高麗契丹戦争 고려거란전쟁 2023年放送 全32話
daisySSさん |
第5話視聴率7.5
第5話あらすじ
カン・ガムチャン(チェ・スジョン)はワン・スンの冊封を急いで、戦争が起こるのを避けようとしますが、契丹(きったん)側は穆宗(モクジョン)が殺害されたことを理由に、高麗を相手に戦争を始めると宣戦布告します。
顕宗(ヒョンジョン)は、カン・ジョ(イ・ウォンジョン)のせいで戦争を避けることができないと、怒りを隠せず、、、彼に責任を負わせ処刑にすると言い出します。
しかし、カン・ガムチャンは戦争を避けられないだけでなく、カン・ジョなくして、王の身を守ることが出来ないと、説得。
一方、カン・ジョが大反逆罪を着せられたと不満をみせると、ヤンギュ(チ・スンヒョン)は彼が先王を殺害した事は事実だと語ると、戦争が目前にあることか高麗のために戦争に勝利を収める事が先だとアドバイスします。
顕宗/ワン・スン(ヒョンジョン)はカン・ジョを呼ぶと、大意のために反乱を起こしたのなら、高麗のために命を懸けて戦うよう命じ。。。
王が将軍として国のために戦った末に命を落とすチャンスを与えたことに、カン・ジョは必ず命を懸けても戦勝を勝利に導くと誓います。
翌日、契丹(きったん)からの使臣が帰国する前、王宮に再び呼ぶとすべてのはじまりは自分にあると、自分の首を皇帝に差し出し戦争は避けるよう伝える王。
しかし、使臣は全く動くことなく、カン・ジョがすべての責任をとり、契丹(きったん)に向かうと申し出るも、反応がない。。。
カン・ジョは自分の命を差し出すと言っても返事のない使臣に対して、「何のために戦争を始める?」と質問します。
この質問に対して不快感を見せる使臣、、、カン・ジョに続き王詢/ワン・スンも同じ質問をします。「これは皇帝に対する無礼な態度を取ったとのと同等」と語ると、侮辱されたことを必ず皇帝に報告すると言い残して、契丹(きったん)に戻った使臣。
使臣の言動から契丹(きったん)は何があっても戦争を始めるつもりであると知ると、動員令を下すよう求めるカン・ジョは、「戦争を準備します」と返事します。
動員令が下され、高麗では30万人の軍人が戦争を準備。パク・ジンは契丹(きったん)との戦いで長男を失っていることから、動員令が下され次男まで戦争にかりだされることになると、王への不満を持ち始めます。
一方、元貞王后(イ・シア)は夫の顕宗/ワン・スンが、カン・ジョに戦争に関するすべての権限を与えたことに不満を見せます。
戦争が始まると契丹(きったん)との国境に位置する興化陣で激しい戦いが起こることから、ヤンギュ(チ・スンヒョン)を勇気づける王。
カン・ジョにも励ましの言葉をかけて欲しいと王にお願いするヤン・ギュは、「その言葉で彼は必ず命を懸けても勝利に導くはずです」と語り。。。
高麗軍がついに出征する時が訪れると、顕宗/ワン・スンは都統使に与える証を渡し、将軍として必ず勝利を勝ち取るよう励まします。
王に応えるように、「必ず勝利を手に入れます」と誓うカン・ジョ。。。
一方、契丹(きったん)との国境に位置する興化陣に戻ったヤン・ギュは、戦争が起こる前に住民たちを避難させます。
契丹(きったん)に戻る途中の使臣は、抵抗することなく降服すると命だけは助けると言われますが、固く断り。。。
「ここにいる全員が死ぬことになるぞ」と語る契丹(きったん)の使臣に対して、引き下がることなく「契丹は滅びることになる」と返事をするヤン・ギュ。
その夜、契丹軍の興化陣への攻撃が始まります。
第5話感想
高麗と契丹の戦争がついに始まる!
契丹(きったん)の攻撃が始まるところで今話が終わりました。高麗契丹戦争で有名な戦いの一つが「興化陣の戦い」ということですが、ここをコントロールしているのがヤン・ギュ(チ・スンヒョン)でした。
ヤン・ギュ(チ・スンヒョン)は全くブレることなく、どんな時も勇敢な将軍ってイメージ。40万人の契丹(きったん)の軍隊を、1週間もの間、数千人の兵士だけで守っただけではなく、20万と20万で分かれて南の方へと移動する契丹(きったん)の軍を攻撃し続けました。
多くの功績を残したのがヤン・ギュという人物のようですが、このドラマでのどのような位置づけで描かれることになるのでしょう。
王になる準備時間もなく即位した顕宗/ワン・スンでしたが、先王とは比較できない程、高麗のことを考える姿に、契丹との戦争のことだけでなく、政治面での王の成長や活躍まで触れる内容になることを期待します。
朝鮮時代とは違う時代背景も、新鮮で面白いです!
