王になった男 왕이 된 남자 全16話 2019年放送 tvN 朝鮮時代
第1話視聴率 5.709%
daisySSさんより |
第1話 あらすじ
険悪な仲だった世子(セジャ)、イ・ホン(ヨ・ジング)の前に、引きを引き取る寸前まで、残されることになる別の息子、ギョンイン大君の安否を心配する先王・・・
即位したイ・ホンは、シン・チスと手を組み、邪魔になる勢力を消し、幼い弟まで手をかけます。同じ頃、イ・ホンと瓜二つの顔立ちを持つ広大(旅回りの芸人、道化師)のハソンは劇を披露するもお代をもらえず。一か八かの人生しかいきれない広大人生と、ハソンは仲間を連れハニャンを目指します。
政治的に邪魔となる勢力を排除すれば、不安のない平和な日々を送られると信じていたイ・ホンは、王になってからも悪夢、罪悪感、恐怖感から、心身共に休まることはなく、ある夜、刺客に命を狙われる。
都承旨イ・ギュ(キム・サンギョン)の助言通り、ユ・ホジュンの娘でユン・ソウン(イ・セヨン)を王妃として迎え入れたイ・ホン。しかし、ユン・ソウンは王宮での生活に不安を感じながらも、父の言葉を信じ、イ・ホンが真の王として目覚めるまで、温かく見守り、待ち続けます。
シン・チスは姪で、イ・ホンの側室のソンファダン(ソ・ユナ)は、一家の権力を維持するため、妊娠・息子を出産するため、お守りまで準備する姿に、イ・ホンは正室が産んだ息子のみ、世継ぎにするとの言葉をソンファダンに残し、王妃ユン・セウンの宮殿に向かいます。ソンファダンとは対照的なセウンの姿に・・・イ・ホン(ヨ・ジング)がキスしようと近づくと、セウンは顔を背けてしまい、傷ついたイ・ホンはそのまま部屋を出てしまいます。
キム上宮(ミン・ジア)から、世継ぎとなる王子は、必ず王妃が産んだ息子と聞かされたシン・チスは、ユン・セウンを王妃から追い出し、新たな王妃を迎え入れる計画を進める中、イ・ギュ(キム・サンギョン)とユ・ホジュンは、王を狙った刺客の一人から、背後にシン・チスがいることの自白を受けると、左議政に座から排除するチャンスを手にします。
しかし、翌日、シン・チスに買収された刺客が証言を自白の内容を変え、「命令されたのは府院君です」と自白したことから、セウンの父、ユン・ホジュンが囚われてしまいます。王の命を狙ったのは、兄と父を亡くしたことから、イ・ホンに恨みを持つ王族の一人、ジンピョン君でした。
ユン・ホジュンが囚われてしまったことに虚しい都承旨イ・ギュ(キム・サンギョン)は、偶然、ハソン(ヨ・ジング)と仲間たちが披露する劇を目にすると、王妃ソウンとソンファダン(ソ・ユナ)の話を風刺した内容に、思わずハソンのかぶったお面を外してしまいます。その後、ハソンの顔を確認したイ・ギュは、ハソンをそのまま捕まえ。至急、解決方法を見つけたと王に告げます。
密かに王宮に連れて行かれたハソン(ヨ・ジング)。イ・ホン(ヨ・ジング)は自分に瓜二つのハソンの顔を確認すると、大きく笑う。。。
第1話 感想
本物の王イ・ホンと、影武者となる瓜二つのハソンとの初対面するシーンは、とてもインパクトの強いものでした!
