韓国ドラマ時代劇 あら感

高麗契丹戦争 第29話・30話 あらすじと感想

高麗契丹戦争





高麗契丹戦争  고려거란전쟁 2023年放送 全32話

daisySSさん

第29話視聴率11.0

第29話あらすじ

チ・ジェムンは、チェ・ジルの命を奪い、、、パク・ジンは最後まであきらめず、攻撃を続けます。

しかし、チ・ジェムンにより始末されたパク・ジン。。。

反乱を起こした武官たちの家族への責任を顕宗/ヒョンジョン(キム・ドンジュン)は取ることなく、許します。これでチェ・ジルが起こした乱は終わりを迎えることになります。

お寺で顕宗/ヒョンジョンの無事を祈っていたウォンソン(ハ・スンリ)は、王の無事を知ると安堵します。

その他、家臣たちもチェ・ジルをはじめとする乱を起こした武官たちを王が処断したことを知ると同じく、安堵します。

家臣たちは顕宗/ヒョンジョンがいる西京城に集まります。王は秘密に進めていたことを謝罪しますが、不満をみせる者はおらず、結果に満足している様子。

このことを知らない契丹(きったん)の使臣は、王に親朝を移行するよう求め、反乱者たちが処断されたことを伝えられると、「忠臣がいない高麗には混乱しかないだろう」と発言。

王に対して失礼な発言をした使臣に、顕宗/ヒョンジョンは親朝を行うことはないと語ると、契丹(きったん)との外交も望まないと、考えを明確にします。

その後、使臣は契丹(きったん)に送り返されて。。。

契丹(きったん)軍が鴨緑江を渡り、トンジュ城には高麗軍が。顕宗/ヒョンジョンは西京に残り、高麗軍を勇気つけます。反乱を企んだ者たちを処断したため、次は契丹(きったん)を相手に勝利を勝ち取ると、声をあげます。

1015年から1017年まで高麗を攻めた契丹(きったん)。。。高麗は攻撃に備えて城の外郭を整え、鉄甲部隊を育てます。

1018年、ついに亀州大勝を目前に、、、高麗は突然、静かに身を潜めている契丹(きったん)を警戒します。

それまでソギョン城にいたカン・ガムチャン(チェ・スジョン)は、開京(ケギョン)に向います。カン・ミンチョムも将軍になります。

契丹(きったん)が軍人たちを集めているとの知らせが入り、契丹の皇帝はソベアプが高麗軍に対して力を発揮できるよう、自分の軍を渡します。

その頃、開京ではファンボ・ユイがチャン・ヨヌを思い浮べます。チャン・ヨヌはチェ・ジルが乱を起こした際に、拷問のせいで体を壊し、仕事に復帰することはなかった。

顕宗/ヒョンジョンとウォンソン(ハ・スンリ)の間には、息子のワン・フムも生まれ。。。ウォンソンの父キム・ウンブは亡くなります。

カン・ガムチャンは、契丹軍を阻止できると案を出します。顕宗/ヒョンジョンの許可を得て、最高司令官に任命されて戦争に向うカン・ガムチャン。

一方、嫉妬からこれまでウォンソンを憎んでいた元貞王后(イ・シア)は、自分の過ちを謝罪します。その夜、元貞王后は顕宗/ヒョンジョンの胸の中で、眠るように亡くなります。

その頃、カン・ガムチャンは、契丹軍の都統使がソベアプだと知り、ソベアプも高麗軍の総司令官がカン・ガムチャンだと知ると、過去を振り返り、二人は戦う運命であることに気づくと、笑う。

第29話感想

ついに顕宗/ヒョンジョンとカン・ガムチャンにとって、そして高麗の歴史に残る契丹との大いなる戦が幕開けすることになります!

ソベアプとカン・ガムチャンは、長きに渡り続いた戦は、どのような結果を迎えることになるのか、その描かれ方に注目です!

大河ドラマに登場する大規模な戦争シーンが次の話から始まることになるのでしょうか。

最終話のエンディングを迎える前に訪れると予想されるクライマックスが楽しみでもあります。

今話のエンディングに登場したカン・ガムチャンは年老いた姿だったため、果たして総司令官としての役割を果たすことになるのか、気になりますね。

1015年から1017年までは、毎年契丹軍が高麗との国境を越えて攻撃を仕掛けて来たようでした。

その都度、防御するだけでなく、軍事力を育てることに注力したことが分かったのは、今話、戦争に向う兵士たちの姿から伺えました。

これまで軍事力をどれほど上げていたのかは、ドラマが始まって登場した戦いのシーンと比較しながら観られる楽しみもありますね。

今話で意外だったのが元貞王后の突然の死でした。顕宗/ヒョンジョンと共に眠っている間に亡くなったようですが、ドラマ内での脚色ではなく、実際に突然死亡したようでした。

亡くなる前にウォンソンに謝罪の言葉を残すとは、、、ドラマチック!

