高麗契丹戦争 고려거란전쟁 2023年放送 全32話
daisySSさん |
第19話視聴率7.9
第19話あらすじ
顕宗/ヒョンジョン(キム・ドンジュン)が落馬をして怪我をしたことに対して、キム・ウンブはカン・ガムチャン(チェ・スジョン)のせいだと批判します。
落馬したとの知らせに驚くカン・ガムチャン。一方、元貞王后(イ・シア)と宦官のユジン(チョ・ヒボン)は、顕宗/ヒョンジョンの不在を利用してとある計画を進める予定。
その計画は、キム・ウンブの勢力を排除するためで、チェ・チュンスン(ハン・スンヒョン)と開京の南に、北西側にはチェ・サウィ(パク・ユスン)を異動させ、チャン・ヨヌ(イ・ジフン)のみが、開京に残った状況が続きます。
顕宗/ヒョンジョンが完治した後も、キム・ウンブに関しては再び、力を持たせない計画で、彼の罪を厳しく問うことに。。。
直接、キム・ウンブを取り調べると言い出した元貞王后(イ・シア)。
チェ・ハンは、元貞王后が直接、取り締まることに反対をしたことで、宦官のユジンは元貞王后が関わることへの正当性を説明し、チェ・ハンの反対を押し切ります。
自分を信頼した幼い王である顕宗/ヒョンジョンを傷付けたことを後悔するカン・ガムチャン。
一方、元貞王后は計画通り、王に代わってキム・ウンブの調査を始めます。
チャン・ヨヌが先に、キム・ウンブに関する意見を延べます。契丹(きったん)との戦いで、最も派遣した軍の数が多かったことを語ります。
しかし、コンジュの豪族たちに証言をさせると、キム・ウンブから豪族たちの息子が参戦させない代わりに、お金を要求されたとの嘘の証言を始める。
キム・ウンブに濡れ衣を着せることに成功、、、全ては事前に元貞王后の計画通りに仕組まれていたことでした。
直接、情況を確認した元貞王后は、満足そうな表情を浮かべ。。。キム・ウンブの自宅で隠してあった銀が発見され、幼いキム・ウンブの息子まで呼びだされては、追及される。
その後、娘のウォンソン(ハ・スンリ)まで呼びだされては、元貞王后からの質問に返事をするよう要求されます。
キム・ウンブがいる前で、娘ウォンソンへのひどい発言を続け、キム・ウンブが自白するよう誘導したことで、キム・ウンブは娘を守るために、濡れ衣を着せられたと知りながらも、自白します。
その時、ドアが開き、、、顕宗/ヒョンジョンが姿を見せます。
しかし、キム・ウンブは既に罪を自白した状況で、その場にいた家臣たちは彼を、必ず厳しく罰するよう求めます。
状況を把握したチェ・ファンと、濡れ衣をかけられたキム・ウンブを守れる方法を書いた手紙を準備したカン・ガムチャン。。。。
ウォンソンを顕宗/ヒョンジョンの王后として迎え入れる。
第19話感想
突然、ウォンソンが王后として登場するシーンでエンディングを迎えました。
全体的な流としては、個人的にはガッカリした一話でした。通常、長くストーリーが展開される歴史大河ドラマの場合、どこにポイントを置くかによって、流れが変わると思います。
今話は、特にこれといった内容が描かれることなく、結局は、ウォンソンへの元貞王后の嫉妬心と政治的な動きを同時に描こうとしたようで、残念なところがありました。
カン・ガムチャンの支持を得られなかった顕宗/ヒョンジョンの感情が激しく爆発し、落馬へと繋がりました。
病態がイマイチ分からない状況で、決まったような演出の一つ、、、元貞王后が王の不在を狙って力を駆使しようとした瞬間、登場した顕宗/ヒョンジョン。
体調が悪そうにもかかわらず、彼はすべて予想していた通りだというような表情で、王后を見つめていたので、何が起こるのか気になっていました。
しかし、何かが起こったわけではなく、エンディングでウォンソンが王后になったことだけが登場しましたが、それまでの経緯は次の話で詳しく描かれることになるのでしょうか。
カン・ガムチャンは自分のせいで元貞王后にチャンスを与えたことに気づくと、何かアクションを起こしたようです。
カン・ガムチャンの計画がウォンソンを王后にして、元貞王后に対抗する勢力を作ったのでしょうか。
ウォンソン役を演じるハ・スンリは、5歳で人気ドラマの子役としてデビューを果たし、これまで多くのドラマに出演してきました。
現代劇だけでなく時代劇でも活躍していますが、今話ではエンディングでの登場が最も印象的でした。
もう一人の王后となる元貞王后を演じるイ・シアはガールズグループ出身で、所属していたグループは、日本でデビューを果たしています。
2013年には女優としてデビューした経歴を持ち、次の話ではウォンソンが王后になり対立する関係を描くことになりそうです。
