私の国 나의나라 【韓国放送期間】2019年10月4日~
第9話視聴率4.594%
quetalsurinoさんより |
第9話あらすじ
ソ・フィ(ヤン・セジョン)放った二つ目の弓もイ・バンウォン(チャンヒョク)に命中し、倒れます。急いで駆け付けたナム・ソノ(ウ・ドファン)の目の前でイ・バンウォンの部下の剣がソ・フィを狙う。既に手遅れだと気づきナム・ソノはフィを助けようとしますが、イ・バンウォンの部下に阻止され、、、ソ・フィと共に捕まります。
ナム・ジョン(アン・ネサン)は、フィが命令通りに動いたことを知らされるとイ・バンウォンの屋敷に向かい、毒が広がり危篤な状況にあると医員から聞かされると、隠していた本性を見せます。イ・バンソクを王に即位させ自分の思い通りに動かすと。。。毒のせいで身動きできないイ・バンウォン。その後、ソ・フィのもとに向かうと、妹ヨンを助けるため自害するよう求めます。約束を必ず守るよう伝えると、渡された剣で自害したフィ。
ナム・ソノは倒れていたフィの姿に涙を見せますが、ナム・ジョンの部下に頭を打撃されそのまま自宅に運ばれます。意識を戻すと、ソ・ヨンが危険だと知り彼女のもとに向かう。しかし、すべての記憶を取り戻したヨンは、兄ソ・フィの命を助けて欲しいとソノにお願い。絶望したソノは翌日ヨンを連れて、逃げる決心をします。
翌日、ヨンを連れて逃げるソノは、父の部下に囲まれヨンの命を守り切れない。。。その時、パク・チドたちが現れ、ヨンを助けます。
王宮では八男イ・バンソクが世子として選ばれる儀式が始まりますが、イ・バンウォンが現れず、父イ・ソンゲは不愉快な表情を見せた時、遅れて王宮に現れたイ・バンウォン。過去父イ・ソンゲを殺害する陰謀を計画した者が自分を殺そうとしたと語ると、裏切り者としてナム・ジョンの名前をあげます。動かぬ証拠は、12年前に消えた通(トン)と、前夜、ナム・ジョンの命令でイ・バンウォンを殺害するよう命じられたソ・フィ自身が動かぬ証拠。ナム・ジョンは逮捕されることになります。
毒を塗った弓のせいで死んだはずのイ・バンウォンと自害したはずのソ・フィが生きていた理由は、ナム・ジョンの命令を受け隠れ家に戻ったフィがイ・バンウォンを発見すると、これまでの計画を正直に話します。初めからフィのターゲットはイ・バンウォンではなく、ナム・ジョンだったこと。その証拠として父が残した通(トン)とソソル(チャン・ヨンナム)から受け取った通(トン)を証拠に見せ。12年前の出来事を目撃したカンゲに証言をさせる。ナム・ジョンを騙して彼の計画を暴き、妹ヨンを助けるため、芝居をしたイ・バンウォンとソ・フィ。
ソ・フィは妹ヨンとの涙の再会を果たします。
王宮ではイ・バンウォンの殺害を命じたのが神徳(シンドク)王妃だと語るナム・ジョンの言葉に、王イ・ソンゲは迷う様子。神徳(シンドク)王妃は、幼い王子たちを守るため、イ・バンウォンを殺すようナム・ジョンを利用するしかなかったことを王に伝え、ナム・ジョンの釈放を求めます。
イ・バンウォンが族兵(兵士)を増やしているとの報告を受けた王は、息子イ・バンウォンへの恐れを隠せず、警戒するためナム・ジョンに新たな命令をくださいます。イ・バンウォンに立ち向かうことを禁じ、神徳(シンドク)王妃と世子との距離を置くよう命じる。牢獄から出たナム・ジョンは親軍衛を連れ、ソ・フィの命を奪うため、隠れ家に向かう準備を進めます。
一方、危険を知らせるために隠れ家に向かったナム・ソノは、父が率いる親軍衛(軍)が向かっていることを知らせると、一緒にいたヨンとハン・ヒジェ(キム・ソルヒョン)を先に逃げします。しかし、馬に乗って現れた親軍衛(軍)にヨンが刺され、倒れる。。。
第9話感想
イ・バンウォンとソ・フィの命を懸けた本気の戦い!
ナム・ジョンを騙すため毒を飲んだイ・バンウォン。自害を求められることを知り事前に知っていたソ・フィは、ナム・ジョンを騙すため、血の入った袋を忍ばせていたにも拘わらず、深く差して本当に気を失う程のほんきぶりがカッコよかったです。
堅実なソ・フィの姿に彼の父ソ・ゴムを思い浮かべるイ・バンウォン。しかし、彼の父がイ・バンウォンにとって、良き師匠であり父のような存在だったこと、二人の関係に関しては明かすことはありませんでした。
ヤン・セジョン、チャンヒョク、ウ・ドファンとアン・ネサンの熱演に、あっという間に一時間が過ぎちゃった。特に、チャンヒョクのカリスマある姿に圧倒させられました。話の流れが本当に面白くて、政治の話しが多く登場する時代劇でも、こんな風に描くと難しくて時に退屈になりがちな政治的な動きが分かりやすく面白くなるんだと、感心しました。
幼い王子たちを守ろうとする神徳(シンドク)王妃と、生き残りをかけた戦いとなるナム・ジョン、王イ・ソンゲのイ・バンウォンへの恐れなどが描かれました。最後まで妹を守るため一生懸命だったソ・フィの目の前で、妹がナム・ジョンの部下に剣に命を失ってしまう切ない展開へと進むのでしょうか。
ソソル(チャン・ヨンナム)のあとを継いで妓房のイファルの行首になったハン・ヒジェ。ナム・ジョンをターゲットにして動き出しましたが、予想していた以上にナム・ジョンは戦略家でした。結局釈放されたナム・ジョンの代わりに、イ・バンウォンと対立する相手として王イ・ソンゲが選んだのはナム・ソノ。
これでナム・ソノとソ・フィの命がけの対立が本当に始まることになる???ソ・ヨンはこのまま命を落としてしまうことになるのでしょうか。切ないエンディングでした!
