還魂 (かんこん) 환혼 2022年放送 tvN 土日 全20話
neroさん |
第3話視聴率5.288%
第3話あらすじ
ムドク(チョン・ソミン)の機転によって、これまでずっと塞がれたままだった気門を開けることに成功したチャン・ウク(イ・ジェウク)。するとウクは、松林(ソンニム)の総帥パク・ジン(ユ・ジュンサン)に、すべては自分の計画だったと明かします。ムドクはただ、自分の指示に従っただけだとウク。
なんとかパク・ジンの許しを得て、ムドクを繐竹院(セジュク院 / テホ国最高の医療機関)へ運んだウクは、一緒に治療を受けることに。しばらくして、目を覚ましたムドクに「今まで生きて来て、俺に命を懸けた者はお前が初めてだ。」とウク。改めてムドクに師匠になってくれと頭を下げるウクに、条件があるとムドクは言います。ムドクが言う条件とは、2人の関係を誰にも口外しないこと、そして師弟関係は、弟子であるウクが術士の道を極め、ムドクが力を取り戻すまでだというもの。
天附官の副管主チン・ム(チョ・ジェユン)の命令で、ナクスの魂が入り込んだと思われる還魂人を探すキルジュ(チェ・ジホ)。令牌(ヨンぺ)の取引場所に現れた女には、還魂人の証である青色のアザはありませんでした。しかし、キルジュはアザを確認したと嘘をつき、ナクスと入れ替わったと思われる女が間違いなく死んだと報告します。
チン・ムに還魂術を教えたのは、他でもないウクの父チャン・ガン(チュ・サンウク)でした。先代の王に還魂術で身体を乗っ取られた際、弟子のチン・ムに還魂術を伝授したガン。
さっそく修行に取り組むムドクとウクでしたが、これまでロクな修練を積んでいないウクにとっては、そう簡単なものではなく。一方のムドクもまた、慣れない身体に悪戦苦闘。そんななか、偶然ホ・ヨム(イ・ドギョン)がウクの気門を開いた際、10年分の真気を一緒に送り込んだと聞いたムドク。慌ててウクのもとへ向かったムドクは、その腹部に手を当て、気の流れを読み取ります。
毒のせいで瀕死の状態だったウクを救う為、気門を開けた際に自らの真気を分けていたホ・ヨム。そんなホ・ヨムに、パク・ジンはそろそろ真気を回収するべきだと話します。真気を誤って巡らせてしまうと、ウクに危険が及ぶかもしれないとパク・ジン。
ウクの中に漂うホ・ヨムの真気を感じ取ったムドクは、ふたたび回収される前に、真気を自分の物にする必要があると言います。そのためには、適切な呼吸法をしなければならず…。
ホ・ヨムと同じ呼吸法を使うソ・ユル(ミニョン / NU’EST)に接近しようとするムドク。しかし、日頃から警戒心の強いユルに近づくのは、そう簡単ではありません。そんななかユルに怪しまれたムドクは、ユルを慕っていると告白!その頃、ウクはホ・ヨムに好物の酒を贈ることで、呼吸法を盗むことに成功していました。
ホ・ヨムの真気を巡らせることに成功したウクは、改めてパク・ジンに松林で修行に励みたいと申し出ます。しかし、そんなウクを決して受け入れようとはしないジン。実はジンは、ウクがチャン・ガンの子ではないことを知っていました。そしてウクの本当の父親が、亡くなった先王であることも…。ガンがウクの気門をふさいだのは、自分の息子として生かす為だったのです。
ウクにチャン・ガンの剣を渡し、今後一切、松林に出入りすることを禁じるジン。つづいて松林に出入りする為の令牌を返却するよう言われ、失くしたと返すウク。これに激怒したジンは、ウクに杖打ち100回の罰を下すことに。100回の杖打ちを終えたウクは、ムドクに剣を持つように言い、ゆっくりと松林を後にします。
第3話感想
気門が開いたのも束の間、またしても松林から追い出されてしまったウク・・
なぜウクだけがこんな仕打ちを受けるのかと疑問でしたが、今話その謎が明かされました。還魂術で自分と入れ替わった先王との間に生まれたウク。すでに先王の弟が新たな王となり、さらにその息子が世継ぎである世子になった今、ウクの存在は決して表に出てはいけない存在。そんなウクを守る為、ガンは自分の息子として生かそうと考えたのです。
せっかく気門が開いても、松林に受け入れてもらえなければ意味はなく…。今後、ウクがどのように自らの運命を変えていくのか、注目です。
一方、ムドクとユルの間に流れる意味深な空気、、ユルが持っていた木笛は、他でもないムドクと入れ替わったナクスが持っていた物。ユルが落とした木笛を吹くムドク。そんなムドクを見て、ユルは幼い頃のナクスの姿を重ねます。なんにしても、ムドクの正体がバレるのも時間の問題では?と思ってしまいました。
そんななか、ムドクと見つめ合うユルに思わず嫉妬(?)するウク。「この距離で見つめ合ってもいいのは俺だけだ」となんとも可愛らしいウクの嫉妬に、思わず胸キュン。ウクといいユルといい、どちらも魅力的で、間に挟まれるムドクが羨ましいです。
第4話視聴率6.841%
第4話あらすじ
