還魂:光と影 환혼: 빛과 그림자 2022年放送 tvN 土日 全10話
neroさん |
第1話視聴率6.719%
第1話あらすじ
3年前の事件で“氷の石”の力を手に入れたチャン・ウク(イ・ジェウク)は、その力を使って都中の還魂人を追っていた。死んだナクスの刀を手に夜な夜な還魂人を退治するウクを見て、人々は彼を“怪物を捕まえる怪物”と呼んだ。
一方、3年前の責任を取って松林(ソンリム)を退いたパク・ジン(ユ・ジュンサン)の代わりに、新たに松林の総帥となった甥のパク・ダング(ユ・インス)。その日、還魂人が鎮妖院(チンチョウォン)の中へ逃げ込むと、それを追っていたダングらは鎮妖院の屋敷の前で足止めを食らってしまう。3年前の事件以降、鎮妖院の院長チン・ホギョン(パク・ウネ)はその扉を固く閉ざしていたのだ。
一瞬の隙をついて鎮妖院に侵入したウクは、石壁に追い込んだ還魂人を倒す。すると、石壁の封印が解かれて奥に道が現れるのだった。その道に沿って中へ進んだウクは、そこで一人の女性(コ・ユンジョン)と出会う。
女性は3年前からずっとここに閉じ込められているという。ここから出して欲しいと頼まれるも、ウクはこれ以上鎮妖院と余計な問題は起こしたくないとそれを断る。すると女性は、ウクを見て「キレイな石を持っているのね」と氷の石の存在を見抜いた。どうしてこんなところに閉じ込められているのかと聞かれ、「存在してはいけないのに、この世に生きていることが私の罪名よ」と女性。その姿に自分自身の姿を重ねたウクは、女性が脱出しやすいよう壁に足場を作ってやるのだった。
氷の石を持つウクの周りには、常に暗く陰気な鬼気がただよっていた。そんなウクを不憫に思い、そのそばを離れることができないキム・ドジュ(オ・ナラ)。松林を離れたジンは新たな趣味である料理に精を出し、庭で育てた食材を使って手料理を楽しんでいた。そんななか、ダングのもとへチン家で近々婚姻話があるという知らせが舞い込む。
チン家の婚姻話とは、他でもない長女の縁談だった。ウクが鎮妖院で会った女性は、なんと3年前にホギョンが探し出したチン家の長女ブヨンだったのだ。一方、ブヨンの存在を知らないダングは、てっきり次女のチョヨン(アリン / OH MY GIRL)の縁談だと勘違いしてしまう。
母ホギョンから婚姻話について聞かされたブヨンは、母が望むのはただ一つ、鎮妖院の院長の座を継ぐ跡取りだと知る。相手がソ氏一家の男性だと聞いたブヨンは、婚姻話が進む前に一目その相手に会いたいと考える。その頃、本家のある西湖(ソホ)城にいたソ・ユル(ファン・ミンヒョン / NU’EST)は叔父のソ・ユノ(ト・サンウ)と共に、3年ぶりに大湖(テホ)城を目指していた。
ウクが作ってくれた足場を使って外に出たブヨンは、船着き場へ向かう。しかし、追手がすぐそこまで迫っていると気付き、慌ててその場を離れるブヨン。そんななか、ブヨンはウクと運命の再会を果たす。ウクに自分がチン家の長女ブヨンであることを明かし、自分と結婚してくれないかと頼むブヨン。母の意に反してウクと結婚すれば、母親が自分を屋敷から追い出すかもしれないと考えたのだ。もちろんウクはそれを一蹴し、その場を後にする。
その後、ジンから鎮妖院の初代院長チン・ソルランほどの神力があれば、自分の中に入った氷の石を取り出せるかもしれないと聞いたウクは、ふとブヨンのことを思い出した。しかしジンは、氷の石を取り出せば死ぬことになると告げる。そんなジンに向かって、「氷の石の力は人々には手に負えないほど強力だから、消し去る必要があるとおっしゃりましたよね?その通りです、僕には荷が重い」とウク。
婚礼服に身を包んだブヨンは、まだ見ぬ新郎のもとへ向かう。ブヨンの相手は、ユルと共にテホ城へやってきた叔父ユノだった。最後までウクが助けに来てくれると信じるブヨンだったが、いつまでたってもウクは現れず…。
諦めて花びらを川に落とした瞬間、水の気がブヨンを運び去る。ブヨンがたどり着いた先にいたのは、他でもないウクだった。
第1話感想
今年6月に放送されて話題を呼んだドラマ「還魂」のシリーズ2作目!
