韓国ドラマ時代劇 あら感

赤い袖先 1話・2話 あらすじと感想

赤い袖先





袖先赤いクットン (そでさきあかいくっとん) 옷소매 붉은 끝동 Red Sleeve 2021年放送 MBC水木 全17話

第1話視聴率5.7%

daisySSさん

第1話あらすじ

幼い宮女のソン・ドクイム(イ・セヨン)は得意な話術を使って仲間の宮女たちに小説を読み聞かせ、お金を稼ぐことに執着。彼女が目標とする100両を貯めるために、小説を読み聞かせる理由は、ハニャンから追放された兄の身分を買うため。

宮女たちを厳しく取り締まる提調尙宮チョ氏 (パク・ジヨン)は、ソン・ドクイムと宮女たちが小説に没頭していると厳しく罰する姿勢を見せます。仲間たちを守るため、勇気を出すソン・ドクイムの言動が気に入った提調尙宮チョ氏は、その夜、ドクイムに特別なお仕事を任せます。亡くなった暎嬪(ヨンビン)李氏の所へ夜中に一人で弔問を行くことを命じられると、ドクイムは一人目的地に向かいます。

その頃、祖母の暎嬪(ヨンビン)李氏への最後の挨拶をするため、内緒で東宮殿(王世孫の宮殿)を抜け出したイサン(イ・ジュノ)は、急いで亡き祖母の場所に向かいます。祖父で王様の英祖(ヨンジョ)から、暎嬪(ヨンビン)李氏を祖母して認めた時から罪人の子孫となることから、王位を継承するにあたり支障となることを告げられ、育ったイサン。

道に迷ったドクイムを途中見つけたイサンは、自分の身分を隠し王世孫に使われている者だと名乗ると、目的地まで同行します。門の前に到着したイサンが入るのを迷う様子を見たドクイムは、イサンと共に塀をこえて中に入ります。

過去、祖母の暎嬪(ヨンビン)李氏に酷い言葉を浴びせたイサンは、祖母に許しをもらう前に彼女が亡くなったことに酷く悲しむ。その姿にドクイムは優しい言葉で傷ついたイサンを慰めます。ドクイムの言葉に彼女の名前を聞こうとした時、英祖(ヨンジョ)が現れてイサンは急いでその場から離れます。しかし、ドクイムを発見した英祖(ヨンジョ)は、幼いドクイムを発見すると、暎嬪(ヨンビン)李氏のことを思い浮かべると、彼女との思い出話を始めます。

純粋だけど真っすぐな眼差しで自分の話しに耳を向けるドクイムが気に入った英祖(ヨンジョ)は、ドクイムに目標があるのかを尋ねます。「キレイな字が書ける人になりたい」と返事するドクイムに暎嬪(ヨンビン)李氏が直接書いた本をプレゼントします。

提調尙宮チョ氏 (パク・ジヨン)のお使い(お仕事)を終えたドクイムに、宮女として最後まで王宮に残れる方法は王の女になることだと、意味深げなアドバイスを聞かされたドクイム。後日、偶然イサンが禁止された本を持っていることを王に伝え、王を怒らせイサンを廃位させるとの計画を語る宮女達の会話を耳にしたドクイムは、急いで東宮殿の図書館に向かうと読むことも所有することも禁じられた本を発見。

屏風の後ろに隠れますが、必ず本を探すよう命じる言葉を聞くと、「お前の母は奴隷だ」と書かれたページを破り、本をホン・ドクロ(カンフン)に渡します。本が東宮殿の図書館で発見されたことを知った王は激怒、、、しかし、肝心なページが破り捨てられているのを確認すると、イサンから説明を聞かされます。ページを破り捨てた理由を聞いた王は、イサンの考えに感動し、事件は無事に一段落する。

ドクイムがページを破り捨てたことを知らないイサンは、ホン・ドクロ(カンフン)のおかげで命拾いしたことを感謝し、彼に心を開くようになります。その後、幼い宮女のドクイムを捜し出そうとするイサンは、王の命令を破って祖母に最後の挨拶をしたことがバレると、身に危険が及ぶと母から聞かされるとドクイムを探すことを諦めます。

時間が経ち、成長したドクイム(イ・セヨン)は時間に遅れ道をショートカット、、、途中、滑り落ちそうになった時、誰かに助けられる。彼女を抱きかかえたのは、、、成長したイサン(イ・ジュノ)!

第1話感想

除隊後、カムバックとなるイ・ジュノ主演の最新ドラマ!