また、ウォンソンが出産した息子が登場しました。父の顕宗/ヒョンジョンから王位を継承し、次の王になるようです。

第30話視聴率12.9

第30話あらすじ

契丹(きったん)軍が鴨緑江を渡り、、、高麗軍を率いるカン・ガムチャン(チェ・スジョン)もフンファジンに向います。

高麗軍の戦略はいち早く契丹軍をせん滅することで、鴨緑江を渡った時点で、必ずせん滅させる必要がある。

ソベアプは部下たちに、鴨緑江を渡った後、フンファジンを攻撃することなく、南の開京を目指して休むことなく進むよう命令します。

ゆっくり高麗を攻めることが、契丹には不利に作用すると気付いているソベアプ。

ユジンとチェ・ハンは、契丹とは最後の戦いにして必ず勝利する必要があると、カン・ガムチャンを信じるしかないと。。。

契丹軍がギィジュ二は向かわないと考え、カン・ガムチャンはフンファジンの東側に陣を設置して、トンジュ方面への侵入を阻止しようとします。

カン・ガムチャンの予想通りに、トンジュ方面に向っている契丹の第1軍。その他の軍人たちは開京に向かいます。

然し、ソベアプは高麗が大々的な対戦を準備しているとの情報を入手すると、迷いを見えます。

カン・ガムチャンの第1軍、そのあとに第2軍を配列させ、高麗軍に不利な状況を迎えた場合は、それぞれの配置を変えて、背後からバックアップする鉄甲騎兵たちの攻撃で、契丹軍をせん滅すると、詳細な計画を説明します。

カン・ミンチョム将軍には、本陣の右側を守るよう命じます。契丹軍は高麗軍の背後から攻撃をはじめ、、、カン・ガムチャンの予想していた通りの動きだったため、逆に罠を仕掛けて背後から攻撃をしてきた契丹軍を攻撃します。

契丹軍をせん滅されて、遠くから見える光の様子でそのことを確認した、高麗の将軍たち。

第1軍の攻撃が失敗に終わったと知らせを受けたカン・ガムチャンは、過去の戦いの教訓から、油断しないよう命じます。

第1軍の攻撃以降、新たな攻撃の気配がないことから、疑問に思うカン・ガムチャンは、契丹軍が開京に向っていると知ると、カン・ミンチョムとキム・ジョンヒョンに開京に向うよう命じます。

契丹の計画は、南に向かう途中高麗軍の攻撃を受けると、一つの部隊に戦わせては、その他の部会は南に向かう戦略で進みます。

南に移動する契丹軍を追っていたカン・ガムチャンは、開京にいる顕宗/ヒョンジョン(キム・ドンジュン)の身に危険が及ぶと気付くと、鉄甲騎兵隊に開京に向い、王を守るよう命じます。

契丹軍は同じ戦略を使って開京に向うこと諦めず進み、顕宗/ヒョンジョンは開京から脱出するよう伝えるカン・ガムチャンの手紙を読んだ後、悩みます。

開京には軍人が500人程しか残っていない状況で、避難をするべきとの意見。しかし、開京をあきらめず残すことを選択した顕宗/ヒョンジョンは、「民と共に戦い、今度は必ず開京を自らの力で守る」と決心をすると、民に告げます。

しかし、誰も戦争で一緒に戦うと行動を起こさない状況で、カン・ガムチャンの妻が「石ころでもかまわないので、ください」と声を上げます。

彼女に続き、カン・ジョ、ヤンキュの妻たちまで賛同、、、彼女たちのあとを追うように人びとが現れ、、、契丹を相手に戦う意思をみせます。

カン・ガムチャンが開京に到着するまで、持ちこたえるための準備をし、、、そのことがカン・ガムチャンに伝わると、急いで開京に向います。

ソベアプは開京の前に到着をすると、「明朝、お城の兵士を送り、城の中に高麗軍がいないことを確認した後、攻撃する。カン・ガムチャン!今度はそっちの負けだ」と考える。

第30話感想

戦争が始まる前の顕宗/ヒョンジョンの様子は、以前、契丹軍との戦った時とは違い、、、息子も生れた状況から、彼の心配や考えを語るシーンが登場しました。ウォンソンはこれまで通りに、彼を勇気ける。。。

開京を奪われてすべてを契丹軍に破壊された過去と同じ状況に置かれた顕宗/ヒョンジョンは、厳しい状況にあると知りながらも、開京城を捨てるのを辞めて、再び高麗の人々と戦う決心をした後、彼の気持ちを表すシーンでは、涙を見せました。

このシーンでは顕宗/ヒョンジョンの言葉に感動して、同じく涙を流しました。ソベアプは高麗をよく知り、高麗軍の攻撃方法も把握している。

また、カン・ガムチャンも契丹軍をよく知ることから、カン・ガムチャンが勝利を収めそうで、契丹軍は止まることなく開京に突き進む姿にハラハラします。

ソベアプの予想通り、開京城の中にはわずかな数の高麗軍しか残っていない状況で、顕宗/ヒョンジョンはわずかな軍人と民を連れて、どのような戦いを始めることになるのでしょう。


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