イ・ビョンホンが出演し、大ヒットした映画をリメイクしたからでしょうか、イ・ホンを演じるヨ・ジングの演技がすごしオーバー?と感じてしまいました。でも、第1話の展開はとてもはやく、ヨ・ジング=時代劇の主役のイメージのままで、今後ドラマに夢中になりそうな予感がします。
映画では、王と瓜二つのハソンが、王の影武者になる話で、ハソンが王として振る舞っているうちに、政治の在り方や王宮での生活に疑問を持ち始め、徐々にハソンの考えが反映された発言や行動を見せるようになる。激しく揺れ動いた朝鮮中期に実在した王、光海のストーリーをフィクション交えて描いた作品で、カリスマのある演技を見せるイ・ビョンホンが演じる一人二役が、すごく良かった記憶がある作品。
ドラマでも瓜二つのハソンがイ・ホンの影武者として王宮に入ることになりますが、王妃ユン・ソウン(イ・セヨン)とのロマンスも描かれ、映画とは違う魅力が楽しめるようで、正直、原作の映画と比較する必要が全くないと、第1話を観て感じました。
ちまたで噂されている王妃ユン・ソウン(イ・セヨン)とソンファダンの話を劇にしたハソンと仲間たちですが、噂とは違いソウンが側室のソンファダンに嫉妬して意地悪をしているのではなく、全くその反対。ヒロイン役を演じるイ・セヨンは、ドラマ「月桂樹洋服店の紳士たち」では相手役のヒョヌが演じるカン・テヤンと「アチュー(Ah Choo)カップル」として注目を浴び、今どきの女子を演じましたが、このドラマでは子役出身の女優だけに、時代劇に合うイメージに大変身。ヨ・ジングとも相性も良さそうで、二人のロマンスにも注目が高まります。
第15代王、光海君は暴君として廃位された王の一人ですが、近年、歴史的に見直されている王の一人で、ドラマでは理性を失っていく王イ・ホンと、影武者として王を演じることになったハソンの関係が複雑で面白く描かれることを期待します。
【豆知識】チャン・ヒョクが先王役で特別出演しています。
第2話視聴率 6.559%
daisySSさんより |
第2話 あらすじ
王イ・ホン(ヨ・ジング)は、都承旨イ・ギュ(キム・サンギョン)が見つけてきた自分に瓜二つのハソンを王に見立てると、急いで王宮を出て、イ・ホンは田舎に身を隠します。ハソンは王の影武者となることを断りますが、イ・ギュから多額の代金を約束されると、王イ・ホンのふりをすることを受け入れ、王宮での生活をスタートさせます。
イ・ギュと共にハソンが王のふりをすることを知るチョ内官(チャン・グァン)は、ハソンが偽物であることがバレないか、ハラハラする気持ちでハソンを見守ります。イ・ギュはハソンに特に注意を払うよう伝えたのは、王妃ユン・ソウン(イ・セヨン)との出会いを避けること。しかし、偶然の初対面で、ハソンは美しいソウンに一目ぼれします。
急いでイ・ホンが王宮を去ったことで、準備時間が少ない状態で王のふりをすることになったハソンは、シン・チスの申し出た内容を確認することなく、許してしまう。シン・チスが申し出た内容は、反乱を起こそうとした王妃の父、ユ・ホジュンを死刑にすること。。。
父の無実を信じる王妃ソウンは、父の処刑が決まったことを知らされると、荒れた様子で王(ハソン)の元を訪れ、自分の命を持って父の無罪を晴らそうと、銀粧刀(ウンジャンドという自害用の小さな刀)を取り出すと、王の前で自害しようとします。その様子に驚いたハソンは、必ずソウンの父を守ると約束する。イ・ギュは、ハソンの独断に悩み、王が身を隠しているお寺を訪れ、状況を報告。
しかし、ハソンが取った措置は、死刑ではなく、「絶島安置(重罪を犯した犯人を無人島などに島流し)」でした。
夜食を運ぶ宮女、ゲファンに親しみを感じ始めたハソンは、ゲファンの生い立ちを聞くと、彼女に同情し、運ばれた夜食をゲファンに譲ります。しかし、夜食の中には毒薬が入れられており、必死に彼女を助けようとするも、ゲファンは死んでしまう。命の危機を感じたハソンは、恐怖から王宮を逃げてしまいます。