2021年は時代劇復活の年と言えるほど、話題作の放送が続き、放送前から話題になったドラマがついに放送を迎えました。主人公を演じるのはイ・ジュノとイ・セヨンです。全17話編成のため、子役が出演するストーリーは、第1話で終わり、第2話からは本格的にイ・ジュノとイ・セヨンのストーリーが描かれることになります。

第1話からスピード感のある展開が描かれ、面白かったです。トキメキのある甘い時代劇ロマンスが好きな方、実在した王様が登場するドラマが好きな方、ドラマ「イサン」が好きな方は絶対に楽しめるドラマになると思いました。

女官と尙宮が登場する時代劇が好きな方も楽しめるストーリーになっていると思います。ドクイムと世子イサンの初めての出会いから数年が経過し、偶然再会した二人のロマンスがどのように描かれるのか、楽しみです。ドクイムがイサンの殿閣に所属する宮女だったにも拘わらず、これまで二人が出会うことがなかったという点が、王宮という独特な場所の特徴をあらわしているようで、宮廷ロマンスへの期待も高まりますね。

ドキドキするエンディングが描かれた第1話でした。

第2話視聴率5.6%

daisySSさん

第2話あらすじ

虎が出没し被害者が出たことで世子のイサン(イ・ジュノ)は部下を連れて、調査に出かける。時間に追われ急いで目的地に到着するためにショートカットを使って移動していたソン・ドクイム(イ・セヨン)は、足を踏み外しイサンとぶつかる。イサンがソン・ドクイムを受け止めたと思った瞬間、二人はその先にある池に落ちてしまいます。

ソン・ドクイムは反省文を書くように命じられ、反省文で彼女の行動が許されると安堵するドクイムに、仲間の宮女たちは難色を見せます。

東宮殿の書庫(図書室)で働くドクイムは、子供の時の目標通り、お金をためるために小説の読み聞かせだけではなく、書き写しの仕事までやっている。写書くことを依頼された本の内容が難しく行き詰った時、世子イサンが勉強する声を聞きます。彼が読んでいる解読しているのは、ドクイムが写している内容。彼の解読にヒントを得て書き写しを進め。。。

王に即位することは出来ないだろうと脅迫する手紙を受け取ったイサンは、警戒心が働き、偶然訪れた書庫(図書室)でドクイムが書き写している内容を確認すると、彼女を疑います。しかし、彼女が書き写しをしていたことを知ると、怪しい人物が現れなかったのかを確認。

イサンは自分が世子であることを明かすことなく、自分を兼司書のホン・ドクロだと紹介します。相手が王子だとは知らず、傲慢なホン・ドクロの態度にイラつきを感じたドクイムは、堂々と自分の考えを伝える。

反省文を書いて提出したソン・ドクイムは、一度で許しが下りると自信を持ちますが、反省文を呼んだイサンは書き直しを命じます。その時、反省文の字を見たイサンは書庫(図書室)で働く宮女が自分を池に落とした宮女と同一人物だと知ると、彼女が提出する反省文を次から次に書き直すよう命じ、、、何が問題なのかが分からないドクイムは、書庫(図書室)に現れた世子を、兼司書をだと誤解したままで自分の反省文の問題点の指摘をお願いします。

「虎」に関して調べてみるのはと提案されたドクイムは、書庫にある虎に関する文献を調べ始めます。世子にとって一番の悩みである虎の出現問題を解決する手助けをしいたドクイム。

虎が王宮に向って進んできていることを知った世子のイサンは、にあることをお願いする。

「お前が得意な読み聞かせをしてくれ・・・」と頼み、イサンを見つめるドクイム。

第2話感想

第1話に登場した子役たちの演技もよかったですが、イ・ジュノとイ・セヨンの見せるケミカル(相性)が第2話から登場し、この二人の関係がどのように発展していくのか興味深いです。ドクイムは相変わらずお金をためるために小説の読み聞かせや書き写しを続け、その腕前もアップしたことが分かります。

偶然、ドクイムが小説を読みきかせするところを目撃した世子のイサン(イ・ジュノ)

は、リアルな彼女の描写に心を奪われたように見えました。しかし、彼女が読んだ小説の内容を聞いたイサンは、幼い頃、暴力的だった父のことを思い浮かべ、表情が暗くなります。悲劇的な死を迎えた父と、常にイサンの即位を阻止しようとする動きがあったことから、気を許すことが出来ず生きてきたイサンの気持がよく反映されたエピソードだと感じました。

多くの人の命を奪った虎を退治することに専念するイサンに重要な情報を提供したドクイム、、、読み聞かせを辞めろと語っていた彼が、逆に彼に小説の読み聞かせを始めるようお願いする??どんな展開へとつながるのかワクワクします。

子役出身のイ・セヨンはこれまで多くの作品に出演していますが、最も注目を浴びる作品となったのが「月桂樹洋服店の紳士たち~恋はオーダーメイド!~」。その後も多くの作品に出演していますが、子役出身とある高い演技力に加え、時代劇にとても似合う顔立ちをしていると個人的に感じました。

アイドルグループ2PMのメンバーでありながら俳優として2017年放送された「キム課長とソ理事」を通じて演技力を認められたイ・ジュノが世子のイサン役を演じています。2018年に放送された「脂っこいロマンス」や2019年の「自白」を通じて演技力の高さを見せましたが、時代劇にも拘わらず全く違和感もなく、役に馴染んでいます。

最も激動的な人生を歩んだイサンが題材となったドラマということで、過去に放送された「イサン」をイメージしていました。しかし、予想していた以上にドキドキする点が多い、ロマンスドラマという印象を受けた第2話でした。

イサンが即位するまでの困難な時期が長かったことを考えると、単純な宮廷ロマンスドラマではなく、歴史的な背景や出来事を加え続けることが期待され、2021年を代表するロマンス歴史ドラマと言えるでしょう、まだ始まったばかりですが・・・。

赤い袖先 3話・4話 あらすじと感想

赤い袖先 全話あらすじと感想 キャスト・相関図 視聴率

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