第20話視聴率10.1
第20話あらすじ
ウォンソン(ハ・スンリ)を王后として迎え入れると宣言した顕宗/ヒョンジョン(キム・ドンジュン)。
キム・ウンブとウォンソンを開京から追い出す計画を進めていた元貞王后(イ・シア)は、結局、ウォンウォンを王后にすることになる。
顕宗/ヒョンジョンはキム・ウンブが迎え入れた王后の父として、反逆罪以外では罰することができないと伝えると、彼のすべての罪を許すと公表します。
顕宗/ヒョンジョンが公表した内容に反対できる理由がないため、家臣たちは反対もできず。。。
その後、元貞王后(イ・シア)に協力したユジンを呼ぶと、彼がなぜ協力したのか分かるため、彼を許します。
元貞王后(イ・シア)は、「キム・ウンブの罪を許すために、あの子を王后に迎え入れたのですか?」と話すと、「王后ではなく側室として迎え入れてください。王后として迎え入れられるのは、皇室出身者のみです」と続けます。
元貞王后の発言に顕宗/ヒョンジョンは、高麗の人々のために生きることにしたと、彼女と自分は今後、違う道を歩むことになると語ると、元貞王后が守ろうとする世界を壊すと、語ります。
一方、ウォンソンは元貞王后の気持ちを配慮し、王后として迎え入れることを拒否します。そんな彼女の姿に顕宗/ヒョンジョンは更に気に入った様子。
キム・ウンブと手を結び豪族たちをコントロールしようとした計画は、顕宗/ヒョンジョンが思った以上に苦難があると気付くと、カン・ガムチャン(チェ・スジョン)の助言を受け入れます。
カン・ガムチャンの助言は、豪族がもつ権限は維持させては、彼らを監視すること。。。
そこで、顕宗/ヒョンジョンはカン・ガムチャンとキム・ウンブが協力する、二人に求めます。
結局、顕宗/ヒョンジョンの望み通り、二人は協力することになります。
タク・サジョンは顕宗/ヒョンジョンから許されたものの、キム・ウンブを攻撃し続けます。
引き下がらない態度に、顕宗/ヒョンジョンが激怒し、彼を反逆に加担したとしての罪を問い、島流しの刑とします。
以降、顕宗/ヒョンジョンは豪族たちを監視するために、安撫使を各地域に派遣します。派遣されたほとんどの安撫使は、追い返されて、、、そのことを知った顕宗/ヒョンジョンは激怒。
そんな中、カン・ガムチャンは開京を離れた状況で、カン家の本拠地で豪族たちの意見に耳を向けます。
顕宗/ヒョンジョンが安撫使を派遣することに対して不満が高まります。
高麗が建国される前から、土地を保有していたのは豪族だった語り、再び安撫使を派遣された場合は、顕宗/ヒョンジョンに立ち向かい、必要なら戦いを始めると決意を固める豪族たち。
そんな豪族たちに、「この国は陛下のものです」と語るカン・ガムチャンに家門の豪族たちは、命拾いをするチャンスを与えると言います。
しかし、カン・ガムチャンは、自分は顕宗/ヒョンジョンの家臣であることを明確にすると、意見を変えようとはせず、死を受け入れようとする姿勢。
自分の命を落とすことは惜しくないと語り、決して反逆には加わらないよう一族の人々に伝えるカン・ガムチャン。
その時、顕宗/ヒョンジョンが現れる。
第20話感想
カン・ガムチャンはこれまで、何度も顕宗/ヒョンジョンのために命を落とすことを恐れず、高麗のために献身的に、自分を犠牲にすることも惜しまない姿勢を見せました。
今話のエンディングは、同じく豪族家出身でありながら、顕宗/ヒョンジョンに協力して豪族の力を王がコントロールできるようにするために進める計画に協力したことで、命を落としそうになったタイミングで、顕宗/ヒョンジョンが現れて彼を助けるという、エンディングでした。
対立する姿を見せていたカン・ガムチャンと顕宗/ヒョンジョンとは違い、お互い同じ考えと目標に向けて協力し合う二人。
更なる信頼関係を気づき、戦争だけでなく、混乱する高麗に平和をもたらすために奮闘することになるのでしょうね。
元貞王后がウォンソンに嫉妬するように見えました。単純な嫉妬ということではなく、高麗は家族・親族間の結婚が当たり前の時代で、伝統を守ろうとする側と革新を求める側の対立として考えることもできそうですね。
元貞王后に反対されても顕宗/ヒョンジョンは、ウォンソンを王后にする考えで、謙虚な姿のウォンソンに対して、王の気持ちが動き出したようにも見え、男女としての二人の関係は、恋へと発展することになるのでしょうか。
豪族側につくことなく、顕宗/ヒョンジョンと考えを同じくたち進むカン・ガムチャン、、、次の話では何が起こるのでしょう。