還魂 (かんこん) 환혼 2022年放送 tvN 土日 全20話
neroさん |
第7話視聴率5.311%
第7話あらすじ
主であるチャン・ウク(イ・ジェウク)の婚礼によって居場所を失くしたら、自分が宮廷で面倒を見てやってもいいとムドク(チョン・ソミン)に言っていた世子。しかし、いともあっさりと自分の誘いを断ったムドクを思い出し、世子はやけ酒をあおります。そんな世子の前に現れたのは、他でもないムドク。どこか様子のおかしいムドクを見て、世子はそれがまやかしであると気付きます。
その頃、同じようにムドクの幻を見たソ・ユル(ミニョン / NU’EST)は、ムドクに何かあったのではとチン家へ。するとそこには、同じくムドクを探しに来た世子コ・ウォン(シン・スンホ)の姿が。
ウクに付きまとうムドクのことが気に入らないチン家の次女チン・チョヨン(アリン / OH MY GIRL)は、自分が割ってしまった陰陽玉をムドクに渡し、お使いを頼んでいました。その後、すべての責任をムドクに被せ、部屋に閉じ込めたチョヨン。部屋を抜け出したムドクは、鎮妖院(チンヨウォン)の扉を開け、中へ。実は鎮妖院の扉は特殊な魔力で封じられており、本来チン家の者でなければその扉を開けることはできないといいます。物陰からその様子を見つめていたチョヨンは、そのまま扉を閉めてしまいます。
しばらくして、ムドクがチン家の家宝である陰陽玉を盗んで逃走したと聞いたウクは、慌ててチン家へ。そこで待っていたユルとパク・ダング(ユ・インス)、そして世子の姿を見て驚くウク。チョヨンの母で鎮妖院の院長チン・ホギョン(パク・ウネ)へ謝罪し、ムドクを探す許可を得るウク。ウクが向かったのは、ムドクが閉じ込められた鎮妖院でした。
1時間だけという約束で、鎮妖院内を捜索することになったウク。ウクにつづき、ユルと世子も同じく鎮妖院の中へ入ります。ムドクの幻を見たと話す2人の話から、幻が鏡を通じて移動したと知ったウク。そこに置かれた通鏡(トンギョン)と呼ばれる鏡の前に立ったウクは、中に閉じ込められたと思われるムドクに向かって声をかけます。
一足先に外へ出たユルと世子は、そこで待つホギョンに通鏡を鎮妖院から出して欲しいと頼みます。しかし、妖気が詰まった通鏡を簡単に鎮妖院の外に出すことはできないとそれを断るホギョン。
鏡を布で覆い妖力を封じたウクは、ムドクに向かって「お前が見えないから、俺も不安で仕方がない。お前に会いたい」と自らの想いを告白します。ウクの言葉を聞いたムドクは、鏡を破壊して外に出ることに成功。
翌日、ウクは改めてホギョンのもとへ向かうと、自分がチャン・ガン(チュ・サンウク)の息子ではないと明かし、チョヨンとの婚礼について破談を申し出ます。一方、鳥かごから脱走した鳥を追いかけるなか、木笛を使って鳥を呼び寄せるムドクの姿を目にしたユル。その瞬間、ユルはムドクがナクスであることに気付きます。
天附官の副官主チン・ム(チョ・ジェユン)から、王に仕える内官と還魂するよう言われたキルジュ(チェ・ジホ)は、このまま無駄死にするつもりはないとナクスの魂が入り込んだムドクを探します。ムドクを脅し、ウクを連れて来るようにと命じるキルジュ。キルジュがウクに還魂しようとしていると知ったムドクは、ウクに別れを告げますが、もちろんウクは受け入れようとはせず。結局、ウクにすべてを明かしたムドクは、キルジュとの約束の場所へ。
ムドクと一緒にその場所に現れたウクは、キルジュと対峙。しかし、未だに気を使いこなせないウクにとって、キルジュの相手をするのはそう簡単ではありません。そんななか、懐から何かを取り出したキルジュは、そのまま還魂術を行い…。
第7話感想
キルジュが還魂の相手に選んだのは、なんとウク・・
第7話のラストでは、還魂術にかかったウクの姿が登場しました。ウクはこのまま、キルジュに身体を乗っ取られてしまうのでしょうか。
今話、新たに明らかになった事実。。なんとナクスの父は、還魂人だったといいます。暴走によって次々と人々を殺めていくナクス父。それを止める為にパク・ジン(ユ・ジュンサン)率いる4大名家の術士たちが現れたのです。幼いナクスにとっては父を殺した仇に映ったことでしょうが、実際はパク・ジンはこれ以上の被害を食い止めるため仕方なく、ナクスの父に剣を抜いたのでした。
ナクス本人(現ムドク)は、まだこの事実を知りません。それまで仇と思っていた相手が実は、誤解だったと知った時、ムドクは一体どんな反応を見せるでしょうか。
そんななか、鎮妖院で見せたムドクの不思議な能力も気になります。鎮妖院を管理するチン家には、チョヨンの他にも長女ブヨンがいました。しかし、ある日こつ然と姿を消してしまったブヨン。この流れだと、実はムドクがブヨンだった…?
