高麗契丹戦争 고려거란전쟁 2023年放送 全32話
daisySSさん |
第27話視聴率11.0
第27話あらすじ
パク・ジンの傷を確認したカン・ガムチャン(チェ・スジョン)は、逮捕するよう命じます。
チェ・歳はパク・ジンが逮捕されることで、反逆を企んだ人物たちに混乱を与えるだろうと、賛成します。
チェ・ジル(チュ・ソクテ)の顕宗/ヒョンジョンへの失礼な態度を注意する元貞王后(イ・シア)に、逆にカン・ジョの名前をあげると、チェ・ジルは元貞王后に圧力をかけます。
その後、元貞王后もパク・ジンが顕宗/ヒョンジョンを殺そうとした刺客だったことに気づき。。。一方、顕宗/ヒョンジョン(キム・ドンジュン)は、自分を殺そうとした刺客をどうするべきかをチェ・ジルとキム・フンに尋ねます。
二人は刺客がパク・ジンだとは気づかず、殺すべきだと答えます。その直後、刺客が連れてこられます。
文官たちは全員、パク・ジンを殺すよう求めます。チェ・ジルはパク・ジンを尋問すると告げ、パク・ジンを助けます。
元貞王后と話した内容をつげると、彼女は必要なくなったと告げます。
チ・ジェムンによって助けられたウォンソン(ハ・スンリ)は、自分が生きていると混乱を招くと姿を消したあと。チェ・ジェムンはウォンソンを再び捜し始めます。
その頃、反乱軍もウォンソンを捜します。ウォンソンは馬を借りて逃走を始めます。
チェ・ジェムンは反乱軍と鉢合わせになり、自分が生きていることは秘密にする必要があると語るウォンソン。
しかし、チェ・ジェムンから元貞王后が反乱軍と手を結んだことを知らせ、顕宗/ヒョンジョンにはウォンソンが必要だと伝えます。
一方、顕宗/ヒョンジョンはキム・フンを呼ぶと、パク・ジンに関して質問をします。その後、全てを正すチャンスを与えると伝えます。
王の命令ですべてを正すことを決意したキム・フンは、軍を連れてチェ・ジルの屋敷に到着します。
しかし、屋敷にはチェ・ジルの姿はなく、、、帰ろうとしたキム・フンは後ろからチェ・ジルの攻撃を受けます。
既にパク・ジンのアドバイスを受けて、自分が次のターゲットになると知っていたチェ・ジルは、キム・フンが現れるまで隠れて待っていました。
高麗の内部状況を知る契丹(きったん)の使臣が、親朝の件で現れ、、、チェ・ジルは自分が相手にすると言い出します。
親朝を拒否する、しないは別問題として契丹(きったん)の軍が、鴨緑江に駐屯していることを告げると、チョ・ウォンは間違いなく契丹(きったん)軍が、高麗との国境の近くまで移動したと告げます。
顕宗/ヒョンジョンは戦争を準備させると言い、チェ・ジルは自分が高麗軍を率いると告げます。
チェ・ジルを中心に権力を手に入れた武官たちは、持っている権力を失うことになるのか不安になります。
一方、カン・ガムチャンは、契丹(きったん)軍の規模を7万人ほどだと予想すると、勝利を口にします。
パク・ジンは契丹(きったん)側と話し合いの場を持ち、その後王宮に現れると、顕宗/ヒョンジョンと二人で話をすることになります。
護衛もいない状況で二人の話し合いが始まると、パク・ジンは顕宗/ヒョンジョンに剣を向けます。
契丹(きったん)との親朝を拒否した場合、王后や家族たちを一人一人殺すと脅すと顕宗/ヒョンジョンを、契丹(きったん)の捕虜にすると脅します。
ソベアプは顕宗/ヒョンジョンは、王として無能だと、、、戦争で勝利をおさめ高麗を手に入れると考えます。
チェ・ジルも顕宗/ヒョンジョンに親朝の約束を行うよう求めます。武官と文官たちは親朝に対する異なる立場から争いを起こし、、、王は自ら親朝に向うと馬に乗ります。
イ・ジャリムは王の手紙をウォンソンに届けた後、ユバンに王から預かった密書を渡します。
その内容は、王と共に現れる軍は全員、殺害を命じるものでした。
第27話感想
チェ・ジルの乱とパク・ジンの計略が予想した以上に長く描かれる印象を受けました。
パク・ジンは架空の人物ということですが、今でも王に反対する勢力として描かれ、チェ・ジルの起こした乱にパク・ジンが関与したように描かれています。
実際はチェ・ジルが起こした乱だったことと、今話のエンディングに登場したイ・ジャリムが登場します。王の密書に書かれていた内容は、イ・ジャリムが出したアイディアだったようでした。
契丹(きったん)と戦いよりも、高麗内部での出来事に重点を置いて描かれた展開が、今後は再び契丹(きったん)との戦争を描く流れへと変わる気がします。
顕宗/ヒョンジョンはもう一通の手紙をウォンソンに送っていました。その内容は明確になっていませんが、彼女が再び王宮に戻ることができる、内容になっていそうな気がしますね。
