韓国ドラマ時代劇 あら感

高麗契丹戦争 第13話・14話 あらすじと感想

高麗契丹戦争





高麗契丹戦争  고려거란전쟁 2023年放送 全32話

daisySSさん

第13話視聴率9.2

第13話あらすじ

パク・ジンに命を狙われた顕宗/ヒョンジョン(キム・ドンジュン)と元貞王后(イ・シア)。しかし、チ・ジムンが率いる高麗軍が現れ助けられた王。パク・ジンは怪我を負いながらも逃げることに成功します。

チ・ジムンと共に南に向かっていた顕宗/ヒョンジョンは、途中、別の将軍と合流した王は、皇室に敵対的である貴族たちがいるチュンジュは避けるよう伝えられます。

開京では高麗を裏切ったイ・ヒョンウンが、最後まで高麗への忠誠心を捨てないデ・ドスを街に連れ出しては、高麗を支持して契丹(きったん)に反抗するとどうなるかを見せつけます。

カン・ガムチャンの妻を見かけたイ・ヒョンウンが彼女を捕らえて契丹(きったん)に差し出そうとすることを知ったデ・ドスは、イ・ヒョンウンが持っていた剣を奪うと、彼を殺害します。

駆けつけた契丹(きったん)の軍によってデ・ドスも命を落とし。。。

一方、南に移動中の顕宗/ヒョンジョンは、チュンジュを避けて、チャンファヒョンに向かいます。

チャンファヒョンに到着すると、貴族たちは皆逃げたあとで、残された民から貴族たちからこれまで着手されたことを聞かされた顕宗/ヒョンジョン。

これまで知らなかった民の現状を知ることになり、心苦しい王。

ヤン・ギュ(チ・スンヒョン)は契丹(きったん)軍へのゲリラ戦を提案します。

しかし、カン・ガムチャン(チェ・スジョン)は、1度目の侵略とは違い、契丹(きったん)の皇帝が自ら参戦した戦争であるため、手ぶらで戻ることはないと予想すると、必ず顕宗/ヒョンジョンを追って南に移動するだろう考えます。

その頃、契丹(きったん)では顕宗/ヒョンジョンを捕らえるために南に向かうか、退陣するかを決めることができない。。。

ソベアプだけが退陣するべきだとの意見で、ヤユルブンノを含む将軍たちは高麗の王を捕らえるため南に進むべきだと意見を出します。

契丹(きったん)の皇帝であるヤユルユンソも、混乱した状況で正しい判断が下せない。

ソベアプはこれ以上進撃を続けるべきではないと忠告をしますが、このまま諦めて帰るわけにはいかないと、契丹(きったん)軍を南に進撃させる方を選びます。

ヤン・ギュとカン・ガムチャンは内密にソベアプと会い、契丹(きったん)軍が退陣を選択する理由を提供し、皇帝を説得刷ることを考えます。

捕らえられていた契丹(きったん)の使臣を解放すると、高麗を裏切った使臣と共に契丹(きったん)側に送ります。

高麗の使臣からカン・ガムチャンから会いたいとの連絡を伝えられたソベアプ。二人は開京の郊外で内密に会い、、、ソベアプの条件を聞きます。

一方、ソベアプと高麗の使臣が話しているのを見たヤユルブンノは、ソベアプを尾行。。。

カン・ガムチャンと会っているのを目撃すると、一人残ったカン・ガムチャンに弓を放ち、開京に連れてこられたカン・ガムチャン。

皇帝に差し出されたカン・ガムチャンを見たヤユルユンソは、「お前のせいで戦争が長引いた!」と怒りをぶつけると、彼を殺そうとします。

その時、カン・ガムチャンに確認をするべきことがあると語る、ヤユルブンノにより阻止され、、、拷問を受けることになるカン・ガムチャン。

第13話感想

カン・ガムチャンとヤン・ギュが協力!?

顕宗/ヒョンジョンを追う契丹(きったん)軍。。。王にとって危険なのは契丹(きったん)軍だけでなく、王に不満を持つ地方の貴族たちからも身を守る必要がある、緊迫した状況が描かれました。

