花が咲けば月を想い 꽃피면달생각하고 2021年放送 全16話 KBS
第15話視聴率5.3%
daisySSさん |
第15話あらすじ
イ・シフム(チェ・ウォンヨン)の部屋を探っていたナム・ヨン(ユ・スンホ)は、王の部屋で見たものと同じ茶器を発見。しかし、カン・ロソの父カン・ホヒョンとイ・シフンの接点を明確にできない状況。質問を続けるナム・ヨンの言葉を軽く交わし、ナム・ヨンはイ・シフンが「ジャンナビ」だと気づきます。
父が残した日誌から手がかりを発見したカン・ロソ(イ・ヘリ)は、「ジャンナビ」や「毒」に関して十分な情報を得る。カン・ロソもイ・シフムが父を殺害した「ジャンナビ」だと気づきます。
父が残した日誌の中に、ソンヒョン世子を毒殺した毒に関する手がかりが残されていると予想するロソは、その手がかりとなった人物たちが消されたと予想すると、ナム・ヨンとロソはすべてを王に伝えることを決意します。しかし、父の死を明かすことで世子イ・ピョ(ビョン・ウソク)にも影響が及ぶことを恐れたロソ、、、妥協点を探し始める。
王イ・ガン(チョン・ソンイル)に真実を伝える前、イ・ピョにすべてを打ち明けたナム・ヨン。このことが明かされるとナム・ヨンとカン・ロソの命が危険にさらされると、既にイ・シフムの悪事を知っていたことを話すイ・ピョ。
正体がバレたことに気づいたイ・シフムは、ナム・ヨンは牢獄に入れると、ロソを拉致します。ソヒョンの死の真相が明かされます。ソヒョン世子、イ・シフムとカン・ホヒョンは友人で、新しい世の中をつくる夢を持っていた仲。権力を手に入れるため禁酒令をイ・シフムが提案しますが、民の苦しみを理解するソンヒョン世子は禁酒令を反対、、、殺害される。
王にすべてを告げる上疏文を事前に準備していたナム・ヨンは、その上疏文を託し、ハン・エジン(カン・ミナ)の協力で王に伝えられ、ソンヒョン世子の死の真相を知ります。イ・シフムに自害を命令する王。しかし、王が倒れ意識を失い、、、イ・シフムは自害することなく世子イ・ピョをたてに権力を手に入れる。
これ以上、伯父に関与することを拒むイ・ピョはナム・ヨン(ユ・スンホ)とカン・ロソ(イ・ヘリ)を王宮から逃がすため、王妃ヨン氏に協力を求めます。二人を無事に王宮から逃がすことに成功するとイ・シフムは怒りをイ・ピョにぶつけ、「必ず二人を殺す」と宣言。
カン・ロソとナム・ヨンはイ・シフムを直接攻撃することができず、彼が経営する酒造元を攻撃し、禁酒令を撤廃するために動き出します。同じ頃、ロソの兄カン・ヘスとケ・サンモクも同じ酒造元を襲い、兄と再会するカン・ロソ。
第15話感想
イ・シフムの明かされる過去、、、彼がヌンサン君を裏切った理由が明かされました。ヌンサン君の娘と恋に落ちたイ・シフム。そのことを知った父ヌンサン君が娘に名誉を守るため自害することを命じ、、、イ・シフンの一方的な恋心だったと訴え、彼女に裏切られたイ・シフムは自分を守るためにヨン・ジョムンの誘いにのり、ヌンサン君を裏切ったことが分かりました。
今話、イ・シフムとシム・ホンの関係がもしかすると親子の可能性があり、驚きのある展開が続きました。崖から落ちたシム・ホンは生きていました。妓生ウンシムが今度もシム・ホンを助け、彼を看病する過程で、シム・ホンの体に「申」の字がほられた理由が明かされ、彼の父にも同じ「申」がほられていることが分かり、イ・シフムとシム・ホンが親子関係なのか否か、興味を刺激する楽しいストーリー展開!
個人的にイ・ピョとハン・エジンのロマンスの行方が気にある中、イ・ピョが叔父イ・シフムに協力したことを知ったハン・エジン、、、正しくない判断だったとイ・ピョを非難する姿が登場!ますます好きになるキャラクターです。主人公たちのロマンスだけではなく、イ・ピョとハン・エジンの関係が発展するのを見るのも楽しいです。
10年前、ソンヒョン世子を毒殺した真犯人を知った王様。彼が使っていた茶器は毒を持っている成分で作られていたようで、イ・シフムの計画通り、王が意識を失いました。このまま王が命を引き取ることになると世子のイ・ピョが即位し、結局は伯父イ・シフムが権力を握ることになる?王位をイ・ピョから奪う危険な状況へとなるのでしょうか。
しかし、過去の出来事の真相を知ったカン・ロソとナム・ヨンが協力して、イ・シフムの権力に立ち向かうため本格的に動き出します。最終話では、再びお酒を自由に飲める世の中へと変わり、ロソとナム・ヨンのロマンスも幸せなエンディングを迎えることになるのでしょうね!
