韓国ドラマ時代劇 あら感

青春越壁 1話・2話 あらすじと感想

青春越壁





青春越壁 청춘월담 2023年放送 tvN 月火 全20話

daisySSさん

第1話視聴率4.219%

第1話あらすじ

1年前、狩りの途中で王世子のイ・ファン(パク・ヒョンシク)は、毒が塗られた弓で攻撃を受け、、、右手を自由に使えない。

イ・ファンの腕の問題が王宮内では「世子になるため、兄を殺害したせいで呪われている」との噂が立ち。。。

右議政のチョ・ウォンボ(チョン・ウンイン)は、そんな世子の様子を監視、、、イ・ファンを廃位させる野望を燃やします。

「体の不自由な王など・・・、絶対に即位させてはいけない」と、、、イ・ファンの腕に問題があることを理由に王への圧力をかけます。

左議政のハン・ジュンオン(チョ・ソンハ)はチョ・ウォンボと対立的な立場として、イ・ファンを守ろうとします

イ・ファンの腕が使えない状態であることを明かすのが、チョ・ウォンボの計画。チョ・ウォンボの計画通り、王に代わり王世子のイ・ファンが講武(朝鮮時代の王が実施する軍事訓練としての狩猟大会)を取りまとめることになります。

王世子の親友のハン・ソンオン(ユン・ジョンソク)は、婚礼を控え、、、彼の妻になるミン・ジェイ(チョン・ソニ)の屋敷では結婚式の準備で忙しい中、急いでいる様子の訪問者が屋敷を訪れます。

王宮では、ハン・ソンオンが結婚式を控えたことに、彼の新婦ミン・ジェイとの過去の出来事を語り合う世子とハン・ソンオン。

しかし、後日、ミン・ジェイの家族が全員毒殺され、ジェイが家族を殺害した犯人だと疑われ、、、逃走中との知らせが婚約者のハン・ソンオンに届きます。

ミン・ジェイを殺人犯として告発したのは、ジェイの父ミン・ホスンが養子のように育てたシムヨン(キム・ウソク)。ジェイが家族を殺害しただけではなく、シムヨンとは恋人の仲だと明かします。

その頃、追われる身のミン・ジェイは家族を殺していないことを主張しますが、追われ続けて崖から転落。。。

ハン・ソンオンの父のハン・ジュンオンとミン・ジェイの父ミン・ホスンとは友人で、息子と娘の婚姻を通じて莫大な権力を手に入れる勢力になるはずが、ミン・スンユン一家が死亡したこと知った、二人の政治的な敵たちは安堵。

毒弓のせいで、右腕を動かすことができないことがあるイ・ファンは、3年前、東宮殿で初めて過ごした夜のことを思い浮かべます。何者かがイ・ファン宛に送った「鬼の書」には呪いの言葉が書かれ。。。

一方、チョ・ウォンボはイ・ファンを廃位させた後、王妃の息子のミョンアン大君を世子にする計画であることを隠さない。息子を世子にすることに不安を見せる王妃に、心理面で圧力をかけます。

ミン・ジェヒが家族を殺害したとの知らせに、疑問を持つイ・ファンは、姿を消したジェイに関して調べるよう命じます。

同じく、ジェイに恋人がいたとの噂に疑問を抱くと、恋人と噂される男との関係を調べるよう命じ、事件を調べ始めます。

崖から転落したミン・ジェイの意識が遠のいた時、彼女の名前を呼ぶ父の声、、、力を振り絞って、、、命が助かります。近くの洞窟に身を隠すと、家族が毒殺された時のことを思い浮かべます。

毒殺されるまえ世子が送った密書の存在をジェイに伝えたミン・ホスン。

ジェイは世子からの密書が家族の毒殺と関係があると気づくと、世子に会うために変装してハニャンに現れます。

ハニャンでジェイと再会したチャン・ガラム(ピョ・イェジン)。ジェイの力になりたいと申し出るガラム。。。

運よく講武(朝鮮時代の王が実施する軍事訓練としての狩猟大会)に、舞い込むことができたミン・ジェイ。

狩りが始まるとイ・ファンのあとを追うジェイ。彼に接触する前に、世子イ・ファンに弓を向ける男を発券すると、ジェイは驚きます。世子に弓を向けたのは親友のハン・ソンオン(ユン・ジョンソク)でした。

第1話感想

パク・ヒョンシク主演の超期待作がついに放送開始!

制作前、原作は中国の人気ウェブ小説だと紹介されましたが、中国の原作をもとに韓国時代劇を制作することにネガティブな意見が多いことから、中国のウェブ小説ではなくオリジナルの脚本をもとに描かれるドラマへと変更されました。

予定よりも放送開始が遅くなりましたが、第1話を視聴した結果、面白いです!!主役を演じるパク・ヒョンシクの演技はもちろん、登場する若手女優・俳優のラインアップが新鮮でした。

ヒロインを演じるチョン・ソニの演技に関しては、まだ評価できる段階ではないですが、世子とヒロイン以外にも注目をしたいキャラクターがいるため、今後の展開に期待が高まります。

第1話から注目を引いた展開が描かれた点、第2話から興味深い展開が早速始まる気がします。

呪いが書かれた「鬼の書」の存在が第1話から登場し、これが何を意味するのかと、ミン・ジェイの両親が殺害された事件の真相を探る犯罪捜査ドラマとしての展開される!

