王になった男 왕이 된 남자 全16話 2019年放送 tvN 朝鮮時代
第5話視聴率 8.053%
quetalsurinoさんより |
第5話 あらすじ
ハソンの肩に傷を負わせた都承旨イ・ギュ(キム・サンギョン)は、気絶したハソンを内密に王宮に運びます。王のふりをするのであれば完璧になるべきと語り、ハソンが回復するまで絶対に誰にも会わせないよう、チョ内官に注意を払うよう伝える。しかし、キム上宮や左議政のシン・チスは、異変に気づき、毎日王の元を訪ねることに。
シン・チスが強引に王の部屋まで押し掛けると、困った表情を見せるチョ内官。その後、王を心配して訪れた王妃、 ユン・ソウン(イ・セヨン)のおかげで、ハソンとチョウ内官はその場を乗り切ることになります。
しかし、王宮内で撤退的な立場のもう一人の人物、大妃も異変に気づいたのか、王を訪ねる。王妃ソウンが一緒にいることに気づくと、不満を王妃にあらわし、ハソンはソウンを守ろうとする・・・その後、ソウンはハソンの看病を自らはじめ、彼のために薬を煎じたり、身のまわりの世話をします。一方、キム上宮から、王イ・ホンと王妃ソウンの仲睦まじい様子を聞かされたシン・チスは、キム上宮に二人をさらに監視させる。
王妃ソウンは、忌晨祭(年忌に行う追悼行事)を迎え、救恤米(災難や飢餓に苦しむ民のために使われた米)を準備する必要があることを告げ、その方法を悩みます。ハソンはシン・チスに救恤米を準備するよう命じますが、王の要求に応じる意思は全くなく、税金を上がるように申します。そのまま引き下がることのないハソンは、イ・ギュのアドバイス通り、戶曹判書に相談します。地方官僚たちが横取りしている貢納状況を把握する必要があり、そのためには朝鮮一、計算が上手なチュ・ホゴル(イ・ギュハン)という人物を見つけ出すことを提案します。身を隠して生活するチェ・ホゴルを見つけ出したイ・ギュ。一緒に新たな朝鮮を作り直そうと提案するイ・ギュを断ったチェ・ホゴルを説得したのはハソンでした。しかし、王の命令で、貢納状況が調べていることを知ったシン・チスは身の安全を感じ、動きだす。。。一方、シン・チスに協力的だったキム上宮が大妃を訪れると、大妃から悩みを解決してもらえるかを持ち掛けられます。
その頃、イ・ギュは何者かに襲われるチェ・ホゴルを目撃し、王宮ではハソンがイ・ホンに成りきるため勉強に励みます。ハソンに薬を渡しに彼を訪れた王妃ソウンは、眠っているハソンを発見するとそっとキスします。
王が眠っていると思い気持ちを告白する王妃ソウン。しかし、ハソンは眠ったふりをしているだけだった!
第5話 感想
王妃の突然の告白にドキドキするエンディングでした!
ハソンが眠っていると思った王妃の切実な告白とキス。でも、ハソンは眠ったふりをしただけで、彼女の告白をすべて聞いてしまいます。第5話では、心身が弱った本物の王、イ・ホンの代わりに、ハソンを朝鮮の王にしようとするイ・ギュの動きがありました。ハソンが刺されたところが、胸元だと思ったら肩だったので、命に別状はなかったです。
王に瓜二つのハソンを発見し、ハソンの真っすぐな性格に希望を持ってしまうことにイ・ギュを演じているのは、2016年放送された「チャン・ヨンシル」で朝鮮第4代王の世宗(セジョン)を演じたキム・サンギョンです。2008年放送された「大王世宗」では、信念を曲げることのなかった王子、忠寧大君の時代から世宗として即位するまで、その後、訓民正音(ハングル)を完成させるまでが描かれました。
個人的にはキム・サンギョンとハン・ソッキュが演じた世宗(セジョン)のイメージが一番好きで、キム・サンギュンは時代劇も現代劇も、どちらも似合う演技派俳優の一人。このドラマでは王の役ではないですが、やはり存在感ある演技がすごく良いです。キム・サンギョンの目を通してみる、イ・ホンとハソンのそれぞれの姿が、今後どのように変わっていくのか、楽しみです。
果たして偽物を本物のふりをするだけから、王に変わってハソンが新たな王になることは可能なのでしょうか。復讐のため、王のふりをしばらくするつもりだったハソンが、字を覚え、政治に目覚めていく姿が描かれることになりますが、結局、王妃と恋に落ちたことが思わぬ結果を招きそうで、悲しい結末にならないことを願いたいです。
新たな人物、チュ・ホゴル(イ・ギュハン)の登場で、1608年に施行された税制の一つ、「大同法」の話が登場するようで、このドラマのモデルになった王、光海君(クァンヘグン)の政治的な活躍も描かれることになりそうです。ロマンス中心の時代劇が苦手な方でも楽しめる流れで、今後ハソンとイ・ギュの活躍が期待できそう!
