高麗契丹戦争 고려거란전쟁 2023年放送 全32話
daisySSさん |
第11話視聴率9.7
第11話あらすじ
顕宗/ヒョンジョン(キム・ドンジュン)は、ソギョン城を守っていた将軍が逃げたことでソギョン城が落ちる可能性があると知らされるとショックを受けます。
王に降伏するべきだと申し出る家臣たち。しかし、カン・ガムチャン(チェ・スジョン)は降伏することを反対。
計画もなく動いたカン・ガムチャンのせいで、ソギョン城の民の命が危険にさらされると批判するチェ・ハン。
カン・ガムチャンは具体的な計画はまだないものの、戦争は終わっていないと、、、戦争に勝つための戦略を立てる必要があると自分の考えを明確にします。
降伏はするべきではないが、契丹(きったん)軍に顕宗/ヒョンジョンが捕まる事態は避けないといけない、そのためには開城から顕宗/ヒョンジョンを避難させるべきだと主張。
カン・ガムチャンの話を聞いた顕宗/ヒョンジョンは、「余は逃げたりしない、攻撃するチャンスを見つける」と語ると、引き下がらない姿勢で戦争に挑むと初めて自分の考えを明かします。
開城を守るための軍を集めるよう命じる顕宗/ヒョンジョン。
二人きりになるとカン・ガムチャンとチェ・ハンは、戦争にどのように対応するかをめぐって、更に口論となります。
顕宗/ヒョンジョンが開京に残ると宣言したことで、元貞王后(イ・シア)はお腹の中の子どもを失うことを恐れて、一人でも宮を離れると言い出します。
顕宗/ヒョンジョンは宮にとどまる考えを変えない。
クァクジュ城を取り戻す必要があると判断したヤン・ギュ(チ・スンヒョン)。
1700人の高麗軍で3000人が守る城を奪い返すことが難しいとの意見が出ると、ヤン・ギュは必ず奪い返すための戦略を立て始めます。
ヤン・ギュの計画はキム・フンスクの降伏を装って、クァクジュ城の中に入ること。。。
一方、カン・ガムチャンのせいで時間を無駄にしたことに怒りを爆発させたヤユルユンソは、ソベアプに、ソギョン城をスルーして開城を目指すよう命令を出します。
拠点を準備することなく高麗の心臓部まで進出することは危険なことだと語ると、ヤユルユンソの考えを変えようとします。
しかし、ヤユルユンソは顕宗/ヒョンジョンを捕らえると、戦争で勝利をすると強引に進撃するよう命じます。
契丹(きったん)軍に捕まる恐れがある中、自分のせいで高麗の民に被害が及ぶことを恐れた顕宗/ヒョンジョン。自害をする決意を固めます。
しかし、王の考えに気づいたカン・ガムチャンに気づかれ、失敗に終わります。
顕宗/ヒョンジョンを励ますカン・ガムチャン。顕宗/ヒョンジョンが契丹(きったん)軍に捕まると、高麗には未来がないと知ると、契丹(きったん)軍が現れる前に、宮から脱出した顕宗/ヒョンジョン。
城の中にはカン・ガムチャンは契丹(きったん)軍が現れるのを待つ。
第11話感想
緊張感のある展開が描かれました!
高麗の歴史上、重要な戦争だったため、歴史的な出来事を中心に描かれる点が面白いです。
民のことを心配する顕宗/ヒョンジョンの姿が描かれました。
葛藤する王の気持ちが理解できる点もあり、開城を脱出せざるを得ない状況になり、カン・ガムチャンと顕宗/ヒョンジョンの動向が気になるストーリーとなりました。
これまでは家臣たちの忠告通りに動いていた顕宗/ヒョンジョンは、徐々に王としての自分の考えを述べる程、成長した姿が見られて今後、カン・ガムチャンと協力して戦争に挑む姿を描いていくことになりそうですね。
戦争となると国のために命を捧げる将軍もいれば、戦う前に逃げる将軍もいる中、ヤン・ギュは高麗のために戦おうとすると姿勢を見せる将軍で、今後、再び活躍する姿をみせてくれるようです。
王もいない城を守るために残ったカン・ガムチャンは、どの様な戦いを見せることになるのでしょうか。
また、城から逃げた顕宗/ヒョンジョンは契丹(きったん)から逃げる生活を送ることになると予想され、彼を待つ困難をどのように乗り越えることになるのでしょうか。
高麗時代は王族同士の結婚が一般的で、元貞王后(イ・シア)はソンジョン王の娘ですが、王族の存続が高麗の存続だと信じ、顕宗/ヒョンジョンとは全く違う考えを持つことが分かりました。
これまでも二人の意見が違ってぶつかり合う姿をみせましたが、今話でも意見が異なり、戦争が終わった後も王族の在り方に関しては、対立的な立場となりそうです。
ウォン・ソン(ハ・スンリ)が本格的に登場することで、顕宗/ヒョンジョンと元貞王后の関係にも大きな変化がありそうですね。
第12話視聴率9.6
第12話あらすじ
