韓国ドラマ時代劇 あら感

青春越壁 15話・16話 あらすじと感想

青春越壁





青春越壁 청춘월담 2023年放送 tvN 月火 全20話

daisySSさん

第15話視聴率3.785%

第15話あらすじ

事件現場からブレスレットをコッソリ持ち帰ったミン・ジェイ(チョン・ソニ)と世子のイ・ファン。二人がブレスレットを持ち去るのを目撃したキム・ミョンジン(イ・テソン)。

二人はケソンで起きた事件の容疑者と関係があるブレスレットだと説明をすると、キム・ミョンジンを騙すことに成功。

しかし、世子が東宮殿に監禁されていた際に、イ・ファンが姿を見せんなかったことや、内官のミン・ジェイの手が女性の手だったことから、イ・ファンの正体に迫る勢い。。。

一方、世子のイ・ファン(パク・ヒョンシク)は、キム・ミョンジンの弟子チャン・ガラム(ピョ・イェジン)の正体が女性でミン・ジェイの下女だったことを知ります。

ケソンから逃げてきた追われる奴隷の身分だと知ると、ミン・ジェイの側にチャン・ガラムがいることを心配します。

「ガラムが居なかったら、ケソンから逃げることはできなかったはずです。早く無実であることを明かすことですべては解決します」と世子を説得するミン・ジェイ。

持ち帰ったブレスレットを調べていたミン・ジェイと世子は、ブレスレットの秘密に迫ります。

ブレスレットの中心にある飾りは空洞になっており、中には毒が入れられていた。。。。自然と毒が食事中や料理中に混入できる構造。

ミン・ジェイがしていたブレスレットの毒を自然と食べ物に混入させて、犯人は彼女の家族を全員殺害するつもりだった、、、

しかし、ミン・ジェイだけが手をつけなかったことで、生き残り、犯人の計画は一部失敗に終わる。

遺体で発見されたお嬢様は、転売されたミン・ジェイのブレスレットを購入し、ブレスレットに入っていた毒を口にしてしまい死亡したとの結論。

チョ・ウォンボから世子イ・ファンを守るために、王は世子賓を迎え入れるための準備を急ぎます。イ・ファンの強い後ろ盾として左議政ハン・ジュンオン(チョ・ソンハ)の家門を選んだ王、、、イ・ファンはミン・ジェイへの気持ちに気づくも何もできない自分の立場をわきまえる。

ミン・ジェイにプレゼントしようと準備したブレスレットを捨て、、、彼女への気持ちも整理しようとします。世子が冷たく接する理由を知らないミン・ジェイは、戸惑い。。。

一方、継妃の息子ミョンアン大君は食事が取れない状況で、原因はソン家の呪いが怖いから。彼の状況はますます悪くなるばかりで、亡くなった元世子の姿まで見えると言い出します。

「桃を一緒に食べると死ぬってこと、私は知りませんでした」と語るミョンアン大君。継母は急いで息子の口を封じ、、、辺りを確認します。

その時、王が現れる。。。

第15話感想

イ・ファンにとってミン・ジェイの存在の大きさを見せたエピソードが描かれました。

世子として好きな相手と結婚することができない現状を受け入れたイ・ファンは、ミン・ジェイへ気持ちを整理しようとしますが、王様の命令で結婚が近づくと複雑な心境になりそうで、ミン・ジェイを果たして諦めることができるのか、第16話が楽しみです。

ブレスレットの謎が解けたことで、ミン・ジェイの家族がどのように殺害されたのか把握できた一話。幼馴染だったミン・ジェイと彼女の家族を殺すためにシムヨンはブレスレットをプレセントしたのでしょうか。

ハン・ソンオン(ユン・ジョンソク)の従妹が世子のお妃となることが決まり、ミン・ジェイへの気持ちを正直に話すシーンが登場しました。

ハン・ソンオンはやはりかわらずミン・ジェイが戻ることを願っている、彼女が帰るのを待っている様子でした。

ミン・ジェイが内官のコ・スンドルだと気づかず、亡き婚約者を待っていないような発言をしていましたが、これはやはり本心ではなかったです。

今話、ミン・ジェイへの世子の気持ちとハン・ソンオンのミン・ジェイへの気持ちがそれぞれ登場し、、、やはり今後、三角関係へと発展することになりそうですね。

僻村で反乱が起きた際に、ハニャンから従事官たちが派遣されていた事、多額のワイロを受け取っていたことから、テガンに更に真相を調べるよう命じた世子、、、過去のこの出来事が全ての事件と関連がありそうで、その真相が明かされる時が近いですね。

一方、チョ・ウォンボはミン・ジェイの秘密に気づき、彼女が内官に扮して東宮殿にいることを暴露しようとする!?

