韓国ドラマ時代劇 あら感

高麗契丹戦争 第1話・2話 あらすじと感想

高麗契丹戦争





高麗契丹戦争  고려거란전쟁 2023年放送 全32話

daisySSさん

第1話視聴率5.5

第1話あらすじ

契丹(きったん)が高麗を侵攻し、戦争が始まります。押し寄せる契丹(きったん)の勢力に怯える高麗兵たち。。。

カン・ガムチャン(チェ・スジョン)が「我々は必ず勝利する!」と声を上げると、高麗軍の士気が上がり、、、亀州(クジュ)大捷が始まる。

10年前、王の穆宗(モクジョン)は、契丹(きったん)の動きが怪しいと攻撃に備えるべきだとアドバイスをする家臣たちに耳を向けることなく。。。

1009年、高麗と契丹の国境線では、契丹が川を越えることが頻繁に起き、将軍の一人が拉致され捕虜になる事件が発生します。

このことをきっかけに、契丹(きったん)の動きや攻撃に防御出来る体制をとるべきとの意見が多く出されます。

穆宗(モクジョン)の母、千秋太后(イ・ミニョン)はキム・チヤンとの間に産んだ息子キム・ヒョンを世子にする考え。

しかし、王の穆宗(モクジョン)は母の考えに真っ向から反対し、大良院君である王詢(ワン・スン)に王位を継がせるべきだと主張します。

幼い王詢(ワン・スン)は、僧侶になることを拒否しますが千秋太后の命令で僧侶にさせられ、いつかは穆宗(モクジョン)が自分を探す時が来ると、待っている状況。

彼の期待とは反して、穆宗(モクジョン)から呼ばれることはなく、千秋太后が送る刺客に度々命を狙われる状況が続きます。

母と愛人関係にあるキム・チヤンが息子を王位に即位させようとする計画に気付いている穆宗(モクジョン)は、高麗の王に「キム」氏の性を持つ異父兄弟には継がせないと、考えを明確にし。。。

穆宗(モクジョン)は王詢(ワン・スン)を王宮に呼び戻すことを決意しますが、ユ・ヘンガン(イ・プンウン)は、絶対的な権力が二人に分かれてしまうことを恐れ、王詢(ワン・スン)を王宮に入れることを反対します。

一方、千秋太后(イ・ミニョン)は王詢(ワン・スン)を毒殺する計画を立てると、毒の入った料理を彼がいるお寺に送ります。

王詢(ワン・スン)は床に準備された隠れスペースに身を隠して、状況を確認します。

千秋太后の命令でお寺を訪れた尚宮は、王詢(ワン・スン)と直接会うまでは王宮に戻らないと言い張り、困った状況に置かれた王詢(ワン・スン)。

王宮では千秋太后の息子ワン・ヒョンに王位を継がせると宣告したことで、ざわめき、、、

その時、現れた穆宗(モクジョン)は王詢(ワン・スン)に王位を継承させると伝え、対立する親子。

千秋太后は微笑を浮かべると、「ワン・スンが死亡した場合、ワン・ヒョンが王位を継承することになるでしょう」と余裕ある発言をします。

一方、お寺の床が怪しいと考えた尚宮は、床の下に身を隠している王詢(ワン・スン)を発見します。

第1話感想

韓国国営放送KBSの開局50周年を記念して放送されることになった大河ドラマ、、、朝鮮時代ではなく、「高麗」を舞台にした壮烈な歴史ドラマとなります!!

第1話の放送から高い視聴率を獲得し、チェ・スジョンがカン・ガムチャン役で、6年ぶりに大河ドラマに登場します。

第1話では短いシーンで登場したチェ・スジョンですが、すごいカリスマで全くブレることのない演技を見せてくれるようで、正統派時代劇が好きな方には楽しめるポイントが満載です。

個人的にはドラマの初めに登場する戦闘シーンに驚きました。

韓国の大河ドラマと言えば、かつ有名な「戦闘シーン」なので、今後登場する戦闘シーンではどのような演出を見せるのか期待が高まります。

第1話はかつ有名な「亀州(クジュ)大捷」が起こる10年前、高麗では王位を継承者問題で、王と王の母である千秋太后の間で、対立する様子が描かれました。

高麗第7代目王である穆宗(モクジョン)は、母がキム・チヤンの間に産んだ息子に王位を継がせようとすると、「王」家を守るためワン・スンを推すことで、激しい対立関係へとなります。

千秋太后にとって目の敵のような存在であるワン・スンは、なんども命を狙われる危機を乗り越えた人物ですが、果たしてこの危機をどのように乗り越えることになるのでしょう。

また、彼がどのようにして王になるのか、非常に興味深い展開へと続きそうです。

このドラマの見どころは、穆宗(モクジョン)をペク・ソンヒョンが演じ、顕宗(ヒョンジョン)役をキム・ドンジュンが演じるという点だけでも、魅力的です。

これに加え千秋太后を演じるのがイ・ミニョンと新鮮で、契丹(きったん)から高麗を守るために奮闘する顕宗(ヒョンジョン)とカン・ガムチャン(チェ・スジョン)の姿が、歴史ベースで描かれる点、面白そう!