第2話視聴率3.572%

第2話あらすじ

幻覚に悩まされるイ・ファン(パク・ヒョンシク)は気を取り直し狩りに集中する。ハン・ソンオン(ユン・ジョンソク)は、弓をイ・ファンに向けるが、彼が狙ったのは王世子ではなく狩りの獲物。イ・ファンはハン・ソンオンを誤解したことに気づき、、、その時、王世子を狙った弓に気づいたハン・ソンオンがイ・ファンを助けます。

一部始終を目撃していたミン・ジェイ(チョン・ソニ)は、自分が犯人だと誤解されそうになると、急いでその場から逃げようと動きます。イ・ファンに捕まると、、、父の名をあげて密書の存在を告げます。

しかし、イ・ファンは密書を送ったことはないと否定すると説明に困るミン・ジェイ。その時、婚約者のハン・ソンオンが近づくことに気づくと顔を隠して、チャン・チスという名を伝えて身元を隠そうとします。

一度見たものはすべて記憶するという驚異的なき記憶力の持ち主のイ・ファンは、彼女がチャン・チスではない理由を述べ。。。

イ・ファンが狩りで捕ったものを確認するチョ・ウォンボは、腕が使えないことを証明するためのチャンスを逃した可能性があると不満そうな表情。

対立する勢力のハン・ジュンオン(チョ・ソンハ)は、結果物を見て大満足の表情を浮かべます。

狩猟大会の最後は、イ・ファンの祝賀文の作成。筆をもつイ・ファンの手に血が、、、突然の出来事に誰が自分を狙っているのか把握できず不安を見せます。

婚約者に正体がバレそうになったミン・ジェイを救ったのは、現れたイ・ファン。父に送った密書のことを言い続けるミン・ジェイに、王は密書を送ったことがないと再び否定。

密書のせいで父を含めて家族が殺害されたことでイ・ファンを責めることになり。。。

イ・ファンはミン・ジェイを逮捕して王宮に連れて行くよう命じ、王宮に戻った世子に冷たい王。ミン・ジェイが現れる20日前、イ・ファンはすべての文書を全て処分した後、、、ミン・ジェイが見たと主張する密書は送ったことがないと主張するとイ・ファンが怒りを見せます。

その時、「鬼の書」を口にするミン・ジェイ。詳しい内容まで語る彼女の姿に、、、感情的になると、「兄を殺していない」と語るイ・ファン。

3年前、イ・ファンを苦しめていた「鬼の書」を燃やしたはずが、1年前、再び「鬼の書」が現れ、右の腕が使えないと、赤い字で書かれた呪いの言葉。イ・ファンは悩んだ末、ミン・ホスンに相談のため手紙を書いていました。

その内容を全て知るミン・ジェイ。ゲソンで起きた難事件を解決したとされるジェイの兄に捜査を任せるつもりだった世子。

しかし、実際に事件を解決していたのは彼女の兄ではなく、彼女自身だった。自分の能力を証明したいと語るミン・ジェイは、イ・ファンを悩ませている現象のからくりを伝え、、、自らそのからくりを証明したイ・ファンの姿を見つめるハン・ジュンオンは、王がイ・ファンではなく、まだ幼いミョンアン大君を王位に即位させる可能性があることに気づき。。。

濡れ衣を着せられたことを証明するためのチャンスが欲しいと語る、ミン・ジェイの言葉に耳を向けない世子に、ジェイはしびれを切らして、、、「鬼の書」のことを口にする。

彼女の突発的な行動に驚くイ・ファンは。。。

第2話感想

世子イ・ファンの秘密に気づいたミン・ジェイ。イ・ファンは、家族を殺した殺人犯として追われる身になったミン・ジェイは、無実を晴らすためには世子のバックアップが必要な状態で、引き下がろうとはせず、世子と堂々と対立姿を見せました。

パク・ヒョンジュンの演技は期待した通りですが、ヒロインを演じるチョン・ソニの演技が、、、少し時代劇のイメージとかけ離れ、登場する度に違和感がありました。

今後、話を重ねていることで、チョン・ソニの演技が時代劇らしくなることを期待したいです。でも、ストーリーの展開は非常に面白いものでした。

これまでケソンで起きた事件を解決していたのが、実はミン・ジェイだったことが分かり、、、イ・ファンと協力して事件を追う犯罪捜査ドラマとしてストーリーが進むことになりますね!

主人公以外のキャラクターとしては、ハン・ソンオン、チャン・ガラムとキム・ミョンジン(イ・テソン)が気になります。

今後事件を解決していくうえで、重要な役割を果たす3人になり、特にキム・ミョンジンを演じるイ・テソンの出演も新鮮です。

王がイ・ファンへの態度が冷たい理由は、彼を世子として認めていないからなのでしょうか。このドラマに登場する王は、身分の低い出身の母を持ち、チョ・ウォンボの後押しを受けて王になったという設定のため、チョ・ウォンボが望む通り、末息子のミョンアン大君を王にする計画のようで、政治的な絡み合いも面白く描かれることになりそうです。

主演のパク・ヒョンシクは期待通りカッコよくて、期待を裏切らないドラマになりそうです!


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