予測を誤った書雲観のユ判事に不信感を抱く。チョンからソンフィが東?(トンネ)県での日食を言い当てたと聞いた太宗は、ユ判事の反対意見を退け、ソンフィの予測に合わせて、中秋に改めて救食(クシク)の礼を準備させる。一方、官奴として働きながら父の教えを守り天体観測を続けていたヨンシルは、ソンフィの予測が間違っていることに気づく。そのことを王様に伝えてほしいと県監のチャン・ギベに訴えるが…。
http://www.bs-tbs.co.jp/yonsil/episode/index.html
第2話 感想
天体観測を続けていたヨンシルは、ソンフィの予測が間違っていることに気づき、王様に伝えようとするチャン・ヨンシル。しかし、その願いもかなわず、牢に。しかも、父・チャン・ソンフィは手紙を残して去ってしまう。奴婢の子はどんなに天文に興味があってもそれを生かすことが出来ないと知った時、息子の絶望する姿を見たくないと。
もう時代劇ではこれでもか!というくらい奴婢という身分はある意味獣以下の扱いを受ける。非常に身分格差があり、それを超えることは実際はほぼ無い。しかし、この歴史上ではわずかだがそれを乗り越えた実在する人物がいる。チャン・ヨンシルもその一人。ほとんどの作品の内容自体はフィクションではあるが、実在したのは事実である。
まあ、定番ともいえるシンデレレラストーリーの一つ。
他の作品では奴隷の身分から最高権力者の座にまで上り詰めた実在の人物、金俊をモデルにした「武神」
愛人の子という自らの運命に屈することなく、強靭な意志とたゆみない努力、そして弱者に対する限りないやさしさを持って人生を切り拓いたホジュン。「ホ・ジュン 宮廷医官への道」「ホ・ジュン 伝説の心医」などがある。
しかし、早くも子役から交代。ソン・イルグク登場。チュモン・海神に比べてあまり老けてない。すこし丸くなって、柔らかい顔つきになったかなぁ?
チャン・ヨンシル 3話・4話 あらすじと感想 キム・ヨンチョル 太宗 (テジョン) 役
チャン・ヨンシル あらすじ キャスト 感想 相関図 |
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