パク・ジンに松林を追い出され、意気消沈しているかと思われたウク。しかし、実際はホ・ヨムにもらった真気を使いこなそうと、1人で修行に励んでいました。そんなウクを見て、驚きつつも感心するムドク。
そんななか、突然身体の熱さを訴えるウク。どうやら杖で叩かれたことによって、真気の巡りが速まったようだとムドクはいいます。真気を使いこなすには、なんとしてもこの熱さに耐えなければならないとムドク。ムドクに言われるがまま、呼吸法を続けながら熱さに耐えるウク。しばらくすると、今度は急な寒気に襲われ…。ぶるぶると震えるウクの身体を、ムドクはそっと抱きしめます。
翌朝、ムドクが目を覚ますと、そこには父チャン・ガンの剣を手にするウクの姿が。激しい熱さと寒さに耐え抜いたウクでしたが、未だにその剣を抜くことはできません。「俺はこの剣を抜いて、松林に入りたい。これは虚勢かな?」と話すウクに向かって、「それは虚勢ではなく気勢だ。決してくじけるな、チャン・ウク」とエールを送るムドク。そんななか、ウクのもとへ現れたのは、世子コ・ウォン(シン・スンホ)でした。
ウクが持ち帰ったナクスの剣を取り返しに来たと話すウォンでしたが、父ガンの剣も渡せと言われ、困惑するウク。ただでさえ自分がガンの息子ではないと噂する者が多いなか、父の剣まで失えば立場がないと話すウク。するとコ・ウォンは、勝負をして勝った者が剣を手にすることにしようと言います。
コ・ウォンの申し出に応じることにしたウク。しかし、気門が開かれたとはいえ、まだ真気を操ることができないウクに、勝算はなく…。追い込まれたウクを見て、ムドクが割って入ります。ムドクのおかげで勝負に勝ったウクでしたが、納得のいかないコ・ウォンは、ムドクに向かって剣を振りかざします。その瞬間、チャン・ガンの剣を抜くウク!
剣を抜くことに成功したウクでしたが、上手くコントロールすることができません。剣に振り回され、コ・ウォンに向かって突進していくウクを見て、慌てて助けに入るソ・ユル(ミニョン / NU’EST)ら。同じくその場にいたチン・チョヨン(アリン / OH MY GIRL)のおかげで、なんとか事なきを得た一同。
その後、さっそくチャン・ガンの剣を持って松林へ向かったウクは、改めてパク・ジンに松林で修行させて欲しいと頼みます。ウクが剣を抜いたと知って一瞬驚くジンでしたが、すぐに右腕の封印に気付きます。ジンの指示で封印が解かれると、なんとジンに向かって剣を突き刺すウク。さらにウクが世子と剣を交えたと知ったジンは、ウクを密室に閉じ込めろと命じます。
密室で2人きりになったジンは、ウクに平凡に暮らすつもりはないかと尋ねます。なんとしても自分を術士から遠ざけようとするジンに、ショックを隠せないウク。するとジンは、「お前はチャン・ガンの息子ではない。お前はトファが不貞を働いてできた子だ。だから父親のように何かをしたいという夢は、捨てろ。」と伝えます。ジンの言葉に、ウクはただ茫然とすることしかできません。
その日以降、すっかり心を閉ざしてしまったウク。そんなウクに腹を立てたムドクは、「何もしようとしない弟子は必要ない。」と一言。
そんななか、松林の総帥パク・ジンのもとへ送られた、ウクに対する世子からの果たし状。決闘に応じない場合、ウクを天附官へ引き渡すようにとチン・ム。このままではウクが危ないと知ったユルは、パク・ダング(ユ・インス)と共にウクを密室から連れ出します。
ユルとダングに見送られて、ウクと一緒に船に乗り込んだムドク。するとムドクは、自分が暮らしたサリ村ではなく、ナクスが修練を積んだタニャン谷へ行くと告げ…。
第4話感想
密室に閉じ込められたウクを連れ出し、タニャン谷へ向かうムドク!
タニャン谷は他でもなく、ムドクに還魂した影の刺客ナクスが暮らしていた場所。そこで本格的な修行が始まることになりそうです。果たしてウクは、自らの運命を受け入れ再び立ち上がることができるでしょうか。
今話もテンポよくストーリーが展開していき、見応え抜群でした。普段あまり予告は見ない方ですが、ついつい続きが気になって次回予告まで見てしまうほど。
今話、新たに登場したのは王の世継ぎである世子コ・ウォン。ウクに対していきなり決闘を申し出るなど、暴君キャラなコ・ウォンですが、なんだか憎めない(笑)今後、世子とウクがどのような関係を築いていくのか、注目です。
そんななか、ウクに出生の秘密を明かしたパク・ジン。ウクの為にも、なんとか術士の道から遠ざけようとするジンでしたが、周りからあれこれ言われれば言われるほど、意志を固めていくウク。しかし、今回ばかりは相当応えたようで、涙を流すウクがなんとも切なかったです。。
自分がチャン・ガンの息子ではないと知ったウク。しかし、肝心の父親については明かされず。自分の本当の父親が誰か知ったとき、ウクはどんな反応を見せるのでしょうか。次回の展開も楽しみです!
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