韓国ドラマ時代劇 あら感

高麗契丹戦争 第7話・8話 あらすじと感想

高麗契丹戦争





高麗契丹戦争  고려거란전쟁 2023年放送 全32話

daisySSさん

第7話視聴率8.4

第7話あらすじ

40万人の大軍を連れて、小さな城の興化鎭の陥落さえも出来ず苦戦する姿に、ヤユルユンソはヤユルブンノを殺すよう命じます。その時、ソベアプがヤユルユンソをとめます。

「ヤユルブンノを処分することで、戦争を敗北することになるとアドバイスをすると、カン・ジョ(イ・ウォンジョン)が率いる軍と対戦して必ず、勝利を勝ち取ると約束します。

契丹(きったん)は軍を二つに分けて20万人の軍は、高麗の本軍がいるサムスチェに向かいます。

一方、40万人の契丹(きったん)軍に敗北することのなかったヤン・ギュ(チ・スンヒョン)は、城を守るために多くの人々が犠牲になったことに対して、必ず復讐をすると怒りを見せ。。。

カン・ジョ(イ・ウォンジョン)は、契丹(きったん)がサムスチェに向けて移動しているとの連絡に、興化鎭での戦いで契丹(きったん)軍に陥落したと誤解。

その頃、顕宗/ヒョンジョン(キム・ドンジュン)も興化鎭が契丹(きったん)の手に落ちた可能性があると知らされます。

連絡が取れない父を心配するヤン・ギュ(チ・スンヒョン)の息子を慰める王。ヤン・ギュは必ず城と守っているはずだと。。。

家臣の一人が家族たちを避難させたと知る顕宗/ヒョンジョンは、高麗が戦争に負けた訳でもないのに、不安をあおるような行動を固く批判します。

王になる準備もなくある日突如王に即位した顕宗/ヒョンジョンは、打ち明けられない悩みを妻、元貞王后(イ・シア)に相談します。「自分自身を信じて、自分だけを信じください」と励まされます。

一方、開京に連絡が取れないヤン・ギュは、何とかして城を守っていることを伝えるため、危険な作戦にでます。

高麗軍のほとんどは一般農民が中心となるため、興化鎭が敵軍に落ちていないことを伝えることは、兵士たちの士気をあげるために非常に重要と考え、何があっても健在であることを伝える必要がある。

契丹(きったん)軍の激しい攻撃があると知りながらも、健在であることを伝えるシグナルを上げるため、戦いぬいたヤン・ギュ。シグナルが伝わり、高麗軍の士気があがります。

ヤン・ギュのシグナルを確認するヤユルユンソは、興化鎭を陥落できなかったことに悔しい思いをします。

4千人の高麗軍が興化鎭の戦いで、40万人の契丹(きったん)軍に立ち向かった事に、カン・ジョ(イ・ウォンジョン)は、「必ず高麗が勝利をとげる」と元気づけると、契丹(きったん)の攻撃を待ちます。

翌日、契丹(きったん)の攻撃に立ち向かうカン・ジョと高麗軍。

ヤユルユンソはこのまま正面からの戦いでは勝ち目がない可能性があると、高麗軍の挟み撃ちすることを考えます。

高麗軍の本陣への侵入ルートを全て遮断したと余裕を見せていたカン・ジョと彼の部下たちは、侵入してきたヤユルユンソの部下たちに捕まります。

カン・ジョが捕まったことが伝わると、30万人の高麗軍は、不安からコントロール不能に。。。

一方、契丹(きったん)軍に捕まったカン・ジョは。。。

第7話感想

大河ドラマの魅力は、時代が変わっても、戦争シーン!

今話でもハラハラする契丹(きったん)と高麗軍の戦争シーンが登場しました。

カン・ジョが率いる高麗軍のダイナミックな様子と、戦略を練ってミッションを成功させるヤン・ギュまで、個人的にはとても面白い一話でした。

「興化鎭の戦い」がこの戦争でどれほど重要だったのかが分かる、展開でしたね。

油断することなく戦略を立てるヤン・ギュと、余裕を見せるカン・ジョ。

結局、カン・ジョが捕まったことであれほど多くの犠牲者を出しても城を守り抜いたヤン・ギュの努力と犠牲が水の泡になったようで、苛立ちを覚える一話でした。

カン・ジョはどうして油断していたのでしょう。

直接戦争で戦うことができない王、顕宗/ヒョンジョンは自分ができることをして、民の心配を払おうとする態度を見せ、王としては立派な自分の考えを持つ王へと成長することになりそうですね。

ただ、妻の元貞王后(イ・シア)とは根本的な考えの違いから、王の人生もドラマチックに描かれることが予想され、ウォンソン(ハ・スンリ)との関係がいつのタイミングで発展していくのかも気になる点です。