第28話視聴率12.7
第28話あらすじ
顕宗/ワン・スン(ヒョンジョン)は、チェ・ジル(チュ・ソクテ)を呼ぶと、開京(ケギョン)に残った武官たちを信頼できるのかを、尋ねます。
チェ・ジルの野望に気付いたため、彼の心配を刺激する考えの顕宗/ワン・スン。。。
彼の計画通りにチェ・ジルは、開京に残してきた武官たちが自分を裏切って占領することが心配になり、反乱に賛同した武官たちを全員連れて来るよう命じます。
チ・チェムンは西京に向うことになると、ウォンソン(ハ・スンリ)は彼を心配すると、軍と共に向かうよう伝えます。
顕宗/ワン・スンが、ウォンソンに向けた書いた手紙には、王宮内で自分の味方になってくれたのが王后だったと説明をします。
また、顕宗/ワン・スンはウォンソンへの気持ちを正直に伝えると、側にいて欲しいとお願いします。
顕宗/ワン・スンの気持ちに気づいたウォンソンは、おうに会うために向かいます。
王の動向を確認したパク・ジンは、顕宗/ワン・スンが何かを企んでいると話すと、チェ・ジルにアドバイスをします。
西京に反乱を起こした者たちを集めて、攻撃をする可能性があると語ると、ユバンをトンジュに送るようアドバイスをします。
教旨を出してユバンを移動させるためには、玉璽(オクセ、王の印)を手に入れる必要があり、チェ・ジルに玉璽を手に入れるよう命じます。
父の計画に反対をするのは息子、、、王を契丹(きったん)の捕虜として送ると、高麗は契丹(きったん)に属することになると、父を説得します。
兄たちを殺したのは契丹(きったん)軍だと語り、兄たちを失った復讐をするために、国を裏切ることはできないと、父を説得します。
しかし、パク・ジンは息子の説得にはまったく耳を向けることなく、息子たちを殺したのは顕宗/ワン・スンで、戦争が始まるのを阻止できなかったと返事をすると、全ては顕宗/ワン・スンのせいだと、考えを変えようとしない。
ジ・チェムンは東北方面に向かい助けをお願いします。偽物の教旨が、都兵馬使(西北面、北北面の兵馬使を指揮監督した中央機関)のユバンに伝えられ。。。
ユバンは将軍数名と、軍人500人を西京城に置くと言い出します。イ・ジャリムはそんなユバンの決定が気に入らない。
パク・ジンと二人話をする顕宗/ヒョンジョンは、息子たちを亡くしたことに対して、パク・ジンへの謝罪の気持ちを伝えます。
しかし、王の謝罪を受け入れる気持ちがないパク・ジンは、「わたくしが望むことは、陛下が苦しむことです」と答えます。
西京に到着したウォンソンは、軍が西京から移動するのを見て、異変に気づきます。
また、チ・ジェムンも開京の軍人たちが、西京城を守る姿を確認すると、計画が予想とは違う方向に進んでいると気付きます。
チ・ジェムンとウォンソンを中心にして、イ・ジャリムは攻撃をすることを決めると、その計画を顕宗/ヒョンジョンにつたえる方法を見つけます。
ウォンソンは、顕宗/ヒョンジョンが高麗を去る前に、お寺を必ず訪れると考えると、変装をして彼に接近し、計画を伝えます。
計画を知った顕宗/ヒョンジョンは、最後に宴会を開いて欲しいと話すと、宴会でチェ・ジルを最後に説得しようとします。
しかし、彼をはじめて、反乱を起こした武官たちの暴走は止まることなく。。。
宴会のハイライトとなる剣舞が始まります。最後に、皆で乾杯をするよう勧める顕宗/ヒョンジョン。
「これからは高麗のために、強い君主になることを約束する」と語る顕宗/ヒョンジョンの言葉に、踊り子の中にまぎれていた将軍たちが、反乱を起こした武官たちに剣を向ける。。。
第28話感想
顕宗/ヒョンジョンが変わりました!
これまでは反乱を起こしたパク・ジンまで許す姿勢でしたが、強い王権を確保する必要があることに気づいたようです。
宴会の時、反乱を起こした武官たちをターゲットにする計画を立てたのは、顕宗/ヒョンジョンだったのでしょうか。
それとも、カン・ガムチャンのアイディアだったのでしょうか。
今話、顕宗/ヒョンジョンの元貞王后(イ・シア)への気持ちとウォンソンへの気持ちが伝わりました。
顕宗/ヒョンジョンが契丹(きったん)に向う前、パク・ジンとチェ・ジルの計画を伝えるために自ら動いたのはウォンソンでした。
しかし、実際はウォンソンではなく、キム・メンが伝えたようですが、ドラマでは脚色されたようです。
息子たちを戦争で失った父の気持ちが、ここまですると共感できない部分もあり、ついにパク・ジンは最期を迎えることになるようですね。