亡くなったイ・ファンの兄の死に関する真相も少し明かされました。彼を死なせた原因は、ミョンアン大君が渡した桃が原因だったようです。

このことを王には隠しているようで、ミョンアン大君が秘密を発した直後に王が現れ、、、ドキドキするエンディングでした。

第16話視聴率3.242%

第16話あらすじ

ミョンアン大君が桃を渡した秘密は、ハヨン王女と継妃がフォローをしたことで王に伝わることはなく、右議政のチョ・ウォンボからもらった桃をイ・ファンの兄に渡していたことを知った継妃は、政治のために息子まで利用したことに怒りを覚え、チョ・ウォンボへの復讐を誓います。

ミョンアン大君を心配するハヨン王女は、桃のことをミン・ジェイ(チョン・ソニ)に伝えアドバイスを受けようとします。

しかし、世子の婚礼が近いことから兄に心配をかけられないと、ミョンアン大君のことをしばらくは沈黙するよう伝える。

ハヨン王女からイ・ファン(パク・ヒョンシク)の婚礼が近いことを伝えられたミン・ジェイは、彼が結婚をすることに強いショックを受けます。

僻村出身の姉弟の面倒を見てきたマンドクとボクスン夫婦は、オウォルが実の娘であることを明かします。

僻村から逃げる途中、命を失ってしまったオウォルは姉弟の姉の方の親友だったことから、姉弟をほっておけず面倒をみてきたマンドクとボクスン。

一方、テガンを疑い続けるミン・ジェイは、彼を尾行して行動を監察します。あちらこちらと姿を見せるテガンに疑問を抱くジェイ。

チョ・ウォンボの命令でパク・ハンスが殺され、イ・ファンとテガンがパク・ハンスを発見した時には、息をひきとる直前、、、「私たちが僻村で見たのは、白い旗だった」と語り、、、チョ・ウォンボの命令で僻村の人々を虐殺されたことを伝えて息を引き取ったパク・ハンス。

白い旗を立てたにも拘わらず多くの住民は殺害され、ソン家の妻が生き残り、王宮に住んでいることも伝えて亡くなる。

部下を通じてパク・ハンスの言葉がチョ・ウォンボに伝えられ、、、ソン家の妻が誰なのか調べ始めます。

「白い旗」のことを聞かされたイ・ファンは混乱。もしもパク・ハンスの言葉が真実なら、チョ・ウォンボは決して許されない虐殺を行ったことに鳴り、、、

彼が犯した罪を明かすためには王宮にいるとされるソン家の妻を捜す必要がある。

一方、王宮の外に出たテガンはムジン法師を訪ねます。彼から渡された手紙の内容を確認するテガン、、、その内容はハヨン王妃を殺すよう命じるもの。

同じ頃、マンヨン堂ではキム・ミョンジン(イ・テソン)がテガンの正体に疑問を抱きます。

一人のはずが至る場所に出現する、、、「体が一つしかない人がそんなことできる?」の言葉に、テガンが双子の可能性があると気づいたイ・ファンとミン・ジェイ。

「双子だから可能だったのか・・・」、と深刻な表情を見せる世子のイ・ファン。

第16話感想

今話、チョ・ウォンボがミョンアン大君を利用したイ・ファンの兄を殺害したことが分かりました。

継妃は息子ミョンアンが大君を心配し、過去の記憶を全て忘れ、何があって桃のことを口にしないよう注意しますが、いつまでこの秘密を隠し通すことができるのでしょうか。

これまでテガンを疑っていたミン・ジェイですが、彼女の家族が殺害された時、テガンはイ・ファンと共にハニャンの王宮にいた、、、でもテガンが双子だとすればテガンが殺人事件に関連していると言えます。

更にテガンが受け取った手紙には、王女を殺害するよう命じる内容が書かれており、、、今後、ハヨン王女の身に危険が呼ぶことになるのでしょうか。

これまで隠されていた秘密が今話かなり明かされ、エピソードも興味深い展開が多く、スピード感もある展開が描かれました。

最終話のエンディングに向けて、10年前の僻村の事件とケソンで起きた殺人事件まで、、、すべてが関連している?

10年前、僻村で起きた事件は住民を虐殺した事件だったのでしょうか。その信じると知る人物たちはチョ・ウォンボから口封じのお金を受け取っていた?とすれば、、、連続殺人事件は、僻村事件で生き残った人々による復讐劇だと予想することができます。

前話、婚姻が決まりミン・ジェイへの気持ちを整理しようとするイ・ファンの姿が描かれました。

今話では、イ・ファンの婚姻のことを知ったミン・ジェイが強いショックを受けて、お互いへの気持ちが大きくなる二人ですが、現実は二人が結ばれることは難しい。

果たして二人のロマンスはどのような結末を迎えるのでしょうか。また、世子にまつわる呪いの真相は?まだまだ疑問は多く残ります。

今話最も衝撃的なことは、僻村で起きた反乱を主導したとされるソン家(氏)の妻が、生きている事、、、しかも、王宮にいるという点、、、継妃として王のお妃となった王妃が、ソン家の妻の可能性が高いこと!


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