韓国ドラマ時代劇 あら感

赤い袖先 11話・12話 あらすじと感想

赤い袖先





袖先赤いクットン (そでさきあかいくっとん) 옷소매 붉은 끝동 Red Sleeve 2021年放送 MBC水木 全16話

第11話視聴率12.8%

daisySSさん

第11話あらすじ

王はこわばった顔でイサンの母である惠嬪(へビン)ホン氏に近づき、母の身に危険が及ぶと知ったイさんは、熱されたこてを握り、、、すべては自分のせいだと母をかばいます。その直後、誰の計画だったのか気づくとイサン(イ・ジュノ)の表情が変わります。

王は宴会場を去り、王妃キム氏(チャン・ヒジン)はケジャンと柿を出したのが、ファワン王女(ソ・ヒョリム)だと気づくと、王妃である自分の立場を危険にしたとファワン王女に怒りの言葉を浴びせます。最も多くの愛情を受けていることを鼻にかけた王女の態度に、実の息子である思悼世子(サドセジャ)を死に追いやったのが王自身だったことを気づかせる王妃の言葉に、ファワン王女は不安を見せます。

イサンの火傷を心配するソン・ドクイム(イ・セヨン)はイサンを心配し火傷に付ける薬を準備し、ホン・ドクロ(カンフン)に渡します。しかし、イサンに薬を渡すこともドクイムが心配していることも伝えることなく、イサンからのドクイムへの伝言も伝えない。

宴会場での出来事以降、イサンと会えない時間を過ごすドクイムは彼の言葉心配で、涙を見せます。彼が額にキスした夜のことを思い浮かべると、イサンへの自分の気持ちの大きさに気づきます。しかし、ソ尚宮はドクイムのイサンへの気持ちに気づくと、後宮になることを拒むドクイムの気持ちが理解できない、、、ドクイムは多くの後宮の一人になりたくない、自分だけのイサンにならないことを知ることから、彼が王に即位できるよう力になりたいと願います。

クァンハン宮に監禁されていたパク尚宮から、イサンを確実に即位させることができる文章が存在することをドクイムに伝えます。自分の背中に掘られた「明」が金縢之詞(クムドゥンジサ:英祖がイサンを即位させると約束した秘密の文章で、王の印がおされた物)の在りかを示す手がかりだと気づくと、惠嬪(へビン)ホン氏を訪れ、文章の存在を伝えます。

自分の命と引き換えに息子が王になる約束をもらった思悼世子(サドセジャ)は、金縢之詞を安全な場所に隠すため、手がかりを3つに分けていたことが分かります。一つはパク尚宮が持っていたフィヤン(頭にかぶる防寒具)、二つは惠嬪(へビン)ホン氏に送った指輪、三つは信頼できるドクイムの父が娘に残した背中の文字。ドクイムの兄は、ドクイムの背中にかかれた文字の秘密を惠嬪(へビン)ホン氏には語ることなく、妹に伝えます。

王はイサンに宴会場での出来事の背後に惠嬪(へビン)ホン氏がいたと認めるよう圧力をかけます。しかし、最後まで母の無実を訴え、すべての罰を自分が受けるとの姿勢を変えないイサン。ホン・ドクロ(カンフン)は、このままではイサンが廃位される可能性があると同徳会(イサンの秘密組織)のメンバーたちを集めます。そのことを知ったイサンはホン・ドクロに失望。同徳会の名簿を手に入れた尚宮ジョ氏(パク・ジヨン)は、次の計画を進める準備に取り掛かります。

兄の言葉に自分の背中に掛かれた意味を知ったドクイムは、急いでイサンに金縢之詞(クムドゥンジサ:英祖がイサンを即位させると約束した秘密の文章)の存在を伝えようと駆け付けます。王に呼ばれ急いで向かうイサンは、ドクイムが伝えようとする言葉を聞く時間がなく、「心配するな」との言葉を残し、道を急ぐ。

左議政ホン・ジョンヨを通じて尚宮ジョ氏(パク・ジヨン)が入手した同徳会の名簿が王に渡り、イサンが反乱を計画したと誤解する王、、、イサンに剣を向ける。

第11話感想

イサンに王位を継承させると約束した文章である金縢之詞(クムドゥンジサ:英祖がイサンを即位させると約束した秘密の文章で、王の印がおされた物)が存在したことが、明かされました。ドクイムの背中に書かれていた「明」の字は、一つの字を意味するのではなく、「日」と「月」を意味していました。

ドクイムは伝えようとした言葉をイサンに伝えることができず、イサンは祖父である王から命を脅かされる状況でヒヤッとするエンディングを迎えました。

イサンの力になりたいと、再び王妃キム氏(チャン・ヒジン)に力を貸して欲しいとお願いするドクイム。イサンを助ける理由がないと語る王妃を説得し、ドクイムのお願いを受け入れる王妃。王妃を動かす名分を明らかにしたことで、危機を迎えたイサンを再び王妃が助けることになるのか、次の話もハラハラする展開になると予想。

