王になった男 왕이 된 남자 全16話 2019年放送 tvN 朝鮮時代
第9話視聴率 6.899%
quetalsurinoさんより |
第9話 あらすじ
王になることを決心したハソン(ヨ・ジング)は、王妃ユン・ソウン(イ・セヨン)が作った刺繍入りの筆入れを誕生日プレゼントにもらうと、喜びを隠せず。刺繍の内容がソウンの恋の告白と一致することに気づくと、ついにハソンもソウンへの気持ちを伝えます。ハソンが発した言葉に恥ずかしそうな表情を浮かべる理由は、ハソンが眠っていると思って伝えたソウンの言葉通りだったから。お互いへの一途な気持ちを確認した二人は、幸せそうで。。。
一方、危機感から大妃(チャン・ヨンナム)と手を結ぶことになったシン・チスは、新しい王としてジンピョン君を選択、反逆を企み始めます。御眞畵師(オジンファサ/王の肖像画を担当)から王の肖像画を手に入れたシン・チスは、「王に瓜二つの道化師が王のふりをしている」とのメッセージと共に、肖像画を街に貼り出す。このことはハソンにまで伝わり、イ・ギュ(キム・サンギョン)はしばらくの間、ハソンに警戒するよう注意します。
シン・チスはキム上宮(ミン・ジア)に、王の肩に傷があるかを確認するよう求め、キム上宮はチョウ内官が席を外したすきにハソンに睡眠薬を飲ませると、王の寝室に忍び込み、肩の傷を確認する・・・と、驚きます。王が偽物であれば傷はないはずなのに、眠る王の肩にはしっかり傷跡が。必ず王が本物のイ・ホン(ヨ・ジング)なのかを確認するため現れる人物がいるはずと予想したイ・ギュの計画でチョウ内官をわざと外させた。
眠っているはずの王が目を開け、まるで本物の王のように荒れた姿を演じるハソンは、キム上宮を問い詰め始めます。キム上宮を利用してシン・チスが反乱を企んだことを裏付けようとしますが、シン・チスは既にキム上宮が失敗したことに気づいていて、シン・チスの屋敷に入った後、姿を消してしまったキム上宮。
「大同法」の施行が以前失敗した理由をチョウ内官に尋ねるハソン。権力を持つものは土地を多く所有する者、最も土地を多く所有するのがシン・チス。土地を多く持つ者に課税されることから、反対が強かったことを知ったハソンは、シン・チスらを排除するため、新たな税制の「大同法」の施行を早めるために、動き始めるイ・ギュと共に動き始めます。
ピリピリする王宮内での生活を支えるのは、王妃ソウンへの気持ち。ハソンは、気持ちを書いた手紙をソウンにおくり、ソウンへの気持ちを告白します。その後、振り始めた雪の下でそっとキスする二人。
第9話 感想
ハソンとソウンがとてもラブラブでした。ハソンが演じるイ・ホンが登場するシーンでは、圧倒されるほどの緊張感と共に、ヨ・ジングの見せた演技はやっぱり期待を以上でした。今話は始まりも、終わりもドキドキする恋モード!
韓国では月・火曜日の二日間放送されるため、個人的な意見としては、偶数のつく話はインパクトが弱いものやいまいち話が進展しない場合が多々ありますが、話の展開ははやく面白かったです。この勢いで話が進んで欲しいですね。
これまでと違い、お互いをかばい合う王と王妃の仲睦まじい様子を確認した大妃。大妃がこれまで王妃に出していたお茶は、妊娠さえないためのものだったようで、何も知らない王妃は、今話でも大妃に出されたお茶を飲んでいました。シン・チスの命令で動いていたキム上宮が姿を消したのは、シン・チスに殺害されたからでしょうか。御眞畵師も殺害、王に顔がそっくりのハソンの存在に気づいた男も殺害されましたね。御眞畵師が描いた王の顔が意外にカッコよくて、驚きました。「風の画師」
シン・チスはハソンに妹がいることを知ると、ダルレを捜し始めます。一方、イ・ギュも行方が確認できないダルレを捜しているので、どちらが先にダルレを見つけるかに、今後の話の展開も変わってくるのかと、予想します。ただ、ダルレのせいでハソンの正体がバレないことを願います。
王になることを決心したハソンですが、まだ本物の王イ・ホンが毒殺されたことに気づいていないようで、今後、王の死を知った時に感じるハソンの気持ちが気になりますね。理由はどうであれ、大義のために本物の王を毒殺したイ・ヒョンの行動は、反逆の一つ。すべての責任を負う決心をしたとはいえ、果たしてこのドラマのエンディングはどんなものになるのでしょう。
ちなみに、オリジナルの映画では、王が王宮に戻り、反乱を起こそうとした人物たちを暴いていくエンディングでした。ドラマは映画とは違い、王イ・ホンが第8話で毒殺されたので、オリジナルとは違うエンディングになるでしょうが、ハソンとソウンの恋が悲しいエンディングを迎えそうな気がして、なんとか幸せな結末を迎えて欲しいですね。
第10話視聴率 8.240%
quetalsurinoさんより |
第10話 あらすじ