第10話視聴率4.874%
quetalsurinoさんより |
第10話あらすじ
ソ・ヨン(チョ・イヒョン)は兄ソ・フィ(ヤン・セジョン)の胸の中で最後の言葉の残し引きを引き取ります。息を引き取る寸前まで、想いを寄せいているナム・ソノ(ウ・ドファン)を待ち続けていたヨン。。。しかし、息を引き取った後到着したナム・ソノ(ウ・ドファン)は彼女の死を悲しみます。
父と妹の命を奪ったナム・ジョン(アン・ネサン)のもとへ向かうソ・フィは復讐を誓います。ナム・ジョンの屋敷、部下を斬りつけナム・ジョンを狙おうとした時、ソ・フィは体の異変に気づきます。自害するよう渡したナム・ジョンの剣に毒が塗られていたことから、徐々に毒が体中広がっていることを語るナム・ジョンは、フィに剣を向けます。その時、現れたイ・バンウォン(チャンヒョク)によって助けられたフィ。毒が広まったフィを必ず助けるよう部下に伝えるイ・バンウォンはソ・ゴムとの過去を思い浮かべると、恩師の息子ソ・フィに特別な感情を持ちます。
治療のおかげで意識を取り戻ったソ・フィは、妹ヨンの葬式を準備し、神徳(シンドク)王妃は持病が進行し、命が長くないことに気づきます。王位をめぐる勢力争いで、ナム・ジョンのみ神徳(シンドク)王妃をサポートし、情勢はイ・バンウォンに向き始め、、、危機を感じた神徳(シンドク)王妃は幼い王子たちの命を助けるため、イ・バンウォンを訪ねます。ひざまづいてお願いする王妃にイ・バンウォンの反応は冷たく、王子たちの命が彼の手によって奪われることに気づいた王妃は何もできない現実に静かに涙を流す。
その頃、妓房のイファルの行首妓生ソソル(チャン・ヨンナム)も息を引き取り。。。
6年後の1398年、神徳(シンドク)王妃は既に他界、成長した王子イ・バンソクに王位を継承させるために注力するナム・ジョンは、イ・バンウォンの勢力が大きくなると、攻撃を受ける前に王から譲位を受けるよう計画します。ワイロとして準備した金が刺客によって奪われる出来事が続きます。
そのことに焦るナム・ジョンは犯人を見つけ出すよう命じ、雨の夜、再び準備した金を狙われ、阻止するためナム・ソノが現れます。近づく足音に気づいたフィがロウソクを消し、暗闇の中で始まったフィとソノの戦い。お互いに相手が確認できない暗闇の中、始まった戦い。しかし、途中ソノの表情が変わり、その隙に攻撃を受けたソノ。結局相手を確認できず、再び金を奪われてしまう。ナム・ジョンは王族たちに渡す金を奪われ、多くの味方を失うことを心配。
ソソル(チャン・ヨンナム)が亡くなって以来、集まった情報の通(トン)を管理し、行首としてイファルを経営してきたハン・ヒジェ(キム・ソルヒョン)は、偶然、ソ・フィと道ですれ違います。お互いに気づきながらもただ目で見つめるだけの二人。。。
金を奪われ焦るナム・ジョンのもとに金と共に手紙が届きます。ナム・ジョンは手紙に書かれた時間と約束場所を確認すると、指定されて竹藪に向かいます。ナム・ジョンを待っていたのは、ソ・フィ。
第10話感想
ナム・ソノが変わった!ソ・フィも変わった!
ソ・ヨンの死、、、切ない気持にさせられた第10話でした。伝えられなかったソ・ヨンの気持ちは、彼女が残した刺繡を通じてナム・ソノに伝わりました。ソ・ヨンの死を悲しくナム・ソノの震える声に悲しみが伝わり、ドラマの前半は切ない気持でいっぱいになりました。彼女の死を機に、ナム・ソノが変わった!今後はブラック化したナム・ソノが見られるのでしょうか。6年後のキリッとして暗い感じのナム・ソノも素敵でした。
何度も命を落とす困難を乗り越えられたのは妹のためだったソ・フィにとって、ソ・ヨンの死は、これまでも本気だったけど、すべてをかけてもナム・ジョンへの復讐を果たすきっかけとなったようです。バガボンドのような姿と、剣を扱う能力が更にパワーアップした様子。これまでとは違い相手の心理を把握し、戦略を立てる程まで成長したソ・フィ。
フィとソノが戦うアクションシーンはいつものアップテンポの音楽に合わせ、本格的!武術を一緒に練習してきた二人だったので、暗闇で相手は見えなくても、ソノは相手がフィの可能性があることに気づいた様子でしたが、刺客を目撃した女性の証言に完成したモンタージュを確認すると、やはり、ソ・フィ。フィとソノが対決する日が近づいているようで、ソノが傷つくのは避けたいです。
イ・バンウォンの兄で四男のイ・バンガンも登場し、本格的な王子の乱が描かれることになるのでしょうか。6年後、ナム・ジョンの前に再び現れたソ・フィは、どんな計画でナム・ジョンへの復讐を果たすことになるのか、面白い!
「六龍が飛ぶ」も面白かったけど、個人的には、ロマンス中心の話ではないこのドラマが、ここ数年間放送された中では、一番好きな本格アクション時代劇です。
特にウ・ドファンが素敵!
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