毎話、期待通りのストーリー展開が描かれ、ドキドキ!ハラハラ!が続きます。

第12話視聴率13.3%

daisySSさん

第12話あらすじ

便殿では認知症を患う王がイサン(イ・ジュノ)を思悼世子(サドセジャ)だと勘違いしている状況、、、イサンが王の異変に気づくと、涙を流し、、、自分はイサンだと告げます。正気に戻った王は自分の病状がひどくなったことに気づくと、絶望。

王妃キム氏(チャン・ヒジン)が便殿に姿を見せると、金縢之詞(クムドゥンジサ:英祖がイサンを即位させると約束した秘密の文章で、王の印がおされた物)が存在することを告げます。その時、尚宮ジョ氏(パク・ジヨン)は、すべてはドクイムの嘘だと告げ、便殿から出されそうになった時、恐れることなく王に声をかけるドクイム。

雷が鳴り響き、、、王は「あの日も雷が・・・」と恐る恐る語る。文章が隠された場所を思い出して欲しいと語るドクイムの言葉に、王が動きます。便殿に飾れている「日月 五峰図:日と月と5つの峰を描いた朝鮮王朝の絵」から金縢之詞を取り出す王。

息子の命と引き換えに、イサンは必ず即位させると約束したことを思い出し、思悼世子(サドセジャ)を死なせたことを後悔する王は、涙を見せます。王はファワン王女(ソ・ヒョリム)を呼ぶと王の印鑑である玉璽(ぎょくじ)をイサンに渡すよう命じ、イサンに王位を譲ります。

尚宮ジョ氏(パク・ジヨン)はイサンが王になると、クァンハン宮のメンバーたちの名前がのった名簿を自ら処分。宮女たちを守るために証拠を残さない尚宮ジョ氏は、姪のカン・ウォルヘ(ジウン)に宮女を守れるのは王ではなく、宮女同士だと伝え覚悟を決めます。

ドクイムは夜遅くまでイサンが心配で彼を待ちます。慌ただしい一日を送ったイサンは、ドクイムが自分を心配したことから、彼を待つ彼女の前に姿を見せ。ドクイムはまずイサンの手の火傷の状態を確認します。そんなドクイムを見つめるイサンは、「君の僕に対する気持ち、僕の君に対する気持ちは・・・あとで・・・」と語ると、ドクイムへの告白の言葉を心に秘め。

その頃、便殿には王と尚宮ジョ氏(パク・ジヨン)、、、すべての計略の背後に尚宮ジョ氏がいたことが明らかになり、若き頃、王の後宮だった尚宮ジョ氏は計画が失敗すると王の前で自害する選択を選びます。

病状が悪化した王は、息子思悼世子(サドセジャ)を思い浮かべながら、イサンの寄り添う形で息を引き取り、朝鮮22代王になったイサンは忙しい時間を過ごすことになります。先王が亡くなった3年後、宮女として側でイサンをサポートするドクイムに、宮女としてではなく、愛する女性ドクイムと家族になりたいと告白イサン。

第12話感想

ついにイサンが即位!

金縢之詞が隠されていた場所はドクイムが予想していた場所でした。彼女の語りに王は記憶を取り戻し、金縢之詞が発見されたことで、すぐさま王は譲位を決意します。認知症が悪化していることを自覚したことから、一刻も早くイサンに王位を継承させる決意をした王。その背景には、息子を犠牲した悲しみがあったのでしょうか。

第12話は予想した以上にスピード感ある展開で、エンディング、イサンは世子ではなく、正祖(チョンジョ)として即位した姿が登場しました。多忙な時間を過ごすイサンの側を守るドクイムの姿が描かれ、煎じた薬をイサンに渡す最後のシーンでは、胸キュン!

ドクイムへの想いを心に秘め過ごしてきたイサンは、先王が亡くなって3年が過ぎるとついにドクイムにプロポーズの言葉を伝えます。「ドクイムと家族になりたい」と語るイサンの言葉がどのプロポーズの言葉よりも甘く、ロマンチックに聞こえました。ドクイムは平和な王宮での生活を望むようで、果たしてイサンのプロポーズになんと答えることになるのでしょう。

これまで通りに宮女としてイサンを支えたいと言い、彼の気持ちを再び断ることにならないことを願いますが、どんな展開になるのか予想することができないです。

尚宮ジョ氏(パク・ジヨン)は若き頃、王の後宮だったことが分かりましたが、結局、王は尚宮ジョ氏を女性として愛することはなかったのでしょうか。王が生涯愛した女性は、暎嬪(ヨンビン)李氏だったことから、王宮で宮女として生き残るために、尚宮ジョ氏には他の選択肢がなかったのか、少し切なかったです。

イサンを廃位させる計画の失敗を認め、ミスから自害した尚宮ジョ氏の姿は予想外でしたが、宮女たちの秘密組織のトップとして選んだ選択だったと思うと納得のいく最後でした。彼女の姪カン・ウォルヘ(ジウン)がまだ生きていることから、クァンハン宮が再び復活して今度は王になったイサンを攻撃することになりそうです。

今後はイサンとドクイムのロマンスに重点を置いた展開が描かれることを願って!!

赤い袖先 13話・14話 あらすじと感想

赤い袖先 全話あらすじと感想 キャスト・相関図 視聴率

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