カン・ガムチャンは危険だとしるも、契丹(きったん)君を退陣させるために動き出します。

カン・ガムチャンとソベアプは、戦争に対しての同じ意見の持ち主たち。

しかし、契丹(きったん)の皇帝を説得するための十分な理由がない限り、戦争を終わらせることができない状況となりました。

契丹(きったん)の皇帝は、このまま退陣すると、皇帝としての面子が潰れる状況からすんなり、退陣を口にすることができず。。。

このまま戦争が長引くと契丹(きったん)軍の不満が高まることを知るソベアプは、無意味に戦おうとしないという状況でした。

しかし、ソベアプが出す提案はどれも高麗側からは受け入れることが難しい条件ばかり。。。

捕らわれることになったカン・ガムチャンを、拷問するヤユルブンノの本当の目的は、ソベアプとカン・ガムチャンがどんな話をしたのかを探るためだと予想されます。

ソベアプの弱点を握って、勢力を強化するためとも見え、今後カン・ガムチャンの身に何が起こるのでしょうか。

第14話視聴率9.4

第14話あらすじ

契丹(きったん)に捕まり拷問を受けるカン・ガムチャン(チェ・スジョン)。拷問を受けながらも、ソベアプと密会した内容をバラなさい。。。

顕宗/ヒョンジョン(キム・ドンジュン)は南を目指して移動中。その時、高麗の官僚たちが王の前に姿を見せます。

王に対する礼の言葉もなく、近くの村に到着すると民たちは、王が村に入ることを反対すると、開京に戻るよう要求します。

理由が分からない王は将軍に命令をして民をおさえ、、、対立的な態度を見せた理由を尋ねると、「この辺りの官僚たちは、王様を契丹(きったん)軍に差し出す計画です。ここにいると危険です」と語ると、官僚の持つ力に背けない現実を語る民たち。。。

顕宗/ヒョンジョンを攻撃した地方の貴族たちを動かしているのは、パク・ジン。

王を攻撃しようとしたが失敗したと伝えられると、パク・ジンは「反逆罪を犯したなら、生存する方法は王を捕まえて契丹(きったん)に差し出すことだ」と貴族たちに圧力を加え、断れない命令をする。

島流しされたハ・ゴンジンは、部下たちを連れて顕宗/ヒョンジョンを捜し。。。

その頃、コンジュではキム・ウンブの娘ウォンソン(ハ・スンリ)は、契丹(きったん)軍が、コンジュまで押し寄せて、大きな被害をもたらすと心配すると、弟たちに自分の身は自分で守るようアドバイスします。

「お父さまは、決して逃げることを許さないはず。死を覚悟して契丹(きったん)軍を、一人でも殺すことを考えなさい」と弟たちに命じます。

一方、ウォンソンの父であるキム・ウンブは、顕宗/ヒョンジョンがコンジュまで避難する可能性があると考えると、地方貴族たちに戦いの準備をするよう命じ。。。

しかし、王が開京からはなれた状況で、王を守るために犠牲を払うことに反対する意見をだします。

キム・ウンブは王を守る命令に背くものは厳しく罰すると発しますが、彼の考えに反対する数が多く、絶望します。

ハ・ゴンジンが王の行方を捜していると聞かされると、王を守る兵士たちの中には恐れて逃げる者まできます。

たどり着いた村で、顕宗/ヒョンジョンは再び民たちから攻撃を受けて、対立する状態に陥ります。

そんな民の姿に、顕宗/ヒョンジョンは怒りを爆発する。

「敵は契丹(きったん)軍だ。一体誰を相手に戦っているのだ?」と声を上げると、「契丹(きったん)軍に渡したければ、構わない。

この場で殺したければ、それも構わない」と語り、民を説得します。

真心がこもった王の言葉に民たちは武器を下し。。。

その時、ハ・ゴンジン将軍が現れます。噂では島流しとされた恨みを晴らすために王を捜していると聞かされていましたが、ヤン・ギュ将軍の命令で顕宗/ヒョンジョンを守るために捜していたことが分かります。

戦争の状況を詳しく王国された顕宗/ヒョンジョンは、カン・ガムチャン(チェ・スジョン)の計画まで聞かされて、親朝の旨を表す書を渡します。

直接、親朝の書を持って契丹(きったん)のもとに向かうと申し出るハ・ゴンジン。

命を落とすほど危険な任務だと知りながら、高麗のために戦いかいと強い意志を現します。

酷い拷問を受けたカン・ガムチャンを妻が看病。

ソベアプはヤユルユンソを説得すると、後退するためにはカン・ガムチャンを生かしておく必要があると、彼を逃がす計画。

親朝の書を持って契丹(きったん)を訪れたハ・ゴンジン。内容を確認すると激怒するヤユルユンソ。

高麗王が契丹(きったん)まで訪問する意思があることを書きながらも、現在ヤユルユンソがいる開京に戻ることを考えないとの理由から、南に向けて移動し攻撃をすると命じるヤユルユンソ。

ハ・ゴンジンと約束した時間になっても彼が戻らないことから、計画に問題が起きたと知った顕宗/ヒョンジョンは、南に異動を命じます。

第14話感想

戦争中、敵軍だけでなく自分に反感を持つ地方貴族たちから攻撃を受けた顕宗/ヒョンジョンの姿が描かれました。

これまで度々弱い王様として描かれましたが、彼が発する言葉には偽りがなく、聞いていると説得させられます。これが顕宗/ヒョンジョンが持っていた王としての力のでしょうか。

カン・ガムチャンの計画が上手くいくかいなか、今後の展開が面白くなってきました。

拷問を受けてひどい状況にあることを確認した彼の妻が、涙を流すシーンでは切なくなりました。

ハ・ゴンジン将軍が王を捜している理由が分かる前までは、彼にどんな困難が起こるのかハラハラさせられました。

しかし、高麗のために命をも惜しまない将軍たちの姿に、胸が熱くなる展開が今後続くことになるのでしょう。


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