第6話視聴率7.8
第6話あらすじ
契丹(きったん)の興化陣への攻撃が始まり、数えられない程の無数の火の玉が投げ込まれます。終わりが見せないほどの攻撃が続きますが、城壁が壊れる事なく持ちこたえる。
高麗軍を指揮するカン・ジョ(イ・ウォンジョン)は、興化陣への攻撃は始まったとの報告を受けます。その後、契丹(きったん)の異動に伴い繰り広げられる戦の準備を始める。
一方、興化陣への攻撃をつづけるものの、予想とは違い全く動じない高麗軍、、、契丹(きったん)は直接攻撃をするために歩兵を送り込むことを考え。。。
しかし、契丹(きったん)の歩兵の出動を待っていたのは、ヤン・ギュ(チ・スンヒョン)の計画。歩兵の攻撃を予想して既に罠を仕掛けていました。このことで契丹(きったん)軍は、計画とは違い進行することが出来ない状況に置かれます。
罠にハマった契丹(きったん)軍に向けて、ヤン・ギュの合図とともに、無数も弓が放たれる。しかし、勢いよくせめてくる契丹(きったん)の兵士たちの姿に、恐怖心を持ち始める高麗軍。状況を把握したヤン・ギュ将軍は、休まず攻撃するよう命じ、、、ヤン・ギュは、契丹(きったん)の攻撃を無事に耐え抜き、戦争1日目を終える。
契丹(きったん)のヤユルブンノ(イ・サンホン)は、訓練された高麗軍により初日の攻撃が失敗に終わったと語ると、再び攻撃を始めると伝え。。。
ヤユルユンソ(キム・ヒョク)は高麗軍の数が、契丹(きったん)軍の100分の1に過ぎないため、持ちこたえるには限界があると、余裕がある態度を見せます。
ソベアプは契丹(きったん)の皇帝にとっては初の戦争になるため、高麗との戦争はどの戦争よりも完璧な勝利が必要になると、余裕を見せる。
戦争で戦った経験がない顕宗/ワン・スン(ヒョンジョン)に、カン・ガムチャン(チェ・スジョン)は、契丹(きったん)の戦争のやり方を説明します。
最低限の物資のみ準備して戦争を始めていることから、戦争をする過程で必要な物資を確保していくことを説明すると、彼らは「人」を狙いますと、伝えます。
興化陣が40万人の軍を率いて攻めてきた契丹(きったん)軍をヤン・ギュ(チ・スンヒョン)将軍が、相手するのは難しいとの見解を見せ、本軍が戦争の準備を終えるまでの時間稼ぎをして欲しいと願う状況。
ワン・スン/ヒョンジョン(キム・ドンジュン)は心配で眠りにつけず、カン・ガムチャンは、すべてのお寺には人々が無事を祈るため集まっていることを伝えると、人々を励ますようアドバイスをします。
お寺に足を運んだワン・スン/ヒョンジョン(キム・ドンジュン)は、集まった人々の温かい言葉に、勇気をもらい。。。
興化陣の戦いは、4日目に突入。。。契丹(きったん)の攻撃に緊張を緩めることなく対応する高麗軍。
ヤン・ギュ(チ・スンヒョン)はそのリーダーとして戦いを続けます。
一方、王のワン・スン/ヒョンジョン(キム・ドンジュン)は、高麗の城はどこも落ちていないことを心配する民に伝えると、「この戦いは必ず高麗が勝利する」と励ましの言葉をかけ続けます。
40万人の契丹(きったん)軍と7日間も戦い続けたヤン・ギュ(チ・スンヒョン)。当初の予定とは違い、興化陣の戦いで結果が出せていないことに、ヤユルユンソは激怒します。
ソベアプは不可解なことだと説明しますが、ヤユルユンソは、「結果が出せないならヤユルブンノを打ち首にする」と命じ、契丹(きったん)の司令塔では、緊張が走ります。
捕らえた高麗の民間人たちを盾として使い、興化陣の城に近づく契丹(きったん)軍。
ヤン・ギュ(チ・スンヒョン)は人質を確認すると、攻撃をためらいます。
人質の中には幼い少年の姿まで、、、このままだと、契丹(きったん)軍を阻止できない。。。
彼の命令を待つ部下たちの声が、、、、ヤン・ギュは涙を流し、「高麗のためだ・・・」と涙を流すと、攻撃を命令します。
第6話感想
それぞれの視線からおきた戦争を見る、、、顕宗(ヒョンジョン)、カン・ガムチャンとヤン・ギュ。
「興化鎭の戦い」がどう描かれるのか、楽しみにしていましたが、期待していた通りに展開でした。ヤン・ギュの人柄と、将軍としての任務まで、個人的に非常に面白かった1話!
ヤン・ギュの涙を流しながら、、、何があっても契丹(きったん)軍を一歩も高麗に入れない、、、みたいな強い意志が伝わり、切ない気持させられたエンディングでした。
また、王の顕宗(ヒョンジョン)の考えや姿勢も伝わり、今後、カン・ガムチャンとどのようにして戦争を乗り越えることになるのか、期待が高まります。
高麗時代は、王家の出身者同士で婚姻が行われていたことから、顕宗(ヒョンジョン)の妻、元貞王后(イ・シア)とヒョンジョンの考え方が違うところも、描かれました。この二人の関係は、政治的に対立する関係へと発展するのでしょうか。