ソベアプと契丹(きったん)軍が侵入し占拠される。。。開京に到着したソベアプは、真っ先に顕宗/ヒョンジョンの行方を確認します。
顕宗/ヒョンジョンの服を着て王宮内を逃げ回るのは、カン・ガムチャン(チェ・スジョン)。ソベアプは彼を追いますが、捕まえる事ができず、、、「また貴様か!」と激怒。
開城を占領した契丹(きったん)軍は高麗の民を殺し、財産を奪い、女性を拉致します。その中にはカン・ガムチャンの妻の姿もあり。。。
急いで都を出たため不安をみせる顕宗/ヒョンジョン。家臣たちと顕宗/ヒョンジョンと共に行動することは、高麗にとっては不利なことだと判断すると、二つのグループに分けて逃げることにします。
その頃、1700人の高麗軍を率いるヤン・ギュ(チ・スンヒョン)は、クァクジュ城に向けて出発します。
ヒョシ(泣き音を出す弓)を飛ばして城の中にいるキム・スクフンに合図を送るヤン・ギュ(チ・スンヒョン)。
その後、高麗軍は暗い森の中に身を隠して攻撃を始めます。高麗軍の数が把握できない契丹(きったん)軍は動揺。。。
城内にいたキム・スクフンと一緒にいる高麗軍がクァクジュ城の西門にいる契丹(きったん)軍への攻撃を始めます。
キム・スクフンは西門の前の契丹(きったん)軍を制圧し、西門を開放したことでヤン・ギュ将軍が率いる高麗軍が城の中に侵入すうことに成功する。
クァクジュ城内では契丹(きったん)軍と高麗軍の激しい戦闘が続き、その他の城門も開いたことで、本格的に高麗軍がクァクジュ城内へ侵入することになります。戦場の情勢は変わり。。。
速やかな高麗軍の攻撃のおかげで、契丹(きったん)の将軍が逃げ、、、その後を追うヤン・ギュがとどめを刺したことで、クァクジュ城を取り戻すことに成功します。
ヤユルユンソは開城を手に入れ、、、顕宗/ヒョンジョンを捜します。既に城から逃げたことを知ると、必ず顕宗/ヒョンジョンを捕らえるよう命じ。。。
開城には契丹(きったん)の国旗が掲げられ。。。
その時、クァクジュ城を高麗軍に奪われたことを知ったヤユルユンソ。
一方、ヤン・ギュはキム・スクフンにクァクジュ城のすべてを焼き払うよう命じます。
契丹(きったん)の拠点だった城を奪い返したことに意味を置き、更なる攻撃を準備する方が城を守るために契丹(きったん)軍と戦うよりは意味があると判断した。
クァクジュ城が高麗軍の手に渡ったことから、ヤユルユンソは悩みます。高麗軍の規模を考慮すると、自分が開城で孤立した状態にあると判断。
先ずは逃げた顕宗/ヒョンジョンを必ず見つけることを命じ。。。
高麗を裏切って契丹(きったん)側に立った、イ・ヒョンウンはソベアプに提案をします。北にいる高麗軍に王が死亡したとの知らせを伝えることで、高麗軍を混乱させること。。。
王が亡くなり契丹(きったん)軍が開城を占領したと知らされたヤン・ギュ。
顕宗/ヒョンジョンが南に異動していると知ったパク・ジンは、移動中の王を殺せるチャンスがあると考えます。
契丹(きったん)軍が顕宗/ヒョンジョンのあとを追いますが、チ・ジェムン将軍を軸にして契丹(きったん)軍の攻撃から王を守ります。しかし、何度も命を失う危険な状況を迎えた顕宗/ヒョンジョンと元貞王后。
ヤン・ギュは顕宗/ヒョンジョンが亡くなったとの知らせを信じませんが、高麗軍の士気は下がり。。。
契丹(きったん)の皇帝からの手紙で、高麗の王が死亡したこと、葬儀を準備するよう命じる内容に、、、どよめく中、カン・ガムチャンが現れて顕宗/ヒョンジョンが生きていることを伝えます。
ソギョン城では、顕宗/ヒョンジョンの遺体を確認するまでは信じられないとの姿勢で、契丹(きったん)の計画が失敗したことを知ったソベアプ、、、「また、カン・ガムチャンか?」と怒りをみせる。
休息をとっている顕宗/ヒョンジョンと元貞王后の前に現れた覆面の男は剣を向け。。。
第12話感想
危険な状況に置かれた顕宗/ヒョンジョン!
彼の命を奪うために現れたのはパク・ジンでした。
既に戦争で息子を二人も亡くし、財産まで奪われたため、高麗王に対する怒りを持ち続けていた人物で、契丹(きったん)との戦争を利用して王を消す反乱を起こす?ことになるのでしょうか。
契丹(きったん)のソベアプは、度々計画を邪魔される相手がカン・ガムチャンだと知ると、彼への怒りを隠さない姿が描かれました。
結局、契丹(きったん)の2回目の侵略を阻止したのがヤン・ギュ将軍だとすると、3度目の侵略を阻止するのはカン・ガムチャンということですね。
8年後、ソベアプとカン・ガムチャンの正面対決が起こることになるようです!
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