シーズン2となる「還魂:光と影」では、ヒロインをコ・ユンジョンに変更し、全10話で放送される予定だといいます。前作の大ファンとしては、非常に楽しみにしていた作品。本作は前回のシーズン1同様、Netflixを通して日本でもその様子をリアルタイムに視聴することができます。
まずシーズン2の放送にあたって気になっていたのが、ヒロインがチョン・ソミンからコ・ユンジョンに変更された件。前シーズンでは影の刺客ナクスとして登場したコ・ユンジョンが、一体どのようなキャラクターとして登場するのか注目が集まっていました。先週土曜日に放送された第1話では、なんと死んだはずのチン家の長女チン・ブヨンとして登場したコ・ユンジョン!これは一体・・
どういう経緯でナクスがチン・ブヨンになったのか。そして、同じく死んだはずのナクスの身体がどのようにして生き返ったのか。多くの謎に包まれたまま始まったシーズン2。
初回でなんといきなりのプロポーズまで飛び出し、ますますつづきが気になります。
第2話視聴率7.743%
第2話あらすじ
ウクの力によって引き寄せられたブヨンは、「来てくれてうれしい」とウクに抱き着く。ウクと並んで歩くなか、ブヨンは3年前に鎮妖院へ来る前の記憶が一切ないと明かした。そんなブヨンの目をじっと見つめ、そこに青い輝きがないことを確認するウク。かつて目の中に青い輝きを持つ還魂人がいたと話すウクに、「その人も捕まえたの?」とブヨンは聞く。
ウクがブヨンを必要としたのは、ブヨンの神力があれば自分の中に入り込んだ氷の石を取り出してくれるかもしれないと考えたからだった。たとえそれが、自らの死を意味したとしても…。
そんななか、ブヨンが行方を消したと知ったホギョンは麻衣のイ先生(イム・チョル)を訪ねた。実は3年前、死にかけていたブヨンを救ったのは他でもないイ先生だったのだ。暴走する直前、ナクスの魂が入ったムドク(チョン・ソミン)こそが必死に探していた娘のブヨンだと知ったホギョンは、石化して敬天大湖に沈められたムドクの身体を引き上げ、イ先生のもとへ運んだ。
還魂後もムドクが暴走しなかったのは、ブヨンの神力がナクスの魂を制御していたからだという。石化してもなお、微かに息をするブヨンを見て、どうにかして助けて欲しいと頼むホギョン。するとイ先生は、ブヨンの身体を救うにはナクスの魂を救う他ないと話した。それはつまり、肉体をもナクスとなることを指していた。
こうして息を吹き返したブヨンは、自らの魂に合わせて肉体が変化していったのだという。ウクとナクスの関係を知るイ先生はウクに協力を仰いではと助言したが、ホギョンはそれを断り、ナクスとして生き返ったブヨンを塔に閉じ込めて人目につかないようにしたのだ。
ブヨンを屋敷に連れ帰ったウクは、確認したいことがあると話す。そして、鎮妖院から受け取ったランタンを差し出し、特殊な妖力を持つその炎を神力で消して見せろと言った。しかしブヨンは、その炎を消すことができない。実はナクスとしての記憶と共に神力までも失っていたブヨン。ブヨンに神力がないと知ったウクは、屋敷から出ていくよう告げる。
言われた通りに屋敷を後にしたブヨンだったが、その途中で不快な匂いを放つ男とすれ違う。男にまとう怪しい気運に気付いたブヨンは、慌てて来た道を引き返した。男に憑りついた鬼気によって水の中に引きずり込まれてしまうブヨンだったが、そんなブヨンをウクが救出する。その夜、寒気に襲われるブヨンをウクは夜通し看病するのだった。
次の日、ソ家の人間が自分を探していると知ったブヨンは、チソル楼へ向かう。そこでユルと対面したブヨンはその美しさに思わず目を見張るも、自分には心に決めた相手がいると言って婚姻話を断った。ユルから婚礼の相手が自分ではないと聞いたブヨンは、ほっと安堵。改めてウクのもとへ戻ろうとするブヨンだったが、ホギョンの追手に捕まってしまう。
一方、探し人の貼り紙にあった似顔絵がナクスによく似ていると考えたチン・ム(チョ・ジェユン)は、異母姉のホギョンに、万長会の場でブヨンを正式な跡継ぎとして紹介するよう告げた。もちろんホギョンは乗り気ではないが、このままでは鎮妖院を他の家にとられてしまうというチン・ムの言葉に後がなくなってしまう。結局、ブヨンを連れて万長会の場へ向かうホギョン。
その頃、決して消えるはずのないランタンの火が消えていることに気付いたウクは、それを持って自らも万長会へと向かった。皆が見守るなか、壇上に上がるブヨン。すると、ブヨンの前に現れたウクがもう一度炎を消してみろという。
できないと知って立ち去ろうとするウクの手をつかんだ瞬間、ランタンの炎が消えた。これによってブヨンの神力を確認したウクは、ホギョンに向かってブヨンとの婚礼の事実を告げるのだった。
第2話感想
ブヨンはやはりナクスだった!!
気になっていたブヨンの正体が、やはりナクスであったことが明らかとなりました。ムドクこそが娘のブヨンだと知ったホギョンは、敬天大湖に捨てられたムドクの身体を引き上げ、イ先生に助けを求めたのです。すでに石化してしまったムドクでしたが、微かに息があり…。イ先生の力によって再び息を吹き返したナクスは、ホギョンの娘ブヨンとして生きることに。
還魂術によってブヨン(=ムドク)の身体にはナクスの魂が入っていた為、イ先生が救ったのはナクスの魂だったのです。これによってブヨンの身体もいつしかナクスの身体に変化。ナクスの容姿を知る者はいないので、ホギョンはその正体を隠し通せると考えたようです。
しかし、唯一ナクスの正体を知るチン・ムは、ホギョンが連れてきたブヨンがナクスだと気付き…。さらに探し人の貼り紙を見たソイ(ソ・ヘウォン)もまた、その似顔絵に違和感を感じます。
目の前に立つブヨンがかつて愛したナクスだとは知らないウク。肝心のブヨンはナクスであった時の記憶を失くし、さらに神力をも失っていました。神力が戻れば、同時にナクスの記憶も蘇るだろうとイ先生。
果たしてブヨンは、ナクスの記憶を取り戻すことができるのでしょうか。シーズン2も面白い!
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