次の話では、契丹(きったん)の捕虜になったカン・ジョのその後が描かれることになりますね。このハラハラ感が続くことを願います。

まだ、本格的に頭角を現すことのないカン・ガムチャンですが、どのタイミングで彼の活躍を見ることができるのでしょう。

第8話視聴率7.9

第8話あらすじ

カン・ジョ(イ・ウォンジョン)は、ヤン・ギュがお城を守ったと知ると油断したのか、正面からの攻撃ではなく、背後からの卑怯なやり方でカン・ジョを攻撃すると、捕らえます。

勝手な行動を取ったソベアプは、そのやり方を批判します。カン・ジョが契丹(きったん)軍の捕虜になったことを知ると、高麗軍の動揺ひどく、逃げる高麗軍を捕らえるよう命令するソペアプ。

カン・ジョと共に捕らわれた彼の部下たち、、、

ヤユルユンソは、契丹(きったん)軍にもカン・ジョのような将軍が必用だと語ると、彼に契丹(きったん)側に立つよう説得します。

カン・ジョの部下たちは命拾いをするために、契丹(きったん)軍に協力することを約束し、「高麗を裏切ることはしない」と語るカン・ジョ。

「野蛮人のために戦うことはしない」と語ると、命拾いするつもりはないと堂々と態度を明確にするカン・ジョは、ヤユルユンソが振るったオノにより殺害されます。

カン・ジョが契丹(きったん)の捕虜になったことが開京にも伝わり、動揺する民。顕宗/ヒョンジョン(キム・ドンジュン)もカン・ジョが拉致されたことにひどく動揺します。

カン・ジョの妻に直接彼が捕虜になったことを伝える顕宗/ヒョンジョン(キム・ドンジュン)。

彼が生きているか否かは確認できませんが、夫の安否だけでなく、直接ニュースを伝える王に感謝の気持ちを見せるカン・ジョの妻。

「どのような結果であろうが、夫は高麗のために命を懸けて、戦ったはずです」と話すカン・ジョの妻の言葉に、肯定的な返事をする王。

契丹(きったん)軍から逃げてきた高麗軍を受け入れ、情勢が悪くなったことに人々はこれまで以上に動揺します。

契丹(きったん)側に立つことになったイ・ヒョヌンは、高麗に使臣として送られることになります。

使臣として高麗に向かうことが命を落とす恐れがあると心配になるイ・ヒョヌンは、使臣として送られるよりも、契丹(きったん)にとってプラスになる情報を提供します。

彼が提供するのは、高麗のお城の弱点に関する情報。イ・ヒョヌンが教えたのは塀が最も低いクァク城とヨンジュ城でした。

契丹(きったん)は手にした情報通りに、二つの城を攻撃して勝利をおさめます。

南下し始めた契丹(きったん)軍、、、逃げた民たちが、開京にあつまり、、、戦争の情勢が高麗に不利な方向に向かっていると噂が立ち、不安が高まる。

顕宗/ヒョンジョン(キム・ドンジュン)と家臣たちが集まった席、戦争の状況が変わったことから、王に契丹(きったん)への親朝(一国の君主が上国朝会に出席して家臣であることを認めること)を求めるよう要求します。

しかし、顕宗/ヒョンジョン(キム・ドンジュン)は敗北を認めるような行為になると考え、、、彼の考えに真っ向から反対意見を出すカン・ガムチャン(チェ・スジョン)。

意外なカン・ガムチャンの意見に驚く顕宗/ヒョンジョンは、2人きりになるとその理由を説明します。

親朝を申し出たことで、契丹(きったん)はこれ以上高麗への攻撃を続けないことになるため、高麗の被害を抑えることが出来る。

また、東北にある高麗軍を西に移送させることができ、敗北したと見せかけて契丹(きったん)を騙すことができると説明された顕宗/ヒョンジョン。

敗北という言葉を入れない手紙を契丹(きったん)側に渡すため、決して敗北にはならないと、、、語ると、危険な任務を自ら遂行すると名乗りでるカン・ガムチャン。

「何をしてでもこの戦争は必ず勝ちたいです」と語ると、カン・ガムチャンが敵軍の陣営に向かう。

第8話感想

カン・ジョ(イ・ウォンジョン)の戦いのシーンが非常に短かったこと、彼が契丹(きったん)の皇帝に殺されるシーンは、「野蛮人」との表現に笑うシーンでななかったですけど、こんな展開?と考えました。

チュ・ソクテが演じるチェ・ジル将軍も登場し、今後彼の活躍がどのように描かれるのか、気になる人物の一人です。

結局、チェ・ジルは反乱を起こすことになる人物ですが、このドラマは彼が起こす乱まで描くことになると、思います。

カン・ガムチャンのイメージが、ドラマの進展と共にかなり変わりました。契丹(きったん)との戦争に関しては明確な考えをもち、未熟ではありますが自分なりに王として真剣に悩む顕宗/ヒョンジョンの姿も興味深かったです。

時には父のように優しく、時には正論しか語らない家臣、戦争が起きたあとは、何があっても戦争で敗北することはできないと、勝つことに執着をするカン・ガムチャン、、、次の話では敵軍の陣営に到着する姿が描かれるでしょうね。


モバイルバージョンを終了