最終話を前に、今話はメリハリのある面白い展開が描かれました。
【豆知識】パク・ウンソクが特別出演しています。
第16話視聴率5.9%
daisySSさん |
第16話 (最終回)あらすじ
カン・ロソと再会した兄カン・ヘスは、10年前の記憶を思い浮べます。お寺に向かうと語っていた父の表情が暗かったことを思い出す。マンウォル寺に到着したナム・ヨン(ユ・スンホ)とカン・ロソ(イ・ヘリ)は、お寺の中に飾られた絵に手を伸ばすと、中にロソの父が書いた日誌の一部を発見します。
破りとられた日誌の中には緑の顔料が毒だと記載されていることから、王が使っていた陶器を思い浮かべるナム・ヨン。王が倒れ計画通りに権力を握ったイ・シフム(チェ・ウォンヨン)は、妓生ウンシムが行首を務める妓房でお祝いの席を設けます。シム・ホン(ムン・ユガン)がイ・シフムの息子だと気づいたウンシムは、10年間シム・ホンを利用した挙句、彼を自ら殺そうとしたイ・シフムが許せず、現れたイ・シフムに剣を向ける。
ウンシムの看病を受けて意識を取り戻したシム・ホンが事を知ると駆け付け、ウンシムを阻止する。イ・シフムはシム・ホンの入れ墨を確認すると、自分の実の息子であることを否定。シム・ホンはウンシムを連れてハニャンから去り、静かな生活を送りたいとお願いします。しかし、イ・シフムの部下により殺害されたシム・ホン、、、ウンシムは死んだシム・ホンを追って命を絶つ。
カン・ロソとナム・ヨンは、イ・シフムを揺らすための計画を実行します。大量のお酒を製造すると、ハニャンの人々にお酒を配り、禁酒令を犯す人が増えたことでコントロールができない状況へと陥ります。この状況をカン・ロソとナム・ヨンの計画だと気づいたイ・シフムは、隠れている二人を逮捕するため、ハニャン内に軍を派遣。しかし、ロソとナム・ヨンの本当の計画は、王宮を守る軍が二人を捜すために動員された隙に王宮に侵入すること。
伯父イ・シフムの権力は自分が王宮からいなくなると手に入れることができないと気づいたイ・ピョ(ビョン・ウソク)は、玉璽(王の印)を王妃に渡すとハン・エジン(カン・ミナ)と共に王宮を出ます。イ・ピョにとっては母の命を守るための選択でもあった。
禁酒令を維持するために見せ締めとして違反した人を処刑にする計画のイ・シフム。黙って犠牲者を出すことができないカン・ロソが声を上げ、禁酒令の矛盾点を指摘しますが、権力を持ったイ・シフムは、待ってく聞く耳を持たない。
その時、王妃の命令で動いた軍はイ・シフムを逮捕します。堂々とするイ・シフムの前に、王が現れ、、、彼の側にはキョン濱イ氏(アン・シハ)の姿が。。。兄から毒がある茶器を使ってゆっくりと王を殺害するよう命じられるも、王を殺すことができなかったキョン濱。王はイ・シフムに処刑を命じる。
ナム・ヨンは隠されていたカン・ロソの父が残した日誌の一部をイ・シフンに渡します。渡された日誌の裏を確認したイ・シフンは、友人だったカン・ホヒョンが残した言葉を見つめると、彼との思い出を浮かべ、、、処刑される。
1年後、王妃が王子を出産したことから、世子の座からおり大君として自由な生活を生きるイ・ピョ。クムガン山の観光に出かけようとすると、男装して現れたハン・エジン(カン・ミナ)に笑顔。カン・ロソへの愛の気持ちを詩的に伝えるナム・ヨン、、、しかし、彼とは違いストレートに自分の気持ちを伝えるロソは、言葉よりもキスでナム・ヨンのプロポーズに答える。
第16話(最終回)感想
ストーリーの流れがスムーズで、アクションシーンも登場する予想以上に楽しかったフュージョン時代劇!
何度も命を失う危機を迎えながらも生き延びたシム・ウンですが、あっという間に命を奪われて、ウンシムまで彼のあとを追う、悲しい恋の結末を迎えたのは、少し残念でした。でも、その他のキャラクターたちは幸せな結末を迎えることで、最終話ではホッとさせられました。
明るく強いだけではなく、行動力まであるヒロインのカン・ロソのキャラクターも魅力的で、最後まで大活躍する姿に満足のいく最終話でした。兄イ・シフムの命令に背き、王の命を助ける選択をしたイ・ピョの母。
王妃が王子を出産したことで王位継承者から自由な身になり、大君としての生活を楽しむイ・ピョの姿も印象的でした。絶対に惚れされると語っていたハン・エジンの言葉通り、イ・ピョは彼女と恋に落ちる展開!主人公たちのロマンスよりも気になっていたイ・ピョとハン・エジンが迎えた幸せなエンディングに、個人的に大満足の時代劇でした。
こんな視聴しやすい時代劇が増えることを願います。
花が咲けば、月を想い 全話あらすじと感想 キャスト・相関図 視聴率
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