雪の降る中、お互いへの気持ちを確認し、キスをしたハソン(ヨ・ジング)と王妃ユン・ソウン(イ・セヨン)。二人は堂々と手をつないで王宮内を散歩する。。。しかし、二人の仲睦まじい様子を目撃した都承旨イ・ギュ(キム・サンギョン)の表情が険しく変わります。
ハソンとソウンの関係が気になるイ・ギュは、二人きりになると、ハソンに厳しく忠告する。王妃にとっては、ハソンはハソンではなく、王イ・ホン(ヨ・ジング)に過ぎないこと。王の代わりになることを決心したなら、王妃との距離を維持することを告げます。しかし、ソウンへの気持ちを抑えきれないハソンは、すべてを打ち明けることを考え始め、イ・ギュはどんなことがあっても王妃ソウンにハソンの正体を明かさないよう、釘をさします。
顔が王に瓜二つの広大がいることが知れ渡り、妹ダルレは兄、ハソンを探すため、ウンシム(チョン・ヘヨン)の元を訪れる。偶然近くでダルレを発見したイ・ギュは、彼女とハソンの安全を守るため、ダルレをお寺に戻らせます。
ハソンの存在を隠すためにダルレを捜していたイ・ギュは、ウンシムを通じてダルレが滞在していたお寺に戻るよう伝えます。しかし、その様子をシン・チスのスパイが目撃していました。すぐにシン・チスはダルレをとらえるために、彼女が滞在中のお寺を探すように命じる。
一方、王妃への気持ちが整理できないハソンの悩みは解決できず、ハソンができることは、王宮内で彼女と出会わないよう避けることだけ。。。
イ・ギュのアドバイス通り、税制改正の「大同法」を京畿道(キョンギド)から開始することを命じると、地方官僚を抜粋する試験で、両班(ヤンバン)に限らず、庶孼(階級社会だった朝鮮時代、妾の産んだ子で、出世に制限があり、身分として両班のような特権のない特殊な階級)にも試験を受ける機会を与えることを命じます。シン・チスをはじめとする両班を含め、儒学者たちからの反対も起きる中、ハソンは意思を曲げることなく王命として突き進め、能力があるものの低い身分との理由から、出生の道がなかった者たちへの道を開きます。
ハソンとのロマンスにときめくソウンは、ハソンを驚かせるため、こっそり気持ちを伝えた手紙を書庫に置きに入ります。書庫である物を発見したソウンはショックを受けた表情を見せ、これまでの王の行動を思い浮かべ。。。彼女の手紙を読んだハソンは勇気を出してソウンに秘密を打ち明ける決心をします。しかし、ハソンを発見したソウンの口から「お前は誰?」と問われると、ハソンは沈黙してしまう。
第10話 感想
王イ・ホンとハソンが別人だと気づいてしまった王妃ソウン!
いつまでも続きそうだったハソンとソウンのロマンスは、これで終わってしまうことになるのでしょうか。お互いへの気持ちが通じ合ったと思ったら、ハソンが打ち明ける前に、ハソンが偽物だと気づいてしま事になるとは、予想外。自ら打ち明けるチャンスを失ったハソンの悲しい表情に切ない気持ちになりました。様々な展開があったけど、結局は最後のシーンしか頭に残らない。。。
ソウンがハソンの正体に疑問を持つことになったのは、ハソンが字を練習した紙でした。残された字が、王イ・ホンのものとは違っていたことに気づきます。ソウンは以前ハソンから手紙を受け取っていたはずなのに、あの時には何故気づかなかったのか気になりました。手紙はハングルで書かれていたから気づかなかったのと、ハソンとの恋に夢中になっていたから?結果的に、王が王でないことに気づいたってことでしょうね。
ハラハラする展開が描かれてきましたが、これまでで一番、緊張する終わり方。ソウンの問いにハソンは、本当のことを打ち明けることになるのでしょうか。それとも、正体を明かさず王イ・ホンのふりをすることになるのか、別の意味でドキドキする展開が続きそうです。
これまでソウンとハソンが一緒に映るシーンでは決まって流れていた主題歌が切ないものだったので、もしかすると二人の恋は幸せではなく、悲しいエンディングを迎える可能性もあると心配していました。今話の流れからすると、やはり悲しい結末を迎える可能性もあるってことでしょうね。
両班の権限を抑制するような政策をとるハソンに、シン・チスはますます新しい王を立てる計画を進める。そのためには、王がイ・ホンでないことを証明する必要があり、広大ハソンの妹ダルレを必死で捜すシン・チス。ダルレが身を隠しているお寺まで探し出しました。でも、イ・ギュの方が一歩早かった!シン・チスが到着する前に彼女をチュ・ホゴル(イ・ギュハン)の家に隠すことに成功。
でも、まさか兄が王のふりをしていると知らない妹ダルレのせいで、ハソンが危機を迎えることになるのでしょうね。
今でも涙を流しそうなソウンに、ハソンはどう答えるのでしょうか?
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