王イ・ホンの最も近くにいる敵の大妃が、キム上宮と手を組むことになるようですが、王妃ソウンが再び狙われてしまう展開の始まることになるのでしょうか。その度に、王妃を助けるのはハソン?王妃の告白を聞いたハソンの反応が最も気になる中、第6話の予告編では王イ・ホンが王宮に戻るようで、ハラハラする展開が予想されます。
6話視聴率 7.592%
quetalsurinoさんより |
第6話 あらすじ
偽物の王ハソン(ヨ・ジング)の姿に、以前の明るかった頃のイ・ホン(ヨ・ジング)の姿をかさねた王妃ユン・ソウン(イ・セヨン)は、眠っているハソンに気持ちを伝える。。。その後、目を覚ました王と目が合うと恥ずかしさのあまり、動揺してしまう王妃、ソウン。
一方、ソウンの告白を聞いてしまったハソンは、告白の相手が自分ではなく、王イ・ホン(ヨ・ジング)だと思うと、嫉妬心から心が苦しくなる。一方、チュ・ホゴル(イ・ギュハン)を襲ったのは、シン・チスの息子、シン・イギョムでした。
数日間姿を見せない都承旨イ・ギュ(キム・サンギョン)を心配するハソン。しかし、イ・ギュは死んだはずのチュ・ホゴル(イ・ギュハン)と共に現れ、地方官僚たちの横領の証拠を手にしたことを知らせ告発します。イ・ギュの合図に字が読めないにも拘わらず、ハソンは渡された証拠を確認したふりをし・・・その後、チェ・ホゴルの告発が続きます。シン・チスの息子、シン・イギョムの息子に命を奪われそうになったことを告げる。
イ・ギュとチェ・ホゴルの調査を中断させるはずが、逆にシン・チスと息子イギョムが、大恥をかいてしまうこととなり、王が新たな税制を始めると知ったチェ・ホゴルは、ハソンとイ・ギュに協力することになります。
イ・ギュが体調不良でお休みの間、王妃ソウンも体調を崩してしまい、彼女を心配しながらも、何もできないハソン。王宮の外で安静することを勧められたソウンは、しばらく王宮の外で過ごすことに。しばらく離れ離れになってしまったハソンとソウン。しかし、王が気になったソウンは、3日後、王宮に戻る決心し、王宮に向かいます。
その頃、妹ダルレが気になったハソンは、王宮を抜け出し街に向かいます。王宮への道、エヨンと共に寄り道したソウンが偶然、ハソンと鉢合わせに。お互い驚きながらも嬉しそうな表情を浮かべ、久々の王宮の外での時間を楽しむことに。しかし、街で開かれている劇を観たソウンは、その内容に強い衝撃を受けます。「王妃とソンファダン」の話を芝居にした内容で、登場する王妃の姿は、噂されている通りの悪女の姿!
困ったハソンは、ソウンの手を取ると、その場から走り出します。離れた静かな場所・・・兄を呼ぶ妹ダルレの声が聞こえ、振り向くハソン。遠くからハソンを呼ぶダルレの側には王イ・ホンの姿が。王イ・ホンもハソンの姿を確認し、側にいるのが王妃ソウンだと気づくと、表情が険しくなる。。。
第6話 感想
拘束されていた本物の王イ・ホンが姿を消したと思ったら、ハソンの妹ダルレがイ・ホンを兄だと思って逃がしたのでしょうか。
王イ・ホンと傷ついたハソンの妹が同じお寺に滞在していることはこれまで何度が登場しましたが、こんな形でイ・ホンが王宮に戻ってくるとは思っていなかったので、ちょっとイ・ホンの登場が早すぎる気もするけど、同じ顔をした二人の男性に恋した王妃ソウンとの関係は一層盛り上がりそうで面白くなってきました。
ハソンの隣にいるのがソウンだと気づいた時のイ・ホンの表情がすごく怖い!ヨ・ジングが演じる一人二役は、同じ人が演じているとは思えないほど、完璧に違う表情を見せてくれました。アップされるアングルの違いで、ハソンなのかイ・ホンなのかが一目でわかるところがすごい!
王妃ソウンが体調不良になったのは、大妃からすすめられたお茶を飲んだことが原因だと思いますが、毒薬が入っていたのか、それとも王妃ソウンと王イ・ホンの間に世継ぎができなくするための薬だったのか、今後、王妃ソウンに危険が迫りそうです。
シン・チスと息子シン・イギョムに見事な一撃を加えたイ・ギュでしたが、ハソンには体調不良と伝えていますが、本当は襲われ傷を負ってしまいました。背後にはシン・チスがいるのでしょうが、イ・ギュを静かに看病するのはウンシム(チョン・ヘヨン)。
ウンシムを演じるチョン・ヘヨンは2018年に放送された「別れが去った」では、妻子のいる同僚と長年愛人関係にある女性を演じていますが、「イタズラなKiss」では明るい母役まで幅広い演技を披露。時代劇から時代劇まで様々なキャラクターを演じています。個人的に好きだった作品は、「九家の書~千年に一度の恋~」でした。このドラマではイ・ギュとは友達以上恋人未満の関係のようで、正義感の強いイメージで、イ・ギュの良き理解者となるようですね。
本物の王イ・ホンが王宮に戻ることになるようですが、王妃ソウンは果たしてハソンとイ・ホンの違いに気づくことになるのでしょうか!!
王になった男(韓国ドラマ) 視聴率 あらすじ キャスト 感想 相関図 |