第2話視聴率6.8

第2話あらすじ

王宮では穆宗(モクジョン)と千秋太后(イ・ミニョン)が対立中。。。

王詢/ワン・スン(キム・ドンジュン)に王位を継がせ考える穆宗(モクジョン)は、ワン・スンが生きているにも拘わらず、母千秋太后(イ・ミニョン)が穆宗(モクジョン)の弟が必ず王位を継承することになると断言します。

チェ尚宮は、床に身を隠していたワン・スンを発見すると千秋太后(イ・ミニョン)が準備した食事だと食べるよう勧め、断食中だと断るワン・スン。

「もしもこれを食べないと、どうなる?」と質問するワン・スンに、「ここにいる全員が命を落とすことになります」と脅すチェ尚宮。

その言葉に何が起ころうと結局は僧侶たちが被害を受けると気づいたワン・スンは、森に逃げて追ってくる兵士たちから身を隠すための、小さな洞窟を発見します。

ワン・スンの無事を確認させる穆宗(モクジョン)は、母の千秋太后がまさか、ワン・スンの命を奪うようなことはしないだろうと、生死の確認だけをするよう命じます。

カン・ジョは国境近くの動きに異変があると、王の穆宗(モクジョン)に上書をあげます。

一方、キム・チヤンと二人きりになると、息子の穆宗(モクジョン)が自分の意見に真っ向から対立すると不満を見せる千秋太后。

キム・チヤンが母との間に産んだ息子に王位を即位させようと計画していることに気づいた穆宗(モクジョン)は、キム・チヤンを訪ねると、「何があっても思い通りにはいかないだろ」と激怒します。

しかし、王宮の中には既にキム・チヤンの勢力で一杯になった状態。穆宗(モクジョン)がお寺にワン・スンが無事なのかを確かめさせたイ・ジュジョンは、キム・チヤンの部下で、小さな洞窟に身を隠し、「どうか命だけは助けてください」とお祈りをするワン・スン。

イ・ジュジョンがキム・チヤン(コン・ジョンファン)の部下だと知らない王は、ワン・スンが無事だと嘘を伝えると安心します。

カン・ジョがあげた上書を呼んだ穆宗(モクジョン)は、彼の忠告を無視します。その頃、カン・ガムチャン(チェ・スジョン)は、過去契丹(きったん)から侵略があった時のことを記録として残し、再び攻めてくる可能性があると、将来を備えようとします。

契丹(きったん)の皇帝であるヤユルユンソは病を患っている母を喜ばせるために、「高麗」の侵略を計画します。

民を招待して宴会を開くことにしか興味にない穆宗(モクジョン)の姿に、キム・チヤンは母として厳しくしかるべきだと千秋太后をあおり。。。

一方、ワン・スンが姿を見せないと僧侶たちを全員殺害すると脅すチェ尚宮の言葉に、迷いを見せていたワン・スンは、兵士の一人を説得すると彼の服を借りて隣町に行き、王に手紙を送ります。

自分の命が狙われていることを伝える手紙が、無事王に届くことを願い、、、お寺に戻ってきたワン・スンは、チェ尚宮の気持ちを揺らし始めます。

「この高麗で、ワン・スンを殺害して罰せられないわけ、、、ない。僕が死ぬと必ずその責任を負われることになるだろ」と語るワン・スンの言葉に、彼を殺害することが出来ず、お寺に僧侶たちと共に監禁します。

ワン・スンは早く手紙が王に届くことを望み。。。

一方、王宮では民を招待して宴会が開かれることになりますが、キム・チヤンは王の行動が気に入らないと、王宮に火をつけます。

急いで避難する穆宗(モクジョン)と、自分の命を助けてくれる唯一の人物、「穆宗(モクジョン)」を待つワン・スン(キム・ドンジュン)。

第2話感想

危機を迎えた穆宗(モクジョン)とワン・スン!

自分を助けられる王に手紙を送った後、助けが来るのを待つワン・スンの緊張が伝わるエンディングでした。

果たして彼が考えている助は来るのでしょうか。

穆宗(モクジョン)の母千秋太后は、キム・チヤンに言われた通りに行動するほど、彼にマインドコントロールされているのでしょうか。

王宮内に穆宗(モクジョン)側の人がいない状況で、堕落した日常を送っている穆宗(モクジョン)ですが、今後彼の身に何が起こるのでしょう。

王宮での放火事件は、小さなアクシデントとして終わりそうにないため、興味深いエンディングでした。

個人的には、ワン・スンを演じるキム・ドンジュンの丸坊主姿が、すごく気になりました。目も大きく丸いキム・ドンジュンが丸坊主すると、通常よりも若く見せる気がします。女優のハン・がインに似ているとして、過去注目を浴びていた時もありましたね。

キム・ドンジュンが演じる王様役が久々ですが、面白い展開を繰り広げることになりますね。


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