妹が心配になり彼女の元を訪れたハソンは、シン・チスの息子、シン・イギョムに妹ダルレが強姦を受けたことを知り、ショックを受ける。しかし、身分の違いからハソンにできることがはく、妹の復讐のために、自ら王宮に戻る。。。一方、王宮に王が戻ったことを知らされたイ・ギュは、こわばった表情のハソンを本物のイ・ホンだと勘違いしたことに驚き、復讐を誓うハソンの強い意思を確認すると、考え込む。。。
第2話 感想
王宮から静かなお寺に身を隠し、平和な時間を過ごしているように見えた王のイ・ホンのダークな表情や言動は、王宮を出た後も変わらない状況で、たばこを吸う様子が描かれましたが、これはただのタバコではなく、結局イ・ホンを破滅の道へと導く原因となりそうですね。
反乱を犯したとして処罰されることになったソウンの父は、約束通り、命は助かりました。まさか、ハソンの口から、絶島安置にするとの発言があった時には、イ・ギュもチョ内官もどこから政治的な知識をハソンが得たのか驚き、疑問を抱いている様子。でも、一目ぼれしたソウンとの約束を守ったハソンの姿に、ソウンも心を開いたようで、ハソンとソウンとのロマンスが始まることになるのでしょうか。
温かいハソンに心を開き始めたソウンは、宮女ゲファンの死後、動揺するハソンに温かく寄り添う。しかし、ハソンが王イ・ホンじゃないとまだ気づかないソウンは、ハソンの急変した姿に動揺し、結局は心を傷つけてしまうことになりました。
命の危険を感じ、王宮から逃げたハソンが、身分が低いことを理由に、傷つけられた妹の復讐をするため王宮に自ら戻り、影武者となる。戻ったハソンを本物のイ・ギュと勘違いするほど、全くイ・ホンそのものの姿。怒りを露わにするハソンの姿とイ・ホンの姿がどこか重なったエンディングでした。
第2話までは、とっさに王のふりをすることになったハソンと、秘密がバレないことを祈りハラハラする気持ちでハソンを見守るイ・ギュとチョ内官とのコミカルな展開も描かれましたが、今後、どのように話が流れていくことになるのか、先が予想できず面白い展開になってきました。
これまで放送された時代劇を振りかえると、光海君が登場するドラマが意外にたくさんあることに気づきました。個人的に最も記憶に残るのが、古いドラマになりますが、2003年に放送された「王の女」。このドラマではチソンが光海君を演じています。比較的新しい作品としては2015年に放送された「華政」がありました。ちなみに光海君を演じているのはチャ・スンウォン。その他、意外にも面白かったのが、2013年放送された「火の女神ジョンイ」でした。インテリなイメージのイ・サンユンが演じた光海君が意外にもよかったです。
ハソンと王妃ソウンのロマンスにはやはり、期待が高まります!
ヨ・ジング(여 진구) イ・ホン役/ハソン役 (1人2役) |
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テバク(2016) ヨンジョ役 オレンジマーマレード(2015) ジョン・ジェミン役 太陽を抱く月(2012年)イ・フォンの少年時代 ペクドンス (2011年) 子役時代(ペクドンス役) 一枝梅(イルジメ)(2008年)イルジメの少年時代 幻の王女チャミョンゴ(2009年)ホドンの少年時代 名家(ミョンガ)(2010年)グクソンの少年時代 根の深い木(2011年)カン・チェユンの少年時代 淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)(2006年)キム・フムスンの少年時代 |
生年月日: 1997年 8月 13日 身長177cm 血液型O型 |
8歳でデビューして以来数々の映画やドラマに出演し、天才子役と呼ばれて人気を博した。時代劇ドラマも多数出演している。 |
王になった男 3話・4話 あらすじと感想 イ・セヨン ユ・ソウン役
王になった男(韓国ドラマ) 視聴率 あらすじ キャスト 感想 相関図 |
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