ムドクの出生の秘密、ムドクの正体を知ったユル、還魂術をかけられてしまったウク、、次回の展開からも目が離せません。
第8話視聴率6.826%
第8話あらすじ
キルジュがウクに還魂術を行った頃、街の上空には暗雲が立ち込めていました。そしてそこには、還魂術を使ったと思われる印が。空を見上げたホ・ヨム(イ・ドギョン)は、「還魂術か?」と不安げに呟きます。
一方、還魂術によって特殊な空間に閉じ込められてしまったウク。このままキルジュと還魂してしまうかと思われた瞬間、ウクの前に目を布で覆ったムドクが現れます。ムドクのおかげで、ふたたび自分の身体に戻ったウク。目を覚ましたウクを見て、ムドクはそれがキルジュだと勘違い。我を忘れて剣を振り回すムドクを落ち着かせ、ウクは自分が還魂しなかったことを伝えます。
還魂術に失敗し、自分の身体に戻ったキルジュが立ち上がると、ふたたび2人に向かって攻撃を開始。するとキルジュはムドクに向かって、ナクスの父もまた還魂人であったことを明かします。そして、ナクスの父に還魂術をかけたのは他でもなく、チン・ムであったとキルジュ。
その後、最後の力を振り絞ってムドクに攻撃を仕掛けたキルジュは、そのまま逃走。慌ててムドクに駆け寄るウクでしたが、ムドクは自分のことはいいからキルジュを追えと命じます。残されたムドクが必死に痛みに耐えるなか、術士を連れたユルとダングが接近。なんとか2人に見つからないようにと姿を隠すムドク。しかし、逃亡を図るムドクの姿を捉えたユルは、術を使ってその進路を封じます。攻撃を受けてその場に倒れ込んだムドクを見て、ハッとするユル。つづけて駆け付けた術士たちにムドクがウクの侍女であることを説明し、ユルはムドクを安全な場所へ避難させます。そして、ムドクの傷口に手をやり、治療を行うユル。
ムドクに言われた通りキルジュの後を追ったウクは、キルジュが言う本当のタンジュを探すことに。しばらくして、キルジュが向かった先はなんと宮廷。宮廷の中にタンジュがいると知ったウクは、還魂術のせいで暴走を始めたキルジュに向かって剣を抜きます。青い布で顔を覆ったウクは、華麗な剣さばきでキルジュを圧倒。最後にムドクから習った弾水法を使って、キルジュを倒すウク!その様子を見ていた人々は、弾水法の名手であったナクスが、男の身体に乗り移ったのではないかと噂します。
青い布で顔を覆った男が還魂人を倒したという噂は、瞬く間に広まり、ついには宮廷へも。噂を聞いた王妃ソ・ハソン(カン・ギョンヒョン)は、気が気ではないといった表情を浮かべます。実はチン・ムに氷の石(還魂術に必要な石)を渡していたのは、他でもない王妃だったのです。
ウクと世子の決闘が行われる日、会場となる松林の訓練館にはそれぞれの名家の代表と王、そして王妃の姿が。約束の時間が過ぎようとした時、門の向こうに現れたのはムドクを連れたウクでした。
決闘開始が告げられると、両者譲らぬ勢いで激しい攻防が繰り広げられます。そんななか、イ・チョル(イム・チョルス)に頼んで訓練館の2階に用意しておいた壷を確認しに行くムドクでしたが、すでに壷は割られており、中の水は乾いていました。このままでは弾水法が使えないと考えたムドクは、手にした短刀で自らの手の平を斬りつけます。傷口から滴る血をウクに投げ、合図を送るムドク。その瞬間、ウクは弾水法を使って渾身の一撃を仕掛けます。
ウクの攻撃を受け、その場に倒れこむ世子。勝敗がつくと、王妃の指示を受けたチン・ムが、ウクをぜひ天附官で受け入れたいと申し出ます。しかし、ウクが選んだのは天附官ではなく、パク・ジンのいる松林でした。
第8話感想
ついに弾水法を自分のものとし、世子を負かしたウク!
最後の決闘の様子は、まさに手に汗握る展開となりました。松林に自由に出入りが許されるイ先生に頼んで、決闘が行われる訓練館に水の入った壷を置いてもらったムドク。しかし、それを不審に思ったチン・ムは、手下に命じて壷を割ってしまいます。すかさず機転を利かせ、自らの手を切って流れた血を使ってウクに弾水法を使わせたムドク。それにしても、咄嗟の判断とはいえ、ウクの為に自らの血を差し出すムドクに圧倒されました。
一方、ムドクの正体に気付いたユル。キルジュの呪いを受けて苦しむムドクを助けてやったユルでしたが、いつまでその正体を隠し通すことができるのか。。ユル自身も、術士としての自分とナクスを想う気持ちに挟まれ、動揺する様子が見られました。果たして、ユルとムドクの運命とは?
父チャン・ガンに気門を塞がれ、これまでろくな修行をつむことができなかったウク。しかし、ムドクのおかげで弾水法を身に着けたウクは、晴れて松林の術士となります。ついにウクを受け入れることにしたパク・ジン。
そんななか、チン・ムの背後にいる真のタンジュが実は王妃であることが明らかに。てっきり王かな?と思っていたので、王妃だとはビックリしました。松林に恨みを持つ王妃。王妃が持つ氷の石には、還魂術にかかっても石化しないという力もあるようです。もしかすると王妃もまた、還魂人である可能性もでてきましたね。
ここに来て、また一歩スピードアップしたドラマ「還魂」。この勢いだと、全20話もあっという間な気がします。次回はどんな展開が待っているのか、楽しみです!
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