花郎(ファラン):ザ・ビギニング 화랑: 더 비기닝 全20話
第20話 視聴率 7.9%
marikoさん |
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第20話 あらすじ
「お前を頭の中で何度も殺した。唯一の友を殺した奴だから。だけどお前が王じゃないことを願っていた」と言う、ソヌ。するとサムメクジョンは刀を捨ててしまう。「俺を切って終わるなら、切れ。しかしまた違う者が権力を握り、同じことをするだろう」と言うサムメクジョン。ソヌは、サムメクジョンのブレスレットを切り、「互いに行く道が違うから、これで終わりにしよう」と言う。「次に会う時は、敵として会うのか」と言うサムメクジョン。
スホは、ジソ皇后の側近が茶に毒を入れているのを見る。ジソに茶を飲まないように言うが、ジソは聞かない。ジソは毒を入れられているのを知っていたのだ。血を吐いても、医者は呼ぶなと言うジソ。
サムメクジョンはアロを人質として王宮に閉じ込める。さらにサムメクジョンは、花郎を掌握しようとしていた。花郎たちを集め、「私が見たお前たちは、弱かった。しかしこれから私はお前たちを強い花郎に変える」と言い放つ。しかし、そこにソヌがやってきて、「花郎は自由な存在だ。王を受け入れるかどうかは、花郎が決める」と言い返すのだった。
その後、スホから茶のことを聞いたサムメクジョン。側近を殺すように命じ、ジソに茶を飲み続けた理由を聞く。「守りたいものがあるなら、運命を生きなければならないのだ」と答えるジソ。サムメクジョンは、初めて母の思いを知るのだった。
サムメクジョンが王を譲位される日。パク・ヨンシルが異を唱える。ソヌを王として迎えるというのだ。そこへ、ソヌが花郎たちを引き連れ入って来る。部屋に緊張が走るが、ソヌは「王に忠誠を示せ。真興王(サムメクジョン)万歳!」と叫ぶのだった。そしてパク・ヨンシルの首に刀を突き付け、「王の命を狙った代価を払え」と言い放つ。ソヌとサムメクジョンが刀を向け合った日、ソヌはサムメクジョンに「俺が妨害者を排除すれば、お前は理想の国をつくることができるのか」と聞いていたのだ。ソヌを失望させないためにも、必ず新羅を変えると誓う、サムメクジョン。
倒れたジソ皇后は、虫の息となっていた。内診したアンジ公は、もうジソが長くないことを知る。ジソはアンジ公に「話がある」と手を掴むが、アンジ公は手を振りほどいて出て行こうとする。しかしスホがアンジ公を止め、アンジ公はジソの最期を見届けるのだった。
事態が落ち着き、サムメクジョンはアロに手紙を送り、閉じ込めたのはアロを守るためだったと謝る。そして、ソヌの元へ行けと命じるのだった。
時は経ち、スヨンとパルリュはスヨンの家で隠れて会っていた。パルリュの家は、パク・ヨンシルのせいで落ちぶれた状態。スヨンの父が反対するのは当然だと言う、スヨン。パルリュはしょげてしまうが、そこにスヨンの父が入って来る!
一方、ふたたび多易書で小遣い稼ぎに励んでいるアロ。ソヌはサムメクジョンを助けて仕事に勤しみ、アロを寂しがらせていた。アロが1人で拗ねるなか、久しぶりにソヌが帰って来る。ソヌはアロにプロポーズをし、2人はキスをするのだった…。
第20話感想
意外な展開が連続した最終回でした!ソヌは周りをだまして、サムメクジョンの味方をしていたとは、粋な計らい!パルリュとスヨンが無事に恋路を守ることができたのも、ホッとしました。ドラマを振り返ると、ハンソンとマンムンが死んでしまったのが残念でしたね。最終回では、兄タンセが花郎になっている姿が映りました。
本作は時代でいえば歴史ものですが、ジャンルとしては青春ドラマのような感じで、友情や恋を信じる若者のみずみずしさが描かれたドラマでした。歴史ドラマとしては、珍しいテイストだった気がします。
真興王(サムメクジョン)は実在の王ですが、本当に王にソヌのような頼りになる友がいたとしたら素敵ですよね。ジソ皇后も、真意が分からなくなってしまう時もあったのですが、最終的に息子想いの母という結末になって良かったです。
若者に人気がある俳優・アイドルが多数出演した本作。彼らの活躍と成長を感じられるドラマでした!
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[生年月日] 1973年6 |
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